河津桜めぐり　2019/2/18

2019/02/18 - 2019/02/18

ずーっと見たかった河津桜、念願かないました。一見の価値あり。
そして開花状況と混雑情報を制するのが吉、というのが実感。

同時期に湯河原梅林、さくらの里の寒桜も！　
梅の花も桜の花も楽しめる花三昧の伊豆二日間

桜と言うとソメイヨシノ、３月下旬から4月上旬が花見時期ですが、
河津桜は１か月以上早く花が咲き、２０１９年は２月２３日前後が満開。
梅の時期とも重なるので、一足先にWお花見ができるのです。

河津桜は花が咲き始めるとすぐに緑の葉が一緒に出てくるので、８割咲きぐらいが美しく勢いもあって良いとされています。

公式ページにも
・美しさのピークは2/18で、満開は2/23と考えられます。
・満開は2/23前後ですが3-4日前（つぼみが30％程度残っている状態）のほうが全体としては美しいです。

と掲載されています。

まさに「美しさのピーク」の２月18日の訪問。

またホームページによれば
・泣きたくなければ見頃時の土日は伊豆急で
・見頃時の土日でどうしてもマイカー利用の場合は、駐車場満車になる前の早朝に着、昼前に帰路のプランで

だそうです。

見ごろの土日は、すざましい渋滞と駐車場争奪戦になるのでしょうね。

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

伊豆半島の東海岸沿いに南下し、河津町に入ると、2月のこの時期、急にピンクの桜の木があちこちに咲いており、さすがは町名を冠しただけの桜、大事にされているな、という印象を受けました。

駐車場は、民家や農家の庭先を臨時駐車場にしているところもあるので、地区の中で分散されています。同一料金で普通車700円。

駐車場は、特河津桜観光交流館付近と、原木の付近に固まっています。
河津桜観光交流館付近は大型駐車場があり、原木付近は民家の小規模駐車場が多いです。
だから大型駐車場の河津桜観光交流館付近のは人も多く、その付近の花見コース道は混雑しています。川の上流に行けば行くほど人が少なくなります。

この時は川上の方のが開花が進んでいるという情報だったので、迷うことなく上流の方の原木近くの駐車場に止めました。

まずは個人宅所有の原木を見に行きます。

河津では開花が早い方で、この日はほぼ満開
素晴らしい重量感です。

河津桜原木 名所・史跡

河津桜は、このきれいなピンクがいいですね。

ソメイヨシノは白に近い淡いピンクに対して、
河津桜こそが、いわゆる桜色。

おすすめ！
地元産柑橘類ミックス搾りたて生ストレートジュース(^^

原木の前で出店が出ていました。
青島ミカンとポンカン、デコポン、イヨカンの贅沢なジュース
とても美味しかった！！

河津の桜並木は、河口から川沿いの３．６ｋｍにわたり連なっています。

往復を全部歩くにはとても疲れますから、きれいに咲いている箇所を中心に散策するのが良いと思います。

今回は開花状態が河口よりも川上の方が進みキレイだと聞き、上流の方を中心に散策しました。

さて原木から川沿いの道に出て、川上の方に豊泉橋から峰小橋の往復を歩きます。
川上の田中地区から川上はちょうど美しい時期です。

第34回河津桜まつり 祭り・イベント

橋からも撮影している人が多いです。

この日は良く晴れて風もなく、歩いていると上着がいらないぐらい暖かいです。気温14，5度あるでしょうか。

橋から見ると桜と同じ高さ目線で眺められます。

各桜には「田中111」というような看板が掛かっています。
田中さん所有のものかな、と思っていたら、どの桜にもこのようなネームプレートが付いているので、どうやら田中地区の111番目の桜ということで、個体の住所のようなものですね。

こちらも重量感があり、見事な咲きっぷり！

しかもあまり人もいません。

桜の開花度はこの時点では河口のほうより、上流のが進んでいます。
河口のほうが気温が高いから逆だと思い込んでいたけど、そうではないのか・・・

それでも、キレイに咲いている上流のほうが空いています。

河原に降りてデジカメで撮影しました。

同じ場所をスマホ（SONYエクスペリア）で撮りました。
性能は素人目では変わらないですね。

ちなみにすべての画像について色彩加工は、一切していません。

桜花の額の中心にいるのはどなた？


白鷺さんです、か。

この涅槃の桜も川上の方にあります。

涅槃の桜

こちらもジャストタイミング！
素晴らしい枝ぶり、花ぶりです。

涅槃堂 名所・史跡

青空をバックに

白梅とのコラボ

かわづいでゆ橋付近の、桜のトンネル

ホーホケキョ♪　ケキョケキョ♪
もう春の気分

出店もたくさん出ています。
ワサビ、キンメダイ干物など伊豆らしい出店もあります。

川下の方に向かって歩きます。
菜の花ロードの付近
人が多くなってきました。平日なのに・・・

桜の開花度はそれぞれの木（個体）や、同じ河津町でも地区によってだいぶ違います。だから花の時期も長く楽しめそうですね。

このあたりから河口にかけては、五分咲きぐらいの木が多いです。

地元の方によると、河口あたりの木は塩害に合ったという話でした。

ピンクのたい焼きは、外人さんと若者に人気。

菜の花も満開
青空、桜、黄色の色彩がきれい。

混んでいるし、この先は桜の開花状況もまだまだなので、ここで引き返します。
ここまでゆっくり歩いて2時間ほど、一足早いお花見を堪能しました。

手前の桜

対岸の桜並木

遠景の丘一面の桜

一幅の絵のような
忘れられない美しい風景でした。

東山魁夷画伯ならどのような表現をするかな・・・

河津ループ橋の下の方にも河津桜が咲いていました。
車窓からはこの画像が精いっぱい。
ゆっくり見たい場合は七滝方面に降りていくとよいです、

河津七滝ループ橋(七滝高架橋) 名所・史跡

河津桜まつりは3月10日まで
地区により開花度が違うので、長い間楽しめるところもいいですね。

18日月曜日、到着した10時頃、渋滞もなく河津桜原木近くの駐車場もすんなりと止められました。
まだ十分余裕がありましたが、帰りの12時過ぎには、駐車場待ちの車が見られました。

快適なお花見のために、土日のピーク時は電車にしろ、車にしろ、早朝着を強くおすすめしたいと思います。