2018/10/22 - 2018/11/03
2052位(同エリア4267件中)
緑子さん
プラハの街は
想像以上に広かった
とても歩いて回れる距離ではない
トラムはこれまで訪れたどの街よりも
ラインが多く複雑に交錯している
目的地へ到達するためには
乗り換えが必要で
路線図を理解する必要があった
事前にネットで見つけて印刷していった路線図が
ひどくわかりにくかった
私は「地図が読める女」のはずでは?
実はその路線図
路線番号を省略してあったので
つじつまが合わなかったのだ
メトロの駅で手に入れた
正しい地図を見て霧が晴れた!
さらに
海外ではもっぱらバスかトラム派だったのだが
ここプラハではメトロのほうが簡単で速いと知った
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「ちょい住みプラハ」に憧れて
-
選んだのはプラハの西
ヴルタヴァ川の左岸にある
アパートメントタイプの宿 -
北欧インテリアで統一されていて
予約サイトで写真を一目見て気に入った -
台所は
冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、トースター
食洗器、鍋、フライパン、食器、洗剤
調味料以外は全てそろっている -
エスプレッソメーカーには
ポッドも用意されていて
到着当日からコーヒーが飲めた -
バスタブ付きシャワーと
(石鹸、シャンプーあり)
ドライヤーも完備 -
今ではほとんどの宿に常備されている
タオルヒーターは便利
雨で湿った帽子や手袋を乾かした -
洗濯機と
(もちろん洗剤も)
掃除機
また
クローゼットは住居仕様
いつもは上着やシャツくらいしか掛けないが
下着も靴下もすべてしまって
「ちょい住み」気分を味わった -
ベランダに設えられた
小さなサンルーム -
ノートPCも用意してあり
至れり尽くせりとはこのこと -
しかし、この宿
寒さと疲れで弱っている私にとって
致命的な欠点があった
サイトでは
駅まで0.7kmとうたっているが
実際は1kmある -
それだけなら大した差ではないが
実は
駅から宿に向かって
ずっと坂道になっている
買い物の帰り
着替えに戻りたいとき
忘れ物をしたとき
じわじわと
ボディブローのように効いてきた -
アパートメントスタイルの宿は
周囲に飲食店もなく
自動的に朝食は自炊となる -
宿に唯一
常備されていない調味料は
個々に用意するとコスト高なので
ステーキ用のシーズニングを用意
これが思いのほか重宝した
右はサラダ用のドレッシング -
ある日の朝食
ハム、キノコ、ポテトのソテーとほうれん草のサラダ -
別の日
ハムとチーズで簡単に -
出かけない夜は
トマトソースを作り -
パスタにかけて
チェコ・ビールとともに -
残ったトマトソースを利用して
ポテト・オムレツ -
最終日の朝食は
冷蔵庫の整理のため
あるだけの食材を使っている -
もう一つ重要なアイテム
宿で飲むワインのために
とあるワインショップを訪ねた
(外にいるのは試飲している客たち
夕方になるともっと多くなる) -
「日本から来た?
テレビ見たでしょ」
陽気なご主人はテレビで見たまま -
「ちょい住みプラハ」の影響で
多くの日本人がここを訪れているらしい -
見よこの
日本では考えられない試飲の量
この時まだ午前中
もちろん赤ワインも試した -
7泊とは言え
とても赤白2本は飲めない
このように好きな量を
プラボトルで売ってくれるシステムはありがたい
しかも安かった、、、と思う
(レシートをなくして値段不明) -
ここまで揃った自炊生活だったが
正直いうと
自炊はあまり楽しくなかった
長年、主婦である私は
家事から解放されることが旅行の良さの一つなのだ
せめて周囲に飲食店がある場所にすればよかったと反省した -
動物園に行った日
駅前に市場がたっていた -
食の市らしい
-
おいしそうな肉料理が並ぶ
-
しかし
あんなに食欲をそそった
肉の煮込みも
結局はお祭りの屋台の味だった
残念 -
肉と言えば
観光初日に郵便局を探していたとき
すぐ近くに「KANTYNA」にあることを知り
迷わず入店 -
ここでタルタルステーキを食べるのが
旅の目的の一つだった -
しかし
奥のショーケースには
タルタルの姿がない
「タルタルある?」と聞くと
親切なスタッフがシステムを教えてくれた -
まず入口で白紙のオーダー票を受け取り
中で注文の都度、記入してもらうシステム
この日は
タルタルとハッシュポテトとビールを注文 -
タルタル(200g)は
当初ものすごい量に思えたが完食 -
ビール(特にピルスナー)も美味しかった
日本では飲み干せないのだが
ここでは全部飲めた
トータルなんと約1400円
タルタルの値段だけで900円弱という安さ
近かったら毎日通ったのに -
訪問2回目の時は
ローストビーフを試したが
これはハズレ
ビールは相変わらず美味しかった
ほろ酔い気分でカード払いをして
後でレシートを確認すると
ローストビーフはタルタルの倍以上していたことが判明
それが正規の値段なのか
店員の間違いなのか
確認するには遅すぎた -
こちらは
KANTYNAと人気を二分する
MASO -
店内は狭く
立ち食い形式のため
テイクアウトにした -
MASOのタルタルは脂身多めで甘い
こちらの方が日本人には馴染み深いかも
私は洗礼を受けた赤身中心のKANTYNAが好みかな -
テイクアウトといえば
日本も見習いたい
この簡易包装 -
近くのケーキ屋の
チョコケーキである
ちゃんとしたケーキ屋なのに
みなこの包装で持ち帰っていた -
話は前後するが
最初のKANTYNAで
タルタルを感動しながら堪能していると
隣にいたチェコ人夫婦の奥さんの方が
ニンニクをスライスしている私を見て
たまりかねて食べ方を教えてくれた
パンに擦り込むのよ、と
確かに香りがたちおいしかった -
この夫婦
奥さんは知的でオシャレ
旦那さんも感じよくて
翌日のチェコ建国100年のイベントのこととか教えてくれて
楽しく盛り上がり
最後に握手して別れた
実は100年祭のことなど知らずに来ていた -
肉屋を出たあと
名物のクリームロールを食べながら -
100年祭で盛り上がる街を
思いつくまま
さまよった -
ところで
今回はなるべくオシャレに気を使おうと思い
とあるサイトを参考に服を用意していった
その中に
「オトナの女性が
旅行の時
スニーカーは野暮
パンプスを履きなさい」
というアドバイスがあったが
どこを見ても
パンプスで歩いている旅行者はいなかった -
プラハの街は想像以上に広く
最初トラムの乗り方には苦労したが
正しい路線図を手に入れてから
迷うことはなかった -
そしてここは
街全体が歴史的建造物で美しいのだが
ほっとする公園や路地などの余白が少なかった
どこに行っても人々の生活が見えず
観光客で溢れていた -
「ちょい住みプラハ」の9日間
100年祭の花火を見損ない
観光では不完全燃焼だったが
食は満喫したように思う
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