2019冬 東京湾フェリー、日本寺、鋸山そしてアジフライ

2019/02/02 - 2019/02/02

2014年の秋以来、約４年ぶりに東京湾フェリーに乗って鋸山登山へ行ってきました。
今回は前回とほぼ逆のルート、保田駅から日本寺を下から登り、山頂からの絶景を堪能。産業遺産とも言える石切り場での異空間感覚を味わい、車力道をとおり下山。アジフライと温泉で締め。楽しい小旅行でした。

前回の鋸山行きは、以下の旅行記をご覧ください
2014秋 東京湾フェリーと鋸山登山01：壮大な石切り場跡にびっくり
http://4travel.jp/travelogue/10939840

2014秋 東京湾フェリーと鋸山登山02：日本寺の大仏と絶品アジフライ
http://4travel.jp/travelogue/10941712

エリア 鋸南(千葉)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JRローカル 私鉄 徒歩

日の出前に自宅を出発
朝焼けがキレイです

京急の横浜駅で「東京湾フェリー往復きっぷ」を購入
京急横浜駅から京急久里浜駅までの電車、久里浜港へのバス、そして東京湾フェリー、全てを往復乗れてしまうスグレモノきっぷです
京急横浜からは、2290円

京急久里浜からバス

フェリーターミナルに到着

8:20発のフェリーに乗ります

フェリーの中へ

ラウンジの様なシートあり

もちろん、通常のシートもあり

かなや丸　です

ショップでは船内限定販売あり

デッキはこんな感じ

対岸に鋸山が見えます

タンカー

船尾からの眺め
映画『飢餓海峡』のラストシーンを想い出します

今日は、富士山が薄い、、、、

鋸山が近づいてきました
まさにノコギリの様なシルエット

航路
三浦半島と房総半島はかなり近いのです

9:05、到着し下船

金谷港から１５分ほど歩いて、コロッケが美味しいと評判の笹生精肉店へ
何と、揚げ物は１０時過ぎ頃に準備されるとのことで、まだありませんでした
残念

アジフライの美味しい「さすけ食堂」
１０時開店の３０分前にこの行列です
16時閉店と聞いているので、我々は下山後の１５時頃に来店予定
前回訪問時の絶品アジフライが忘れられず、今回も絶対食べたいという強い思い

JRの浜金谷駅へ
フェリーとの乗り継ぎがタイミング悪いです
フェリーが9:05着、そこから歩いて８分ほどかかるのですが、電車は9:09なので乗れない
その後の電車は１時間後という、連絡の悪さ

保田駅に到着
鋸山の下をトンネルで通り抜け、南側に来ました

ノコギリの刃の様な稜線が印象的です

約25分で、日本寺の参道入口に到着

参道の階段を登ります

弘法井

仁王門

観音堂

ここで、拝観料600円を払います
鋸山の南側の斜面に広がる大きなお寺です

心字池

達磨石と頼朝蘇鉄

鐘

漱石と子規の友情の碑

薬師本殿

梅が咲いています

大黒堂

大仏

日本一大きな大仏です

南側、保田方面の眺め

お願い地蔵尊

小さなお地蔵さんがいっぱい

大仏広場から先に進んでゆくと岩場に沢山の像が
護摩窟

更にのぼり

聖徳太子

奥の院無漏窟

日牌堂

あせかき不動

百体観音

通天関

西国観音

更に登り、

山頂展望台に到着

眺めは最高、西側

金谷

富士山は、薄い、、、

南側、保田方面

15時過ぎにアジフライを食べる予定なので、昼食は軽めのサンドイッチとノンアルビール

この行列は、、、、

地獄のぞき　です

十州一覧台からの眺め

十州一覧台から見えるロープウェイの山頂駅
ロープウェイの山頂駅は、鋸山の実際の山頂からはかなり西側に位置しており、実際の山頂に行くには、日本寺に600円払わなければならない　という不条理があります

百尺観音

地獄のぞき

日本寺を後にして、鋸山の北側へ

岩山の鋸山は、房州石の産地でもありました

石を削った跡

石切り場跡
鋸山の産業的な採石は江戸時代後期から始まり、昭和60年頃まで続いていたそうです

当時の機械が残されています

安全第一の文字
この文字の上はツルハシで削った跡ですが、下の方はチェーンソーで削った跡となっており、昭和33年頃の技術発展に伴う採石方法の違いが分かるそうです

建設中の不思議な建物の様にも見えます

岩を削った切通し
岩面に残る、削り跡が印象的です

地球が丸くみえる展望台　へ
岩を削った階段を登っていきます

地球が丸くみえる展望台　からの眺め

さすけ食堂　で待っている人も見えます
待ち人数が少なくなったら、ここからダッシュでお店へ向かいます(ウソです)

フェリーがこの狭い港でターンするのはスゴイ

地球が丸くみえる展望台　から尾根のアップダウンを繰り返し、ようやく山頂へ
標高329.5ｍは、千葉県で１２番目の高さです

切り出した岩を下に滑らせた遺構

車力道から下山
「車力道」は、切出した房州石を麓まで運び降ろした道です

荷車のブレーキの跡がわだちとなって残っています
石を運ぶ人達は「車力」と呼ばれ、主に女性の仕事だったとのこと
約240kgの石を「ねこ車」と呼ばれる荷車に乗せ、ブレーキをかけながら下るというかなりの重労働だったようです

「わだち」が至るところで見られます

切通し

切通し

岩運搬システムの索道跡

車力道終了、あとはひたすら舗装道を進みます

ヒカリモ発生地　だそうです

鋸山の石切り跡がよく見えます

笹生精肉店、帰りも寄ってみました

これら揚げ物を山で食べたかった、、、、

評判のチャーシューを購入

ここで悲劇発生
15:20、さすけ食堂　すでに閉店、、、、ガクッ、、、、

参考までに前回訪問時の「さすけ定食」1500円をアップしておきます

仕方がないので、海の見えるレストラン The Fish へ

お店の中はこんな感じ

もちろん、まずはビール　です

アジフライセット、1250円

大きなアジが３尾もあるので、ボリュームたっぷり
でも、油があっさりしているのか、しっかり完食しました！

16:30のフェリーに乗船

しらはま丸　です

チーバくんグッズがいっぱい

17:05に久里浜港に到着

すぐ近くの「海辺の湯」880円で、ゆったりと汗を流しました

充実した一日でした