シャム旅　チュニジアドライブ（2日目）　2019年春

2019/03/29 - 2019/03/29

チュニジアぐるっと一週レンタカー旅　
2日目は、ナブール・ケルクアン・スース・エルジェム・スファックスを回りました。

特にエルジェムの円形闘技場は1週間前にローマのコロッセオを見てきたばかりなので、保存状態の良さに感動しました。
チュニジア来て思ったことは、とにかく保存状態の良い遺跡があちこちにあること。

しかも触ったりは入れたり、人もいないのでとにかく近くで遺跡を感じられます。



～旅の予定～

1日目：チュニス到着　そのままナブールへ（泊）

2日目：ナブール → ケルクアン → スース → エルジェム → スファックス（泊）

3日目：スファックス → ジェルバ島

4日目：ジェルバ → クサールハタダ → マトマタ → ドゥーズ

5日目：ドゥーズ → ショット・エル・ジェリド → トズール

6日目：トズール → スベイトラ → ケロアン

7日目：ケロアン → チュブロボマジュス → ドゥッガ → チュニス

8日目：チュニス観光

エリア エル・ジェム(チュニジア)

おはようございます。
チュニジア2日目の朝。

一緒に旅をしている、じん太さんの身に不幸が訪れました。

朝顔を洗っていたら、天井がいきなり崩壊して、じん太の頭にこれが落ちてきたんです。

ここから落ちてきました。

痛かったな。じん太、バカになっちゃいました。

これは事故ですね(笑)

気を取り直して、今日最初の見どころ、ケルクアンに行きます。

ケルクアンは、チュニジアの一番北の端っこにあります。

フェニキア人唯一の遺跡といわれています。

中には、遺跡とその隣に博物館があります。

値段は８ディナールでした。

ケルクアンの遺跡の全景はこんな感じ。


さすがフェニキア人は海の民。
海に面して町が整備されています。

住居跡地と海。

紀元前250年の遺跡、なのにモザイクがはっきり残っていました。

雨風にさらされているのが少し心配ですが。

じっくり回っていくうちに、遺跡の中に迷い込んでしまいました。

こうやって遺跡の中を歩いていると、昔の生活を感じられて不思議。

最後に、ケルクアンといえばこれ！
タニトです。古代カルタゴの神様？？です。

ケルクアンからアフリカハイウェイ１号線、に乗って3時間。

スースの街に到着しました。
この城壁のなかが、スースの旧市街です。

スースのリバト。

スースは7世紀にアラブ人のイスラム教徒によって作られた要塞都市。

旧市街にあるリバトは、宗教施設と要塞を兼ね備えた施設。
リバトの塔は38ｍの高さがあり、スースの旧市街やみなとを一望できます。

入場料は８ディナール。

中はこんな感じ。

あちこちに見張り用の小さな窓があり、倉庫のような大きな部屋も。

ここから港が一望できます。

スースの隣には、ポートエルカンタウイというリゾートもあります。

アフリカの街とは思えないほどの活気のあるリゾート都市です。

景色はむしろ、ギリシャとかに近いのかも。

遠くの丘に見える塔はカスバといわれる城塞で今でも灯台としての役割を果たしているのだとか。

スースの街をあとにして、次に向かうのはエルジェム。

ローマ時代の円形闘技場が残っていることで有名な街です。

エルジェム

入場料は12ディナール

冬場の営業時間は17時半までとのことでギリギリで入場しました。

1週間前にローマの円形闘技場を見てきたので、保存状態の良さに感動。

実際ローマよりも使われていた景色が思い浮かびやすいかも。

中はこんな感じ。

3回までしっかり残っています。

階段も登れます。

当たり前ですが、ローマのコロッセオは人が多いし、は入れない場所も多くてなかなかできないことです。

何しろ、この大きな2000年前の遺跡と1対1で向き合える感動。

なかなかこんなパワーを感じるところはありません。

3階からの景色。

地元の子供たちはここをアスレチックのように飛び跳ねて遊んでいました。

エルジェムの遺跡、じつは毎年ここで音楽祭が開催されているみたいです。

闘技場の地下。

ローマのコロッセオみたいな案内は全くないのでここで何をしていたかは自分の創造次第。
お土産屋さんもありません。

これも闘技場の地下。

多分、動物の檻があった場所かと。

これが地下への入り口。

真っ暗で電気もないので怖いです。
それがまた楽しい。

他の国ではありえないような自由さが、好奇心と探求心を揺さぶります。

エルジェムの円形闘技場を見ていたらすっかり日も暮れてしまいました。

今日はスファックスで宿泊。
ホテルの近くのカフェでクレープを食べました。


明日は、海賊の島（ジェルバ島）に行きます
おやすみなさい