2019.3 　コロニアル、レトロ　et 食べ歩き　ＬＣＣで卒業旅行　（台北・マカオ・香港）　1. おいしい台北　

2019/03/23 - 2019/03/23

息子の高校受験が無事終わり、義務教育終了。親としてもほっと一息。私学なので助成があるとはいえ今後7年間の学費を考えると戦々恐々なのですが、ここはやはり＜私が＞待ち望んでいた1年半ぶりの海外旅行を。でもLCCね。ほぼ、というか間違いなく母親の為の卒業旅行です。卒母はまだ先のようだけど。

約半年前、建前上主役の息子が旅行はやはりヨーロッパに行きたいと生意気言うので、新規就航されたＡＮＡウィーン線特典航空券を予約し早春の中欧を計画。が、後に推薦できまった進学する高校の登校日が旅行中にかぶることが判明し、中欧は秋に延期（特典にしておいてよかった）

やっぱり親子とも大好きな台湾に久しぶりに行って魯肉飯も牛肉麺も蛋餅も豆花も食べたい！が、台湾だけでは3年前の卒業旅行と同じだし・・・。そこで旧ポルトガル領のマカオと旧英領の香港を合わせコロニアルの雰囲気を感じつつB級中華三昧な３か国４日間卒業旅行と決定。

第１弾の台湾はB級グルメと戦前のレトロな日本統治時代の日式家屋を求めて中世記念堂駅から永康街を経て東門市場まで食べて歩いて食べて食べて歩いて食べる旅。

期待を裏切らない街歩きでお腹も心も大満足した後、台北駅から桃園空港に戻る際に息子とはぐれ、期せずして息子の海外初一人旅などというハプニングもあり。心細かったそうだが、無事ミッションをこなせた息子と対面し、親として大人になったな～と実感。

だから旅行はやめられない。


スケジュール
3/23（土）タイガーエアー　IT217　
　東京・羽田（0450）→台北・桃園（0755）　　
　タイガーエアー　IT307　
　台北・桃園（1900）→マカオ（2055）
　空港→マカオ半島　タクシー
　＜マカオ　メトロポールホテル泊＞

3/24（日）マカオ半島観光
　午後　タクシーでコタイへ　
　チェックイン後　タイパ・コタイ観光
　＜シェラトン　マカオ泊＞

3/25（月）午前　ベネチアン観光
　昼　　マカオ・外港　→　香港・九龍　フェリー
　チェックイン後　ペニンシュラ　アフタヌーンティー・
　湾仔・シンフォニーオブライツクルーズ・女人街他
　＜香港　カオルーンホテル泊＞

3/26（火）倫敦大酒楼　早茶
　1881ヘリテージ・ジェニーベーカリー
　チェックアウト後　シャトルバスで九龍駅　
　インタウンチェックイン
　ＭＴＲで香港駅　
　中環　大館・ＰＭＱ他
　香港駅→香港空港
　香港エクスプレス　ＵＯ032　
　香港（1800）→東京・羽田（2255）　

私　台湾4回目、香港5回目、マカオ2回目（香港・マカオは啓徳空港時代以来なのでほぼ初心者）
息子は台湾３回目、香港＆マカオは初

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

朝4時50分発のため
自宅を2時30分に出発。3時前に空港着。いつもの国際線駐車場を利用。

駐車料金は4日間で7800円。帰りも夜遅いし、車が楽ちん。空港についてみると前日から泊りのトラベラーがいっぱい。

台北や香港みたいにバスでいいので２４Hアクセスに早くなるといいのに


HND-TPEは事前に座席指定はしていたので、安心してチェックイン。
TYO－TPEと、TPE－マカオ　２枚のボーディングパスをくれましたが、TPEで再度チェックインカウンターによってねとのこと。
その後　予約していたWIFI　２台ピックアップ。
アジア周遊で安かったので息子と別行動があるかもと２台借りておいたのですが、これが後のトラブルで本当に役立ちました。

今回愛犬を動物病院のペットホテルに預けたので、治療＆ワクチン＆宿泊費＆お薬等諸費用込みで3万円。一人分の航空券代じゃないか！！！　
かわいさと癒しをくれる愛息の健康と安全には替えられないものですな・・・（涙）

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

タイガーエアーは一人荷物2個、合計１０キロまで無料なので行きは機内持ち込み荷物のみ。４０L～５０Lのエクスパンダブルなスーツケースは本当に使い勝手がいい。
行きは二人で１７キロ。
帰りは観光したりお土産を入れたりするので１個のみ預けに。

タイガーエアーの機内。
こんなに早朝の便でも満席。
手に持ってる子がかわいい。

機材到着が遅れディレイ。

長い一日を考えると本当はガッツリ寝ておきたかったが、うとうとしている間に到着。


イミグレ混雑。台湾人気　すごいな。e道羨ましかった

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

先日発表された2019世界空港ランキングで桃園空港は13位。香港5位。羽田2位。
今回使用した4空港のうち3空港がランキング15位入り。
どこのトイレもきれいで安心して使用できた。ひと昔前はドキドキだったが、ワールドワイドにトイレがきれいになったのがうれしいな。

入国後スーツケースと荷物をロッカーに。
悠遊カードが鍵替わりで初めに３時間60元がひかれます。返却時現金＆カード　どちらでも精算可。
合計180元だった。

ＭＲＴに乗る前にKKDAYで予約しておいた
【外国人限定】桃園メトロ割引乗車チケット セットプラン
で往復のトークンとパイナップルケーキの引換券をピックアップ。
永康街にも行く予定だし、カード決済できるので楽かなと。
＠1,013円×２


クレカでキャッシングして、
悠遊カードにチャージして、以前のカード２枚を払い戻ししようとしたら残高がなくてできなかったりとなんだかんだで空港を出発したのは着陸から2時間弱経っていた。でも時間はたっぷりあるから大丈夫。

ＭＲＴで桃園空港→台北駅へ。
北門駅まで歩きMRT松山新店線で中正紀念堂駅へ。
空港線の台北駅から北門駅までは北門方面の出口をでれば近い。


まずはずっと来たかった店。金峰 魯肉飯。10時45分着
お初です。
中正紀念堂駅から徒歩１分

金峰魯肉飯 地元の料理

日本語メニューあり。
中華圏　当たり前の相席。

美味しそうなものいっぱいだけどここは我慢して
魯肉飯（中）、筍乾、タンツー麺ぽいものをを二人でシェア。

あ、卵頼むの忘れた。

どれも本当においしい。

合計105元→100元
100元札以外は大きい札しかもっていなかったので5元もまけてくれました。
優し～♪　おいしくてめちゃ安。大満足です。

すぐ隣にある珍煮丹へ
「台湾で高い人気を維持する黒糖タピオカミルク」だそうで。

黒糖タピオカミルク　55元
おいしー

そしてまたすぐ近くにある南門市場へ。

地下は生鮮、1階は乾物・お惣菜、2階は服飾百貨・美食廣場（フードコート）

南門市場 市場

すでに沢山の人でにぎわってます。

今回は油化街にはいかないので、こちらで愛文マンゴーのドライフルーツを購入。
高いか安いかよくわかりませんが、愛文マンゴー３パックで400元でした。
やっぱりマンゴーは愛文がおいしいなぁ。

フルーツ、肉、魚、総菜、お土産などいろいろあります。
1泊するのであれば総菜買いたかったな～

マンゴーを買っていろいろな店を見学後に2階奥のフードコートへ。

目的はここ。
豆花屋さん　「傳統有機豆花」

有機豆花ですよ。　ファミマっぽいカラーの店構えです。

温かい　九分芋圓+豆花　４０元　タピオカも入ってます。
結構大きいですよ。二人でシェア
優し～　おいし～　安い～

建物の外側にもお店ありました。

市場でのんびりしていたらヤバイ。
次の店が終わってしまう。
小走りで次の店へ。といっても市場から歩いて５分ほどの距離。
もう外の掃除始めていたけど間に合った～。
もう行列はなく、席に座るのにほんの1,2分まちました。

鼎元豆漿 中華

鼎元豆漿
朝食のお店です。
鹹豆漿　油條　
蛋餅が食べたかったけど、売り切れで燒餅夾蛋

蛋餅が大好きで、新大久保で買った冷凍蛋餅に卵とチーズで自宅でよく食べています

メニュー

どれも安いです

ちょっと待ってから
アツアツの小籠包。
合計170元位、、、、て本当に安！

黒米の飯團を買いたくて、劉媽媽飯團に行きましたが、
12時頃ついたのでとっくに終わっていました。
掃除をしていたお店のお母さんが「ごめんねー」と。

いえいえ、閉店時間から1時間もたっていますので当然です。

劉媽媽飯團 地元の料理

この辺りに日式宿舎群が残っています
日本統治時代の官舎や住宅です。
出発前に地図を見ていて興味をもち、４トラの旅行記を参考にさせて頂き、
この日式宿舎をいくつか回ってみることにしました。

金華街、杭州南路に残っているもの、廃墟になっているものや、
錦町日式宿舍群、総督府山林課宿舎群にリノベされ、おしゃれに生まれ変わったカフェなどもありました。

台風の多い台湾では、沖縄のようにコンクリの家が普通ですが、
日式の家は木造瓦屋根。
自分が子供の頃のレトロな家並みで郷愁を誘います。
都心住まいの自分には普段見ることがありません。

ここはお店か、施設になっていました。

この旅行中、息子が気に入っていた「慢」
「慢心するな」「調子にのるな」と諫める標識かと思っていたら、
台湾では「Ｓｌｏｗ」の意味とのこと。

なるほど、やたら沢山みたわけだ。

標識もレトロでいい雰囲気。

日本の写真ではありません。
日式の住宅です。

壊れてしまっているものも多いです。

廃墟ですがノスタルジーで、なぜかすごく興味をそそられます。
取り残されてしまったような、今の日本の立ち位置を象徴しているような感じがする。

バラ線　懐かしい。子供時代は男勝りで、木登りしたり公園や空き地を走り回っている子だったので、たまにバラ線に引っかかって流血していたな・・・なんて。

昭和そのもの。

この一角に数件残っていますが、じき壊されるみたいです。

なんか、海外旅行の旅行記なのに変な写真ばかり載せてすいません

リノベされた建物もあります。

リノベされた日式住宅　公園になっています。

ここにも「慢」

金華街にある行列の牛肉麺屋さんの「廖家牛肉麺」のすぐ近くです。

この門の中は

リノベされ、おしゃれなカフェになっていました。

すごくおしゃれなので写真を撮らせてもらいました。

店内もとても素敵なカフェだったので、入ってみればよかったな。

素敵

外観はこのようにおしゃれです。

現在向かいの広い敷地が工事中
旧刑務所らしいです。

街の小吃店

政江号伝統小吃店にやってきました。
うちら親子はこっちのほうが似合ってるな
店のご主人　優しくて親切でした。

老若男女の皆さん　おでんのようなものを食べていましたが、
我々は木瓜牛乳（パパイヤミルク）と紅豆芋圓湯で休憩　115元

台湾のお汁粉おいしいー。
池袋の近く、要町にある小さな台湾料理店「有夏茶房」の紅豆湯は最高ですし、ほかのメニューもすべておいしいです。とても小さいお店なので本当は教えたくないけど、台湾人のご夫婦が一生懸命営業されているので応援しています。　

休憩後少し歩いて総督府山林課宿舎群にやってきました。
リノベが終わったところはなにやら「こども食堂」のような施設になっていました。

現在リノベ中の建物もあります。

幼少の頃に住んでいた家を思い出す。

ここままだリノベ前

レトロな家の前から見上げるとこんな立派なマンションが。
新旧が共存しています。

住宅街の一角です

次は錦町日式宿舍群(台灣總督府殖産局山林課)

こちら側はきれいにリノベされていますが

こちら側は絶賛リノベ中

もうすぐきれいな施設に生まれ変わりそうです

説明板がありました。

説明板2

説明板2の一部

説明板2の一部

台湾の標識はレトロでとてもおしゃれ。

絵になります。

金華街　興味深かったです。

永康街にやってきました。

この通りに沿って北上します。

街の抹茶カフェ

本物？

今回はＣＯＣＯで

CoCo都可 (永康店） カフェ

タピオカミルクティー　40元
濃くておいしい。
そういえば、渋谷の職場の近くにあるので東京でも飲んでるじゃん。

タピオカミルクティーを飲みながら、天津葱抓餅に来ました。
いつも行列の葱抓餅屋さん

起司加蛋（チーズ＋卵）　４５元

天津葱抓餅 露店・屋台

葱抓餅も好きなので、冷凍買ってちょこちょこ家で焼いています。

叩かないとふわふわしないんだよね。

葱抓餅　卵とチーズ　相性抜群！
叩いてパイ生地のように層を作る

来好

ネットやガイドブックで人気の雑貨屋さん
パイナップルケーキや中国茶も売っていました。

来好 お土産店

次は永康牛肉麺。
台湾でのメインディッシュかな。結局ここがこの日の最終食事となりました。

こちらも行列ですが、店員さんが上手に相席させていくので意外とスムーズに進みます。１０分弱で席につけました。

永康牛肉麺 地元の料理

これは粉蒸排骨　豚肉のスペアリブとさつまいも入りのおこわ
これカイエンペッパーがかかっているようで、とにかく辛い。
でもおいしい

紅焼牛肉麺 　初訪問なので基本の牛肉麺。
大きい牛肉がゴロゴロ。
2人で大をシェアー。それでも十分。
さすがの息子でも食べきれませんでした。

でもピリ辛でほんとにおいしい。
テーブルの高菜を入れて食べます。

くせがなくめちゃくちゃおいしかったです。
牛肉麺と粉蒸排骨で400元

永康街の終点、鼎泰豊そばの
「紅櫻花食品」
ここでもKKDAYの桃園メトロ割引乗車チケット セットプランの引換券でパイナップルケーキかバターケーキのどちらか好きな方のお土産と交換できます

土という字がついていないパイナップルケーキですが餡はパイナップル100％とのこと。お土産と交換した後、試食品を試食したら素朴な感じで美味しかったので自宅用に購入。250元。　お店　可愛いです。

紅櫻花食品 Hello Kitty (東區店) お土産店

紙袋もこんなにかわいい。

101を遠目に見て道を渡ります。

東門市場にやってきましたが、１４時までなのでもう終わってます。
それでも見てみたくてやってきました。

東門市場 市場

いろいろなお店があります。

道路を挟んだ向かいにも　築地みたいな感じかな

こちらも終了済

ここのパイナップルとても美味しいらしいです。
台南の關廟のパイナップル

でも残念ながらもう一口たりともはいりません

關廟鳳梨酥の前のお店にあった提灯がかわいいです。

食べたいものいっぱい食べたし、愛文マンゴーもパイナップルケーキもほしかった缶詰も買ったし、大満足で桃園空港への帰路につく。

まずはMRT淡水信義線で東門駅→台北駅に移動
４トラの情報通り、空港線は台北駅だと北門駅より歩くのね、、なんて思いながら復路トークンで乗車。
既に停車していた快速はほぼ満席で１席空いていた席に息子を座らせようとしたらなかなか座らず、じゃあ次のに乗ろうよと言って先に私が電車を降り、グズグズしてた息子が降りる前にドアが閉まってしまいました（汗）

「次の駅で降りてね」と手振りで知らせましたが、よく考えると空港で待ち合わせしたほうがロスがなさそう。
WIFIを持たせていたので、LINE電話を鳴らします。実はこの時息子のiphoneの調子が悪く、通話に雑音が入りできない状態。TALKでやり取りします。
指示がうまく伝わった後も、きっと一人で心細いだろうなと思いずっとLINEでやりとりしていました。ここ３年分位のトークをまとめてやった感じ。

第１ターミナルだから乗り過ごさないよう伝えたのに、息子は案の定乗り過ごし終点の第２ターミナルまで行ってしまい、1駅戻ると、１５分後に出発した私と同じタイミングで桃園空港第１ターミナル駅のホームに到着。無事会えました。彼の45分程の一人旅終了。

身長は184cmとかあるけど中身はまだまだ中学生。
相当心細かったようだけど、現代にはLINEというツールがあって本当によかった。
ネット社会のおかげで海外旅行が本当に身近になったし便利になりました。
ネットもSNSも使い方次第だね。

桃園空港について、羽田のスタッフに言われた通りチェックインカウンターに寄ったが、すでにボーディングパスを持っているからか、荷物の重さは量らなかった。こんなことならもう少しパイナップルケーキと缶詰を買えばよかったな。香港の空港も量らなかったので厳しいのは日本の空港だけだな。
確認されたのはマカオからの出国方法で、フェリーの予約確認書2名分の提示を求められました。

少しディレイして搭乗開始
席位置は関係なく早く並んだ順で乗れた

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

マカオへ２時間のフライト。

この便は空いていて、３席を二人で使用できたので余裕でよかった。

私たちは後方シートを選択。後ろは全て空いていたので、LCCの場合満席でなければ後ろを選択したほうがゆっくり座れていいんだな。


ポルトガル風の街並みのマカオ　楽しみ