初海外一人旅！～ヅカヲタ故にヴェネツィアへ行った話vol.2～

2019/02/09 - 2019/02/10

秋に大学の卒業旅行で友人とヨーロッパを周遊し、海外旅行の魅力にとりつかれました！
そこで急遽再び弾丸で一人でヨーロッパへ～
せっかくだし前回回ってない都市がいいなと、ミラノ、ヴェネツィア 、ウィーンを訪問しました。

航空券とホテルは全てエクスペディアで手配。
他の観光施設やオペラなども予約できるものは全て日本で予約して行きました。

2番目に訪れたのはヴェネツィア。
宝塚好きな人間が、今度見るお芝居の舞台であるヴェネツィアへ下見のため観光して来ました～

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

ヴェネツィア2日目！

朝7時には目が覚める。旅だと気が張っているので寝坊することがほとんどない。

サンマルコ寺院の鐘を聞くという贅沢すぎる朝。こんなステキなヴェネツィアを一泊2日で去るなんて悲しい！

同じドミトリーの住人を起こさないようにそっと部屋を9時過ぎに出る。

早速来た！リアルト橋～

パッと見てどうして有名なのかよく分からないけれど、橋からの景色を見てすぐ納得。

たぶんヴェネツィアと聞いたら大半の人がここからの景色を思い浮かべるのだろうな。

それくらい絵になる風景。

カラフルな建物に囲まれた運河をゴンドラがゆったりと通り過ぎる。

反対側の景色。

ああ、ヴェネツィアで生まれ育ってみたかった笑

リアルト橋を宿とは反対側の方に降りて運河沿いを歩く。

するとそこに一匹のちょっとお間抜けな鳥に遭遇。

クチバシをあんぐりと開けてのアホ面が愛しい…笑

この周りではレストランが立ち並び、イタリアらしいモーニングを提供していた。

CASANOVA…笑

カサノヴァさんは女性の敵だなあ。

シャレオツな仮面の展示。

今度来るときはカーニバルの時期だな！

ちょっとした裏の小道もこんなにステキ。

再びアホそうな鳥に遭遇！

観光客にごはんちょうだい…！とクァクァ鳴いてアピールしていた笑

観光客慣れした鳥さんでした。

かわいい雑貨屋さん！

これまで見て来た石造りの橋とはちょっと趣向の違った橋。

橋を渡りすぎて、橋を見るたびにワクワクするようになってしまった笑

この橋から見た景色！

鳥がまた出て来る笑

「ヴェネツィアへようこそ～」と言っているみたい。

反対側の景色。

と、ここでスマホの充電がそろそろ危ないと気づく。

慌ててカバンからモバイルバッテリーを探していると、そこからスマホ用の白のアダプターが飛び出て…

ぼちゃん。
と、ヴェネツィアの運河へ落ちていきました……笑

一応予備持ってるけど、地味に傷つく！

一部始終を見ていたのか、隣の外国人カップルに「out！」と話しかけられた笑

まあ、スマホ落とすよりはマシだっただろうと思うしかないなあ。
実際今回の旅行で失くしたものはこのアダプターだけだったので良しとしよう。

気を取り直して海沿いに出て来ると、昨日見たサン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えてきた。

天気も再び晴れてきて頰を撫でる潮風も気持ちがいい。

そろそろランチにしたいけど良さげなお店がない…でもお腹が空いて辛い。

そんな時駆け込んだのがこのカフェ。
店の名前はMarchini Time Famiglia Vioというらしい。

カフェといってもイタリア式のスタンド形式。
ジモティらしき人たちがこぞってケーキやコーヒーを注文していた。

甘いシュークリームに苦めのエスプレッソがよく合う！
美味しかった。

来ました、フェニーチェ劇場！

オペラ観劇したかったけれど、ミラノで見たしつぎのウィーンでも見るしね…
今回は時間もないのでなくなくお土産だけ見ていくことに…
オペラのオルゴールや書籍がたくさん売っていてステキな空間だったなあ。

いつかここでRigolettoが観たい！！！

海沿いに出ると、ジュデッカ島が見えた。

あっちにもたくさん教会がありそう。

カトリック教会。

ヴェネツィアは本当に教会が多い。
１つ１つの教会の彫刻が精巧で、外観を臨むだけでも楽しい。

そして再びドゥカーレ宮殿の方へ戻って来た。

これからサンマルコ寺院の内部を見学に！！

今日は日曜日なので一般の拝観は14時からスタート！


意気揚々と寺院に乗り込むと、セキュリティチェックのところで係のおじさんに引き止められる。

ムッとしておじさんに何で！？と尋ねると、リュックはクロークに預けないとダメだと言われる。

……知らなかった。

クロークはどこかと訊くと、おじさんは寺院に向かって左のほうを指差して「あっち！」と言った。

……あっちってどこやねん。
おじさんの指差す方に素直に顔を向けた。

え？あんな建物と建物の間の小道に本当にクロークあるの！？

怪しみながらも進んでいくと……

……あった！！！

分かりづら！！笑

もっと大きく表に書いておけばいいのに…

ともかくここでリュックを預け引換券の番号を渡される。

寺院の内部は写真撮影禁止なので撮ってないが、ゴージャスで美しい寺院だった。
やっぱりカトリックは凄いなあ。

そしてようやく遅めのランチ！時計を見たらもう15時を回っていた。

入ったのは事前リサーチしていた、Rossopomodoro Venezia San Marco。

ヴェネツィア名物らしいボンゴレを頼む。赤ワインもこれからの残りの旅の景気付けにつけて。

大変Buono!でした！！！

再びホステルに戻り荷物を引き取りに。
このホステル、荷物預ける時はお金がかかるらしいので泊まる方はチェックしておいたほうがいいかと。

イケメンスタッフとも別れの挨拶を済ませ、サンタルチア駅までいざ出発！
外はもうこんなに暗くなっていた。

ワインの酔いが回って朗らかな気分のままスーツケースをガコガコ引いて島を歩く。

お土産にヴェネツィアグラスも買っていつでも次のウィーンに飛び立てそうだ。


歩いて30分くらいすると、サンタルチア駅に着く最後の橋に差し掛かった。

ヴェネツィア、本当に良きだった…

余韻に浸ろうとそこで佇んでいると運河の景色が変わり始めた。

……ディズニーシー！！！

いや、どちらかといえばこっちが本物か。
でもディズニーシーかと錯覚するような夢夢しい景色だ。

こんな景色を見ているとますます名残惜しくなってしまった。

絶対生きている間にまたヴェネツィアに来よう！
この時心の底からそう誓った。

そして案外早く駅に着いてしまったので、やむなく駅チカのレストランに入ることに。

Bella Veneziaというお店。
可愛いお姉さんが逆引きをやっていてお値段も良心的だったので入ってみることに。

マルゲリータを注文し、そこで何となくGoogleでこの店の評価を見てみることに。

星2.8………周りのお店と比べるとえらく低いではないか！
何でそんなに評判悪いんだろう。嫌な予感を感じながらコメント欄を読んでいくと、どうやらバカ高いサービス料を請求されるとのこと…

何それ、早く帰りたいんですけど……
でもお店は繁盛しているらしく、満員御礼のようだった。皆知らないのかなあ。

でもこの評価を見てしまったからにはここにいるわけにはいかない。
適当に理由をつけて店を出て行こうかと考えていると、マルゲリータが来てしまった！！

これはもう腹をくくるしかない…渋々マルゲリータを口に運んだ。

なんと普通に美味しかった。
正直日本で食べるのと変わらない味ではあるが(そもそも日本のイタリアンのレベルが高い。サイゼリヤが優秀)、この味ならお金をきちんと払って食べたいくらいだ。

そしてあれほどビクビクしていたというのに、請求されたサービス料も全く普通のお値段だった。マルゲリータしか頼んでないからかなあ。

ともかく何事もなくてよかったなあと、最後に一安心してヴェネツィア旅行は終わった。


そして最後の都市、ウィーンにこれから寝台列車で向かう。