2014/10/11 - 2014/10/11
26位(同エリア322件中)
はんけんさん
京急が「東京湾フェリー往復きっぷ」なるスグレモノを販売していることを知り、東京湾フェリーで東京湾を横切り南房総の鋸山に行ってきました。
鋸山は、沢のコースを選んだこともあったのか、329mの低山とは思えないタフな登山行程でした。
かつては、石の産地として名を馳せた鋸山は、まさに岩山。そしてかつての石切りの歴史を遺す壮大な石切り場跡は、異次元空間に迷い込んだかの様な錯覚を味わいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 私鉄 徒歩
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早起きは三文の得?
朝7時前に京急の横浜駅で、東京湾フェリー往復きっぷ を購入。
2,290円は、普通にきっぷを購入して往復するのと比較して約400円お得です。 -
京急久里浜駅から、バスでフェリー乗り場へ
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バスの車窓から、入港するフェリーが見えました。
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フェリーターミナル
三浦半島と房総半島、場所によっては約10km程度の近さです。
東京湾フェリーは、久里浜から千葉の浜金谷を40分で結びます。
以前から、便利とは知っていたが、今回初利用です。 -
イチオシ
フェリー「しらはま丸」
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フェリーに乗り込み待ちの自動車とオートバイ
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フェリーターミナルの中はこんな感じ。
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フェリーは1時間に1本。
我々は8:20の便に乗ります。 -
やはり、お土産コーナーには、横須賀海軍カレー!
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この様な桟橋から乗船。
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乗り込む自動車
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中はこんな感じ
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イチオシ
40分の船旅には勿体ない、良い雰囲気です。
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出航。右手には東京電力の火力発電所。
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東京湾というか進行方向右手は、太平洋。
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船内の様子
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正面は房総半島。
鋸山がみえてきました。 -
イチオシ
山の稜線がギザギザでまるでノコギリのようなので鋸山。そのまんまですね。
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到着して、下船。
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浜金谷のフェリーターミナル
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イチオシ
マップで全体を把握。
329mの山頂は、左寄り。右手側のロープウェイの、「山頂」駅は、実際の山頂よりも離れていて低い場所にあります。
我々は、まずは左手側のルートから山頂を目指すことにしました。 -
鋸山。こうしてみてみると、どれが山頂か?本当に分かりづらいです。
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黄金アジの「さすけ食堂」
ここのアジフライがめっちゃ美味しい という同行の先輩の薦めにより、本日は遅めの昼食をここで食べることを目指します! -
登山口までは、至るところに案内板が出ているので分かり易いです。
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鋸山は、329mの低山ですが、海から登るため海抜329mが実質登る高さそのものとなります。
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この様な道を進み
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内房線のガードをくぐり、
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分かれ道を左へ。
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安兵衛井戸・沢コースへ進みます。
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「電気牧柵 きけん」
どうやら、電流が流れているようです -
沢コースは、人気が無いようで、人がいません。
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登山路もあまりメンテされていないようで、かなりのアドベンチャーコースです
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面白い木を発見。まるで抹茶ポッキーの様です。
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沢コースなので、最初は登りは急ではありません。ゆるゆると登る感じ。沢はあまり水は無いけど、湿気はそこそこあります。
すべる岩場もあるので要注意です。 -
うすうす感づいていましたが、やはり危険なコースの様です。
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イチオシ
トンネル。その名も「手彫トンネル」。まさか素手で掘ったわけではないでしょうが、昔の人が人力で掘ったトンネルなのでしょう。
中は、真っ暗なので結構怖いです。足元を照らす何か(スマホでもOK)があると良いと思います。 -
安兵衛井戸を過ぎると登りが急になります。
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岩山なので、ところどころ、階段が岩を削ったものです。
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そしてロープ登場。
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かなり急です
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「東の肩」に到着。急な登りはここまで。ここからは尾根を進みます。
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イノシシ注意。
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ノコギリ状の尾根を進むため、アップダウンの連続
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イチオシ
頻繁に見られる、岩を削った階段
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約1時間半で山頂に到着。山頂は結構狭いです。
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標高329mは、千葉県で12番目の高さだそうです。
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三角点
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山頂から望めるのは北西方面のみ
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尾根伝いにアップダウン
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東京湾を望む展望台
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保田方面の眺め
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富士山はこの方角なのですが、本日は見えません。残念。
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稜線を下る海方向にはロープウェイ駅などが見えます。
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浜金谷港。かなり登ってきたなぁ と実感。
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同行の先輩が、ヤカン・ガスバーナやコーヒー豆を取りだし、湯を沸かし始めました。
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簡易豆ひき器で、コーヒー豆を挽く私の嫁はん。
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コーヒー作成中
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展望台で飲む、淹れ立てコーヒーは最高にうまい!
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港にフェリーが到着します。
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イチオシ
この狭い港で180度回転して、後ろから着けるのは並大抵の技ではないゾ!
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次に、石切り場跡 へ向います。
絶壁階段 という名の通り、非常に急な階段です。 -
いきなり見えてくる、石切りの跡。異空間に紛れ込んだ感じがします。
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この通路も、岩を切り出して作ったようです。
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切り出した岩面がすごい
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イチオシ
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実際の石切り作業がどんな感じだったのか、とっても気になります。
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下から見上げるとこんな感じ。さすがに崩れはしないけど、ちょっとビビります。
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あの張り出した展望台は、「地獄のぞき」ですね。
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鋸山が本当に岩山で、あることを、切り出された岩を見て実感できます。
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石切り作業も「安全第一」ですね。
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石切りは、江戸時代後期から始まり、明治時代には金谷の人口の80%が石材産業に関係していたとのこと。
神奈川県庁・横浜市・横須賀市などのご用材に指定されていたそうです。 -
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当時の機器がそのまんま放置されています
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次は、日本寺へ向かいます。
2014秋 東京湾フェリーと鋸山登山02:日本寺の大仏と絶品アジフライ
http://4travel.jp/travelogue/10941712
に続く
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