1泊2日 長野 (5-5) 小布施をぶらぶら街歩き

2019/02/15 - 2019/02/16

妻「やっぱ2月は猿温泉！」
僕「は？」
妻「だから、猿が温泉入ってるとこ！」

偶然にもそのプランを計画中だったため、地獄谷野苑公苑と渋温泉の外湯巡りを説明したところ狂喜乱舞する妻。

と言うことでこの2つをメインに据えた今回の旅行ですが、たかだか1泊2日の旅行で写真2,000枚は撮りすぎ。下手クソなくせに。

どの写真を使おうか、悩んで悩んで悩みすぎて自分が壊れてしまい、とうとう5編の長編になってしまいました。
大した内容じゃありませんが、どうぞ最後までお付き合いください。

《総走行距離:608.5km》

[こちらは 5-5 です]

エリア 長野市(長野)

[これより前は 5-4 をご覧ください]

宿から車で走ること30分、北信の小京都と呼ばれている小布施にやってきました。

高井鴻山記念館の辺り一帯は、瓦屋根の連なりや土蔵造りの家々が建ち並ぶ《ゆう然楼周辺歴史文化ゾーン》として街が整備されています。

小布施の町並み 名所・史跡

中心地にそびえたつ大きなメタセコイア。

その木のすぐそばにある北斎館駐車場に駐車し、街ブラを楽しむことにします。

こちらは「北斎館」。浮世絵師・葛飾北斎の美術館です。

僕「見学して行く？」
妻「うーん、あんまり興味ない」

我が家は本当に美術に造詣がありませんな。

北斎館 美術館・博物館

とりあえず街ブラスタート。

「サンクゼールワイナリー 小布施店」に入ってみます。

サンクゼールワイナリー 小布施店 グルメ・レストラン

店内にはワインだけでなく、ワインにあうつまみや、洋菓子、ソースやジャムの瓶詰めなど、思わず衝動買いしちゃいそうな品がたくさん。

瓶詰めソースの試食。クラッカーに乗せていただきますが、これが美味い！

ガーリックトマト、タルタル、渋皮栗ジャムの3つとも試食しちゃいました。

今度は《傘風楼》の横を通り、有名な「栗の小径」へ。

傘風楼 グルメ・レストラン

小布施と言えば「栗」で有名。

今はシートをかぶせてますが、この遊歩道は栗の間伐材を敷きつめて出来ています。

栗の小径 名所・史跡

《高井鴻山記念館》の裏口。

土蔵造りの壁がいい感じです。

大きな栗の木がドーン！

シーズンオフなので誰もいませんが、新栗の秋は大変混雑してるそうです。

ここで終わり。

このまま行くとすぐに通りに出られます。

《高井鴻山記念館》の正面入口。

僕「入る？」
妻「て言うか誰？」

だよねー。調べると「豪商でありながら画家、書家、思想家、文人として江戸末期一級の文化人」だそうです。

髙井鴻山記念館 美術館・博物館

《小布施堂》の本店。栗菓子で超有名なお店。

でも妻も僕も栗菓子はあまり食べないので、華麗にスルー。

小布施堂本店 グルメ・レストラン

隣には《桝一市村酒造場》があります。

枡一市村酒造場 専門店

妻「ここ入ろうよ」

お、妻が酒造に入ろうなんて珍しい。ちょっと期待しちゃう。

中へ入るといきなり大きな酒樽が鎮座。

奥の《手盃》では日本酒を試飲することもできます。

妻「試飲したい？」
僕「うん！！！帰り運転してくれる？」
妻「ダメー」

なら聞かねえでけろー！

向かいの《自在屋》へ行ってみます。

店内は和の小物でいっぱい。

楽しくでいくらでも見ていられます。

せっかくなので《竹風堂》にも入るかな。

竹風堂 小布施本店 グルメ・レストラン

木彫りの人形がずっとおじぎしています。

こちらも栗菓子で有名なお店。

店内では、色んな種類の栗菓子が売られています。

色々と試食ができたので、「どら焼山」をいただきました。

中には栗あんがぎっしりつまってて、美味しかったです。

竹風堂でもうひとつ有名なのは「栗おこわ」。

そろそろ昼時ですが、お腹は空いてないのでまたの機会にするかな。

竹風堂の奥になんかあります。

《日本のあかり博物館》でした。

日本のあかり博物館 美術館・博物館

メタルかぶとむしが　あらわれた！

→たたかう
　じゅもん
　にげる
　どうぐ



れおんの　こうげき！
メタルかぶとむしは　すばやく　みをかわした！



メタルかぶとむしは　にげだした！

にげだしたメタルかぶとむしの後ろにある「中野土びな館」は、無料で見学できます。

かわいらしい土人形がたくさん展示されてました。

中心地の方へ戻ってきました。こちらは《和紙の中條》。

和紙の特性を生かした工芸品のお店。

和紙の中條 専門店

入口のディスプレイ。これも和紙でできています。

うーむ、すごい。

その近くにある「傘風舎」は小布施堂の菓子工場でした。

妻「うーさぶい！ここ入ろう！」

北斎館の向かいにある、栗菓子の《桜井甘精堂北斎亭》です。

桜井甘精堂 北斎亭 グルメ・レストラン

店内にはたくさんの栗菓子がありました。

ところでさっきから妻が何かを探してます。

僕「なに探してんの？」
妻「野沢菜の本漬け」

こんなとこにあるわけないじゃん！

と言うことで、すぐ近くの「信濃屋」に来ました。

信濃屋 グルメ・レストラン

長野の土産物がずらり勢ぞろい。

野沢菜あったけど、これは浅漬け。

本漬けは奥の棚で発見！

栗で有名な小布施まで来て、栗菓子を買わずに野沢菜漬けを買って帰るって。何やってんだ？

小布施にはまだまだ見どころがたくさんありますが、今日はここまで。またいつか来た時にじっくり観光するかな。

小布施スマートICから上信越道に乗り、30分ほどで《東部湯の丸サービスエリア》に到着。

東部湯の丸サービスエリア 道の駅

ちょっと小さめのサービスエリアです。

ここで「くるみソフトクリーム」を購入。

普通のソフトクリームにすりつぶしたくるみがかかってるだけかと思いきや、クリームそのものにしっかりとくるみの風味を感じます。

これは予想外の美味さ。

店内では手打ちそばの実演。

サービスエリアにあるのは初めて見ました。

東部湯の丸SAから2時間、今度は関越道の《Pasar三芳》で休憩。

色々とお店があります。

フロア案内図。

14時を回ったところで、フードコートもそんなに混んでいません。

僕たちもお腹が空いたので、《芳麺》でラーメンを注文。

芳麺 グルメ・レストラン

妻の「背脂醤油麺」。

イマイチだったようです。

さらに僕の「魚介醤油麺」は、ただの醤油ラーメンに魚粉をてんこもりに盛り付けただけ。

これはいけません。久しぶりに「金返せー！」と言いたくなる一杯に出会いました。

隣のうどん屋にしとけばよかった．．．

フードコートの隣では四国の物産展をやってました。

そう言えば、妻も僕も産まれてから一度も四国の地を踏んだことがありません。

いつか行ってみたいなあ。

猿と外湯巡りをメインにした今回の旅行、1泊2日だけでしたがとても充実したものになりました。

さあてと、そろそろ帰るとするか。明日もまだ休みだし、家でイナゴの佃煮と野沢菜の本漬けで一杯やるかな。
月曜から、また仕事がんばろーぞよ！

長い長い旅行記でしたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。