2019/01/28 - 2019/01/28
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sallyさん
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一泊二日、福島空港から飛ぶ奈良・京都バスツアーに参加。
二日目、平等院鳳凰堂の見学のあとは、「嵐山」でランチタイムを挟むフリー2時間半、あとは「金閣寺」へ行って、「三十三間堂」へ行って、大阪伊丹空港から帰路に着きます。
嵐山で”リリース”されるのを知らず、全て連れて歩いてくれるのが団体ツアーだと思い込んでたところがあり、まったくノープラン(「自由散策」って明記されてたのを見落としただけですが)。
ううーん、地図もガイドももってきてないしね。はて、、、。
- 旅行の満足度
- 4.0
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-
10:00
宇治の「平等院」から、次の「嵐山」までは1時間。
京都は昔”やましろー山背”と呼ばれたそうですが、もともとの都があった奈良の山の”うしろ”側にあるところ、という意味で、やま(の)うしろ→”やましろ”(山背)となって、帝がおかれたから”しろ”を「城」にして「山城」となったそう。
そんなバスガイドさんの話を聞きながらの移動です。 -
ざん、11時に「嵐山」に到着。
バスを降りたらまずは渡月橋をバックに記念写真の撮影。
「や、わたし一人参加なんで・・・」と言って、団体の離脱を許されたら、”他の方も拒否権を行使するだろうなぁぁぁ、添乗員さんの「ご協力お願いします」も困るよなぁぁぁ”と、思っているうちにパチリ、撮影終了。
撮影のあとに解散、集合は13:40。
「13時40分、13時40分、、、」
三々五々散っていくツアーの人たちを捕まえて、時間をもう一度確認してしまった。団体ツアーで時間を聞き間違えたら・・あな恐ろしや。 -
渡されたマップでどこらへんまで行けば2時間半くらいのフリータイムを過ごせるか、バスガイドのさんに尋ねると、「竹林抜けて、大河内山荘あたりまで行って戻るくらいで、ええんやない?」といわれる。
ということでまずは「天龍寺」までやってくる。 -
この部分は、宮城県の松島にある「瑞巌寺(ずいがんじ)」に似ているな、と思ったのだけど、お寺の切妻の面で白漆喰に格子に木材があらわれているのは珍しくないのかもしれないな、とも思う。
日本の建築をもっと色々知りたくなった。 -
左側の屋根の、3本カーブのところは何て名前でどういう効果があるのかな、とかとか。
さて、前日デジタルカメラの電源を消費してしまい、この日はiPhoneで撮影。
ご存知のとおりスマホ電源が切れるのは、ひとり行動には死活問題なわけで。よって写真撮影は極限まで減らし、電池消耗に気を使う、、、となると行動の範囲まで狭くなる、、、。 -
「天龍寺」からは有名な竹林を抜け「野々宮神社」に行き「大河内山荘」まで行きUターン。
お昼は、嵐山ではリーズナブルなお値段だったスナックスタンドみたいなところで、お揚げ入りのうどん(400円)を頂く。隣に座った外国人がカレーをお箸で食べて難渋していたのでスプーンをもらってあげた。 -
再び「天龍寺」付近。
大きなお寺のまわりには「○○院」というのが沢山あって門が開かれていた。
お庭をみせてもらったり中を歩いて良いようなので、小さなほこらにお参りしてお賽銭を少し入れて、なんてしながら時間を潰す。 -
鬼瓦。
鬼がわら、おにがわら、、、というのを初めて見た気がするのは気のせいか。自分のまわりの家にはありませんが。民家にはないのか、北関東にはないのか、、わたしが気づかないのか。
そして、右手前に写っているのが、「桃」まただ(!)
「嵐山」のフリータイム後、再びバスに乗り「金閣寺」へ、金閣寺からは30分ほどです。 -
14:10 「金閣寺」に到着。
この日は月曜日だったけど、やたら混んでました。
金閣寺を見て”あっ”と思ったのは、2階建てでなく3階建てだったこと。
1階寝殿造りが、2階の武家造り3階の仏殿に比べて、地味すぎる。1階がほぼ記憶に残ってかったのね。
しかしまた、なんでそんな風に様式をミックスにしたのか。施主は欲張り(? 失礼)で、物好きだったのだろうか。 -
3階の仏殿のなかはキンキラキン☆
まんなかにある小さい棚にあるのは由緒ある仏像なのか。
床まで光っているが、床は黒漆塗りかしら。
(パンフレットの写真から) -
団体ツアーって、添乗員さんがチケットをまとめて買いに走ってくれて、並び待ち時間がなくて効率的だけど、こういうパンフレットをもらうのは、見学後なんですね~。
”あとから貰っても・・・”とも思ったが、いずれ読みながら歩く時間はないし、落としたりするとゴミになって迷惑だし、それでいいんだね。
それと、ここ金閣寺では、大陸から来た高校生がみんな着物を着ていて、和服姿ね学生たちから聴こえてくるのは外国語。
京都では、そんな海外からの修学旅行の受け入れが盛んだそうです。
「金閣寺」はサラ~っと歩いて写真を数枚撮ってバスに戻るくらいの時間しかなく終了。「三十三間堂」へ向かいます。 -
15:30
三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)に到着。
ツアーの最後のスポットです。 -
ああ、ここに来たかった。
この長~い建物が見たかったのだ。 -
外は曇りだし、夕方に差し掛かっているし、閉館時間も迫っているから引き戸は閉められ始めたし、で、お堂のなかは薄暗くて寒かったけれど、仏像を眺めながら歩いていてジワジワ思い出してきた。高校か中学生のときに来ているなぁ、と。
(パンフレットの写真から) -
”1001体のご本尊のなかに自分に似た観音様がいるというが、奥の方にいる方々に視界が届かないな。
そんななかで目が合ったのは「湛慶(たんけい)作・第520号尊」の観音様。
1001体のうち800余りはのちの鎌倉時代のもので、平安時代のものは1割だそう。「湛慶(たんけい)」さんは平安時代の方で、長~いお堂の真ん中に鎮座される大きな中尊(ちゅうそん)の作者でもある。”かの有名な運慶(うんけい)”さんの息子だそう。
物師の名前には「平等院鳳凰堂」の阿弥陀如来像の仏師”定朝(じょうちょう)”のお名前も見かけた。
(パンフレットの写真から) -
三十三間堂が30分しか見学できなかったのは、実行程をちょっと組み間違えてたんじゃないかと思う。冬の閉館は16時なのに、予定の集合時間は当初16:00すぎだった
ただ、なにせこの旅のツアーメイトは時間に厳しくどこへ行っても5分前には帰ってくるので、この日の行程はすべて前倒しになっていたゆえ、それでも30分確保できた模様。
ツアーなのだからじっくり見られないのは覚悟の上の参加だけど、ここだけは本当に忙しかったなぁ。最後にちょっと駆けたし。34本の柱の間に立って1分ずつ鑑賞しても33分だしなぁ。
いつか再訪したいです。 -
ああ、去りがたし、三十三間堂。
これにて1泊2日の奈良・京都ツアーの行程は終了となりました。 -
大阪、伊丹空港に向かいます。
「三十三間堂」からは50分。 -
商都(しょうと)交通というのがバス会社さんのお名前だけれども、”商いの都”ってのがすでに関西だね。
バスガイドの桜さんもだけれど、ドライバーさんが親切でとても感じがよくて、伊丹空港の駐車場でお二人とお別れするのはちょっぴり淋しかったです。 -
17:00過ぎ、伊丹空港。
福島行きのANA便は19:25発。
どういうのか恐らく搭乗券なのだと思うけど、二次元バーコードが印字された紙を渡され、「セキュリティーは19時までに抜けること」という注意ポイントを受け、一旦解散。
預け入れ荷物を入れたあと、絵葉書を出しに郵便ポストへ。 -
夕ご飯は大阪らしく「お好み焼き」にしました。
豚玉1300円(だったかな)。この豚玉、美味しいのだけど、前で焼いているお姉さんのを見てたら「豚バラ」が一枚ハラリとはかない感じで滑りこまされているだけなの(!)
”わたしの豚バラはどこ?”と探しながら食べました。”随分とお高いお好み焼きなのね~”と。
ただ、この店は最後がよかった。
お会計が1504円だったので、1,505円出したら「4円はオマケです」と5円玉を返したのです。
『わー、大阪ってすごーい』と思っちゃった。
こんなテナントに出している店でそんな計らいやっちゃうんだ、って。4円ていう金額じゃないのよね、気持ちだな、東京ではそれはちょっとやらないな、と思った。 -
お土産もちょこっと買う。
551のブタまんは関西方面に来たらマストバイだ。 -
ここの豚まんの皮が、甘くて良いのよね。 -
20:30 福島空港
19:25発のANA便は、予定5分前の20:25に福島に着陸。2日間お世話になった添乗員さん、ツアーメイトさんにお礼を言ってお別れしました。
行くときより増えた荷物は、300円傘。
伊丹空港で持ち歩くのがイヤで、勇気を出して預け入れ荷物預けてみた。
ANAのグランドホステスはイヤな顔ひとつせず、丁重に扱ってくれました。 -
20:45 クルマの中から見る夜の福島空港。
「旅行は家に帰るまでが旅行」
小学生のときに聞いたセリフを、バスガイドの吉野さくらさんも言ってました。再び気合を入れ直して運転して東北自動車道を帰ります。 -
21:58 自宅に到着。
1時間で着いてしまった。
今回、自宅から福島空港がこんなに近いんだって知ってしまった事は大きいです。随分前からある空港だけど、やはり東京より西に行くときは新幹線が身近だったので。
それと、団体ツアーへのひとり参加は思っていたよりずっと楽しかったです。ツアーなのでじっくりは見られないけれど、ガイドがいるから色々質問できるのもいいし。適度にひとりでいられつつ、気さくなツアーメイトさんとはお話できて意外に孤独感も少ないのもいいし。
団体ツアー、ちょっとハマりそうです。
「奈良・京都 飛行機&バスツアー」おしまい。
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