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3月22日 雨のパタゴニアを歩く<br /><br />朝7時からレフジオグレイのレストランで食事。8時から出発する。いちど通った道なので安心して歩くことができる全行程3時間半の予定だからゆったり歩くことができた。<br />レフジオを出て水が流れる急坂までは,嫌いな急坂に対し緊張感を持っていた。レフジオグレイに向かっていた時に同じ急坂を下りたのだが、その時はかなり長いが続いていた記憶があった。疲れいたためだろう。帰りは拍子抜けするぐらい短い登攀で終わってしまった。その後もコース状況が分かっていたので、精神的に余裕が出てのんびり写真を撮りながら帰ることができた。<br /><br />空を覆う雲の形が様々に変わりそれがパタゴニアらしい空を表しているようで、私としてはどんよりした空の写真を撮ることができたのがよかったかも。<br /><br />昨日の天気予報では今日は1日中雨。ところが朝から雨は降りそうだけれど降り始めてはいなかった。前半の2時間を過ぎるとまでは雨がポツリと時々降る位でほとんど濡れずに進むことができた。上ってきている人たちはレインウェアを着ていたが、私は体が熱くなりレインウエアの下で汗に蒸れると雨で濡れるのとほぼ同じ状態になるので長袖Tシャツ1枚で歩いていた。しっかり雨具で防具を固めた人たちとTシャツ姿ですれ違うのは、優越感ではなく自分の体感がおかしいのか疑問になる不思議な感覚。<br /><br />3時間半の予定であったが3時間45分位でパイネグランデに着いた。グレイを訪れる前にここで空き状況を尋ねていたのをフロントマンが私を覚えててくれた。ヒロユキという名は読みにくいようで,読みにくい名前ということで私のことを覚えていたようだ。宿の支払いはフロントデスクで、食事券の支払いはレストランですることとなる。食事券を払うと再びフロントに戻り案内の女性が部屋に案内する手順となっていた。<br /><br />今回は私は2階6人部屋に通された。誰も使用していなかったので私は6人部屋2段ベットの下の段を取ることができた。部屋には木製のボックスがそれぞれ1人ずつ用意されていた。どの部屋の窓からも素晴らしい山々が見ることができるように設計されているようで素晴らしい。今回は特にドミトリーのドアの外に登山靴と靴下を並べて置いている人が多かった。トレッキングで皆さん靴下や足が臭いことへの配慮らしい。<br /><br />また、今回のトレッキングではチリ人にとってもアメリカ人とっても高いので収入が多い人しかこないためか、アメリカ人にしては珍しく食事についての苦情は出さず、静かに談笑していたのが印象的だった。<br />?<br />有料でWifiが使えるようなので、申し込んでみる。昼間はWifiを使う人が少ないようで,快適に使えていたが夕方5時を過ぎると、回線が混んできて思うようにファイルをアップロードできなくなる。Wifiが使えると、音声入力でメモを記入できるのが快適すぎて、キーパッドで文字入力する気にならなくなってきた。<br /><br />パイネグランデは各部屋からの景色は良いが、トレイとシャワーは2階の反対側にあるので、移動が長く残念。レフジオで乾燥室があるのはレフジオ・チレーノのみのようでそれも残念。ただし、薪ストーブが2カ所あり、そこで衣類を乾かしている人がいたが、全員がその特典に預かれるわけではないのが悲しい。<br /><br />パタゴニアのWコース宿泊はほとんど当初予定とは異なる宿泊施設に泊ることになる。ただし、宿泊施設側の方からはスケジュール変更は仕方がない。予約して泊らないのは非常に困るとの意見が聞かれました。<br /><br />また、Factastico SurとVerticeの二つの経営施設間の連絡はないけれど、同じ系列同士ならば、予約変更は弾力的に変更してもらえることがわかりました。また、トレスデルパイネとラス・トレスは比較的宿泊人数が多いので、急な宿泊要求にも余裕を持って対応できるようです。<br />

3月22日 雨のパタゴニアを歩く

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2019/03/22 - 2019/03/22

108位(同エリア154件中)

tomate_salade

tomate_saladeさん

3月22日 雨のパタゴニアを歩く

朝7時からレフジオグレイのレストランで食事。8時から出発する。いちど通った道なので安心して歩くことができる全行程3時間半の予定だからゆったり歩くことができた。
レフジオを出て水が流れる急坂までは,嫌いな急坂に対し緊張感を持っていた。レフジオグレイに向かっていた時に同じ急坂を下りたのだが、その時はかなり長いが続いていた記憶があった。疲れいたためだろう。帰りは拍子抜けするぐらい短い登攀で終わってしまった。その後もコース状況が分かっていたので、精神的に余裕が出てのんびり写真を撮りながら帰ることができた。

空を覆う雲の形が様々に変わりそれがパタゴニアらしい空を表しているようで、私としてはどんよりした空の写真を撮ることができたのがよかったかも。

昨日の天気予報では今日は1日中雨。ところが朝から雨は降りそうだけれど降り始めてはいなかった。前半の2時間を過ぎるとまでは雨がポツリと時々降る位でほとんど濡れずに進むことができた。上ってきている人たちはレインウェアを着ていたが、私は体が熱くなりレインウエアの下で汗に蒸れると雨で濡れるのとほぼ同じ状態になるので長袖Tシャツ1枚で歩いていた。しっかり雨具で防具を固めた人たちとTシャツ姿ですれ違うのは、優越感ではなく自分の体感がおかしいのか疑問になる不思議な感覚。

3時間半の予定であったが3時間45分位でパイネグランデに着いた。グレイを訪れる前にここで空き状況を尋ねていたのをフロントマンが私を覚えててくれた。ヒロユキという名は読みにくいようで,読みにくい名前ということで私のことを覚えていたようだ。宿の支払いはフロントデスクで、食事券の支払いはレストランですることとなる。食事券を払うと再びフロントに戻り案内の女性が部屋に案内する手順となっていた。

今回は私は2階6人部屋に通された。誰も使用していなかったので私は6人部屋2段ベットの下の段を取ることができた。部屋には木製のボックスがそれぞれ1人ずつ用意されていた。どの部屋の窓からも素晴らしい山々が見ることができるように設計されているようで素晴らしい。今回は特にドミトリーのドアの外に登山靴と靴下を並べて置いている人が多かった。トレッキングで皆さん靴下や足が臭いことへの配慮らしい。

また、今回のトレッキングではチリ人にとってもアメリカ人とっても高いので収入が多い人しかこないためか、アメリカ人にしては珍しく食事についての苦情は出さず、静かに談笑していたのが印象的だった。
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有料でWifiが使えるようなので、申し込んでみる。昼間はWifiを使う人が少ないようで,快適に使えていたが夕方5時を過ぎると、回線が混んできて思うようにファイルをアップロードできなくなる。Wifiが使えると、音声入力でメモを記入できるのが快適すぎて、キーパッドで文字入力する気にならなくなってきた。

パイネグランデは各部屋からの景色は良いが、トレイとシャワーは2階の反対側にあるので、移動が長く残念。レフジオで乾燥室があるのはレフジオ・チレーノのみのようでそれも残念。ただし、薪ストーブが2カ所あり、そこで衣類を乾かしている人がいたが、全員がその特典に預かれるわけではないのが悲しい。

パタゴニアのWコース宿泊はほとんど当初予定とは異なる宿泊施設に泊ることになる。ただし、宿泊施設側の方からはスケジュール変更は仕方がない。予約して泊らないのは非常に困るとの意見が聞かれました。

また、Factastico SurとVerticeの二つの経営施設間の連絡はないけれど、同じ系列同士ならば、予約変更は弾力的に変更してもらえることがわかりました。また、トレスデルパイネとラス・トレスは比較的宿泊人数が多いので、急な宿泊要求にも余裕を持って対応できるようです。

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  • 氷河のある景色はどこも美しい。まずはこの景色を見てから出発。

    氷河のある景色はどこも美しい。まずはこの景色を見てから出発。

  • 天気が悪いが仕方が無い

    天気が悪いが仕方が無い

  • 時々、遠くに滝が現れる。写真に撮るには少し遠すぎるけれど。

    時々、遠くに滝が現れる。写真に撮るには少し遠すぎるけれど。

  • 氷河湖を進むフェリー

    氷河湖を進むフェリー

  • 山からはどんどん水が落ちてくる

    山からはどんどん水が落ちてくる

  • それほど人に会わないのもうれしい

    それほど人に会わないのもうれしい

  • 所々に現れる草原がほっこりさせてくれる。

    所々に現れる草原がほっこりさせてくれる。

  • 水たまりも美しい

    水たまりも美しい

  • 天気予報は雨。いつ降り出すのか、歩いているときかも。

    天気予報は雨。いつ降り出すのか、歩いているときかも。

  • 昔のトレッカーが火の不始末で起こした火事の現場なのか。

    昔のトレッカーが火の不始末で起こした火事の現場なのか。

  • あまり橋のないトレスデルパイネですが、こちらの谷は深いのでしっかりした橋が用意されてました。

    あまり橋のないトレスデルパイネですが、こちらの谷は深いのでしっかりした橋が用意されてました。

  • パイネグランデではまったり。暖炉に火が燃えて暖かい部屋から美しい窓の外を楽しめるのは素敵。

    パイネグランデではまったり。暖炉に火が燃えて暖かい部屋から美しい窓の外を楽しめるのは素敵。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • ichigoさん 2023/01/18 12:16:29
    宿泊施設について教えてください
    こんにちわ、

    この2月にWルートを西から東に歩く予定です。
    泊まるのは宿泊施設ですが、ベッドは簡易で6人部屋のバンクベッドだと思います。
    ご自分で寝袋などは持参されましたか? 持参されなかった場合、お部屋は寒くなかったでしょうか。 カイロなどは持参して、着込んで寝ようかとは思っていますが、寝袋が必要なほどだったのかどうか、教えていただけると助かります。

    不躾な質問で大変恐縮ですが、是非教えていただければ大変助かります。
    どうぞよろしくお願いします。

    tomate_salade

    tomate_saladeさん からの返信 2023/01/18 14:58:18
    Re: 宿泊施設について教えてください
    こんにちは。この時期にWトレック羨ましい。かなり前のことなのである覚えではありますが。

    寝袋は持参しませんでした。宿泊施設内はしっかり暖房が効いており寒くありませんでした。バンクとはいえ布団も快適で寒さとは無縁。みなさん、夜は長袖と長い下着で館内を歩き回っていた記憶があります。

    ichigoさん からの返信 2023/01/19 06:11:48
    Re: 宿泊施設について教えてください
    素早い回答どうもありがとうございました。
    なるべく荷物は軽く移動したいので、助かりました。

    tomate_salade

    tomate_saladeさん からの返信 2023/01/19 12:17:19
    Re: 宿泊施設について教えてください
    Wを歩かれるのならブリタニコを訪れることを強くお勧めします。雄大な景色はトレースデルパイネと双璧。私はブリタニコの方が好きです。

    ichigoさん からの返信 2023/01/19 14:23:52
    Re: 宿泊施設について教えてください
    MIRADOR BRITANICO のことですね。
    体力に余裕があれば是非行きたいと思いますが。。。

    これ以上若くはならないので、体力と気力のあるうちに行っておこうと思うパタゴニアです。
    がんばります。(笑

    tomate_salade

    tomate_saladeさん からの返信 2023/01/19 19:49:43
    Re: 宿泊施設について教えてください
    私もそう思って65歳の時に訪れました。😊

    ichigoさん からの返信 2023/04/26 04:37:20
    Re: 宿泊施設について教えてください
    こんにちわ、

    先般Wトレックの宿泊施設のことでお伺いをしたものです。
    2月にWトレックにハイキングに行ってきました。
    西から東に歩き、その後アルゼンチンにも行き、フィッツロイも歩いてきました。

    Wトレックでの宿泊は寝袋も必要なく、快適でした。天候にも恵まれて、最後のパイネのツノのハイクも夜出発で明け方3本の塔が見えました。

    ご親切に質問に答えていただいたことを感謝しております。

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