
1997/09/13 - 2020/01/13
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はんけんさん
新型コロナウィルス禍により、しばらく海外旅行はできないので、旅行記の新ネタは当面ありません。
で、前回のオベリスクネタに続いて、過去の旅行からネタをひねり出すシリーズ?今回はフェルメールです。
フェルメールは、17世紀のオランダのバロック期の画家です。寡作で有名で日本でも絶大な人気です。どのくらい寡作かというと、全生涯で描いた作品は50作品前後、現在残っている作品は、Wikipediaによるとわずか37作品(諸説あると思います。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81
様々な美術館で、フェルメール作品を鑑賞しているので、改めてその鑑賞記録を確認してみました。半分ぐらい(18作品程度)は観ているかなぁ?と数えてみると、何と7割越えの27作品!
これは、30本中20本の古代オベリスクよりも、コンプリート(全制覇)の可能性は高いかもしれません。
なお、前回のオベリスクネタに興味のある方は、以下でご覧ください。
2019GW イタリア番外編:古代オベリスク ローマで11本を訪問、世界30本のうち20本を訪問
https://4travel.jp/travelogue/11635406
- 旅行の満足度
- 5.0
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イチオシ
初めてフェルメール作品を鑑賞したのは、97.9.13に訪れたルーブル美術館です。
当時は、デジカメを保有していなかったので、アナログ写真しかありません。
以下、2008年5月に訪問した時の写真を使用します。 -
「レースを編む女」
サイズは、23.9x20.5cm
フェルメール作品は小さいものが多いですが、この作品は、キャンバスに描かれたものでは、最小だそうです。 -
「天文学者」
モデルは、フェルメールと同じデルフトに住んでいた科学者アントニ・ファン・レーウェンフック と考えられています。 -
ルーブル美術館は、97年の初訪問以来、2008年まで6回訪れています。
その後、なかなか訪問できずにいます。次はいつ訪問できるのだろうか? -
次はニューヨークのメトロポリタン美術館です。
ここは、99.5.9の初訪問から6回訪問しています。
初訪問時にデジカメを保有していなかったので、その後の訪問時のデジカメ写真を使用します。 -
メトロポリタン美術館、2012年11月28日。
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「水差しをもつ女」
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「少女」
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「眠る女」
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メトロポリタン美術館の中庭。
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メトロポリタン美術館は最多の5作品所蔵しています。
残りの2作品は撮影した写真を見つけられなかった(撮影していない?)ので、美術館のサイトから画像を拝借します。
https://www.metmuseum.org/
「リュートを調弦する女」 -
「信仰の寓意」
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ロンドン、ナショナルギャラリー。初訪問は、2002年8月7日です。しつこいようですが、当時はデジカメを保有していなかったので、2014年8月(4度目の訪問)時の写真を掲載します。
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「ヴァージナルの前に立つ女」
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「ヴァージナルの前に座る女」
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2003年8月、アムステルダムの国立美術館。
初めてデジカメを購入したのが2003年です。 -
イチオシ
「牛乳を注ぐ女」
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アムステルダムの国立美術館。
中央の奥にあるのが、オランダ絵画の至宝とも言われるレンブラントの「夜警」です。 -
アムステルダムの国立美術館には4作品所蔵されていますが、3作品は写真を撮っていないので、美術館のサイトから拝借します。
デジカメは購入しましたが、SDカードのメモリーがさほど大きく無く、バシバシ撮りまくる訳にはいかなかったのです。
https://www.rijksmuseum.nl/
「青衣の女」 -
「小路」
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「恋文」
1971年に盗難され大きな損傷を受けています。 -
2003年8月、マウリッツハイス美術館。
3作品を所蔵しています。
この様なこぢんまりとした美術館に、フェルメールの名画『真珠の耳飾りの少女』(もしくは『青いターバンの少女』)がポツンと置かれています。建物自体もオランダで最も美しい建物の一つと言われているようですが、私にはいまひとつピンと来ませんでした。
館内は残念ながら撮影禁止。最近の旅行された方の旅行記を拝見すると、写真を掲載しているので、現在は館内撮影OKの様ですね。 -
館内は当時、撮影禁止だったので、美術館のサイトから画像を拝借しました。
https://www.mauritshuis.nl/
「デルフトの眺望」フェルメールには珍しい風景画です。 -
「ディアナとニンフたち」
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「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」
特に人気の高い作品です。モデルの少女が誰だったのか?そもそも特定のモデルがいたのかどうか不明だそうです。 -
2005年5月、アメリカ ワシントンDCのナショナルギャラリー。
4作品を所蔵しています。 -
写真撮影していなかったので、美術館のサイトから画像を拝借します。
https://www.nga.gov/
「赤い帽子の女」 -
「天秤をもつ女」
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「フルートを持つ女」
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「手紙を書く女」
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ワシントンのナショナルギャラリー。
訪問時は、ロートレック展を開催していました。 -
ドイツ ベルリンの絵画館。2006年7月が初訪問ですが、写真は2018年4月の訪問時のものを使用しています。
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「真珠の首飾りの女」
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「ぶどう酒のグラス(紳士とワインを飲む女)」
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2008年10月、東京都美術館のフェルメール展へ。
7作品も来日したので、この様な長蛇の列でした。 -
7作品のうち、初めて鑑賞するのは4作品。
館内は撮影禁止だったので、展覧会の案内板から、
「ワイングラスを持つ娘」
ドイツ、ブラウンシュヴァイクのヘルツォーグ・アントン・ウルリッヒ美術館所蔵の作品です。 -
「マリアとマルタの家のキリスト」
スコットランド、エディンバラの国立美術館所蔵。
サイズが、158.5x141.5cmと、現存するフェルメール作品のうち最大。 -
「手紙を書く婦人と召使い」
アイルランド、ダブリンの国立美術館所蔵。過去に2度の盗難に遭っています。
画像は、アイルランド国立美術館のサイトから拝借しました。
https://www.nationalgallery.ie/ -
そして「ヴァージナルの前に座る若い女」
この作品は、個人所蔵で、通常美術館には展示されていない作品なので、この機会に鑑賞できたのは、本当に良かったです。 -
2020年1月、上野の国立西洋美術館。
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「聖女プラクセデス」
画像は、美術館のサイトから拝借しました。
https://www.nmwa.go.jp/jp/index.html
この作品は、フェルメールの署名があるが、真作かは疑問とされているそうです。もし真作であれば、最も初期の作品となります。
てなわけで、以上27作品。 -
番外編として、「空振り事例」を一つ。
2009年8月、オーストリア ウィーンの美術史美術館。
オーストリア 世界遺産の旅 4:ウィーン 美術館と市内ブラブラ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10449647/ -
ここは、吹き抜けの美しいカフェが有名だったり、ブリューゲルの絵画が人気の的ですが、我々は、フェルメールの「絵画芸術」を観たかった。
前述の2008年、東京都美術館のフェルメール展に来日予定だった「絵画芸術」。来日が直前にキャンセルされてしまったのです。
ならば、所蔵美術館の現地で観るでしょう!と意気込んで乗り込んでいったのですが、、、、 -
何と、よそに貸出中でした。ショー――――ック!!
いつ観られるのだ「絵画芸術」
来日中止の理由が、「長時間の移動、温度・湿度の変化が、作品に悪影響を及ぼす」的なことだったので、よそに貸し出すことは無い と思っていました。貸し出し先は、短時間の移動で済む、欧州内だったのだろうか?
「絵画芸術」を含めた未見の10作品は、欧州に6作品(ドイツ3、イギリス(ロンドン2)、オーストリア(ウィーン1))、アメリカに4作品(ニューヨーク3、ボストン1)。ただし、ボストンの「合奏」は、1990年に盗難に遭い未発見。
「合奏」を鑑賞するのは非現実的として、残り9作品は、地理的にもさほど散らばっていないので、コンプリート(全制覇)は、夢では無い様に感じています。
ただし、「絵画芸術」には逃げ続けられるのかもしれない、、、、。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Minty Pinkさん 2020/08/23 10:31:44
- フェルメール!
- フェルメールを見て回られてるんですね!お仲間です~(勝手に…)。
日本の展覧会で見た作品も多いですが、やっぱり「ご自宅」に伺って見てみたい…。すごく混んでいるということもないですしね。
『ヴァージナルの前に座る若い女』は2008年に来日してたんですね~。私は2014年にフィラデルフィア美術館で見ることができました。たまたま展示されていた期間ですごくラッキーでした。『聖プラクセデス』も「一生見ることはないんだろうな」と思っていたのに、これもたまたま西洋美術館に行って「なんであるの!?」と一人大興奮でした。日本のどなたかがお買いあげになったということなので、世界のフェルメールファンからすると「一点だけ日本」というのは難所のひとつになるんでしょうかねー。
長々と、またしても失礼いたしました。
- はんけんさん からの返信 2020/08/23 11:23:22
- Re: フェルメール!
- Minty Pinkさん、
ですよね。やはり「ご自宅」で観る方が、感動が増しますよね。そこまでたどり着く苦労もあるので。
日本だと、混みすぎていてじっくり鑑賞しづらいし。「ご自宅」だと、ゆっくりと観られるケースが多いですよね。マウリッツハイス美術館が(朝一だったこともあり)、人がほとんどおらず、『真珠の耳飾りの少女』をほぼ独り占めできたのは、夢の様な思い出です。
この旅行記をまとめていて、コンプリ―トへの意欲が高まりました。いつになるかは分かりませんが、お互い(?)コンプリート目指して、頑張っていきましょう。
はんけん
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