愛の街ダラットを一人で訪問してみた

2019/03/29 - 2019/03/30

ダラットといえばフランス植民地時代に避暑地として開発された高原リゾートです。
ベトナムではハネムーンの定番といえばダラットになります。

ベトナム全省訪問チャレンジも残すところダラットがあるラムドン省だけとなりました。
そんなダラットへはいずれ家族と行くために後回しにしていたのですが、
中々予定が合わず今回一人で訪問することにしました。
ベトナム人にダラット一人訪問のことをいうとたいてい笑われます。

エリア ダラット(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

ダラットの空港から市街地までは結構遠いです。
タクシーで40万ドン（約2000円）

目の前にターミナルあるのにわざわざバスにのせるかね、しかし。
小さい規模の空港だと徒歩が多いのですが。

市街地に向かう途中にいくつか観光スポットがあり、荷物もそこまで多くないので直接向かいます。
まずはダタンラ滝。

事前情報だと手動ジェットコースターがあるということでした。
滝まで下るのにこれを使わないで降りると結構大変なようです。

チケット売り場ではデフォルトでジェットコースター付き
15万ドン（約750円）

平日の朝ということで人もまばらです。
休日はたくさん人がいるんだと思われます。

手元のレバーを前に押すと進みます。
手を離すと自動ブレーキです。

これが期待したよりもよくて、人がいなかったからスピードを出して大人げなく楽しんでしまいました。

子供はなおさら楽しいと思います。
子供が多いベトナムでは需要が多いのでしょう

登りは自動です。

滝に到着しました。

次にエレベーターに乗って上に上がります。
この上にロープウェイが架かっています。。

これは別チケットを購入しないといけません。

メインの滝に到着しました。
水は相変わらず汚め。

戻りはまたジェットコースターに乗りますが、
チケットを見せても向こうに行けと一回断られました。
ロープウェイの方に戻るとジェットコースターに乗れと言われるし、
案内がないのでちょっと混乱します。

結果的には登りのジェットコースターに載せてもらえました。
乗り場が複数あるのでちょっと複雑です。

着いた場所は入ってきた入り口からは少し離れた場所。
だからジェットコースターの乗り場で向こうに戻れと言われたのかもしれないです。

滝のインパクトはほとんど残らず。
自然と文明の不自然な融合。
中国の投資でも入ってるのでしょうかね。
しかしながらベトナム人のこの手の需要は大です。

この辺りも市街地から離れているのでグラブが使えず。
タクシーで近くの竹林寺に向かいます。

お寺自体は特に普通で、ここへはダラット市街地方面からロープウェイで来ることができます。
お寺の向こうに見える湖へは下れないようになっていました。

竹林寺から市街地方面までロープウェイで向かいます。
片道6万ドン（約300円）

景色は普通ですね。
サパのロープウェイがダントツです。
https://4travel.jp/travelogue/11368376

市街地方面といっても距離はあるのでタクシーで向かいます。
ロープウェイ乗り場から坂を下ると国道沿いに出ますが、
そこにダラットバスターミナルがあります。

次に向かうのはダラット駅。
フランス植民地時代にはファンランまで鉄道が結ばれていたようですが、
現在は今は観光用に隣の駅まで運行されています。
2019年現在またこの路線を復活する動きがあるようです。

ダラット駅に入場するのに5000ドン（25円）
駅構内にはお土産（チョコレート）やSL展示もあって電車に乗らなくてもおすすめ。

本数は多いようです。

写真撮影中のベトナム人がたくさんいます。

ねこ

観光客向けだけあって車内はきれいです。

途中にはたくさんの畑とビニールシート。
ハノイではダラット野菜を食べる機会が多いのです。

ゆったりと電車にのって30分ほどして隣駅に到着。
30分折り返しですが、後の電車に乗ってもいいです。

ここに着いてだいたいみんなが行くところはリンフオック寺。
それ以外の見どころは特にないです。
駅から歩いて10分ほど。

途中でみかけたアボカド。
このあたりのアボカドは細長い。

このお寺には特に期待していなかったのですが、
装飾が派手で見ごたえありでした。

お寺がいくつかあります。

次はダラット市街地方面までスアンフーン湖沿いに進みます。
この辺りからだんだん日光が照り付けてきました。

当日は朝４時起き６時ハノイ発の飛行機に乗ってそこからほぼノンストップで動いているので疲れのピークに。
湖に突き出たカフェで少し休みます。

休憩後はベトナム最後の皇帝バオダイの別荘を改装したダラットパレス。
いつか泊まってみたいものです。
場違いな恰好していたので即退散。

ダラットパレス裏手にあるのがダラット教会。
湖の南側は落ち着いたエリアです。

ホテルについて少し昼寝したあとは夕方から街にでました。
高原だけあって夕方になると寒くなります。

地球の歩き方にも出ているホアスア。

このあったかい豆乳で暖をとります。
とても安くておいしいです。

シュークリームも甘いし、豆乳も甘いです。
甘いのがダメなひとは砂糖なしでオーダーしてください。

となりのバインカンも人気

タピオカ粉かな
生姜の千切りのたれにつけてたべます。
おいしい
5万ドン（約250円）

次に向かうのはダラット市場。
ダラットの中心となるスポットです。

地図だけみているとわかりにくいですが、ダラットは山の中にあるので、
ダラット市場から見て湖方面以外の３方向へは階段を使わないといけないです。
なので適当に歩こうとすると体力を消耗します。

市場の中

雰囲気は北部のサパに似ていますね。
観光客とか欧米人が多くて、お店もローカルよりも観光客向けのお店が多い。
一人で旅行する際はローカルで済ませてしまうので、
食べる場所を探すのに一苦労です。

翌日はバイタクをチャーターして愛の盆地に向かいます。
市街地から20分ほどダラットの定番の一つです。

イメージだと湖があるだけなのかと思っていたら、テーマパークのような感じでした。

いかにもっぽいオブジェがいっぱいあります。

この愛のオブジェの前で一人で写真をとったらおもしろいと思ったのですが、羞恥心が邪魔をしてしまいました。

日本人好みではないと思いますが、
ベトナム人の趣向を知るためとか、ネタのために訪問してみてもいいかと思います。

ということで、愛の街ダラットへは愛の盆地以外なら一人でも行けます。