10日間のゴールデンウィークを前後に延長して、12泊13日でローマ→フィレンツェ→ミラノを巡った旅の記録です。<br /><br />その1【ヴァチカン美術館編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11484205<br />その2【サン・ピエトロ大聖堂編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11484906<br />その３【コロッセオ編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11485363<br />その４【フィレンツェでドゥオモに登る編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11485870<br />その５【ウッフィッツィ美術館編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11487333<br />その６【ピッティ宮・アカデミア美術館編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11487345<br />その７【フィレンツェ: 小さな名店巡り編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11487348<br />その８【ミラノ: スカラ座の夜編】<br />https://4travel.jp/travelogue/11489804

12泊13日ローマ→フィレンツェ→ミラノの旅その５【ウッフィッツィ美術館編】

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2019/04/25 - 2019/05/08

1479位(同エリア3770件中)

エリア

フィレンツェ(イタリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道飛行機

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: ブッキングドットコム

おはようございます。フィレンツェ2日目の朝。

近所においしいパン屋さん(というかケーキ屋さん？)を見つけて、毎日帰り道に、翌朝の朝ごはん用に甘いパンを1つずつ買ってきています(^-^)
今日は午後2時にウッフィッツィ美術館を予約をしているので、午前中は美術館の近くのサンタクローチェ教会に行くことにしました。

ちょっと街のはずれにあって(といっても、ドゥオモから500mくらいです。)、あまり混雑していないのでのんびり見学できますし、なんだかとても落ち着く気持ちのよい教会でした。
この教会には、ガリレオ・ガリレイのお墓や、
ミケランジェロのお墓があります。

教会の身廊の両脇にあるのは何なんだろう？-？と思っていましたが、それはお墓だったりするのですね。知りませんでした。
イタリアの教会にはちょっと珍しい、立派なステンドグラスがあったりもします。
ダンテのお墓らしきものもあるのですが、これは、単なるモニュメントで、棺は空っぽだそうです。

棺の上には見覚えのあるダンテさんが座っています。
フィレンツェの教会は、見学料が有料なのが基本なのですが、このサンタクローチェ教会、いろいろと見学者への優しさが感じられました。

たとえば、教会の上の方にあってよく見えないステンドグラスを一部部外して展示してあったり。
有料(€1)でしたが、こんなわかりやすい写真入りの見取り図もありました。
ブルネルスキが設計した礼拝堂の美しい天井。
修道院の中庭が、これまたとても気持ちよい～
表からはよく見えない鐘楼が中庭から見えます。
さて、予定より少し遅れて午後1時をちょっと回ってしまいましたので、サンタクローチェ広場で急いでお昼ごはん。

ペスカトーレが食べたくなってしまったので、フィレンツェ、海からは遠いですが魚介のパスタ。
ウッフィッツィ美術館は、こちら↓公式ウェブサイトから事前に予約していきました。
http://www.b-ticket.com/b-ticket/uffizi/

アカデミア美術館やピッティ宮、メディチ家礼拝堂などもこのページから事前予約できます。
現地での正式チケットへの引き換えが必要だったり(そのチケット引き換えでまた並びますし。)、若干めんどくさいのですが。。総じて言うと、予定が決まっているのであれば、やっぱり事前予約をした方がよいと思いました。

ウッフィッツィ美術館、午後2時～の予約ですが、ランチを食べていたらうっかり美術館到着が午後1時50分になってしまいました！

3番の窓口で予約券(ウェブサイトで予約したときに印刷した確認書) と正式なチケットを引き換えて
↓
その後1番のエントランスに行く
ということみたいです。

この看板のおかげで窓口の場所はとってもわかりやすかったのですが、、
3番の引き換え窓口がなんとすごい行列(°_°)！！ 50人くらい並んでいます。これでは2時に間にあわない～泣
「2時まであと5分なんですけど～」と2時からの予約の別の方(多分イタリア人の旅行者) が係りの人に告げたところ、「2時の人はこっちに来てください～」となり、私たちは行列をスキップすることになりました。
この取り扱いがいつものことなのか、今日に限ってなのかはよくわかりません。。

予約時間よりも前に余裕を持って3番窓口で正式チケットに引き換えておく方が安全だと思いました～
ギリギリはダメですね。反省。
1番、2番、3番の各窓口は、ウッフィッツィ美術館の 2つの建物の間です。
シニョリーア広場側から行くとすぐわかると思います。
さて、ウッフィッツィ美術館に入りました。
今日もゆっくり見ようと思っているので、オーディオガイドも借りました！日本語あり。

いきなりジョット。
今回の旅でなんだかとっても好きになった絵。フィリッポ・リッピ作。

もともと修道士だったそうですが、この絵のマリアのモデルになっている修道女と恋に落ちてしまって大スキャンダルになったと。しかしその後、2人は結婚しているようです。

フィリッポ・リッピ、初耳ですが、どうやら著名な画家のようです。
美術館内でひときわ目を引いた7部作。
ちょっと強そうなかっこいい女性の絵7点。
一番左の絵だけ、ボッティチェリが手伝ったそうです。
ボッティチェリ。春
ボッティチェリ。ヴィーナス誕生
レオナルドダビンチの受胎告知。

すごい絵がどんどん出てきます。
ウッフィッツィ美術館、すごい～
ミケランジェロの聖家族。
ミケランジェロが描いた唯一の持ち運べる絵だそうです。
ラファエロのヒワの聖母。
色が美しい～
順路の 3分の2くらいのところに、カフェがありました。ドゥオモがちょっとだけ顔を出しています。
メニューは、軽食と、各種コーヒー、紅茶、ジェラートなどでした^_^
後半で一番かわいかったのがこの絵。
ものうげ天使。
ロッソ・フィオレンティーノの「奏楽の天使」

後半もたくさん有名な絵があるのですが、
絵ばっかりになってしまうので絵の写真はこのへんで～。。
ラオコーン像のレプリカの下にひっそりといた、シニョリーア広場のメルカートヌオーヴォの有名な幸運のイノシシ、「ボルチェッリーノ」の本物のほう。なんだか座り姿が愛らしいです。
イノシシは本物で、ラオコーンはレプリカ。
ややこしい。
ウッフィッツィ美術館、結局4時間滞在しました～。 1人なのをいいことに、途中カフェでの休憩を挟んで、今日も2周観てしまいました。笑

退出したのは閉館時間ギリギリの18時10分。
アルノ川、美しい～
18時でもこんなに明るいのはなんだかそれだけでウキウキします。
シニョリーア広場のカフェで夕食。
ブルスケッタ。特大。
ポルチーニ茸のリゾット。
トマト味だったのは意外でしたが、おいしかったです^_^
シニョリーア広場、日が暮れて、ライトアップされました。夜に美しい広場でした。

どの広場も昼間はすごく混雑しているので、夕暮れの時間帯の夕食前に、カフェでワインでも飲みながらゆっくり。。という過ごし方がよいのかもしれません。
誰かが Time to say goodbye を演奏しています。

この、広場での演奏がたいていとても上手で、つい立ち止まって聞き入ってしまったりします。
アパートメントの帰り道にドゥオモがあるので、ついつい立ち寄ってしまいます。
夜のドゥオモも美しい～
こっちの広場でも、誰かが必ず何かを演奏しています(^-^)

明日はフィレンツェ3日目。
予約していないのでどうなるかちょっとドキドキしますが、アカデミア美術館とピッティ宮に行ってみようと思います^_^
チケット買えるとよいのですが。。
おやすみなさい⭐