2019/01/07 - 2019/01/09
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MIUMIUさん
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バルセロナ近辺、マドリード近辺、アンダルシア地方に続き
4度目のスペインとなった今回の旅。
諸事情により元旦出発となってしまいましたが、
以前より是非行きたいと願っていたマヨルカ島に、やっと行くことができました!
この時期を選んだのは、冬でもさほど寒くなく晴天が多い、というのが一番の決め手でしたが、
本当にそのとおり。
そして、ドライブにはピッタリの島だと思いました。
最後の最後にアクシデントありましたが…
初めての経験となる地中海の島の旅は
とても想い出に残る旅になりました。
==全日程==
2019年
【1/1(火)】
11:00 関空発 オランダ航空
↓
15:00 スキポール空港着
17:20 スキポール空港発
↓
19:45 パルマ・デ・マヨルカ空港着
【1/2(水)】
≪マヨルカ島東部ドライブ≫
空港(レンタカー借りる)→フェラニチェ→ドラッグ洞窟→マナコル→アルクディア
【1】 https://4travel.jp/travelogue/11452497
【1/3(水)】
≪マヨルカ島西部ドライブ≫
アルクディア→フォルメントール半島→ポイレンサ→インカ→パルマ
【2】 https://4travel.jp/travelogue/11456359
【1/4(木)】
≪マヨルカ島北部へドライブの後、パルマ≫
ディア→パルデモサ→ベルベル城→空港(レンタカ-返却)→パルマ
【3】 https://4travel.jp/travelogue/11464106
【1/5(金)】
≪パルマ観光≫
パルマ大聖堂→アラビア浴場跡→カラ・マジョール→主顕節前夜祭パレード
【4】 https://4travel.jp/travelogue/11467181
【1/6(土)】
≪バルセロナ観光≫
8:40 パルマ・デ・マヨルカ空港発
↓
9:35 バルセロナ空港着
グエル邸→カタルーニャ音楽堂→4Cats
【5】 https://4travel.jp/travelogue/11472607
【1/7(日)】
≪バルセロナ観光≫
サグラダファミリア→サンパウ病院→カサ・ビセンス→カサ・パトリョ→カサ・ミラ
【6】 https://4travel.jp/travelogue/11476472
【7】 https://4travel.jp/travelogue/11479796 ←★今ここ
【1/8(月)】
≪予定していたオランダ航空 欠航≫
15:00 バルセロナ空港発 エミレーツ航空
↓
【1/9(火)】
00:40 ドバイ空港着
03:05 ドバイ空港発
↓
17:00 関空着
2023.09.02 EDIT
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【1/7】
午前中にサグラダ・ファミリアを堪能した後、サン・パウ病院へ向かった。
サグラダ・ファミリアから北東に伸びるガウディー通りを歩いていく。 -
ガウディ通りはなだらかな上り坂で、中央部分が広い歩行者専用スペースというか、ベンチやカフェの多い寛ぎのスペースになっており、とても歩きやすい。
サグラダ・ファミリアを振り返りながら歩きます。 -
1キロほどで、サン・パウ病院に突き当たる。
-
サン・パウ病院を背に振り返ると、まだこんなに大きくサグラダ・ファミリアが見える。
-
ガウディ通りの突き当たりにはこんな噴水?池?がある。
サン パウ病院 現代・近代建築
-
鳩たちが楽しげに水を飲んでいた。
-
世界遺産、モデルニスモの傑作と言われているサン・パウ病院。
ガウディと同時期に活躍したモンタネールによる作品。
モンタネールが建築学校の教授をしている頃、ガウディは教え子だったが、
師弟関係というより生涯ライバルのような関係だったと言われている。
サン・パウ病院は、1401年に6つの病院を統合したことが起源という。
そして1905年、銀行家パウ・ジルの遺産の寄贈により新病院の建設に着手。
モンタネールが建築設計を担当していたが、完成を見ることなく1923年に亡くなり、息子が跡を引き継ぎ1930年に完成した。
モンタネールは「芸術には人を癒す力がある」という信念を貫き、
息子がその遺志を継いだことになる。
2009年まで、病院として診療が行われていたが、その後5年かけて改修工事が行われ、
敷地内には新しい病院が建てられ、現在はその新しい病院が機能している。
改修された元の病院は2014年から再び一般公開されている。
(9年前には工事中だったが、公開しているエリアを見学できた)
尚、カタルーニャ音楽堂もモンタネールの作品である。 -
門柱も素晴らしい芸術作品だ。
-
門の中に入った。
両腕を大きく広げて包み込むような作りの管理棟が迎えてくれる。 -
管理棟の中心部。
サン・パウ病院のシンボル的な建物。 -
時計塔は教会の鐘楼のように天を突いてそびえている。
-
正面玄関入口には、パウ・ジルの石像。
-
正面玄関は閉鎖されていて、管理棟に向かって右側に出入口がある。
-
-
ここが見学者用の出入口。
-
中に入るとチケット売場があり、チケットを買って荷物を預ける。
約1時間のガイドツアーもあるが、私達は好きなように歩き回ることにした。
因みに、クリスマスと元旦、そして1/6が休館日。
(1/6の主顕節は休みの所が多いらしい) -
チケットを買うと、こんなシールを上着の目立つところに貼るように言われる。
日本語のパンフレットもある。 -
こんな地下通路を進んでいく。
-
どんどん進んでいくと…
-
いきなり壁に等身大の患者さん達の映像が現れる。
プロジェクションマッピングのよう。
天井の脇から自然光を取り込んでいるので、結構明るい。 -
医師や看護師も現れては消えていく。
-
サン・パウ病院の全景図。総面積、約14万5000平方メートル。
色の濃い部分が病院の役目を終えた建物群、その他は現在の病院。 -
精巧に造られた模型。
病棟は48棟建てる予定だったが、27棟になったという。 -
階段を上がっていくと…
-
意外にも、なにやら展示物が・・・?
ここはサン・ジョルディ病棟と呼ばれている少し小さめの建物。
最初は男性用病棟、その後、救急科や小児科として使用されていた。
現在は企画展示スペースとなっているとのこと。 -
天井も壁も全てタイル貼り。
やはり消毒などがしやすい為だと思われます。 -
天井近くの壁にはズラリと明かり取りの窓がある。
-
モンタネールの作品のパネルを組み合わせたオブジェなんですね!
-
自然光を効率よく取り込んでいる。
-
あ!これはカタルーニャ音楽堂ホールの天井のライトだ!
-
大きな窓の周りのタイル柄の優しい色使いが印象的。
-
突き当たりにある円形のドームのような建物は、聖サルバドール分館。
ここは娯楽室だった。
自然光がたっぷりで明るく、壁や天井も明るい黄色が基調のデザインで
こんな部屋で寛げたら心底リラックスできるだろうな!と思ってしまう。 -
黄色とブルーが美しい天井のタイル画。
-
-
サンジョルディ病棟から中庭に出た。
-
なんと! 美しい庭園! 広い!
-
ただ美しいだけでなく、それぞれの病棟との往来がしやすいように設計されているという。
-
よく手入れされた樹木や草花が整然と配置されていて、
ベンチもたくさんあり、患者や患者の家族が癒される空間となっている。
しかし、ただ癒されるだけでなく、いい空気の中でのんびり散歩することが
静養には不可欠だというコンセプトだったという。
「芸術には人を癒す力がある」というモンタネールの信念が
この庭園にもいかされている。 -
これらの建物は、全て、ムデハル様式のレンガ造り。
ムデハル様式とは、イスラム様式とキリスト様式が融合した建築様式のこと。
レンガ色の濃淡の色調は、やわらかくあたたかいイメージだ。
これらの美しい建物が庭園を囲んでいる。 -
聖レオポルド分館。
このようなドーム型の建物がいくつかあるが、それぞれデザインが異なっている。 -
聖マヌエル分館。
よく見ると、建物は全て独立している。
それは、感染を防ぐ為とのこと。
が、地下通路(入口から歩いてきた通路)で繋がっているというとても合理的な設計! -
オレンジの木が多く、実がたわわになっている。
-
今日はポカポカ陽気なので、本当に気持ちがいい!
まるで楽園のよう。 -
庭園の中央付近に位置する、この立派な建物は手術棟。
ファサード上部は青と白のタイル画。
てっぺんには天使が両手を広げている像がある。 -
避暑地の別荘のようにも見える。
-
正面のファサードの装飾は、美しいタイルとライオンやドラゴンなどの彫刻。
-
聖ラファエル分館。
屋根のモザイクタイルがとても凝っている。 -
ドーム型の部屋は殆ど娯楽室として使用されていたようだ。
-
聖ラファエル分館は、入院病棟だった。
ここが出入口。 -
奥行きのある長方形の室内。やはり全てタイル。
全体的に淡いグリーンとブルー。 -
つき当たり部分には、かつての病室が再現されている。
壁のリズミカルな花柄デザインが、殺風景な雰囲気を明るくしている。 -
写真も展示されている。
-
突き当たりから入口を見たところ。
-
手術棟の裏に回ってみた。
-
殆どがガラス貼り。一階の真ん中にあるのが手術室。
-
手術室の内部。ガラス貼りなのでとても明るい。
中央に手術台があり、取り囲むように手摺がついているのは、見学する為なのかも。 -
できるだけ自然光を利用したいということなのか。
-
聖ラファエル分館の裏側。
細長い鐘楼のような塔がいくつもあるが、全て給水塔とのこと。 -
聖ラファエル分館の周りはラベンダーで覆われている。
-
庭園にはラベンダーをはじめ、色々なハーブがたくさんある。
-
聖マヌエル分館。
-
庭園の中央あたりにある地下通路への降り口。
-
ここに見学者用トイレがある。
-
修道女の宿舎。
かつては修道女が看護師のような仕事をするのが普通だったとか。
この建物の後方一帯に、近代的な現在の病院が建ち並んでいる。 -
聖ジョルディ分館。
救急科と小児科だった病棟で、特にカラフルな屋根が目をひく。 -
その奥に見える建物は、現在の病院の一部。
-
庭園に面している管理棟の裏側。
-
レンガと彫刻とタイル、ステンドグラスが見事に調和している外観。
-
-
-
-
最後に見学するのはこの管理棟。
この北側の入口から中に入ります。 -
中に入って振り返ったところ。
天井に見える「1905」というのは、管理棟の着工年。 -
いきなり淡いピンクの世界が広がっている!
更にいきなりですが・・・
1926年6月7日、ガウディはミサに向かう途中トラムに跳ねられてこの病院に搬送された話は有名ですが、その時の逸話がなんとも悲しい。
ガウディは身なりに無頓着だった為、誰もがガウディだと気づかず、ホームレスだと勘違いされて搬送が遅れたというのだ。
帰らないガウディを探しまわり、ようやくかけつけたガウディの知人の訴えでガウディだとわかった途端、急遽、懸命な救急処置が取られたが、
3日後の6月10日に亡くなったという。
当時ホームレスが多かったというのもあるのでしょうが、
瀕死の状態でもホームレスなら放っておく、という、そんな時代だったんですね。
担ぎ込まれたガウディは、もしかしたらこのピンクの天井をボンヤリと見たのかもしれない…
ここに入った時、ついそんなことを思ってしまいました。 -
本来の入口だったあたりから、中庭を望む。
ここが病院の玄関であり、ロビーだった。
(9年前には、この本来の玄関から入った) -
ロビーには大きなクリスマスツリーが飾られている。
-
9つのドームを柱が支えるデザインの天井。
「1910」は、管理棟が完成した年。
その他、紋章などが書かれている。
それにしても、病院の玄関ロビーにピンクの天井なんて、実に斬新!
淡いブルーやイエローがアクセントになっていて、
柱も淡いサーモンピンク系で、柱頭の花の彫刻も華やか。 -
暗い気分で入ってきた患者が少しでもホッとできるように、との思いからこのような色合いにしたのだろうか。
-
入って右側に階段が2ヶ所ある。
-
先ず、南側の小さな階段を上ってみる。
-
広い廊下へと通じるドアの上部。
-
なんと、サンルームのような廊下。
ここは管理棟の正面に向かって左側の腕の部分に当たる。
この写真は突き当たりから振り返って見たところ。 -
天井が、これまたスゴイ!
-
天井に近い窓のステンドグラスも凝っていて、なんとも芸術的な廊下だ。
-
次に、もうひとつのこの階段を上がってみる。
この階段は「名誉の階段」と呼ばれているとか。
正面のドアはトイレだが、今は使用不可。 -
階段を上がりかけて左上を見たところ。
-
ここの天井もとても美しい。
真ん中にはバラ窓のような、万華鏡のような、美しいステンドグラス! -
窓から見える庭園。
-
立ち止まってばかりでなかなか2階へ行けない・・・(^^;
-
カーブする踊り場で立ち止まってまた溜め息!
-
踊り場には街灯のような凝った造りのライト。
夜、これが点灯したら、また昼間とは違った素敵な雰囲気になるのだろう。 -
-
部分的にステンドグラスを配した窓が並び、階段を明るく照らしている。
-
上側の窓のアップ。
-
下側の窓のアップ。
-
やっと2階に着いた。
また雰囲気の違うスッキリしたデザインのドーム天井が美しい。 -
まっすぐ進んでいくと、こんな明るい部屋に入る。
-
南側の大きな窓から外を見ると、真正面にサグラダファミリア。
ここはサン・パウ病院の表玄関、管理棟の中央部分の2階なので
こんな景色を見れるんですね! -
ガウディは、まさか自分がサグラダファミリアを望むこのサン・パウ病院で息を引き取るとは思ってもみなかっただろうな…
ガウディは自分の葬儀はひっそりと…と望んでいたが
ガウディの死を知った市民の悲しみはあまりにも深く
多くの人々が病院を取り囲んだという。 -
北側には、サン・パウ病院で最も美しい場所と言われるドメネク・イ・モンタネール広間がある。
ここは礼拝堂として使用されていたという。 -
高さ18mの天井。
-
じっくり見ると、本当に細やかな凝った造りの天井だ。
波のようなデザインで、淡い色のタイルが多用されている。
馬蹄型のアーチはイスラム建築っぽい。 -
モンタネールの独特な芸術性が最大限に投入された大広間だという。
-
よく見ると、レリーフで飾られた壁の奥に十字架に架けられたキリスト像がある。
-
レリーフの下側にあるモザイク柄は、草花がモチーフとなっていて美しい。
-
北側壁面いっぱいにステンドグラスを配したガラス窓がある。
よく見ると、上部は十字架がモチーフのステンドグラス。 -
大理石の床に映るステンドグラスの光。
-
北側の窓からの眺め。
やっぱりどう見ても病院にはみえません。 -
入口のある南側。
-
入口の上部。
-
-
階段を下りながら下を覗き込んだら見事な彫刻が。
ちょうどトイレの上側あたり。 -
先ほどの芸術的な廊下の奥にある講堂のような部屋。
ミニコンサートや会議などに使用されるのか、イスが並んでいた。 -
天井がこれまた豪華!
淡いイエローとブルーの爽やかなデザイン。
イエローとブルーはスペインの陶器によくある配色なので、スペインらしさが感じられていいなぁと思いました。
これで全ての見学が終了。
ひとことで言うと、
病院には見えないのに、極めて機能的な病院。
モデルニスモ建築の良さが隅々まで徹底していて全く隙がないという、その完璧さに感動しました。
このような病院は今の時代には有り得ないかもしれないけれど、今の病院に『芸術には人を癒やす力がある』というコンセプトをもっと積極的に取り入れることは難しいのでしょうか… -
中庭に戻って地下道へ。
-
-
ここから、入ってきた地下通路を戻ります。
-
他に出口があったのかも?
でも、ここからでも出られました。 -
あまり空腹ではなかったが、サン・パウ病院の近くのカフェでランチ。
-
具だくさんのスープがメチャ美味しかった!
で、次は、カサ・ビセンスに行ってみようということになり、調べてみたら内部見学受付は2時半までとのこと。
ギリギリ間に合うかも!?と、うまいこと見つけたタクシーで向かった。 -
2時20分に到着し、ギリ間に合った!ヽ(^^)丿
と喜んだのも束の間、
笑顔の女性スタッフに「受付は2時まで、また明日来てね」と言われてガックリ!
そんなん書いてなかったやん…と訴えてもムダ。
もぅ受付係は帰ったという。
潔く?諦めて、外観のみを見学しました。 -
ただ、カサ・ビセンスは2017年から内部見学が可能になったというので
行けたら行きたいな!と思ってたのに、まぁ、ちゃんと下調べもしてなかったんですから仕方ないですね。 -
ガウディの処女作として有名なカサ・ビセンス。
大胆で楽しい雰囲気の処女作!カサ ビセンス 建造物
-
建築主がタイル業者だったので、タイルがふんだんに使用されたとか。
-
見れば見るほどユニーク。
外観だけでもかなり満足できたが、もし再訪できたなら是非内部を見てみたい。 -
鉄製の柵はシュロの葉がモチーフとなっている。
-
前の道路が狭いので全体像を撮るのが難しい。
-
カサ・ビセンス、さようなら。
また来れたら来ます。 -
カサ・ミラに行く為に地下鉄のフォンタナ駅を目指して歩く。
-
ランブラス通りにあったのと同じような水飲み場。
-
-
地下鉄3号線 フォンタナ駅。
-
ディアゴナル駅までひと駅。
-
ディアゴナルに到着。
-
地下鉄を出てグラシア通りを少し南に行くと…
-
すぐにカサ・ミラが見えてくる。
ン?なんだかバルコニーの柵に文字が・・・カサ ミラ 現代・近代建築
-
これは9年前の写真。
-
この柵の文字が何を意味するのかは不明。
私としては、この文字はないほうがいいと思うので、期間限定でありますように… -
今回は、外観だけでももう一度見たい!と思っていたが、一応スタッフに確認したら、やはり予約していないと入れないとのこと。
-
1906年から1910年にかけて造られた実業家の邸宅。
ガウディが54才の時に設計した。 -
全て曲線で造られた建物だが、なんとも言えない安心感の感じられる建物だ。
バルコニーの鉄柵に海藻がからんでいるようにも見える。
実用的とは言えないが、芸術的であたたかみがある。 -
屋上もとてもユニークだったのを覚えている。
-
カサ・ミラから南に向かって歩く。
-
この素敵な建物は高級デパートらしい。
-
全ての窓辺に赤い花。素敵だ。
-
5分ほど歩くと、カサ・バトリョが見えてきた。
カサ バトリョ 現代・近代建築
-
1877年に建てられた邸宅を、1904年から2年ほどかけてガウディが改築、増築した。
ここもやはり予約者のみ入れるようだ。 -
「海」がテーマの統一感のあるデザイン。
-
壁のモザイクも海がモチーフだが、内部も海のような色使いで本当に美しく、ひたすら驚きながら見学したことを思い出しながら外観を眺めた。
-
-
バルコニーの柵が仮面のように見える。
下側の大きな窓は2階の美しい広間の窓。 -
左隣にもかわいい建物がある。
-
モンタネール設計のカサ・アマトリェールと呼ばれる建物で、1898年から1900年に建てられたチョコレート職人の邸宅。
カサ アマトリェール 現代・近代建築
-
切妻屋根が特徴のモデルニスモ建築。
ガウディは、カサ・バトリョを改築する際にきっとこの建物を意識したに違いないだろう。
と、思うとちょっと面白い。 -
疲れてきたので、お土産でも買おうとブラブラ…
-
日本語?
-
うぅ… みたらし?と書きたかった?
これ、みたらし団子じゃないんだけど・・・
日本人の経営じゃないとこうなるという、典型的な例かも。 -
パスタの店。
-
スペインらしい色使いですね。
センスのいいブティック。 -
ラバル地区に入った。
ラ・チナータというオリーブオイルの店を目指します。 -
細い路地が多いが、
-
近代的な建物もある。
-
城壁?
-
-
あったあった!1932年創業のラ・チナータ。
オリーブオイルの専門店。 -
広い店内には様々なオリーブオイルや、オリーブオイルを使った製品がある。
-
オイルやリップクリーム、ローションなどを買った。
-
店を出て、ホテルに向かいながらブラブラ。
-
ここはなんだろう?
と入ってみると… -
オレンジの木が並んだ中庭があった。
-
え?同じ木にオレンジとレモンがなってる?
-
どう見ても…
-
1本の木にオレンジとレモンがなってる!
こんなこともあるんですねぇ! -
大きなショッピングセンターのようです。
-
入ってみるとかなり広い。
-
菓子パンなど。
-
ケーキや大判のチョコレートなど。
-
コルネやピザみたいなパンも。
-
出ました! 寿司ショップ。
-
野菜や果物売場の端にオレンジ搾汁器。
自分で作ってペットボトルに入れることになってるらしい。
美味しそう!
だけど、時間かかりそうなのでやめた。
さすがに疲れたので早めにホテルに戻る。
・・・が!!!
なんと!こんなメールが届いてビックリ!
[ 明日のオランダ航空、アムステルダム行きは全便欠航 ]
ええ?! なんで?!
その理由は、強風の為、スキポール空港が使用不可能だと。
そしてその後、ナンダカンダあって、結局エミレーツ航空に変更となった。
とりあえず変更できてよかった。。。
が、11:15発の予定が、15:00発となってしまった。
まぁ何とかなるだろう・・・と、就寝。
疲れていたからすぐ眠れてよかった。 -
【1/8】
ゆっくり起床したが、
何があるかわからないし、席がバラバラになるかもしれないし…と、10:40頃バルセロナ空港に入った。
なるほど、アムステルダム行きはほんとにキャンセルになっている。
よほどの強風なんだろう。
調べたら、こういうことはよくあるらしい。 -
2年ぶりのエミレーツ航空。
-
15:00 ドバイ行き 異常なし。
-
搭乗口のD18まで行っておこう。
-
結構歩いてやっと着いた。
ま、これでひと安心。 -
バーガーキングにてドリンクのみ注文して休憩。
ゆったりしたイスとテーブルがあり、こうやって充電もできるので、スマホいじりながらまったり…
やろうと思えば、午前中に速攻でグエル邸とカサ・ビセンスの内部見学くらいできたとは思うが、なんせかなり疲れていた為、そこまでの行動力がなかった。
まぁ若くはないので無理は禁物ということでしょうね。 -
機体はA380。やっぱり広い。
ジャンボ機は経験あるが、A380は初めてだ。
(なぜか必ず撮影するはずの機体の写真がないのは、なんらかの理由で撮影できなかったのだろう) -
予定通り15:00頃離陸。
-
夕食。
-
夕食。
-
【1/9】0:40 ドバイ空港着。
-
関空行きは 3:05 発なので、乗り継ぎ時間は2時間以上ある。
-
わかっちゃいるけど、アムステルダム空港の比ではない広さ。
-
延々と移動する。
-
更に移動する。
-
眩しいほど金色だらけの店の横を通過して更に進む。
ここで写真撮る人が何人かいた。 -
やっと搭乗口に着いた。
3:05 無事に関空に向けて離陸。
なんとバルセロナから乗ってきた機体と同じ機体だ。(画面表示の機体番号でそれが判明した)
掃除と整備を終えた同じ機体に乗ったわけだ。
席はさっきより少し後方。
後方は乗客が少なく横になってる人多し。
もっと後方はもっとガラガラ。
私達もそんな感じでラクチンなフライトとなった。 -
ぐっすり眠っていたのに肩をトントン叩かれて反射的に飛び起きたらごはん……(-_-#)
予め「食事は要らないから起こさないで欲しい」と伝えておけばよかった。
寝ぼけたままさっぱりしたものだけ口にしてまた寝た。
17:00 関空着。やっぱり寒い。
本来の予定ではオランダ航空で朝9:30に着くはずだったが、もう夕方だ。
今日は何も予定を入れてなかったからよかった。
まぁ、無事に帰ってこれただけでもヨシとするか! -
関空を車で出て、そのまま回転寿司店へ!
帰国したら回転寿司…というのが恒例となっているが、今回はなぜか特に美味しく感じた。
元旦の朝出発し、今日は1月9日。
もうお正月ではないわけで・・・(当たり前)
みんな平常どおり通勤通学しているではないか!
さぁ、明日から頑張ろう!
…という事で、マヨルカ島からバルセロナへの旅は終わった。
ずっと行きたかったマヨルカ島は未知の世界だったけど、思ってたよりも歴史が深く、そして変化に富んだ美しい島だったし、
懐かしさと共に感動できたバルセロナも充分楽しめました。
そして、できることならまたいつか行きたいな、と思っています。
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