3月19日　トレスデルパイネで一番感激したかもブリタニコ

2019/03/19 - 2019/03/19

食事が8時15分からというので遅いから朝食はいらないといい、ランチボックスだけダイニングです受け取り出発。7時に出るつもりだったにもかかわらず、久しぶりのテント独り寝ということもあり起きたのは7時45分。気まずい気分で8時頃ダイニングでランチボックスを受け取る。
30分位でイタリアーノ到着。荷物も軽く、ひねらなければ右膝に痛みもなく快適に歩ける。更にフランセズ展望所まで30分位で到着。予想以上に早く到着。まだ早いためか、アメリカ人夫婦、チリ人カップルと私しかいない。

西正面に見える山から氷河がズドンズドンと雷のような音を谷間に響かせ落ちている。かなり遠いはずだが谷で囲まれているためか、イタリアーノからずっと聞いていた腹の底に響く音の正体はこれだった。氷河が落ちるビデオを撮ろうと待ち構えていると、違うところで氷河が落ちるなどじっくり構えないと撮れない。氷河が落ちるビデオを絶対撮るぞと覚悟がないので、ビデオはとれない。

ブリタニコを目指し更に1時間半ほど登る。フランセスまで来ていればブリタニコまですぐだと勘違いしていたので、心理的にきびしい。登山道が急傾斜になるとブリタニコはすぐだ。ブリタニコには大きな岩が並びそれぞれの岩から、360度視界に並ぶ山々を展望できる。展望が良い時はベースオブトレスからの景色よりこちらの方が迫力があると思う。 富士山の見える景色と比べるのもおかしいが、それぞれに特徴のある山が並んでいるので迫力が違う。

ブリタニコでは一人旅の私を見たアメリカ人夫婦の方が写真を撮ってくれると、私のスマートフォンでパチパチパチ10枚くらい写真を撮ってくれる。日本人と異なり韓国人、アメリカ人など外国人はとにかくたくさん写真を撮ってくれますね。

岩の上に座り周りの山々を1時間見ていたら太陽の向きが変わり、それぞれの光が当たらなかった山の斜面に光が当たり始めたり、逆にシルエットが際立ったりと山の位置は変わらないのに変化が楽しめる。晴れて条件が良かったのでいつまでも眺めていたかったが、宿泊施設にもどる時間を考えると心に余裕もなくなりじっくり景色を楽しむ事ができないのも悲しい。

今日からレフジオだと思い違いをしていたが宿泊予約していたのはテントだった。幸い昨日に引き続き同じテントを指定されていた。実は鍵を外し忘れていたのでちょうどよかった。今回感じたのはドミトリー形式の宿泊施設と異なり、テント泊では完全一人部屋になるのでネズミの心配以外ゆったりできる良さもあるのを再認識。いびきも心配せずかける気がする。

エリア パイネ国立公園周辺(チリ)

みなさん、大きな荷物はここにおいてミラドール・フランセス、ミラドール・ブリタニコに出かけてますね。

落ちる氷河を見るまでは崖から落ちる氷河の音を、雷と勘違いしてました。

お決まりの滝登場。滝の水は山奥の雪渓からおちてくる

ミラドール・フランセス　谷の向こうに見える氷河が落下する音が谷を響き渡ります。

朝はまだまだ山は雲に隠れてますね。朝早すぎるのか私の他に二人しかいない山頂付近に固まっている氷河から、五分に一回くらいドカーーーンと雷の落ちるような音を谷に響かせて氷河が落ちてくる。

振り返ると、下界は陽の光があたってる。

さて、さらに道を進みます。

ロードオブザリングに出てくる場面のよう

行く先も雲に覆われているし・・・。

湧き水の周りの草もみずみずしい。

ブリタニコ手前の広場では、火災で焼け残った木なのでしょうか。

どんどん奇妙な山が見えてきます

ここは終点ブリタニコ。素晴らしい，絵のような景色が広がります。どの山も一つの山として素晴らしいのに、たくさん並んでいるのでどこを見たらよいのでしょう。

ブリタニカ展望台では360度の山々が。どの山も単体でとっても魅力的な山ばかり。

晴れてきたし、とっても素敵な景色が広がる。

この岩の向こうに顔を出すと絶景を見ることができます。

帰りに振り替えると、素敵な山々が・・・。さみしい。

蕩々と流れる谷川の水はそのまま飲めるほど綺麗

フランセス展望台に戻ると、行とすっかり変わった良い天気。

これから無効に見える湖畔のキャンプ場フランセスに戻ります

こんな道もあったなぁ。

フレジオフランセスへ向かう途中から見る