2018 GW・フィレンツェ＆チンクエ･テッレ旅行 ⑦

2018/05/02 - 2018/05/08

　2018年ゴールデンウイークに，ルフトハンザ航空を利用して，イタリアのフィレンツェに６日間の個人旅行。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのホテルに滞在し，フィレンツェ･カードを利用して市内観光したり，チンクエ・テッレへの現地ツアーに参加した。
　パート⑦では，最後に，映画『冷静と情熱のあいだ』や映画『ハンニバル』の舞台となったサンティッシマ･アンヌンツィアータ広場を撮影して，帰国の途についた５日目・６日目（５月７日（月）～８日（火））を掲載

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

５月７日（月）

6:20　朝食前に，メディチ家礼拝堂，サン･ロレンツォ広場を経由して，サンティッシマ･アンヌンツィアータ広場へ

メディチ家礼拝堂 寺院・教会

　サン･ロレンツォ教会とジョヴァンニ･デッレ･バンデネーレの記念碑

メディチ･リッカルディ宮

　1444年，コジモ･デ･メディチの依頼により，ミケロッツォ･ディ･バルトロメオが設計した武骨な外観の宮殿。ピッティ宮殿に移るまでのメディチ家の宮殿

メディチ リッカルディ宮 城・宮殿

　スフォルツァ･アルメーニ宮を横目に，セルヴィ通りを抜けて，サンティッシマ･アンヌンツィアータ広場へ


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サンティッシマ･アンヌンツィアータ広場

　サンティッシマ･アンヌンツィアータ教会（正面奥），捨て子養育院美術館（右），今はホテルになっているセルヴィーティ修道院（左）の各回廊に囲まれた，フィレンツェで最も美しい広場と言われている広場。
　映画「ハンニバル」では，パッツィ主任刑事がレクターのところを訪ねる場面に登場。映画「眺めのいい部屋」にも登場

サンティッシマ アンヌンツィアータ広場 広場・公園

サンティッシマ･アンヌンツィアータ教会

　サンティッシマ･アヌンツィアータとは，「受胎告知を受けた最も尊き聖母」の意味。かつて小さな礼拝堂があった場所に，「聖母マリアの下僕信心会」と言われる人々によって，1250年に創建され，1444～81年にミケロッツォらの手によって再建された。中央のアーチは，アントニオ･ダ･サンガッロの設計であるといわれている。

サンティッシマ アンヌンツィアータ教会 寺院・教会

捨て子養育院美術館

　広場右側の建物は，フィリッポ･ブルネッレスキの設計によって1417年から1436年に建設され，1445年に開院したヨーロッパ最古の孤児院が前身で，現在美術館になっている。
　映画「ハンニバル」では，フェル博士に扮するレクターが居住するカッポーニ文庫という設定

孤児養育院美術館 博物館・美術館・ギャラリー

　彩色テラコッタによる幼子のメダリオンは，アンドレア･デッラ･ロッビアの作

　回廊の奥には，赤ちゃんポストに相当するルオータと呼ばれる回転扉が残っている。

　映画「ハンニバル」では，レクターを訪ねてやってくるパッツィ主任刑事がこの玄関から中に入る。

ホテル･ロッジャート･ディ･セルヴィーティ
　　　　　　　　　　
　広場左側の建物は，サンティッシマ･アンヌンツィアータ教会に参拝する聖母マリア下僕信心会会員の宿舎として，アントーニオ･ダ･サンガッロ･イ ル･ヴェッキオによって，1517～1527年に建てられたセルヴィーティ修道院だった建物

ロジアト デイ サーヴィティ ホテル ホテル

　広場中央には，ジャンボローニャによる「フェルディナンド１世の騎馬像」がある。
　映画「ハンニバル」にもチラッと登場する（34分頃）。

　奥の両サイドには，半魚人をモチーフにしたピエトロ･タッカによる「カチュッコの噴水」がある。

　この噴水は元々フェルディナンドⅠ世にゆかりのある港町リヴォルノの防波堤に設置されるために造られたが，あまりの出来の良さに，孫のフェルディナンド２世がリヴォルノに送るのが惜しくなり，この広場に設置したのだそうだ。

　通りの向こうに見えるドゥオモの姿が絵になる。左の建物はレ･ドゥエ･フォンターネというホテルで，右側の建物はグリフォーニ･ブディーニ･ガッタイ宮
　この広場は，映画『冷静と情熱のあいだ』のロケ地の一つで，再会した順正とあおいが話をするシーンで登場する。

　ガッタイ宮の2階（３階という説もある）の右端の窓には，何世紀にもわたっていつも開いているペルシアーナに関する言い伝えがある。


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6:45　セルヴィ通りからアルファーニ通りに左折

ブルネレスキのロトンダ

　フィリッポ･ブルネッレスキ広場にある。ブルネレスキの晩年の設計で，1435年に起工した旧サンタ･マリア･デリ･アンジェリ礼拝堂の円筒形（内側は八角形，外側は十六角形）の建物（未完成）で，現在はフィレンツェ大学の語学センターとして使われている。


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旧サンタ マリア デリ アンジェリ礼拝堂 (ブルネッレスキのロトンダ) 寺院・教会

6:50　カステッラッチョ通りからセルヴィ通りを抜けてドゥオモ広場へ

　最後にドゥオモと鐘楼を写真に収める

ドゥオモ広場 広場・公園

　ファザードの４つの壁龕には，フィレンツェと関わりの深い人物の彫像が置かれている。左から，1296年のドゥオモの基礎工事を祝福したピエトロ・ヴァレリアーニ枢機卿，1357年ドゥオモ最初のピラスター（飾り柱）を祝福したアゴスチーノ・ティナッチ司教，ミラノとのロンバルド戦争の際にフィレンツェを支持し，1436年完成した大聖堂の献堂式を執り行った教皇エウゲニウス４世，生活困窮者の救済に精力を傾けたフィレンツェの大司教アントニオ・ピエロッツィ

　サン･ジョバンニ洗礼堂も撮影

　ドゥオモ，鐘楼，洗礼堂が一つのフレームに収まる，ビューポイントから

　サン･ジョバンニ広場の南西角から，こちらもワンフレームに収まる一枚を撮影


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7:10　朝食

グランド ホテル バリョーニ ホテル

　ホテルのレストランからドゥオモを撮影


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7:30 宿泊税支払って（19.2ユーロ），チェックアウト

　ホテルからバスターミナルへ

8:00　ＳＭＮ駅横のバスターミナルからバスで。途中のサン･ヤコピーノ広場にこんな女性像が立っていた。2018年１月16日に亡くなったジャンパオロ･タラニ作の「フィオレンザ」という像らしい。


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8:25　フィレンツェ・ペレトラ空港に到着。空港ビルの２階の４番チェックインカウンターで手荷物を預けてから，空港外観の写真を撮りに

アメリーゴ ヴェスプッチ空港 (フィレンツェ ペレトラ空港) (FLR) 空港

9:00　手荷物検査を経て，ゲート６へ

　６番ゲートから搭乗。映画「インフェルノ」にも，この空港がちょっとだけ登場する。

10:05　ルフトハンザ･シティ･ライン（Embraer 190　LH309便 18Ａ席）で

　フランクフルトまで約１時間50分のフライト

10:55　軽食にサンドイッチ


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　フランクフルト上空からライン川が見えた。

11:55　フランクフルト・マイン国際空港に到着。１時間50分のトランジット

フランクフルト国際空港 (FRA) 空港

　ドイツ名物のソーセージ「ニュルンベルガー･ローストブラートヴルスト」を購入。動物検疫大丈夫かな？

13:53　ルフトハンザ航空LH740便（Ｂ747-400 40Ｇ席）に８分遅れで搭乗開始。14:10に離陸し，日本まで11時間弱


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15:50　機内で遅い昼食


　食事の後，日本時間に時計を調整（フランクフルトとの時差は，サマータイムで＋７時間）


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５月８日（火）

6:00　機内で朝食

　まもなく到着

7:55　関西国際空港に到着

関西国際空港 空港

　なかなか手荷物が出てこなかった。フランクフルト空港で買ったソーセージは，動物検疫を無事パス

※　写真は出迎えの家内が撮影