東京ーマニラ、JALエコノミー便往復

2019/03/04 - 2019/03/08

JALパック旅行でマニラ3泊4日が格安で出ているのを家内が見つけ、急遽、マニラ旅行をすることになりました。エコノミークラスの往復航空券とマニラのホテル代がセットになっているパックで、現地では自由行動となります。フィリピンは初めてですので、旅行案内を調べて現地ツアー（コレヒドール島観光）を別途JTBで購入しました。2日半ほどマニラ観光が出来ますが、3月は乾季で天候も良いのでフルに行動可能です。

JAL便は往復ともエコノミー席ですがNRT-MNLは飛行時間も４～５時間と短く、また出発が火曜日なのであまり混んではいないと思われます。ただNRT出発便が朝の9時過ぎと早いので、成田空港で前泊することにしました。ホテル日航成田を利用しましたが、宿泊料金は1万円少々でした。前泊は朝ゆっくりできますので、気分的な安心感があります。

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

3月4日
ホテル日航成田のフロントでチェックイン手続きをしました。団体さんがいると混みますが、幸い、空いていました。

ホテル日航成田 宿・ホテル

ベッドルームは、広めでゆったりとしています。ホテル付属レストランで夕食をとって、ゆったり気分で就寝できました。

3月5日
ホテルを午前7時頃にチェックアウトしました。今回はJAL便ですので、ホテルバスで成田空港第2ターミナルに向かいます。

ホテルバスに乗車します。ほぼ満席でした。

バスが第2ターミナルに到着します。JALチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませます。

成田国際空港 空港

今回のJALチケットはエコノミーですが、JALマイレージ上級会員ですのでラウンジ利用が可能です。搭乗前の時間待ちと簡単な朝食で、利用させて頂くことにしました。

成田空港国際線 JALファーストクラスラウンジ 空港ラウンジ

ラウンジンは混んではいませんでした。航空便利用者が少な目の火曜日早朝であるため、混んでいないのかも知れません。

簡単な朝食ですが、食材はなかなか立派でした。ラウンジでは、早朝から寿司職人が寿司を握ってくれました。海外客用のサービスと思われますが、有難く利用させて頂きました。

搭乗時間になりましたので、ゲートに移動しました。間もなく搭乗開始です。

成田国際空港 空港

利用するJAL機です。

優先搭乗で早めに機内に入りましたが、我々の座席はエコノミー席後尾です。

後方には数列しかありません。

搭乗が完了しましたが、エコノミー席には多めの空席がありました。我々の席隣も空席でしたので、ゆったり感があります。

定刻9時半過ぎに離陸して、マニラに向けて出発です。

水平飛行に入ると、早速、食事メニューが配布されました。

食事は若手シェフのコンテストで優良なメニューを準備しました、と書かれています。

マニラ便(JL741)エコノミークラスの朝食です。分量、バランス、味も良好です。デザートにハーゲンダーツが付いています。美味しく頂きました。

朝食を終えると、航空機は九州南部を飛行中でした。

マニラまで残り3時間弱です。

機内エンターテインメントをチェックします。

最新ムービーも視聴可能です。JALですので日本語音声のムービーが多めです。

少し前にリリースされた評価の高いムービーも準備されています。残り飛行時間は2時間程ですので、映画1本を見るだけで、目的地到着です。

フィリピン訪問は、今回が初めてですので、事前情報を「入国案内」でチェックしました。入国カード記入が必要ですが、特別の準備や対応などは無いようです。

到着まで残り時間が40分程になりました。欧米に比べて、フィリピンはとても近いと感じます。

しかし航空機は、マニラ上空でグルーと迂回しました。到着時間調整のようです。

着陸後も滑走路で停止したり、ゆっくり走行で、やっとゲートに横付けとなりました。マニラ国際空港は、あまり混んでいない印象でしたが、空港都合で待たされた感じです。予定到着時刻をオーバーしていました。

我々はここが目的地ですので問題ありませんが、次の飛行機に乗り継ぐ乗客は遅めの到着で心配だったろうと思います。

ニノイ アキノ国際空港 (MNL) 空港

降機して、入国審査に向かいます。入国審査は混んでおらず、速やかに手続きが終了しました。フィリピンマニラ空港の入国審査官は、仕事ぶりも迅速で親切な印象です。

ヨーロッパ往復のトランジットで時々利用するあの国の国際空港の審査官は厳格で疑い深くて印象は良くありませんが、マニラ空港の入出国処理は好感が持てました。国による対応の違いを感じさせられました。

バゲージも順調に処理されていました。航空機到着で時間ロスがあった以外では、大きな問題はありませんでした。

空港から市内のホテルまで、タクシーを利用することにしました。タクシーにはメータタクシー、クーポンタクシー，グラブタクシーなど複数の分類があり、値段や安心感に差があるようです。
空港内インフォーメーションで聞いたら、価格と信頼性でグラブタクシーシーを勧めてくれました。

ニノイ アキノ国際空港 (MNL) 空港

グラブタクシー乗り場です。
緑マークが目印で、2名でお客対応をしていました。目的地を告げると、係員がスマホで利用可能な車を探し、車のナンバーを書いた小片を渡してくれました。価格も、この交渉で決まります。料金は車のドライバーに支払います。我々のホテル（Pan Pacific Manila)までの料金は250ペソでした。

午後3時過ぎに、ホテル（Pan Pacific Manila)フロントでチェックインしました。JALパックでアレンジされていたホテルですが、部屋をアップグレードしてくれました。ラッキーです。

シェラトン マニラ ベイ ホテル

17階の部屋は欧米基準の広めでした。

バスルームにシャワーと浴槽があります。作りは豪勢で、シャワーの水温調節、水の勢いも良好でした。

部屋には立派なデスクセットがありました。

シェラトン マニラ ベイ ホテル

おまけに、「果物の盛り合わせ」も準備されていました。JALパックで予約したホテル支払い料金は高くはない（多分1万円程度）と思いますが、内容がとても充実しているように思います。欧米ホテルよりもコスパが優れています。

果物は部屋の冷蔵庫に保存し、熱いマニラ町歩きの後で、美味しく頂きました。マンゴーは絶品で、お薦めです。

このホテルに3泊して、マニラ観光をしました。
到着した日の夕方に訪問したサンチャゴ要塞内部です。スペインが16 世紀にマニラに建設した要塞で、スペインのフィリピン統治で主要な役割を果たしています。

サンチャゴ要塞 建造物

マニラ大聖堂です。イントラムロス内にあるカトリック教会の大聖堂で、この教会はスペイン統治の初期の1571年に建造されています。

マニラ大聖堂 寺院・教会

3月6日
この日は第2次世界大戦の激戦地となったコレヒドール島を見学しました。

コレヒドール島 ビーチ

3月7日
マニラ湾に沈む夕日を見ました。マニラ湾の夕日は、「世界三大夕陽」に選ばれています。とても印象的な見事な夕陽でした。

マニラ湾 海岸・海

3月8日
帰国する日の午前中に、フィリピン国立博物館を見学しました。ここを訪れると、フィリピン歴史を絵から知ることが出来るように思います。

フィリピン国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ホテルを午前１１時半頃にチェックアウトして、タクシーでマニラ国際空港に向かいます。

マニラのタクシー利用では、ボッタくりがありますので、注意が必要ですが、何度かタクシーを利用していると何となくボッタくりを避ける要領が分かってきます。このタクシーは大丈夫です。

空港第一ターミナルJALカウンターで搭乗手続きを済ませて、ゲートに向かいます。

ニノイ アキノ国際空港 (MNL) 空港

ゲート手前に、JALさくらラウンジがありました。私のJALマイレージステータスで利用可能ですので、入ってみました。

小さめのラウンジですが、食べ物、飲み物などは一応揃っています。

カレーライスがあったので、頂きました。成田空港や羽田空港にあるJALさくらラウンジのカレーライスと同じで、美味しいカレーでした。

搭乗時間になりましたので、ゲートに移動します。週末に近い金曜日であったためか、機内はほぼ満席でした。

帰国便（JL742)エコノミー席は、家内と並びで翼の直上の前よりでした。機外の景色が青っぽいのは、窓ガラスの色の影響です。最新の航空機窓は、合わせガラス中間の液晶層を電圧調整することで、ガラス透明度が変更できるようになっています。便利な機能です。

ニノイ アキノ国際空港 (MNL) 空港

機内に入ってから、定刻を過ぎても待機状態が続き、なかなか出発しません。空港が混みあっているのが理由、とのアナウンスがありました。

予定時刻を40分程過ぎてから、やっと離陸です。
到着時も同様に待たされましたが、帰国便も同様でした。マニラ国際空港での定時発着率は高くないと感じました。航空会社よりも空港運営側の問題だと思います。この空港を経由した乗り換え便などがある場合、要注意だろうと思います。

飛行機は上昇を続け雲の上に出て、安定飛行に入りました。

成田国際空港到着まで3時間弱です。

機内エンターテインメントを少し詳しくチェックしました。

ミュージック選択も多様です。年代別にポップミュージックの好みを選べます。

日本の歌、子供向けの歌なども準備されています。

落語もありました。

水平飛行に入ると、早速、食事が出てきました。往路便と同じような食事ですが、大きなクッキーが付いている点が違っていました。食事前に出されるおつまみの代わりのようです。

JALさくらラウンジでカレーライスを頂いていますので、メーンは省きました。マニラで調理された惣菜ですが、和風の良好な味でした。日本の航空会社の食事は、海外航空会社に比べて、概して良好だと思います。

残り飛行時間が1時間程です。画面表示を英語にしてみました。

航空機は四国南部を飛行中です。

間もなく成田空港へ到着します。往路よりも帰りの方が飛行時間が短く、食事を終えると直ぐに到着する感じでした。西から東に吹くジェット気流の影響は大きいと思います。

マニラ国際空港からの出発は、定刻に比べて40分程遅れましたが、パイロットが飛行速度を通常よりも増してくれたため、ほぼ定刻通り（5分遅れ程度）のNRTゲート到着となりました。JAL機材の定時運行努力を感じました。

今回、エコノミークラスで成田国際空港～マニラ国際空港の往復を体験しましたが、飛行時間が短め（4-5時間）で、往路では空席が多くて混雑感がなかったため、疲れも少ないように思いました。マニラ到着後に直ぐに観光に出かける元気もありました。家内は、アジア旅行ではエコノミー大好きと言っています。機内待遇も親切で好感が持てました。近距離＆中距離旅行で、これからもJALエコノミーを利用したいと思います。

成田国際空港 空港