2019/01/27 - 2019/01/27
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Matt Yさん
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パタゴニア旅行その2、いよいよパタゴニア到着です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- アルゼンチン航空 コパ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エルカラファテまでの便の出発2時間前の2時になり、チェックインを済まし制限区域へ。
エアサイドにも待合室に椅子があるだけで、あとはトイレと閉店中のカフェがあるだけで全く商売っ気がありません。
するものも買うものもないので、再びベンチでまどろむ事にします。しかし喉が渇いた… -
ボーっとしていると背後で人が動く気配が…さっきもらったボーディングパスとは違うゲートが開いたようで搭乗が始まったようです。
とはいえ、全てバスゲート。ゲートの端末が不具合、、、とかでなければゲートを変える意味がよくわかりません。 -
ぼんやりした頭のまま乗り込みます。
空港泊の経験がほとんどない私にとっては、したくない空港泊を迫られた空港って、疲れた記憶しかのこらないものなので、この空港もあまりいい思い出が残りませんでした。 -
飛行機はB737-800
アルゼンチン航空(Aeroleneas Argentinas)には初めて乗ります。 -
LCCルックな合皮のシート。デモも実演
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ドリンクサービスは結構ガサツ
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配られたスナック
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体内時計は壊れているはずなのですが、やはり早朝4時発の飛行機となると、座席に座るとほとんど同時に気を失ってしまいます。
途中飲み物の提供で起こされた以外は、降下開始のアナウンスまで記憶がありません。そのアナウンスとともに外を見ると空がピンク色に染まっていました。 -
荒涼とした大地が見えてきましたが、飛行機はグルグル旋回してなかなか着陸しません。
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湖が何回も消えては現れましたが30分ほど空港周辺を旋回したのちやっと着陸。
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カラファテ空港は案外(と言っては失礼だけど)近代的でオシャレでびっくり。
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バゲージクレームエリア。流石にみんなアウトドアウェア着てます。こちらは会社帰りなのでウールのコートなので、若干浮いてしまいます。
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荷物を受け取ったのは7時半頃。
パタゴニアではレンタカーをしない場合、基本町からツアーで見所を訪れる訳なんですが、遅めのツアーでも8時ピックアップとかが多かったです。
ブエノスアイレスからの飛行機が遅れるかも、、、と思ったので、現地でツアー探そう、できれば空港でピックアップしてくれないかな?と思っていました。
カラファテでは4泊しかできないので、1日たりとも無駄にしたくないのですが、残念ながら空港に旅行会社はあるものの、空港から当日申し込んで直参加できるツアーはないとのこと。
仕方がないのでとりあえず宿へ。乗合シャトルは300ペソ。1USDが36ペソとかなので約8.5ドル。 -
雲が低い。
パタゴニアって標高が高いところと思っていたのですが、全く標高は高くありません。その代わり湿気を含んだ空気が高い山を越えてくるので、雲が低く見えるんでしょう。 -
いくつかの宿に寄って予約していたカラファテホステルに着きました。市内のメインストリートから2ブロックと便利なところにあり、ホステルと名乗っている通りドミもあるけど、中級ホテル的な個室もある便利な宿でした。
ただクレジットカードの端末が壊れていて、キャッシュでしか払えなかった、、、たまたま多めにドルキャッシュ用意しておいて良かったけどそんなリスクみあるんだと改めて認識。
まだ部屋には入れないとのことなので、荷物室に荷物置かせてもらい出歩きます。
今日参加できるツアーはないかフロントに聞いてみると、基本的にツアーは朝出るのでこれから参加できるツアーがあるかどうかわからないが、ツアー会社の営業が始まったら電話で問い合わてくれることに。 -
カラファテのメインストリートは美しい並木道になっていて、ぼーっとしているだけでも気持ちがいいです。
天気が良いのも大きいですが、ひんやりした空気が爽やかでリゾート来たって感じです。 -
気持ちがいいのは人間だけではなく、とにかく沢山の犬たちも日光浴をしていました。
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どの犬もきれいに手入れされいて躾もされており、同じ路上に寝っ転がっている犬でも、タイの犬のように怖くはありません。
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フロントでおススメされたホテル近くのカフェで朝食を食べます。
ピザトーストは美味しかったです。 -
結局午後のウプサラ氷河を見に行くツアーに申し込めました。
メインストリートの外れにあるスーパーで水などの買い物をし、指定された時間(11:30)になっても迎えは...
来ません。
チケットには12:30の船の船に乗るように指定されていますが、Googleマップによれば港までは車で40分かかるはずなのに、12時になっても迎えに来ません。心配になってフロントに電話してもらうと、大丈夫とのこと。
ようやく1時間経過の12:30に迎えが来ました。すっぽかされたと気が気でなかったです。あとでわかったのですが、ここでのピックアップタイムはピックアップを開始する時間程度のことでしかありません。
とはいえ最初の方かどうかはわからないので、宿のロビーや外のテラスで車が来る度に自分の迎えではないか、目を光らせていなければならないので、精神的には疲れます。 -
港に向かうバスからの車窓
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アルゼンチンのツアーは基本綺麗なバスでした。人間無い物ねだりというか、こういう整ったツアーバスに乗ってしまうと、ランクルで行くウユニ塩湖のツアーなんかがの方が正直楽しくおもえてしまいます。
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港には船が出る予定の30分遅れで到着。船は我々のバスの乗客で貸切状態なので遅れても平気ではあったのですがね。
船に乗り込む前に国立公園の入場料700ペソ(約USD20)払います。入場料は連続した日だと2日目の入場料は半額に減額されるので、ツアーを予約する際そのように組めばお得なのですが、そうすると2日連続で氷河となるので今回は特例は使わず。 -
船はこんな双胴船
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窓際の席は既に埋まっていたので、デッキに出てみました。出港時は天気も良く快適に飛ばします。
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波もない穏やかな湖、と思いましたが出港すると案外水しぶきが高く上がり窓から景色も見えたものではありません。
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すごい褶曲の崖が見えます。
知識の上では造山運動とかわかっているつもりでも、岩が持ち上げられひん曲がることの実感が湧きません。 -
氷河から流れ出る川、そしてその水がたまってできた湖は石の粒子が浮いているため、独特の青い色をしています。
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地形は見てて飽きません。
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コース図
氷河が削った複雑な地形の奥にある氷河を目指します。(赤いところから出航し、一旦半島を迂回して中央部に回った後、左上へ向かいます) -
険しい山並みの山が見えてきましたが、少し航行しただけなのに、天気は急に悪くなり、風も強くなってきました。高い波があるようには見えないのですが、船がすごく揺れるように。
時間的経過がそうさせるのか地形の関係で流れる空気のせいなのかはわかりませんがとにかく天候が全然違うんです。 -
そして双胴船ってこんなに波に弱いの?と思ったくらいに前に進みません。
波が荒い区間は10分ほどで過ぎたのですが、立っているのもやっとでした。 -
山の上から落ちてくるが地面までは流れ出ていないハンギンググレイシャーをいただく山も見えてきます。
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やがて巨大な氷の塊のウプサラ氷河が見えてきました。
後背地に堆積している氷のスケールが圧倒的です。 -
と思ったらウプサラ氷河には近寄らないらしいです。遠くから眺めるだけ。
でもその分神秘的というか偉大さというか、後ろにある氷の膨大さがよくわかった気がしました。ウプサラ氷河は長さが60kmもあるんだそうです。(それでも急速に後退中だとか) -
代わりにウプサラ氷河から流れてきた氷山に接近します。流出している氷山の数は少なかったですが1つ1つはかなりでかいです。
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氷山は圧縮されて不純物や空気が抜けるので氷河独特の青い色をしていますが、ここのは特に青さが鮮やかでした。
乗り込んでいるプロのカメラマンが氷山をバックに記念撮影を有料でやっているので、かなりここで停泊。 -
続いて少し南下します。後退して湖には崩落しなくなった氷河。しかし氷河が削ってできる地形がよくわかります。
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湾の奥の方に氷河が見えてきました。スペガッツィーニ氷河だそうです。
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後背地がなだらかな坂になっていたウプサラ氷河と比べると、山が割とすぐ後ろにあって、かつ狭い地形に挟まれた形になっているので、湖面に達している氷の高さはかなりある感じ。
一帯の氷河の中で、高さはここが一番なんだそうです。
ここではかなり氷河の面に近づいてくれます。 -
といった感じなので製氷庫直送便といった感じの氷河です。
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時折氷が割れるバキバキって音が響き渡ります。
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比べる物があまりないので、高さやスケールはぶっちゃけよく分からなくなってしまいます。
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アラスカのように海に面していないので、アザラシなど他の動物が遊んでいたりしないのは残念。
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海や湖に面している氷河といえば、ドサっと氷の塊が落ちてい崩落をイメージしてはいるんですが、自然はなかなかちょいと来た人間の都合には合わせてくれません。
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と言うわけで、スペガッツィーニ氷河では大規模な崩落を目の前で見ることはできませんでした。
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結局割と長い時間いたものの、パラパラ氷が落ちてくる程度の小さな崩落はあったものの、本格的な崩落は目撃できずに去ることになりました。でもこういう風に都合良く見られないのは、氷河あるあるなネタなような気がします。
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帰りは時差ボケがあるのだかないんだかわからない状態と、そもそも睡眠不足と船内の暖かい暖房もあって泥のように寝てしまいました。
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帰りのバスの車窓。パタゴニアは高緯度ということもあり、夜の10時にようやく暗くなる感じです。
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宿近くで降ろされ、ようやく部屋に入れました。木曜日も事実上の徹夜、金曜夜から夜行で時差でLAXに金曜夜着きそこから夜行と空港待合室待機を経てようやくな日曜日の夜はベッドで寝られます。
シャワーを浴びた後、夕食でもと思い街に出ます。 -
バラが綺麗に咲いていました
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街を見て回ってもそんなに食指が動くようなレストランはなく、どうせパスタとか食べるなら節約のため自炊しようということで、スーパーで買い物をし、
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宿の共用キッチンで
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パスタとパスタソースの夕食。でしたが、パスタソースが劇不味というか、コクがなくただトマトの味しかしない、そこから味付けが必要だったと思われるものだったのですがそうはしなかったこともあり、満足度は高くなかったです。
食べ終わって部屋に戻ると、まさにパターンキューという感じで。寝落ちしてしまいました。
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