2019/02/09 - 2019/02/09
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たびたびさん
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今日は、中馬のおひなさん。これが愛知を代表するひな祭りかというと、とてもそうではないと思いますが、ネットの情報では評判が割といい。朝早くに名古屋を出て、この日は一日中馬のおひなさんを楽しんでみることにしました。
このひな祭りは、香嵐渓で知られる足助の市街一帯で行われるひな祭り。一般の家庭も自慢のひな祭りを展示していて120か所以上。街全体で盛り上がっている雰囲気があって、それがイチバン。こちらまで温かい気持ちになってきます。なお、パンフレットに注意書があって、「①お雛様には触らない②お雛様の評価はしない。」なるほどねえ。お雛様は子供や孫への思いのこもったもの。やっぱり、その基本を忘れてはなりません。もしかしたら、したり顔にどうのこうのと説明をする観光客がいたのかもしれません。興ざめしないよう、こうした注意喚起をすることは悪くないのではないかと思います。
ところで、足助は、古くから三州街道の足助宿として栄えた奥三河の拠点のひとつ。市街は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、昔の宿場町の雰囲気も色濃く残っています。その市街はけっこう長く続いていて、かつての旅籠はじめ、お菓子屋さんも何軒かあって、意外に懐が深い感じ。これだけの街並みが残るためにはそれなりの経済基盤がないといけないはずなんですが、名古屋へのアクセスは決してよくはない一方、通勤・通学とか、古来のつながりと同じく、岡崎との行き来がそれなりにあるといった話を聞いて、とても興味深く思いました。
一方で、中馬街道というのは、塩の道。岡崎と塩尻を結ぶ街道ですが、飯田街道とか、伊那街道とか、三州街道とか、足助街道とか。別名が多くあって、紛らわしい。ちなみに、五街道は人速や馬が整備されていましたが、この街道はそれがない分、荷物を積み替えることをせず、馬を通しで使うやり方。そのことが効率がいい面もあって、物資の運搬にはメリットもあったようです。そもそも「中馬」というのはその運搬制度のことを意味するので、辺りのことをもっと詳しく知りたかったのですが、足助の資料館とかでも説明はイマイチ。そして、この辺りは、町の成り立ちに関する重要なアピール様相になると思うのですが、こちらの地元ではそれを発信しているというか説明する姿勢を感じない。もうちょっと何とかならないものかと思いました。
そして、ここまで来たら、やっぱり香嵐渓も。こちらは、愛知県を代表する紅葉の名所ですからね。
ただ、この時期は冬枯れで、季節外れ。それでも、バス停からでも歩いてすぐで、足助の市街からこんなに近いとは驚きでした。足助城はちと遠いですが、いわゆる香嵐渓の範囲なら30分もあればほぼ全部を歩ける。とても手軽な観光地だということがよく分かりました。
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名古屋から足助は名鉄で豊田市駅まで行って、そこからはバスになる。バスの待ち合わせが少しあったので、駅周辺を少し歩いてみます。
挙母神社は、豊田市駅から歩いて10分くらい。 -
創建は、諸説あるようですが、源義経の家臣である鈴木重善が奥州に向かう途中、義経の討死の報を聞き土着。大和国吉野から子守明神を勧請して祀ったのが始まり。
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境内は、本殿から拝殿、神楽殿と建物が縦列に並んで、勿体のある眺め。境内は十分な広さがあって、清々しい雰囲気も印象に残りました。朝から境内を清掃している人もいて、地元で大切にされている神社だと思います。
時間もあるので、駅周辺はここで終わり。 -
バスで足助に移動します。足助の入り口で下車して。
足助八幡宮は、足助市街の西の端。創建は白鳳2年(673年)。檜皮葺三間社流造の本殿は国の重要文化財に指定されています。 -
鳥居は立派ですが、それ以外の重々しさや厳かな感じはそれほどでもないような。普通の地元の神社といった雰囲気です。
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なお、足助神社と境内が続いていて、二つが並んで建っています。その足助神社の祭神は、足助重範。後醍醐天皇を中心とした鎌倉幕府倒幕の動きに応じ、挙兵しますが、笠置山で討ち死。敗軍の将となりましたが、天皇を援けた英雄として今では地元の誇りとなっています。
何の変哲もない小さな神社ですが、足助の歴史を詰め込んだような位置付けかと思います。 -
そこから足助の市街に通じる国道の橋が巴橋。この橋自体がどうということはないのですが、ここは香嵐渓の入口。この橋からだと渓谷を流れ出てくる川から上流部に向けての景色を正面から見ることができる。ここ自体が香嵐渓のビューポイントの一つかもしれません。
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香嵐渓の方に入ってきて。
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ここから川沿いを歩くのではなく、少し山手に上って行ったところに建つのが太子堂。駐車場の方からでも見えているので、すぐにそれと分かります。六角堂の様式は法隆寺夢殿にちなんだもの。大きさはさほどではありませんが、端正な作りが自慢でしょう。
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川沿いの道に戻って。
待月橋は、香嵐渓の中ほど。渓流にかかる赤い橋です。この香積寺の参道からだと、けっこう下の方に見えるのですが、赤い鮮やかな色が周囲に映えていて、それらしい眺め。紅葉の時期だとたぶん葉の陰からちらちら見える感じになるのかも。風情を感じる眺めでしょう。 -
で、この香積寺は、香嵐渓の中心。香嵐渓のモミジの歴史は、そもそもここの住職が参道にモミジを植えたことが始まりなんですね。
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寺は、関白二条良基、足助重範の娘、滝野に、孫である成瀬三吉丸基久・基直が滅亡した足助氏の菩提を弔うために創建したもの。参道から山門を入って本堂まではがっちりした石造りの参道が続いていて、どうかすると城のよう。この参道の雰囲気も見どころの一つかと思います。
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座禅の場なんかもありました。
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本堂の隅に祀られた豊栄稲荷は、香積寺の境内鎮守。香積寺の参道手前から、赤い幟がいくつか建つ小さな山道があって、それも参道になっています。
脇には、正一位の称号についての説明もありました。 -
飯盛山は、香積寺の本堂裏手から上り入口があって、香積寺はこの山のふもとに建つという位置づけ。細い山道を少し上ってみましたが、ただ、途中から険しくなって、そこで断念。
ただ、飯盛山城跡というのもあって、香嵐渓の背後の飯盛山にあった城の跡。香嵐渓の入口からすぐに山の方にめがけて上がっていく道も整備されています。
ちなみに、飯盛山は、標高254m。城は平安時代末期に足助氏初代、足助重長が築きました。 -
先ほども触れましたが、
香嵐渓のモミジは、江戸時代の初め、香積寺の住職、三栄和尚が香積寺の参道にカエデやスギを植えたのが始まり。今ではモミジの林は川沿いすべてに広がっています。
ただ、トンネル風になっている場所は、待月橋を過ぎて上流の香嵐橋に近い辺りの方。道幅が狭くなってくる分、トンネルの感じが出ていると思います。 -
その先の香嵐橋は、香嵐渓に架かる橋の中では一番上手。紅葉の林もこの辺りで尽きた感じになります。つり橋なので、眺め的に少しは映えるかなとも思いますが、それはまあまあ。これから足助城に向かう途中、ついでに眺めたというくらいの感じです。
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さて、城跡公園。香嵐渓からでもなかなか歩くし、けっこうな山の上。ふもとから入口への上り道もそれなりにきついです。
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入り口で料金を払って。
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あとは順路に従って進んでいく。
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ちなみに、足助城は、標高301mの真弓山の山頂。
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本丸と言っても、ほとんど砦みたいな粗末な建物ですが、
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それを中心に四方に石垣が築かれた連郭式の山城です。
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急峻な自然の地形を最大限に生かしているので、
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まあまあの石垣であっても
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かなりの防御能力があったようには感じます。
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本丸からは、
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谷沿いに広がる足助の町並みが眼下に見えて。
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ここを抑えると岡崎から信州に向かう足助街道を抑えることになる。要害の地であることがよく分かります。
鎌倉時代の城主は足助氏。戦国時代の城主は鈴木氏です。鈴木氏は岡崎の松平氏との間で従属離反を繰り返しますが、最後は家康に従うことになり、家康の東下に従ったことで、この城は廃城となりました。 -
再び、香嵐渓に戻ってきて。
これは、三州足助屋敷。 -
敷地内には藁ぶき屋根の豪壮な農家住宅などいくつかの建物が立ち並んで、ちょっとした集落の雰囲気。
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まずは、この一番大きなお宅に入ってみましょうか。
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屋敷に上がって、邸内を拝見しますが、
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ひな祭りの期間中なので、いろんな創作雛がかわいらしい。
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草鞋を編んだり、
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藁をたたいたり。
なかなか楽しませてくれますね。スタッフの方の熱心な取り組みも想像されます。 -
その後、お茶のサービスのもあったりして、期待以上にゆったりとした時間を過ごせました。
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一方で、手仕事の見学も特筆。
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こちらの建物でも、工房らしきコーナーがいくつかあって、
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木工の作業場や
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これは、唐傘の傘張り。
展示と職人さんの作業場が一体になって、楽しく拝見できますね。 -
これは、鍛冶屋の作業場。
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小さな子供の頃、実家の近所にあったのをもうおぼろげな記憶だったんですが、久しぶりに思い出しました。
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こちらも、
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木工とか竹細工のお店。
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そこまで珍しいものではないかもしれませんが、よく見ると、本当に丁寧。
香嵐渓は通年で観光客は多いわけではないでしょう。それなのに、この充実ぶり。ちょっと意外な感じまでしてしまいます。 -
三州足助屋敷を出ると香嵐渓広場。そこそこ広い広場なのでここで観光シーズンだといろんあイベントとかが行われるんでしょうか。しかし、そうでなければ、ただの広場。ここはスルーして、広場に面した桧茶屋で五平餅を食べたいと思います。
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名物の五平餅は、注文してからけっこう時間がかかる。
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イチオシ
ただ、意外に大きなサイズなので、これなら焼くのに時間がかかるはずですよね。香嵐渓にはいくつも五平餅の店があって、食べ比べしようかと思っていたのですが、ここのでもうお腹がいっぱい。ほかで食べる余裕はなくなりました。
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では、もう昼飯にしてしまいましょう。川安は、香嵐渓の人気うなぎ屋さん。開店と同時にお店は満席となってしまいます。
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イチオシ
カリカリッと焼いたこれは関西風。濃いめのタレの思い切りの良さがあって、その組み合わせが抜群においしいですね。
このおいしさなら香嵐渓にわざわざ食べに行く価値ありと言いたいところなんですが、名古屋市内のうなぎは本当にレベルが高い。いくらなんでも、そんなのを差し置いてまでということにはなりません。しかし、香嵐渓に来たなら、ここを食べない手はないでしょう。 -
さて、ここから足助の市街に入っていきますよ~
まずは、西町の町並みから。この玉田屋旅館は、ここでは唯一の旅館です。
当然、中馬のおひなさまの会場の一つとなっていて。
幕末の建物のようですが、二階の窓の手すりの感じとか少し小さめのいかにも旅籠といった風情ある建物。 -
玄関に飾られたひな人形は土人形がむしろ中心。
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しかし、年代物のような感じで、飾り方もセンスがいい。さすが客商売をしていると違うなという印象でした。
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ちなみに、西町の町並みは、足助市街の西の玄関といったエリア。中心部に比べるとお菓子屋さんとか食堂、商店などは少なくて、賑やかさでは少し落ちると思います。
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ただ、このエリアには足助交流館という立派な施設があって、
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足助のひな祭りの歴史も紹介されていました。
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さて、ここから中心部に向かいます。
橋を渡って、 -
これがいわゆる中馬街道ですね。
少しカーブをしているのが昔の街道っぽいところですよね。 -
で、その前に普光寺にも寄ってみます。メインストリートのまがり角に建つ曹洞宗のお寺です。
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山門を境内に入ると、ちょっとひなびた雰囲気ですが、かつての足助の隆盛を少しばかり感じなくもないかな。
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あとは、本堂の縁におびんずるさんが祀ってありまして、それがちょっと目立つくらいです。
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市街に戻って。
御菓子司 風外です。 -
足助はお菓子屋さんが何軒かあって、どこも活気があります。
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いただいたのはひな祭りの時期にはこれを飾るというという「いがまんじゅう」。米粉のもちっとしたお餅と素直な甘さの餡子の組み合わせがいい感じ。店内では地元の寒茶のサービスもありました。
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そして、足助市街で絶対に外してはいけないのが、このマンリン書店。
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街の本屋さんなんですが、これはすごい。本棚に美しく並んだ本の美しさに、本棚の上にはライトアップされた土人形の幻想的な眺め。
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イチオシ
なんでも、NHKの「美の壷」でも紹介されたことがあるということ。
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うーん、この美しさは確かにすごい。
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草刈正雄が驚嘆しつつ、これを紹介している姿が思い浮かびました。
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なお、ひな祭りの期間だけじゃなくて、これは通年の展示のよう。とにかく一見の価値ありの本屋さんです。
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名物書店、マンリン書店の脇を入っていく小路がマンリン小路。両側に迫るように黒い板壁の建物が建っていて、先に行くにしたがって細く、上り道になっている。途中に、マンリン書店のやっている足助・蔵の中ギャラリーという喫茶店がありますが、どっちにしても角から覗いてみれば、その独特の雰囲気はすぐに分かります。
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こちらのお店は、
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店頭に一閑張り
紙漆細工なんですが、奇抜なデザインが最大の魅力。 -
女将さんが自分で作った作品を販売していて、気さくに写真も撮らせてくれました。一閑張りはデザインが命なので、けっこう写真撮影はダメということも多いんですが、ありがとうございました。
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お菓子屋の二軒目は、御菓子司 両口屋。
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店内は広くて、商品の数も多いですね。
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こちらでもいただいたのは、いがまんじゅう。
女将さんが気さくで、足助の話をあれこれしてくれまして、街歩きの途中、ちょっと寛ぎました。 -
店内のひな飾りも
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チェックさせていただきました。
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さらに進んで、
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これは共同の展示場。
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土人形をずらりと並べていますよ~
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たぶん、それぞれの家にあった人形を持ち寄っているんじゃないかと思いますが、
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武将シリーズとか
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花魁シリーズとか
それなりに統一感のある飾り付け。これなら、とても、見やすいですね。 -
イチオシ
三番叟の人形も動きがあって、グッドです。
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さらに市街の奥へ。
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古そうなお家ですね。
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入ってみると、これもレ・ト・ロ!
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年季の入ったお雛様が大事に伝えられてきていますよ。
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やっぱり、こうした時は丁寧に入ってみないとイベントの良さは分かりませんね。
このお宅はどうでしょうか。 -
イチオシ
ほほー
昔の旅館さんですね。 -
きちんとまとまった感があるし、
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この人形は、子供がこれで遊んだのかな。お宅の歴史も感じさせるような飾り付け。そのセンスもいいと思います。
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三軒目のお菓子屋さんは、かゑで本舗。
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看板商品は、かゑで。米粉をしっかり固めた甘いお菓子です。
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かゑでというのは源氏物語からとってきているようで、この文様もお香の形。ちょっと説明を受けましたが、細かいところはお店の人も曖昧です。
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イチオシ
店の奥のひな飾りも拝見しましたが、
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隣りに古い座敷があって、こちらの方にもいい感じのひな飾り。
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かつての一揆の刀傷の跡が残るという古い座敷ですが、これも情緒があって必見です。
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街道は、まだ奥に続きますが、
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少し市街を離れて。
庚申堂は、国道沿いの小さなお堂。 -
境内に高さ1m弱の男性のシンボルの形をした自然石が無造作にありました。自然石のものとしては日本で最大級とありましたが、正直そこまでの迫力はないと思います。
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そのまま、国道を越えた高い場所に建つのが足助資料館。建物は旧愛知県蚕業取締所足助支所。大正12年に建てられた擬洋風建物です。
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展示は古代の石器や土器から始まって、足助の歴史全般を解説。
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特に、後醍醐天皇を援けた勤王の武将、足助重範に代表される地元の豪族、足助氏から、その後、岡崎の松平氏と駆け引きした鈴木氏。この辺りが見どころかと思います。
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市街に戻ってきて。
井筒亀精肉店では、 -
イノシシのコロッケというのがあって、それをいただきます。
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予想したよりずっと肉の存在感があって、食べごたえあり。イノシシ肉も販売していて、それを買って帰るお客さんもいたり。地元でも信頼のあるお店のようですね。
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こちらも、店の奥にはちゃんとひな飾りです。
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お菓子屋さんの四軒目は、日月もなか本舗川村屋。ひときわ堂々とした構えのお店です。
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看板商品は、日月もなか。
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白餡と黒餡があるのですが、基本は白餡。
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パリッとしたちょっと香ばしさも感じる最中の皮にこの白餡の豊かな甘さの組み合わせは、もう絶品。本当においしいです。
なお、日月は、地元の英雄、足助重範の旗印だそうで、それもいい。間違いなく、足助を代表する銘菓だと思います。 -
カネサン茶輔は、お茶屋さん。
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店の棚には、普通の段飾りに御殿雛。
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しかし、特に目を引くのは、三河人形でしょうか、色鮮やかな土人形。
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天神さんやおいらんなど、それぞれの色合いがみずみずしいし、とっても楽しい組み合わせです。
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さて、こちらのお宅も重厚な雰囲気ですよ~
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イチオシ
悠々とした玄関スペースには
堂々としたひな飾り。 -
ほ~
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大正から戦前の時代といったところですが、
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その美しさ、かわいらしさにはうっとりしてしまう。
人形の価値がどうとか解説しているところもありますが、こういうのを見るとそんな解説は全く必要なし。余計な情報はいらないです。ゆっくり自分の感性で楽しませてほしいひな飾りだと思います。 -
さて、今度は市街で見どころの一つ足助中馬館です。
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建物は、大正元年、稲橋銀行足助支店として建てられたもの。現在は資料館として活用されています。
高い天井やハイカウンターは確かに銀行の名残りですね。 -
イチオシ
ひな祭りの期間中なので、展示はひな人形が中心。
このひな人形も戦前のひな人形だということくらいしかわからないそうですが、とっても楽しげな雰囲気があって、悪くないですねえ。 -
小さな道具類の方も人形たちとは違ったかわいらしさを感じます。
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むしろ、こうしたものの方こそがひな飾りの源流なのではないかというところもあって、私も好きなジャンルです。
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一方で、中馬街道について詳しい解説がないかと期待したんですが、足助を通る伊那街道、岡崎街道の簡単な地図が示されているくらい。足助の歴史にとって、街道の役割は大きかったはずなんですが、その扱いがこれだけ軽いとちょっとがっかり。もう少し改善してもらいたいなと思います。
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お釜稲荷は、足助のメインストリートから少し脇道に入ったところ。坂の上にへばりつくように赤い小さな社殿が建っていました。
神社の名前が面白いのですが、それはある伝説から。一升釜を下げた老人が現れ、その一升釜でご飯を炊いてどんどん振る舞うのですが、まったくご飯がなくならない。実はそれが稲荷だったというのです。社殿は、そのお釜を祀っています。 -
この辺りが一番奥の方かな。
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山城屋旅館は、町家建築の老舗旅館です。
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レトロな渋い玄関の正面に生花も生けたひな飾り。細やかな心遣いが伝わってくるようなひな飾り。これはいい。ここでも旅館のおもてなしの心が感じられました。
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スズマン本舗は、創業、明治三十五年。
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山ごぼう味噌漬というのが看板商品です。
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店舗の向かい側で、休憩所と豪快な試食コーナーがあって、少しいただいてみました。シャキッとした歯ごたえと小気味いい味噌の味わい。ご飯のお供なら最高の漬物です。お茶漬けもいいかもしれませんね。
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そして。
ここが市街の一番奥。 -
この大きな享保雛は足助のひな人形でも一番古いとされているもの。
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大きいサイズであることも存在感のある理由だし、
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イチオシ
シャープな線で描かれた顔もキリッとしていていいでしょう。
では、これでひな祭りの方はおしまいにして。 -
晩飯も足助で食べて帰ります。
実はお昼に予約しておいたのが、この一の谷。 -
香嵐渓の一番奥。いのしし鍋、クマ鍋、キジ鍋といった看板があって、山の幸を堪能できる料理屋さん。
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こちらでも立派な土人形の段飾り。豪快です。
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ちなみに、このお店。広い敷地に大きな建物は、団体の観光客を意識した構えなのかと思ったら、主に地元の人が忘年会や法事などちょっといた集まりで使うようなお店なんだとか。
悠々とした広間に私一人の贅沢なシチュエーションですよ。 -
いただいたいのしし鍋は味噌煮込み。
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イチオシ
例によって、鮮やかなイノシシ肉ですよ~
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味付けにサプライスはありませんが、
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豊かな味わいはさすがの感。
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最後、日が暮れて暗くなってしまったので、バス停までご主人に車で送ってもらいました。本当にありがとうございました。
これで、足助・香嵐渓はしっかり締められたと思います。
さて、明日からは滋賀県のひな祭りの方に移ります。
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この旅行記へのコメント (2)
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- cacahさん 2019/09/14 01:18:06
- ありがとうございます!
- たびたびさん
私の独りよがりのブログ読んで、いただき いただき フォローまでありがとうございます!
たびたびさんのブログ緻密に書いてらっしゃっていつも感心していました!
そして必ずその土地の美味しいものが、登場するのが、楽しみです
パステルカラーのいがまんじゅうと寒茶気になります(^。^)
私も、フォローさせていただきました!
- たびたびさん からの返信 2019/09/14 09:15:01
- Re: ありがとうございます!
- コメントありがとうございます。
旅行記のアップがなかなか進まなくて、たまりにたまっています。今日から三連休ですけど、旅行はやめて旅行記の整理をすることにしました。
今後ともよろしく、お願いします。
たびたび
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