2019/04/05 - 2019/04/06
1位(同エリア460件中)
旅猫さん
平成最後の月の始め、桜を観に東信地方へ。
関東では桜の開花が早かったので、上田城跡の桜も4月初めがちょうど良いかと思い、その頃に宿を予約していた。
ところが、信州の開花は早まらず、出発直前まで開花宣言は無かった。
残念ながら満開の桜は観られそうにも無いが、天気は良さそうなので、予定通り出発することにした。
そして4月5日、大宮駅10:58発の『はくたか559号』で旅立った。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
大宮駅から乗った列車を降りたのは、上小地域の中心都市上田の玄関口である上田駅。
荷物を宿へ送る手続きをしてから駅前に出ると、以前訪れた時からずいぶん変わってしまった街が広がっていた。
ちょうど昼時なので、まずは食事を摂ることにする。
信州と言えば蕎麦なので、観光案内所でもらった地図に載っていた蕎麦屋のひとつ『刀屋』へと向かった。刀屋 グルメ・レストラン
-
蕎麦屋らしい佇まいの店内は狭かったが、二階もあるようだ。
平日の昼時と言うことで、地元の会社員の方などで混み合っていたが、ほとんど待たずに入れたのは良かった。
初めて入る店なので、もり蕎麦を頼もうとしたが、壁の品書きには、もり蕎麦だけで、小、中、普、大と四種類もある。
周りを見ると、かなり量が多そうなので、警戒して中を注文。
しかし、出てきたのは有名店の倍以上はあるものだった。
しかも、かなりの太さに加え、こしが物凄く強かった。
だが、蕎麦自体は美味しく、何とか完食することが出来た。 -
食べている途中で、壁に貼られていた『桜かんてん』に目が留まった。
この季節だけのものだというので、追加で注文。
微かに桜色をしたかんてんは、食べてみるとほんのり桜の香りがした。 -
昼食の後、予定では上田城跡へ向かうことにしていたのだが、桜の開花が遅れているため、このまま宿のある別所温泉へ向かうことにした。
上田駅に戻り、13:22発の別所温泉行きに乗り込む。上田電鉄別所線 乗り物
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二両編成の電車は、千曲川左岸に広がる塩田平をのんびりと走って行く。
途中には、武田晴信初の負け戦となった上田原の古戦場の最寄り駅上田原がある。
そして、30分足らずで終点の別所温泉駅に到着した。
まずは、駅の手前で車窓に見えた丸窓電車を見学。
映画『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』で、寅さんたちが乗って来た電車だ。 -
別所温泉駅の駅舎は、昭和25年(1950)に建て替えられたもので、現在は大正風に改築されている。
駅長室を示す案内板も右読みで、しかも旧漢字だ。 -
駅舎の中は天井が広く、とても開放的。
広さもかなりあり、鉄道華やかなりし頃が偲ばれる。 -
ここを訪れるのは4度目であったが、ほとんど変わらぬ駅の佇まいが嬉しい。
映画『男はつらいよ』で寅さんが降り立ったころと変わったのは、到着する列車の姿だけのようだ。別所温泉駅 駅
-
駅からは、とりあえず常楽寺を目指す。
歩き始めてすぐ、四つ辻に石塔が建っていた。
案内板を見ると、将軍塚とある。
伝説では、戸隠山に棲む鬼女『紅葉』を討った余吾将軍平維茂の墓とされるそうだが、実際には、古墳時代の円墳だそうだ。 -
その塚の斜向かいには、七苦離地蔵堂があった。
ここ別所温泉は、昔、『ななくりの里』と呼ばれ、七つの苦しみから離れることができる楽土とされていたらしい。
そのことに因んで建てられたお堂と言うことだ。 -
その辻を西へ進むと、突き当りに常楽寺がある。
天台宗別格本山で、かの北向観音の本坊。
江戸時代の享保年間に建てられたという本堂は、茅葺屋根の趣のあるものだ。常楽寺 寺・神社・教会
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本堂に参拝後、裏手にある重要文化財の石造多宝塔を観に行く。
その途中にあった湿地のような場所では、水芭蕉がちらほら。
寺の境内で水芭蕉が見られるとは思わなかった。 -
約五年半ぶりの石造多宝塔と石造多層塔たち。
今は苔生し、この姿で時を経てきたように見えるが、大正時代に発見された時は、崩れてバラバラだったそうだ。
しかも、散逸してしまい、今のような姿になったのは、昭和56年のことらしい。 -
常楽寺から、安楽寺へと向かう。
途中、眺めの良い場所があったので、しばらく楽しむ。
塩田平の市街地の向こうに見えているのは、浅間連峰の山々。
右端に主峰浅間山の頭が見え、西の端には烏帽子岳が望めた。 -
そこからしばらく歩けば、安楽寺の入口が見えてくる。
趣のある石段を登り山門を潜れば、大きな鐘楼が聳える安楽寺の境内だ。
鐘楼の向かいには畳んだ番傘のような姿をした高野槇が聳えている。
常楽寺も安楽寺も、5年半前、仲間たちと歩いたところだ。安楽寺(長野県上田市) 寺・神社・教会
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本堂に参拝し、拝観料を払い、国宝八角三重塔を観に行く。
途中、古びた六地蔵が建ち並んでいる。
お地蔵さんたちも、変わらぬようで嬉しい。 -
階段を登って行くと、杉林の向こうに優美な姿をした八角三重塔が見えて来た。
この塔を観るのも四度目だな。
何度見ても美しいのだが、いつも光の具合が悪く、写真は杉林越しばかりだ。
この塔は、日本に残る唯一の八角塔だが、建立年代などはわかっていないそうだ。
ただ、この地が塩田北条氏により治められていたことから、北条氏の滅亡後、その供養のために建立されたというのが定説のようだ。 -
安楽寺から、いよいよ北向観音へ。
途中、寛政4年(1792)に建てられた安楽寺の黒門を潜る。
ここも懐かしい。 -
その黒門の向かいから、北向観音の参道となる。
-
参道の続く門前町は、谷のような場所にある。
それにしても、この参道に観光客の姿がないのは珍しい。
店の半分近くが閉まっていたのも意外だった。
金曜日とは言え、あまりにも寂しい。 -
石段を降りた場所には、小さな川が流れている。
そこからの町並みは、温泉場らしさが少し感じられた。 -
人気の無い参道を進み、石段を上がれば北向観音の境内だ。
変わらぬ佇まいだが、ここにも人影はほとんど無かった。北向観音堂 寺・神社・教会
-
北向観音の手水は、温泉なので温かい。
仄かに硫黄の香りまで漂っている
しかも、きちんと成分表まで貼ってあるのだ。 -
堂内へ入り、今回の旅の無事を祈願。
いつもの大切なお願いも。
本尊は千手観音菩薩で、現世利益を願うと良いそうだが、向かい合う善光寺が来世に御利益があるため、両方をお参りしないと片詣りとなり、ご利益が薄れるそうだ。
すでに善光寺へも何度かお詣りしているので、片詣りにはならないだろう。 -
観音堂から宿へと向かう途中に、大きな桂の木がある。
樹齢約1200年と言う古木で、この樹に因んで書かれたのが川口松太郎の小説『愛染かつら』だそうだ。
寄り添うように建つ鐘楼の鐘は、日の出と日の入りに打たれ、とても風情があった。 -
その桂の木の向かいには、文化6年(1809)に建てられた温泉薬師瑠璃堂が、崖に張り付くように建っている。
何度見ても、よくこんな斜面に建てたものだなと感心する。 -
今宵の宿は、その北向観音の境内のすぐ隣にある。
前回も泊まったかしわや本店だ。
只々、懐かしいの一言。別所温泉 観音様となりの宿 かしわや本店 宿・ホテル
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玄関を入れば、その変わらぬ雰囲気にホッとする。
何だか、ただいまといった感じだ。 -
まず通されたのは、滝が見える休み処。
-
宿泊の手続きをしながら、抹茶とお菓子をいただく。
お菓子は、上品なチョコレートだった。 -
そして、案内されたのは、本館の向かいにある四季亭。
前に泊まった時も、こちらの建物だった。 -
広い玄関を入ると、館内はすべて畳敷き。
素足で歩けるので、とても楽だ。
広い階段も、木の温もりで足に優しい。 -
今回の部屋は、陽月の間。
10畳と4.5畳の次の間の他、着替えなどに利用できる2畳ほどの部屋が付いている。
床の間には、掛け軸ではなく、上田紬が飾られていた。 -
一休みした後、早速、温泉へ。
とりあえず向かったのは、本館にある男女入れ替え制の大浴場『岩の湯』。
入ってみると、誰も居なかったのでゆったり。
ところが、硫黄の香りがほとんどしない。
前に来た時には、硫黄の香りがしたのだが。 -
本館にある大浴場は、たぶん、昔は混浴だったのだろう。
入口と同じ造りのもうひとつの扉を開けると、以前は脱衣所だったであろう場所に、樽のような湯船の露天風呂がある。
これがなかなか気持ち良く、前も長湯をしたことを思い出した。 -
本館の玄関近くには、珈琲や麦茶の他、煎餅などのお菓子が置いてあり、自由にいただくことが出来る。
風呂上がりの冷えた麦茶と煎餅は絶妙だった。 -
部屋に戻る前に、別館の風呂場にも立ち寄る。
『自適の湯』と名付けられた浴室は、総檜造りの湯船が良い雰囲気を醸し出している。
こちらの湯は、浴室に入った途端に硫黄の香りを感じ、温泉らしい気分になれる。 -
一度部屋に戻り、17時まで休憩。
その後、再び本館に渡り、予約していた貸切風呂『常楽の湯 』へ。
滞在中、一度だけ無料で利用できるのだ。
浴室は『岩の湯』の隣にあり、広さや洗い場の数から、以前は中浴場として使われていたのだろう。
一人で入るには、かなり広く感じた。
湯船には細かい湯の花のようなものが漂っていたが、少し違うような感じもした。 -
外には露天風呂もあるが、建物に挟まれたような隙間にあるため、どうにも落ち着かず、すぐに出てしまった。
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温泉を堪能した後は、夕食。
前に来た時と同じく、まずは地酒の試飲から。
でも、あまりにも忙しなく、落ち着いて味わえなかった。 -
そして、通されたのは個室の食事処。
前とは違い、かなり雰囲気が違う場所だった。 -
部屋の中も落ち着いた感じ。
椅子が回転するので、座りやすいのも良かった。 -
食卓の上に敷かれた紙には、花で赤く染まった愛染かつらが絵描かれ、芭蕉の句が添えられていた。
季節を大切にする心遣いが嬉しい。 -
そして、最初に出てきたのは、花見の季節と言うことで、花見二段重と言うものだった。
信州和牛のローストや稚マスの南蛮漬け、桜花アルプス長芋などが盛り付けられている。
吸物は、地元の豆腐を使った『別所豆富真丈』で、これはなかなかだった。
野沢菜そば万頭も、もっちとしていて美味しかった。 -
お酒は、地元若林醸造の『かくし酒 本醸造』をいただく。
癖のない、すっきりとした味わいで、繊細な味の和食にちょうど良かった。
この後、料理がなかなか出て来なく、お酒が進んでしまった。 -
ようやく運ばれてきたのは、銀ダラの西京焼きと炊き合わせ。
西京焼きは好みなので嬉しい。
煮物は、宿泊手続きの時に選べるようになっていたので、若筍煮が中心の炊き合わせを選択。
これも美味しかった。 -
また少し時を置いて、白魚と芹のかき揚げと鰻の蕪蒸しが登場。
かき揚げは揚げ立て、蕪蒸しも熱々だった。 -
そして台の物。
こちらも選んでおいた信州和牛の朴葉焼きがやってきた。
香ばしい味噌と牛肉が絶妙な味わいだ。
一緒に出て来た『炙りホタテともずく酢』も口直しにちょうどいい酢加減だった。 -
〆は筍御飯と赤出汁。
かなりお腹が苦しかったが、美味しかったので完食。 -
最後のチーズケーキと苺は、和食にはいらないような気がする。
上生菓子にお茶のほうが欲しいところだ。 -
夜遅く、別館にあるもうひとつの大浴場『悠々の湯』に浸かる。
吹き抜けの天井が高い浴室で、静かな時間を過ごす。
仄かに漂う硫黄の香りと、檜の柔らかな感触が心地よい。
ゆったりとした時間が流れていた。 -
翌朝、いつもより遅く7時前に起床。
朝風呂の後、昨夜と同じ個室で朝食をいただく。
品数は多いが、量は少なめなのでちょうど良かった。
焼き魚が小さかったのが残念だったが。
そういえば、仲間たちと泊まった時、一人だけ洋食を頼み、それがとても残念な内容だったことを、今でも笑い話にしている。
楽しい思い出だ。 -
朝食で、唯一残してしまったのが湯豆腐。
自家製の美味しい豆腐だったのだが、これだけは量が多すぎた。
これだけで出てくれば、お酒と一緒に美味しく食べられたのだが(笑) -
この宿では、部屋や食事処、廊下などに織物が飾られている。
それらは、上田の特産である上田紬だった。
昨年の5月に西上田を歩いた時、上田紬の工房を訪れたのを思い出す。 -
9時半に精算をし、宿の車で別所温泉駅まで送ってもらう。
上田駅へまっすぐ向かうのかと尋ねられたので、そうだと答えると、50円引きの切符があるというので購入した。
運転手さんが、北向観音が見える場所で停まってくれたので、車の中から、もういちど参拝することが出来た。 -
9:49発の電車に乗り、上田駅へと向かう。
上田駅からは、のんびり歩きながら、上田城跡へ。
途中、真田信之が居館を構えた跡を通る。
その場所は上田高校の敷地となっているが、屋敷門と土塀、濠が残り、城下町の名残が僅かに感じられる。上田藩主屋敷門 (上田高校正門) 名所・史跡
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門の前や濠沿いには染井吉野が植えられていたが、咲き始めだったのが残念。
でも、咲き始めのつぼみがある桜も風情がある。 -
しばらく歩いて行くと、道の向こうに洋館が見えて来た。
この建物は、大正2年(1913)に明治記念館として建設したもので、上田市立図書館として昭和45年(1970)まで使われていたそうだ。
その後、美術館などとして使われていたが、蚕都上田館として利用されたのを最後に閉館、今は文化財として保存されているらしい。
なかなか趣のある外観で、洋風なのに柔らかな印象を受けた。蚕都上田館 名所・史跡
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上田駅からゆっくり歩いて15分ほどで上田城跡に辿り着いた。
二の丸跡を抜けると、北櫓をはじめとする上田城の建物が見えてくる。
開花情報では染井吉野は未開花だったが、北櫓前の枝垂桜はかなり開花が進んでいるようだ。
桜に包まれた上田城跡は観られないと諦めていたので、これは嬉しかった。上田城 公園・植物園
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東虎口櫓門前に架かる橋の上から北櫓を眺める。
そこからの櫓と枝垂桜が織り成す景色は見事だった。上田城 公園・植物園
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それにしても、なぜ城跡に桜が似合うのだろうか。
戦のための施設であり、実際に使われていた頃は樹も無く、殺風景だったはず。
そんな城跡に、桜が植えられたのはいつの頃なのか。
先人が植えてくれたから、今、このような素晴らしい景色が楽しめる。
今を生きる私たちも、後世の人たちに良いものを残さないといけない。 -
橋から覗き込むと、濠の水は濁っていた。
こうして見ると、桜も野性的に見える。 -
もう少し開花が進めば、絶景だったことだろう。
第21回 上田城千本桜まつり 祭り・イベント
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この日一番綺麗だったのは、櫓門前の枝垂桜だった。
橋に被さるように咲いているので、多くの人が記念撮影をしている。 -
その櫓門の石垣には、有名な真田石が埋め込まれている。
松代に転封となった真田信之が、この石を持って行こうとしたが、微動だにしなかったという言い伝えがあるが、実際には、後に上田城に入った仙石忠政によって築かれた石垣なのだそうだ。 -
櫓門を潜ると本丸跡で、そこには真田神社が鎮座している。
祭神は、真田信繁。
本殿脇には、抜け穴だったと云う真田井戸なるものがある。
結構深く、今でも水が湧いているようだ。上田城 公園・植物園
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その奥には、上田城唯一の遺構である西櫓がある。
以前見た時より、かなり綺麗になってるので整備したのだろう。
あまりに綺麗だと風情が無くなるが、こればかりは仕方が無い。上田城 公園・植物園
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西櫓の前からは、上田盆地が見渡せる。
眼下の公園や駐車場になっている辺りは、昔、千曲川の流路だったところで、上田城が天然の要害だったことがよくわかる。
現在の千曲川は、奥に見える上田駅の向こうを流れている。 -
西櫓からの眺めを楽しんだ後、本丸跡の北側へ。
そこには、梅が多く植えられていたが、ちょうど見ごろだった。
多くの人が、梅を観ながら宴会中。
東京では桜で花見だが、上田ではまだ梅見なのだ。上田城 公園・植物園
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櫓跡に登り景色を望む。
遠くに見えている山は、烏帽子岳だ。 -
櫓門を潜り二の丸跡へと戻る。
櫓門の下から見る石垣と枝垂桜も美しかった。 -
土曜日と言うこともあり、櫓門前は観光客で混み合ってきた。
外国人の方も大勢来ていて、かなりの賑わいだ。
枝垂れ桜の近くは人が多いので、離れて眺めることにする。
観る角度が変わると、また違った印象になるのがいい。 -
ほとんどの人が、桜のある北櫓の方を見ているので、こちらは反対側の南櫓を観る。
彩りに乏しいが、青空に浮かび綺麗だ。上田城 公園・植物園
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二の丸跡では、多くの露店が並び大盛況。
その中で、醗酵から揚げなるものに目が留まり、つい生ビールと一緒に購入。
この日は気温がかなり高かったので、冷えたビールが美味かった。
ただ、から揚げは特に変わった味は感じなかった。 -
この後、上田城跡から駅へと戻ることにした。
途中で、ご当地マンホールを発見。
真田の六連銭が輪のように描かれる意匠だ。 -
駅へと着いたが、列車の時間まで一時間ほどある。
そこで、駅近くにあるみすず飴で知られる飯島商店に立ち寄ることにした。
店内で商品を見ていると、『弓削瓢柑みすず飴』というものがあった。
瀬戸内海の瀬戸田という場所で獲れる弓削瓢柑と言う柑橘を使ったみすず飴で、春限定のものだというので迷わず購入した。
食べてみると、少し苦味のある酸味が特徴的で、これは美味しい。みすず飴本舗 飯島商店 グルメ・レストラン
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飯島商店を出ても時間があったので、近くの青い壁が印象的なカフェに入る。
Cafe bosso グルメ・レストラン
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アイスコーヒーとチーズケーキのセットを頼み、時間まで寛ぐ。
頼んだチーズケーキはしっとり感がいまひとつ。
でも、店の雰囲気はよく、珈琲も悪くは無かった。
そして、13:36発の『あさま618号』に乗り、今回の旅を終えた。
今回は、上田城跡の桜と別所温泉の北向観音を観ることが目的だったが、染井吉野が咲き始めだったことが悔やまれる。
それでも、綺麗な枝垂桜が観られたので良かった。
いつかまた、満開の桜を観に来ようと思う。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- hot chocolateさん 2019/05/21 21:14:59
- 別所温泉と上田城址の満開の桜♪
- 旅猫さま
こんばんは。
すっかりご無沙汰して、すみませんでした。
別所温泉は1度しか行っていないのですが、しっとりとした、いい雰囲気の温泉場ですね。
旅館「かしわや」さんと言えば、以前、お料理がとても美味しいとの感想を、旅行記で拝見したことがありましたが、今回の旅行記でも、作り手の心が感じられるような、手の込んだ美味しそうなお料理ですね。
朴葉焼きと言えば、昔はよく行った岐阜や信州の旅を思い出します。
旅と食は切っても切れないものですね。
満開の桜に包まれた上田城址、思いがけず出会った桜に幸せを感じますね。
hot choco
- 旅猫さん からの返信 2019/05/24 14:47:52
- RE: 別所温泉と上田城址の満開の桜♪
- hot chocoさん、こんにちは。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
4月に職場が変わり、しばらくドタバタしています。
おかげで、10連休も近間でのんびりでした。
別所温泉は、なかなか風情がありいいですよね。
こじんまりとしているのと、ローカル線の終点にあるというのがいいです。
『かしわや本店』さんは、前にも一度泊まり、料理がおいしかったので再訪しました。
でも、以前より、少し味が落ちたような気がします。
と言うか、全体的におもてなし感が悪くなったようです。
悪くはないんですけどね。
今回は、何と言っても蕎麦が印象的でした。
あの量は驚きでした。
美味しかったので良かったのですが。
旅先で美味しいものに出会うと嬉しいですね。
旅猫
-
- 墨水さん 2019/04/16 00:15:00
- 嫌いなタイプ。
- 旅猫さん、今晩は。
畳に椅子置くのは、嫌いですね。(笑)
だったら、掘りごたつ式にした方が良いかと、常々思う。
食事が、まのびするのは、嫌いなタイプ。(笑)
間延びするのは、サービス業の基本を理解していない証拠。
「此所じゃ、ちゃんと食事がで来たためしがないんだよね。」とか、嫌味を言ってしまうな。(笑)
団体社員旅行で、前日の夕餉が宴会だったので、「朝食は湯豆腐」は、理解出来るけど、個人旅行で(その湯豆腐は)必要か?。(爆)
と、昔から常々思ってますけどね・・・・。
墨水。
- 旅猫さん からの返信 2019/04/21 15:09:55
- RE: 嫌いなタイプ。
- 墨水さん、こんにちは。
書き込みありがとうございます。
畳に椅子はお嫌いでしたか。
私は気になりません。
掘りごたつも良いですが、足の悪い人には椅子の方が楽ですし。
親や仲間に、膝の悪い人がいるので、こんな食事処はありがたいのです。
食事中に料理が途切れるのは困りますよね。
絶妙なタイミングで料理が運ばれてくると、それだけで印象が変わりますからね。
朝食は、干物とか焼き鮭が出てくれば十分。
旅先でも、食事は普段と変わらないほうがいいなと思っています。
旅猫
-
- senseさん 2019/04/14 10:19:20
- 旅猫さん、こんにちは。
- senseです
別所温泉と、上田城の旅日記を拝見?いえ、拝読させていただきました、
旅猫さんの丁寧な文章には、大変好感が持てました。 文才がおありで、本を読むように、読み進めてしまいました、旅への姿勢もとても素敵ですね、
旅とは、、。旅猫さんのように、自身の足でゆっくりと歩きながら、一つ一つ丁寧にその地の仏閣や、景色を楽しみ、又その地ならではの美味しいものをいただき、、人と触れ合う、、そんなふうに旅する!と、改めて、旅猫さんの旅日記を拝見しなから、感じた次第です。
別所温泉も、上田城も、私も以前より訪れた事があり、この地出身の知人もおり、、その方の事をふと思い出しながら、拝見していました。懐かしい思い出を、おもいだしながら、、、旅猫さんの旅日記のおかげで、、、ありがとうございました、
又伺います、旅猫さんは、お元気そうで何よりですが、わたしは、旅歩きは、健康でないとできないなぁと考える毎日です、苦笑
季節の変わり目、ご自愛くださいませ、
sense
- 旅猫さん からの返信 2019/04/15 22:08:09
- RE: 旅猫さん、こんにちは。
- senseさん、こんばんは。
書き込みありがとうございます。
旅行記を褒めていただき、何だかこそばゆい感じです(笑)
どこへ行っても、のんびり歩き回るのが好きです。
今回は、親が一緒だったので、いつものようには歩き回れませんでしたが。
帰って来てから写真を選び、旅を思い返しながら旅行記を書いていると、もういちど旅をしているようで楽しいです。
文は、なるべく写真の説明にならないように心がけています。
別所温泉は、良いところですね。
上田はずいぶん変わりましたが、城跡の辺りは変わらぬ様子で嬉しかったです。
確かに、旅には健康が一番ですね。
また、お立ち寄りください。
旅猫
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