2019/04/27 - 2019/05/04
8049位(同エリア13051件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記616冊
- クチコミ149件
- Q&A回答23件
- 803,964アクセス
- フォロワー42人
2019年のGWは、令和天皇即位の恩恵で、大型連休となりました。
これは遠くまで周遊旅が出来るぞということで、中国地方のSLを巡って来ました。
三次(みよし)の宿を出発し、広島市内のSLを2輌見て来ました
1輌目は安芸区のD51。普通の公園なので楽でした。
ところが2輌目は府中(府中市ではありません)のイオンモールの駐車場。
GWの真っ只中、混みまくりのショッピンモールだなんてエラい場所にあったもんです。
午後は、呉に移動して「大和ミュージアム」へ。ところがここもGWで大渋滞!
駐車場もたいへんでしたが、ミュージアム自体も入場者でごった返していて、
何を見たのやら・・・
せっかく呉に来たのなら海上自衛隊の施設なども見たかったのですが、
まったく近寄ることも出来ずに退散しました。
GWになんて行くもんじゃないですね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
広島県三次(みよし)市の宿の駐車場で、撮りました。
植木に張った蜘蛛の巣に、雨粒がついているんです。
朝から澄み切った気分で出発できます。 -
広島市内に向かう途上、沿線の民家は赤茶色の瓦屋根が続きます。
赤い瓦は、山陰地方に広く使われている、
島根県石見(いわみ)地方の石州瓦(せきしゅうがわら)です。
焼成温度が1200℃以上と高いため、凍害に強いのが特徴です。
この瓦については本家である石見を訪れた旅行記でも触れています。
「石見銀山と古民家を改装した「群言堂」。
日本の生活文化を次世代に伝えるブランドです」
を参照してください。 -
水田の脇の斜面がずっと先まで芝桜で覆われていました。
-
広島県広島市安芸区上瀬野町にある瀬野川公園です。
「安芸(あき)」というと「安芸の宮島」を連想するので、
広島市の西側にあるのかと思ったら、東側なんですね。
「安芸(芸州)」は広島県の旧国名でもあります。 -
瀬野川公園は、野球場もある広い公園です。
その一角にポツンとSLは置かれています。 -
先程のポスターに「蒸気機関車搭乗体験」とあったので、
想像がつくように、柵の中は立ち入り禁止です。 -
D51720です。山陽側はD51が多いです。
-
1894(明治27)年山陽本線が三原から広島まで線路が繋がった時、
瀬野に蒸気機関車の基地が作られました。
1943(昭和18)年7月27日 日立製作所笠戸工場(下松市)製造
1943(昭和18)年8月 小郡機関区
1944(昭和19)年8月 福井機関区
1962(昭和37)年6月 長野機関区
1966(昭和41)年10月 津和野機関区
1973(昭和48)年9月 長野機関区
1975(昭和50)年2月15日 廃車
はじめは、瀬野川公園入口の国道2号線沿いに置かれていましたが、
瀬野川公園が出来た時に公園の中に移されました。 -
動輪の接地面だけを白色で塗ると言うのは斬新かも。
-
滑り棒(かな?)を、黒い部品の向こう側なのに、
ちゃんと端から端まで白く塗っているのが職人技。 -
このこってりとした厚塗り。
決して錆させまいぞという執念が感じられます。
個体番号好きにとっては、ちょっと悲しい厚さです。 -
なんだかいい所に山がありますね。
-
プレート類がとても立派です。
タブレットを引っかけるフックも健在ですね。 -
運転席。色分けがしっかりされていて、部品も結構残っているようです。
本当によく管理されていますね。 -
後ろ姿もビシッと決まっています。
これで中に入れたら、もっと気合が入るんだけど・・・ -
尾灯に網が被せられています。割られないようになのかな?
-
管理されているからこその美しい車体なんですが、手が届かない存在。
-
手作りのプレートがあります。「H16-2 CF2修?」なんだろう?
-
足元の草に、雨粒がついていました。
-
この雨粒は特定の草にしかついていないんです。
生憎の小雨模様ですが、お陰で素敵なものを見られました。 -
広島市内を走行中、「さすがは広島!」と
感心させられる家を見掛けました。
GW中なので、鯉のぼりはジャストタイミングですが、
ひょっとして通年飾っているのかな? -
さて、問題のイオンモールのSLです。
左側に県道84号線があり、駐車場に入る車はSLの後ろを
左から右へと入って来ます。
右側に「イオンモール広島府中」(広島県安芸郡府中町大須)が
あります。 -
平面駐車場に車を停められれば、楽に撮影が出来るのですが、
GWの混雑で駐車する車はどんどん立体駐車場に誘導されてしまいます。
SLを横目で見ながら、建物の中に入らざるを得ませんでした。
イオンモールは大きいので駐車した場所からここまで来るのもたいへん。
やれやれ。 -
C11189。
D51ばかりだったので、ちょっと小振りなSLです。 -
SLに興味のない人が書いたのか、C11についての説明しか
書いてありません。
それよりも目立つ「AEON MALL」の文字。他にはないよね。
なぜ、イオンがSLを保管することになったのかなあ??? -
塗装はしっかりと施されています。広島機関区のプレートもバッチリ。
-
タンク部分も整備は完璧。
置くからにはみっともない状態では置きませんね。 -
こちら側は、イオンモールから見える側。
広島機関区のプレートはありません。
運転席には窓ガラス。中に雨が入るから設置してあるのでしょう。 -
足回り。ま、こんなもんでしょう。
-
C11189。1940年川崎車両製造。1975年廃車。
旧三段峡駅の脇に保存されていましたが、
廃線後の2003年に当地へ移設。
その後、イオンモールがオープンしました。
SLが先にここにいたんですね。 -
イオンモールのSLは、山陽新幹線から見えるかも。
大阪方面からだと右側で、広島駅到着のちょっと前です。 -
広島県福山市と広島カープが提携したご当地ナンバープレートを発見。
2018(平成30)年10月から希望者に交付されています。
フルカラーと白黒があり、カラーは寄付金1,000円が必要です。
でもやっぱり付けるならカラーだよね。
広島市は原付バイクのナンバープレートにサンフレッチェとカープの
絵の入ったものを交付しています。
広島市民は、カープナンバーの車のプレート、欲しくないのかなあ。 -
広島市から呉市に移動しました。
距離は大したことはないのですが、渋滞がひどい。
写真の右端も車が連なっています。
これはほとんどが駐車場渋滞なんです。
しかも、道路が動かなくなってしまったために、
駐車場から出る車も出られず、車が出ないから、当然入れないという、
信じられない現象が起こっています。
町の大きさ以上の車が集中しちゃったんですね。 -
大和ミュージアムです。左のペデストリアンデッキを渡って行きます。
呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 美術館・博物館
-
大和ミュージアムのお向かいに「てつのくじら館」があります。
海上自衛隊の史料館です。
潜水艦そのものがでんとあるのが目を引きます。海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) 美術館・博物館
-
隣には、海上自衛隊 呉基地があります。
-
建造中の客船が正面に見えます。いや~、大きい!
-
軍港クルーズの船が客船の舳先にいます。
海面近くから見ると、尚一層大きく見えるでしょうね。 -
大和ミュージアムは「海底に眠る軍艦」という企画展をやっていました。
2019年4月24日~2020年1月26日です。別料金です。 -
館内にはスマホアプリを利用したAR「拡張現実」の
サービスがあります。
初めて見たので、アプリをダウンロードしたものの、
結局は使えずに終わりました。
あまりに混んでいて、どこで何が出来るのかもわからず、
いえ、言い訳はよしましょう。 -
企画展示室です。海底から引き揚げたものを展示していました。
「46cm主砲火薬缶と蓋」 -
「海底の戦艦大和」
2016(平成28)年に実施した呉市潜水調査を基に作成した模型。
沈没した地点を中心に東西約450m、南北約400mの範囲を調査。
船体は大きく3つに分かれ、電波探信機のアンテナ等の装備品が
広範囲に散乱していました。 -
狭い展示室に人が充満しているので、
満足に全体を見ることも出来ません。 -
タイトルは「日本・九州南西沖の第二艦隊と戦艦大和」です。
-
船窓の枠?説明を見損ねました。
-
奥は「バルブ」です。一つ一つの引揚品に
「手を触れないでください」の札が付いています。 -
「空中線付き碍子(がいし)」
-
「消火器」
-
「測距儀(そっきょぎ)」
測距儀とは、目標までの距離を計測するための光学機器です。
「大和」には15m測距儀4基のほか、8m測距儀等が搭載されました。
引揚品の測距儀は、1.5m測距儀と推定されます。
引き揚げた測距儀の内部には、反射鏡やプリズムと思われるものが
残っていました。
背後の壁に、海底での写真が併せて掲示されています。 -
「探照灯架台の一部」
-
呉市による戦艦「大和」の潜水調査
-
大和の設計図
-
沈没した地点を示した地図。
鹿児島の少し下に「大和」の文字も見えます。
「20-4-7-1417」昭和20年4月7日かな?
14:17でしょうね。
最後のマークはわからないけれど、他に「機雷」の文字が見えることから沈没の原因かと思われます。
戦争に関しては全然わからないので、間違っている可能性は大です。
ご勘弁を。 -
ソロモン諸島の沈没地図
-
ラバウルだけは「さらばラバウルよ~」というイントロだけ知ってます。
太平洋の島々は、この戦争によってだけ名前を知られていますね。
それにしても、日本軍がどれだけ戦地を拡大させていたかが、
よくわかります。
日本はどれだけ、迷惑をかけて来たんでしょうね。 -
「ビルマの竪琴」という映画を、
昔は終戦記念日辺りに放送したものですが、
平成に入ってからは見なくなりました。
白黒映画の時は、あまり映像がよくわからなかったのですが、
中井貴一主演のリメイク版では綺麗な映像でやっと内容がわかりました。
今夏、シベリア抑留者の遺骨を収集して来たら、
日本人の遺骨ではなかったということが発覚しました。
ずっと前から分かっていたのに国は隠していた訳です。
いったい日本は戦争のことをどれだけ隠しているんでしょうね。 -
手書きではない地図もありました。
「英霊を悼む」のもいいですが、日本がどこで何をし、
それをどう償ったのか。
ちゃんと国民に正直に知らしめてもらいたいと思います。
ドイツはアウシュビッツ(ポーランドにあります)をはじめとする
ユダヤ人収容所であったことをきちんと公表して謝罪しています。
「従軍慰安婦」なんて存在を今頃知らされてびっくりです。
「徴用工」の話は、長崎の軍艦島で初めて聞きました。
日本は「原爆」については毎年大きく取り上げますが、
日本がして来たことについては頬かむりです。
平成天皇陛下がご訪問されなければ、ペリリュー島なんて
知りませんでした。 -
太平洋戦争のはじまり(1)
-
太平洋戦争のはじまり(2)
-
戦局の展開 ミッドウェー海戦(1)
-
戦局の展開 ミッドウェー海戦(2)
他に「マリアナ沖海戦」「レイテ沖海戦」のパネルがありました。 -
戦艦「武蔵」の建造(1)
大和型戦艦の二番艦「武蔵」 -
なんの図面だか皆目見当もつかないのですが・・・
企画展の室内は基本的には撮影は可能なのですが、
展示品によっては撮影禁止のものがありました。
しかし、展示品の片隅に小さなプレートがあるだけなので、
あの大混雑の中で、それを見つけるのは至難の業。
もしかするとこの中にも撮影禁止だったものがあるかもしれません。
さすがにもう、しんどくなったので企画展室からは出ます。 -
一番の見世物がこの戦艦大和の10分の1の模型です。
-
舳先に菊の御紋。
-
なぜ戦艦大和だけがこんなにも有名なんでしょうね。
「宇宙戦艦ヤマト」の影響だけではないでしょう?
もっと以前から知られていたものね。
ほとんどそっくりの「武蔵」じゃなく、「大和」だった理由は?
せっかく「大和ミュージアム」ならそういうところを説明して欲しいな。 -
大和の模型には、ところどころに人形がいます。
日光の「東武ワールドスクウェア」で、
寅さんや、マリリンモンローを探すようなものですね。
旅行記「日光散策と東武ワールドスクウェアのイルミネーション」で
紹介しています。 -
戦艦の乗組員にはちょっと見えないよ。
-
艦載機の脇にも一人。
-
この模型は、様々な角度・高さから見ることが出来るのがいいですね。
-
ヤーロー式ボイラーの立体模型
-
戦艦「金剛」に搭載されたヤーロー式ボイラー
-
竣工時の巡洋戦艦「金剛」。当時の戦艦も蒸気機関なんですね。
蒸気機関車を見て回っているのに、蒸気船には思いが至らなかったなあ。
そういえば、黒煙を吐いているね。 -
日本一の工廠「呉」
-
東郷平八郎の鉄瓶。
蛇足ですが、原宿のすぐ隣に東郷平八郎を祀った東郷神社があります。 -
戦艦「金剛」の100分の1の模型。
-
「大和」の概要
-
装備の変遷
-
「大和」に使われた技術
-
「大和」からの引揚品
-
電気スタンドがなかなかアンティークで素敵。
-
何故か「大和」だけは鹿児島県で沈没したことが
一般的に知られています。
「宇宙戦艦ヤマト」では「坊ノ岬沖」だったけど。
確かに鹿児島県南さつま市坊津町坊に坊ノ岬という場所があります。 -
艦載機などの模型の周りを回りながら降りて行きます。
翼の付け根の赤い枠線の中に「ノルナ」と書かれています。
その文字の左上には黒字で「足踏」と書かれています。 -
常設展示の見学を切り上げて、再び巨大模型にやって来ました。
先程とは反対側なので、逆光だった艦載機が良く見えます。 -
こちら側にも人形が置かれています。もう少し動きが欲しいなあ。
出来れば、戦闘時の配置なんかにしてくれると、
もっと臨場感があるのに。 -
艦橋の上にも兵隊さんがいます。
-
「大和ミュージアム」は、名前に惹かれて訪れる人が多いのでしょうが、あまり「大和」自体に肉薄した展示がなく、一般的によく知られている
ものばかりという気がします。
「大和」でなくても同じじゃない?といった内容でした。
これなら、神奈川県横須賀市に係留されている戦艦三笠の方が、
実物だけにすごく臨場感があります。
「三笠」では、砲手たちが船腹の砲台の中でハンモックで
寝泊まりしていたなど、興味深いものが見られました。
「大和」で兵隊たちはどのように過ごしていたのか、
臨戦態勢になるとどうなったのか、生活はどのようだったのか。
例えば、負傷した時どのような治療が受けられたのか、
または受けられなかったのか。
泥臭いこと、きな臭いことが全然なくて、
本当に綺麗な博物館なんだなと思いました。 -
太平洋戦争時代の船がどんなものだったかを知りたければ、
神奈川県横浜市の山下公園に係留されている「氷川丸」もお勧めです。
戦艦ではないけれど、戦時中は病院船として使用されていました。
現代のクルーズ船などとは比べようもないほど無骨ですが、
本来は貨客船なので、客室などにあしらわれた装飾が
なんとも優美で味わい深いです。
明日は、広島から山口県に入ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019年山陽・山陰のSL
-
前の旅行記
岡山(倉敷・総社)・広島県(府中・尾道・ 三次)のSL5輌
2019/04/27~
岡山
-
次の旅行記
山口県(岩国・柳井・下松)のSLと 周防大島、そして岩国基地の戦闘機
2019/04/27~
山口
-
岡山(倉敷・総社)・広島県(府中・尾道・ 三次)のSL5輌
2019/04/27~
岡山
-
広島市のSL2輌と「大和ミュージアム」
2019/04/27~
広島
-
山口県(岩国・柳井・下松)のSLと 周防大島、そして岩国基地の戦闘機
2019/04/27~
山口
-
山口(周南)と島根(益田・浜田)のSLと、令和元年初日の「SLやまぐち号」
2019/04/27~
益田・津和野
-
島根県(出雲・雲南・松江)のSLと旧大社駅
2019/04/27~
島根
-
島根(安来)と鳥取(米子・倉吉)のSL3輌
2019/04/27~
鳥取
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2019年山陽・山陰のSL
0
88