2019/02/10 - 2019/02/13
1461位(同エリア6421件中)
タッチさん
秋に大学の卒業旅行で友人とヨーロッパを周遊し、海外旅行の魅力にとりつかれました!
そこで急遽再び弾丸で一人でヨーロッパへ~
せっかくだし前回回ってない都市がいいなと、ミラノ、ヴェネツィア 、ウィーンを訪問しました。
航空券とホテルは全てエクスペディアで手配。
他の観光施設やオペラなども予約できるものは全て日本で予約して行きました。
最後に訪れたのはウィーン。
宝塚好きな人間が、エリザベートの世界に浸るためウィーンを旅して来ました~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
ヴェネツィア最終日の夜、夜行寝台列車にてウィーンに向かう。
ヴェネツィアのサンタルチア駅で列車が来るのを待つ。
私が乗るのは21:06発の列車。 -
来たーーーー!!!
オーストリア国鉄、ÖBB!
今回はこれでウィーンへ飛び立つ!!
寝台列車なんて初めてだから楽しみだなあ~
どんなのだろう~ -
見づらいが、これは両側が三席ずつ向かい合わせに並んでいる様子。
私が今回予約した席は一番安い席(37ユーロほど)なので、寝台列車といっても個々人にベッドがあるわけではないよう。
ちょっと迷いながらも自分のコンパートメントに行くと、そこにはすでに先客が。
ヨーロッパ系のおじさんが私の座席の目の前の席に座っていた。
Hello!と声をかけると、人懐こそうな笑顔で返してくれる。とりあえず悪い人ではなさそうでよかった。
と安心するも、一晩このおじさんとずっと一緒なのか…と思うとちょっぴり不安に駆られた。(今更感ハンパない。不安な方はあらかじめ女性専用車両を予約することを強く勧めます)
ちょっと、これどうするよ…
これ、もしも。本当にもしも、このおじさんが私の魅力に抗えずどうにかなっちゃった場合、どうするよ…
と至極ありえない、大変失礼な、おじさんにとっては不名誉でさえある被害妄想たっぷりな空想をしておりましたが、結論からというと終始和やかでとっても良好な良い関係をおじさんと保つことができました。はい。(おじさん、ごめんよ)
ここから暫くこのおじさんとのエピソードになるので、興味のない方は次の写真に飛んでくださいませ。
おじさんはヨーロッパ系といっても英語があまり得意ではないらしい。コミュニケーションを取る時は本当に簡単な英語とボディランゲージを駆使していた。
私が慣れない寝台列車に戸惑っているのがわかると目ざとく気づき、すぐに何とかしてくれようとしていた。おじさんは、とってもいい人だったのだ。
ただ眠る時のいびきがうるさかったのはご愛嬌笑
座席も、おじさんのおかげで自動車の座席みたいに倒せるということがわかった。
私たちは6席全て倒してシートにして仲良く川の字で眠った。
どうやらおじさんには私はまだ小さな子供のように見えているらしい。私はおじさんの変に優しい態度から察した。
確かにアジア人は幼く見えると聞く。この前の旅行でも似たような経験がいくつかあった。
その行為はありがたいと同時に複雑なものでもあった。私もう成人しているんだよなあ…。
そして時計の針も深夜を回った頃、ザルツブルク駅から一人の乗客が私たちのコンパートメントへやってきた。
彼の名前はボブ。(便宜上つけた名前。自己紹介はしていないので本当の名前は知らない。ボブサップに似ていたためこの名前)
ボブはアフリカ系の強面お兄さんだ。年は私より少し上に見える。
私は突然の来客に心底驚いた。
おじさんとの旅もようやく慣れて来たというのに、まさかまたここで一人増えるのか。
しかも随分怖そうだ…何かあったらおじさんが助けてくれるかな。と、またここでボブに対しても大変失礼なことを思っていた。
ボブは終始無表情のまま私とおじさんには目もくれずかばんを荷物棚に置いた。そしてそのままおじさんと私の間のスペースに体を横たわらせてきた。
おお、この距離感。
大学までがっちり共学ながら、男女7歳にして席を同じゅうせずで育った私には免疫がない。
それにしても、ボブいい匂いするな…どこの香水だろう。
そんなことをあれこれ考えていると眠れなくなってしまい、私はスマホをいじることにした。
ちなみに私は充電コンセントのある窓側で眠っていて、私の近くには私のスマホとボブのスマホがあった。
私がスマホを取り出し触り始めると、ボブが背けていた顔をこちらに向けて一瞥してきた。
…何だろう。何か言いたげな目だなあ。
しかしボブは何も言わず、再び私から顔を背けて眠ったようだ。
…もしかして、スマホいじったら光が眩しいのかな。たしかに暗い車内の中では明るすぎるか。
私はボブに遠慮してスマホを元に戻すことにした。
しかし、やはり隣に知らない人が…しかも男の人がいると思うと落ち着いてはいられない。眠れるわけがない。
私は心の中でボブに謝り、再びスマホを手に取った。
すると再びボブがこちらをちらりと見てくる。
……そうか、わかったぞ。私、ボブに疑われているな。
ボブはどうやら私が自分のスマホを盗むとでも思っているのではないかと見当をつけていた。
全く、迷惑な話である。いちいち心配するくらいならちゃんと自分の手元にスマホを置いておけばいいものを。
私はボブの視線を感じつつも、気づかないふりをしてその後もスマホを触り続けた。
そんなこんなをしていると、うるさいいびきをかいていたおじさんがむくりと起きた。
そして外套を羽織り棚から荷物を降ろしている。
おじさんは次の駅で降りるらしかった。今は深夜の3時半くらいでまだ外は真っ暗だ。
私はおじさんに精一杯の別れの挨拶をした。いろいろ教えてくれたお礼をしなくては。
おじさんにも気持ちは伝わったらしく、こちらにニコニコと手を振って去っていった。
…さて、ここからは私とボブの二人きりか。
再び胸の内にある不安材料を認めていると、突如先ほど去ったばかりのおじさんがドタドタと足音を立てて部屋に戻ってきた。その表情からして、相当焦っているのかわかる。
「▲×◯◎☆$#〆*!!」
…なんて言ったんだろう。ハンガリー語かな?
戸惑いながらもイングリッシュプリーズ!と返すと、おじさんはたどたどしく英語でこう言った。
私の財布がない、と。
………面倒くさいことに巻き込まれそうだな。
その時の直感は奇しくも当たることになる。
私とおじさんは手分けして座席をひっくり返しては財布を探した。しかしおじさんの財布らしきものはどこにもなかった。
おじさんは完全に弱っていた。
それはそうだろう、おじさんだってこの駅を降りたらまた別の列車に乗るのかもしれないし、何にするにしてもお金は必要だ。しかもこんな夜遅い時間に無一文で外で過ごすのは心もとない。おじさんは英語も不自由しているしちょっと心配だ。
私はおじさんに心の底から同情していた。
お金を分けてあげたいけど、こちらも貧乏な身の上なのでそれも難しい。どうしよう。
そんなことを考えていると、私はボブの視線を感じた。
何だろうな、その目は。
まさか…私、ボブにまたしも疑われているのか?
……いやいやいやいや、ちょっと!いくら何でも失礼でしょう!
確かに、裕福ではないけれど人様の財布を盗むほど落ちぶれてはいませんよ!!
しかしボブのこちらを見る目は、雄弁に彼の心情を語っているようだった。
……それを言うなら、一番怪しいのはそっちでしょうが!!
確かに、おじさんと一番長くいたのは私だ。
でも、途中からボブが乗ってきてからおじさんの隣で寝ていたのはボブだけなのだ。隣で寝ていれば財布を取ることだって簡単だろう。
つまり、私から見れば疑うとすればボブの方がずっと怪しかったのだ。
しかし、もしこの状況でおじさんにまで疑われたら私はどうなってしまうのだろう。私は焦りを覚え始めた。
私の拙い英語でどうやって弁明しよう。
あるはずもない財布が万が一私の荷物やポケットから出てきてしまったらどうしよう。(絶対そんなことはないはず!)
最悪、警察に突き出されたら…大学は退学、就職先は内定取り消し…
不当な扱いを受けたら、基本的人権を訴えなくては!
でも英語でそれをどうやって伝えよう!!!
このように、私の妄想は雪だるま式に膨らんでいった。
もう為すすべはない。なんとしてもおじさんの財布を見つけなくては。
私は腹を据えることにした。
すると突然、おじさんが何かを思い出したように両手をパチンと叩いた。…蚊でもいました?
おじさんは何故だか分からないがとても嬉しそうな顔をこちらに向けていた。何だろうな、嫌な予感がするぞ。
おじさんはソーリー、マダム。と、慣れない発音で、しかしそうはっきりと言った。そして自分のズボンのポケットを漁り始めた。
そして出てきた彼の手には財布らしきものがしっかりと握られていた。
私は自分の額にメキメキと青筋が立っていくのがわかった。
全く人騒がせな◯ソじじいだな!!!!
大変汚い言葉遣いで申し訳ない。
しかし私は本当にこの時心の中でそう叫んだ。
どうしてそこを最初に探さないのよ!おかしいでしょう!!しっかりしてくれYo!!!
しかしそんなことを言うわけにもいかず、私は穏やかに笑っておじさんの幸運を祝ってあげた。
おじさんは本来の陽気な笑顔を浮かべると今度こそコンパートメントを後にしていった。
そして私とボブの間には奇妙な沈黙が横たわった。
残念ながらもう私たちは元の関係には戻れないだろう。まあ、元から親しいわけでもないが。元々一方的に疑われていた関係が、双方ともお互いを疑心暗鬼しているという重々しいものに変わっただけだ…。
ボブはまた私を一瞥すると、気だるそうに背を向けてまた寝たようだった。
…もう日本に帰りたい。
財布泥棒の汚名は免れたというのに、私は精神的な疲れを感じ始めていた。やっぱり自分には寝台列車は向いていない。
再び暗闇の中スマホをいじり始めたが、ボブはそこからはこちらを向くことはなくぐっすり眠ったようだった。
そしてあっという間に空が明るくなり始めた。
すると突然ドアがコンコンとノックされた。返事をするとドアが開けられ車掌さんが入ってきた。
切符のチェックらしい。私はカバンから日本から持ってきたプリントしたチケットを見せた。ボブも同じようなものを持ってきて見せていた。やっぱり直接買うよりは前もって予約しておいた方が安心だもんね。
ちなみにöbbでは車内サービスがあるらしく、私たちの一番安い車両でもお金を払えばちゃんとしたご飯を提供してくれるらしい。私がメニューを熟読していると、ボブも興味があるのかこちらを見ていた。そんなに興味あるなら私に構わず食べてくれていていいのよ。
そして朝の7時前に無事、列車は最終目的地のウィーン中央駅に到着した。ボブもここで降りるらしく、駅に着いた途端荷物を取り出した。
最後くらい挨拶しておいたほうがいいよな…でもこんな時なんて言えばいいんだろう。
一人まごついていると、ボブは荷物を持って部屋を出ようとしていた。
やっぱりいいか、お互い財布泥棒として見ていただけだし。そう思っていると、ボブがくるりとこちらに顔を向けた。
楽しい時間をありがとう。いい旅を。
確かこんなことを言っていた気がする。
私もはっきりとは覚えていない。そんなことを言われるとは思ったおらず、ひどく驚いたためだ。
でもボブはうっすらとした微笑みを口元に浮かべて確かにそのようなことを言ったのだ。
私はYou,too!と返すのでいっぱいいっぱいだった。
と同時に変な虚脱感にも襲われた。
もしかして今までのって全部私の妄想だったのかな。財布泥棒とか、色々。
もしかしたらボブはそこまで深く何も考えていないのかもしれない。私は自分のひどい妄想癖を認めるべきだとその時思った。ボブ、普通にいい人そうだったではないか。
高慢と偏見ってこわーい(違う)。
やっぱり一人で海外に行くと色んなことがあるなあ。
それでも私の心は晴れやかだった。
そして列車を降りると駅のベンチにボブが座っていたので、もう一度自分から挨拶を返しておくことにした。ボブは驚いていたが軽く手を振って応じてくれた。
私は足取り軽くウィーン中央駅を出て行った。
(長々と失礼しました。ほぼ実話ですが、ボブやおじさんは私の目線で書いているので事実とは限りません!失礼いたしました!) -
そしてついに着いた!ウィーン中央駅!!
駅の周りはミラノの雰囲気とよく似ていた。
新しいビルがたくさん並んでいてビジネス街のように見える。
そして今回予約していたホテルはここから歩いて数分の素晴らしい立地のところだった。 -
ホテルの名前はノヴムホテルコングレスウィーンだ。
外観の写真は撮り忘れたが、外観と内観共に日本のビジネスホテルのような雰囲気だ。値段は4千円台で良心的だと思う。
ここに荷物だけ預け、再び中央駅へ舞い戻った。 -
そして地下鉄でさっそく切符を購入。
ウィーンには二泊三日しかいられないのでとにかく時間が欲しい。その為素早く移動できる手段が欲しかった。
そこで今回は48時間券を購入した。(14.1ユーロ)
さっそく地下鉄に飛び乗って、観光地が目白押しの旧市街に向かった。 -
ウィーン中央駅から三駅後のStephanplatz駅で降りる。
そこで地上に出て現れたのは、シュテファン大聖堂!大きい!!
雰囲気はケルン大聖堂によく似ている!!!
私のテンションも一気にうなぎ登りだ。 -
内部もとっても広々としていた。
朝の澄んだ空気が大変心地よい。
大聖堂で心を落ち着かせ、次にあのザッハトルテで有名なDemelへ向かった。 -
-
Demelはあのエリザベート皇后が愛したカフェだ。店内に入ると、壁にはエリザベートと夫のフランツヨーゼフ皇帝の絵が飾られていた。
そしてDemelは、ホテルザッハーとザッハトルテを作る権利を争った店としても知られている。(後でホテルザッハー にも行く)
朝早くから行ったからか、店はあまり混んではいなかった。
そして注文してそう経たないうちにザッハトルテがやってきた。 -
うーん、これは美味しそう♡
フォークを突き刺すと、外のチョコレートにヒビが割れて中のスポンジ部分が少しポロポロとこぼれた。これは食べるのが難しそうだ。
口に運ぶと、その濃厚な甘さに幸福感でいっぱいになった。甘いものは世界を救う!!!(大げさ)
一緒に頼んでおいたカプチーノが苦めなのでちょうどいい。あっという間にケーキを平らげてしまった。
これは後のホテルザッハー も楽しみだ。
私は大満足でDemelを後にした。 -
そしてDemelからすぐ近くのホーンブルク宮殿にやってきた。
フランツヨーゼフは夏以外はほぼこちらの宮殿で政治を行っていたらしい。
まさにエリザベート関連では重要な建築物に当たる。
エリーザベッ
エリーザベッ
と私の脳内のトート閣下と黒天使たちが騒ぎ立て始めたようだ。早く宮殿の中を見たい!!! -
ホーンブルク宮殿の中には銀食器博物館とシシィミュージアム、そしてエリザベートとフランツヨーゼフ皇帝の私室の見学コースがある。
私は今回の観光に当たって彼ら全ての場所に行けるシシィチケットを予約していた。これはシェーンブルン宮殿の見学にも使えるのでオススメだ。
また並ばなくて済むので事前に日本で予約してプリントアウトしてくることをオススメしたい。
まずは銀食器博物館からスタート! -
銀食器博物館では、マリアテレジア女帝の時代やフランツヨーゼフ皇帝の時代に宮殿内で使っていた食器などが展示されている。
-
これは食器ではないが、エリザベートの彫刻だ。
当時、世界で最も美しい女性と言われていた納得の美貌である。 -
ステキな食器。
こういったものがこの博物館にはゾロゾロ並んでいる。 -
ハプスブルク家の威光が一目でわかる写真だ。
トート閣下がフランツ皇帝に唯一と言って勝てないもの。
それはズバリ財力でしょう……(キリッ)
銀食器博物館では食器以外に関する歴史的エピソードもオーディオガイドで聞けて、とても勉強になった。
エリザベートやハプスブルク家について知らない人でも興味が湧いてくると思う。 -
銀食器博物館を出ると一時的に土産物スペースにはいる。
これはエリザベートの絵が描かれた食器のミニチュア版だ。おままごとで使えるサイズでとてつもなく可愛い!! -
3個入りのもある!!!
あまりの可愛さに自分のお土産用に衝動買いした。 -
シシィスターも売ってる~!!!
我がご贔屓にもエリザベート役をいつかやってもらいたい!!!(宝塚の話です) -
これはピアノのオルゴール!なんて可愛いの~♡
これも自分用に購入。
音楽はモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク、サウンドオブミュージック、(確か)ベートーヴェンのエリーゼのためになどオーストリアやドイツに関係のある曲から選べる。
ちなみに私はヨハンシュトラウス2世の美しく青きドナウに!!
これ好きなんだよね~
ちゃんと音がなるかレジで確認して購入!!不良品でも後からだとなかなか変えられないからね~
そして次はシシィミュージアムとエリザベートと皇帝の私室へ!
写真は禁止なので何も紹介できないけれども、とっても楽しいところだった!
エリザベートに興味のある方は是非!! -
そして再びウィーン旧市街の目抜き通りへ。
これはお気に入りの一枚。
ウィーンはパリほど華やかな街ではないけれど、地に足のついた質実剛健な雰囲気の豪華さがとっても好きだった。
治安もいいし、なんていい街なんだ~ -
そしてランチはこれ!ホットドッグ!!
屋台の匂いに誘われて気づいたら買っていた笑
熱々のプリプリソーセージにピリッとしたマスタード、濃厚なケチャップ、そして酸味の効いたザワークラウト。
こんなに美味しいホットドッグ、生まれて初めて食べたかも。本当に。
レストラン選ぶの苦手な人間だけど、今回はいい選択ができたと自画自賛してしまう美味しさだった!
地元の人らしき人がたくさんいたので、そういうところはハズレなしかも。 -
遅いランチをした後は、再びホテルに戻る。
ミラノ同様シャワーを済ませ着替えをして、再び旧市街へ向かった。 -
スワロフスキーはオーストリアのブランドらしい。
その為日本で買うよりも少し安く買える。
本店は品物の種類も豊富と聞いたので、ここで母へのお土産を購入した。
ちなみに店には韓国人や中国人の男性が多かった。もうすぐ、バレンタインデーだもんね…羨ましいことよ。 -
そして来ました!ホテルザッハー !!
夕方なのにちょっと並んでいた。
でもその割には早めに席に案内され、ケーキもすぐにサーブされた。
ナプキンに書かれたORIGINALという文字が輝かしい!!王者の風格というものだろうか。
味は正直にいうとDemelとそんなに変わらなかったように思えた笑(安舌でごめんなさい)
でも僅差で私はこちらのホテルザッハー の方が好みかなあと思った。どちらもとっても美味しかったけれど!
ちなみにこちらには日本人がたくさんいてビックリした。 -
そしてウィーンでも観劇を!!
なんと今夜は白鳥の湖~初バレエ観劇!
本当はロシアで観たかったけれど、いつ行けるかわからないからウィーンで見てしまえ!とチケットをポチってしまった。 -
どうやら当日立ち見券もあるらしいと判明!!
しかも簡単に取れそう……これはもしかして明日もワンチャンありなのでは………(そして明日も観劇することになるのだった。それは次の旅行記で述べる) -
-
ウィーンのオペラ座も華やかな内装が目を惹く。
これも観劇の醍醐味だなあ。ステキすぎる。 -
ホールはスカラ座よりは小さめだけど、とっても綺麗な劇場!!!
-
なんと今回は奮発して一番前の列!!!
バレエはやっぱりきちんと目で楽しみたい!!!
楽しみ~
ちなみに隣に座ったのは二人組の女性。
どうやらカップルらしく終始イチャイチャしていた。
日本だとまだそんなに見ない光景だけれど、堂々と大切な人と過ごせるってステキなことだな。
独り身には大変羨ましい光景でしたとさ… -
そしてチャイコフスキーの重厚な音楽と共に、バレエはあっという間に終わった。
私はこの観劇で、また一人バレエ界に推しを作ってしまった。
その名もJakob Feyferlik様。
白鳥の湖では王子様役。
いや、もう役とかではなくて存在が王子様だよ。
オペラグラスでお顔拝見した時、思わずオペラおとしそうになったぞ。
だってあまりにお顔が整いすぎているんだもの。
もしやバレエ界にも顔枠というものがあるのか。
そんな不名誉なことを考えてしまった私をお許しいただきたい。
Jakobさんはなんと今回のこの公演でプリンシパルになった実力者とのこと。
この上の写真は、カーテンコールで支配人がJakobさんのプリンシパル昇格を祝っている場面。
しかも私と同い年なんて…信じられない!
スゴイ!世界にはこんな人もいるんだなあ。
色々ご縁を感じたので、その甘いマスクだけでなくJakobさんの今後のバレエ人生にも注目していきたいと強く思った!
そして観劇も終わり、ホテルは早々に戻ることに。今回は7時からだったので帰りもそんなに遅くならずに済んだ。
そして帰りの地下鉄の中で水を買っていないことに気づく。ウィーンは日本みたいにコンビニがあまりないし、スーパーもこの時間にはとっくに閉まっている。
さて、どうしたものか。
そこで私はホテルの近くにあったケバブ屋さんの存在を思い出した。 -
そう、レストランにはペットボトルの水が売っているのだ。
ケバブ屋さんに行くと、確かに水が置いてあった。
そこで何気なくメニューを見るとケバブは思いの外安かった。せっかくだから明日の朝食用に何か買おう。
メニューを見るとオーストリア名物のシュニッツェルが挟まれたケバブがあった。頼むならこれしかない!
水とケバブで合わせて4.3ユーロほどだった。ケバブ愛してる!!
そしてケバブがあまりに美味しそうだったので翌朝と言わず、ホテルに帰ってすぐ食べてしまった。
名物のシュニッツェルも食べられたし大満足なウィーン1日目だった。
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