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「久しぶりにケベックに行こうか~」と、ケベックのフェスティバル(8/1~8/5)の日に合わせて計画を立て始めたのですが、「折角、ケベックまで行くんだから、ガスペ半島も行きたい」と私が言えば、地図を見ながら「ニューファウンドランドも行こうよ」と簡単に旦那が言い、「ナイアガラの滝を観たい」と娘。<br />「ちょ、ちょ、ちょっと、待ってよ。それは、絶対にムリ!!ナイアガラの滝かからニューファウンドランドまで、どれだけ距離があると思ってるの。」<br />旦那「じゃぁ、ノバ・スコシアまで。」<br />私「ノバ・スコシアまで行くなら、プリンスエドワード島も行きたいな~。でも、そうしたら、ナイアガラの滝は厳しくなるなぁ…」<br />旦那「まだ若いんだし、トロント周辺なら、これから、いくらでも行く機会が出てくるよ。」<br />私「ま、それもそうだね。」<br />娘「OK~」<br />実は、昔、旦那と私はケベックに住んでいて、その頃に何度かナイアガラの滝には行っているので、今回は娘に諦めてもらいました。<br /><br />おおまかな全旅程は、ケベック州のシャルルヴォワ地方、ガスペ半島、ニューブロンズウィック州、プリンスエドワード島、ノバスコシア州、ローレンシャン高原、オタワ、キングストンと周って、最後にケベックで4泊して飛行機でバンクーバーまで戻ります。<br /><br />Day9-2(Cape Breton Island 13 / Forteresse de Louisbourgへ)<br /><br />9日目の朝、9時15分にシドニーのホテルを出て、10時頃、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)に到着し、ルイブール要塞を観光しました。<br /><br />ルイスバーグの町は青空だったのですが、5分くらいしか離れていないにも係わらず、朝のルイブール要塞は霧に包まれていて、ちょっと幻想的でした。<br /><br />さて、ルイブール要塞ですが…<br />グランド・バンクスと呼ばれる、北大西洋に広がるタラの優良漁場を求めて、フランスやイギリスが、この周辺にやってきていて、1713年、フランス海軍は、冬に凍らず、守りやすい港を造る為に、この地を選び、その港を中心にして巨大要塞都市ルイブールを築きあげました。<br />その後、ルイブール要塞は、イギリスから1745年、1758年と2回の攻撃を受け、2回目の攻撃の際に、ルイブール要塞は崩壊してしまいましたが、近年、1961年になって、カナダ政府は、幻の巨大要塞都市ルイブールのカナダにおける歴史的価値を再考し、実際の4分の1の規模で復元し、カナダの国定史跡として登録しました。<br />現在のルイブール要塞は、1740年代の町の姿を再現したもので、北米で、一番大きな歴史復元都市です。<br /><br />ちなみに、Louisbourg、英語読みだとルイスバーグですが、フランス語読みだとルイブールとなります。<br />Forteresse de Louisbourgは、元々、フランス人達が造った要塞都市なので、敢えて、フランス語読みでルイブール要塞と表記しましたが、一応、現在のノバスコシア州の公用語は英語なので、現在ある町、Louisbourgは、英語読みのルイスバーグと表記することにしました。

カナダ東部5州、ドライブ旅行2018 Day9-2(Cape Breton Island 13 / Forteresse de Louisbourgへ)

45いいね!

2018/07/14 - 2018/08/06

12位(同エリア20件中)

森の番人

森の番人さん

「久しぶりにケベックに行こうか~」と、ケベックのフェスティバル(8/1~8/5)の日に合わせて計画を立て始めたのですが、「折角、ケベックまで行くんだから、ガスペ半島も行きたい」と私が言えば、地図を見ながら「ニューファウンドランドも行こうよ」と簡単に旦那が言い、「ナイアガラの滝を観たい」と娘。
「ちょ、ちょ、ちょっと、待ってよ。それは、絶対にムリ!!ナイアガラの滝かからニューファウンドランドまで、どれだけ距離があると思ってるの。」
旦那「じゃぁ、ノバ・スコシアまで。」
私「ノバ・スコシアまで行くなら、プリンスエドワード島も行きたいな~。でも、そうしたら、ナイアガラの滝は厳しくなるなぁ…」
旦那「まだ若いんだし、トロント周辺なら、これから、いくらでも行く機会が出てくるよ。」
私「ま、それもそうだね。」
娘「OK~」
実は、昔、旦那と私はケベックに住んでいて、その頃に何度かナイアガラの滝には行っているので、今回は娘に諦めてもらいました。

おおまかな全旅程は、ケベック州のシャルルヴォワ地方、ガスペ半島、ニューブロンズウィック州、プリンスエドワード島、ノバスコシア州、ローレンシャン高原、オタワ、キングストンと周って、最後にケベックで4泊して飛行機でバンクーバーまで戻ります。

Day9-2(Cape Breton Island 13 / Forteresse de Louisbourgへ)

9日目の朝、9時15分にシドニーのホテルを出て、10時頃、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)に到着し、ルイブール要塞を観光しました。

ルイスバーグの町は青空だったのですが、5分くらいしか離れていないにも係わらず、朝のルイブール要塞は霧に包まれていて、ちょっと幻想的でした。

さて、ルイブール要塞ですが…
グランド・バンクスと呼ばれる、北大西洋に広がるタラの優良漁場を求めて、フランスやイギリスが、この周辺にやってきていて、1713年、フランス海軍は、冬に凍らず、守りやすい港を造る為に、この地を選び、その港を中心にして巨大要塞都市ルイブールを築きあげました。
その後、ルイブール要塞は、イギリスから1745年、1758年と2回の攻撃を受け、2回目の攻撃の際に、ルイブール要塞は崩壊してしまいましたが、近年、1961年になって、カナダ政府は、幻の巨大要塞都市ルイブールのカナダにおける歴史的価値を再考し、実際の4分の1の規模で復元し、カナダの国定史跡として登録しました。
現在のルイブール要塞は、1740年代の町の姿を再現したもので、北米で、一番大きな歴史復元都市です。

ちなみに、Louisbourg、英語読みだとルイスバーグですが、フランス語読みだとルイブールとなります。
Forteresse de Louisbourgは、元々、フランス人達が造った要塞都市なので、敢えて、フランス語読みでルイブール要塞と表記しましたが、一応、現在のノバスコシア州の公用語は英語なので、現在ある町、Louisbourgは、英語読みのルイスバーグと表記することにしました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
家族旅行
交通手段
レンタカー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • シドニーの町を出てから、Union Presbyterian Churchを通り過ぎ

    シドニーの町を出てから、Union Presbyterian Churchを通り過ぎ

  • ケープブルトン島の森林の中を走ること30分

    ケープブルトン島の森林の中を走ること30分

  • 昨夜も来た、ルイスバーグへ

    昨夜も来た、ルイスバーグへ

  • ちょっと朝もやだけと、昨夜の濃霧よりはマシです。

    ちょっと朝もやだけと、昨夜の濃霧よりはマシです。

  • ルイスバーグの町の入り口辺りにある、Sydney &amp; Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)<br />

    ルイスバーグの町の入り口辺りにある、Sydney & Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)

  • Sydney &amp; Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)

    Sydney & Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)

  • Sydney &amp; Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)<br /><br />

    Sydney & Louisbourg Railway Museum(レイルウエイ・ミュージアム)

  • 空が青いだけで、昨日とは、全く別の町に来たかのよう…

    空が青いだけで、昨日とは、全く別の町に来たかのよう…

  • 植木鉢で作った女の子が可愛い♪

    植木鉢で作った女の子が可愛い♪

  • Stacey House (The)

    Stacey House (The)

  • ルイスバーグのメインストリートを通り過ぎて行きます。

    ルイスバーグのメインストリートを通り過ぎて行きます。

  • St Bartholomew&#39;s Anglican Church

    St Bartholomew's Anglican Church

  • とっても長閑な民家

    とっても長閑な民家

  • 独特な色で目立っている建物は、Cranberry Cove Inn

    独特な色で目立っている建物は、Cranberry Cove Inn

  • Cranberry Cove Inn<br />ここ、なんか良さそうな感じ…

    Cranberry Cove Inn
    ここ、なんか良さそうな感じ…

  • こういう色も霧の中、目立つようにって、選ぶのかなぁ?

    こういう色も霧の中、目立つようにって、選ぶのかなぁ?

  • Beggars Banquetって書いてある船

    Beggars Banquetって書いてある船

    Point of View Beggar's Banquet バー

  • 昨夜、Beggars Banquetを楽しんだのは、ここです。<br /><br />【関連旅行記】<br />カナダ東部5州、ドライブ旅行2018 Day8-9(Cape Breton Island 11 / BEGGAR&#39;S BANQUETで愉快な晩餐会)<br />https://4travel.jp/travelogue/11447249

    昨夜、Beggars Banquetを楽しんだのは、ここです。

    【関連旅行記】
    カナダ東部5州、ドライブ旅行2018 Day8-9(Cape Breton Island 11 / BEGGAR'S BANQUETで愉快な晩餐会)
    https://4travel.jp/travelogue/11447249

    Point of View Beggar's Banquet バー

  • そして、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)<br />

    そして、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)

  • 10時、目的地に到着しました。

    10時、目的地に到着しました。

  • ぐるん、ぐるんと、森林の中を表示を探しながら走っていくと

    ぐるん、ぐるんと、森林の中を表示を探しながら走っていくと

  • パーキングに辿り着きました。

    パーキングに辿り着きました。

  • まずは、ビジターセンターへ

    まずは、ビジターセンターへ

    ルイズバーグ (ルイブール)砦 博物館・美術館・ギャラリー

  • なんだかわからない鉄の塊を見ながら通り抜けて行きます。

    なんだかわからない鉄の塊を見ながら通り抜けて行きます。

  • 9時半から5時まで<br />パーキングは6時まで。

    9時半から5時まで
    パーキングは6時まで。

  • 1713年から1768年まで、ルイブール要塞港は、フランスとイギリスの帝国闘争において重大な意味のある場所で、現在は、カナダの国定史跡として登録されています。

    1713年から1768年まで、ルイブール要塞港は、フランスとイギリスの帝国闘争において重大な意味のある場所で、現在は、カナダの国定史跡として登録されています。

  • 私達は、1年間使える国立公園のパスを持っているので、それを見せて通り過ぎます。

    私達は、1年間使える国立公園のパスを持っているので、それを見せて通り過ぎます。

  • まずは、展示物を見てみましょう。

    まずは、展示物を見てみましょう。

  • ルイブール要塞の模型があります。

    ルイブール要塞の模型があります。

  • とっても広い敷地の模型です。

    とっても広い敷地の模型です。

  • こっちの方は、地面に埋まるような感じな低い造りをしています。

    こっちの方は、地面に埋まるような感じな低い造りをしています。

  • 1748年、ルイブール要塞がイギリス占領軍からフランスに返還されることになったものの、僅か、数年後、イギリス海軍は1758年に2回目の攻撃を仕掛け、7週間後には町を包囲して、フランス軍は降伏。

    1748年、ルイブール要塞がイギリス占領軍からフランスに返還されることになったものの、僅か、数年後、イギリス海軍は1758年に2回目の攻撃を仕掛け、7週間後には町を包囲して、フランス軍は降伏。

  • フランスのブルターニュやノルマンディや、南西部の方から航海してきた人達が、このルイブールへ。<br />それ以外では、バスク、ドイツ、スイス、アイリッシュ、黒人なども。<br />この土地は、フランス、ヌーベルフランス(ケベック州周辺)、カリブ海にあるフランス植民地との間の重要な商業中継地になった場所でした。

    フランスのブルターニュやノルマンディや、南西部の方から航海してきた人達が、このルイブールへ。
    それ以外では、バスク、ドイツ、スイス、アイリッシュ、黒人なども。
    この土地は、フランス、ヌーベルフランス(ケベック州周辺)、カリブ海にあるフランス植民地との間の重要な商業中継地になった場所でした。

  • バスが来たよ~!って、連絡があったので、バスに乗り込みます。

    バスが来たよ~!って、連絡があったので、バスに乗り込みます。

  • 広い敷地内を数分間、バスに揺られて…

    広い敷地内を数分間、バスに揺られて…

  • 降りたところで、待ち受けていたガイドに全員が止められて、長話が始まりました。

    降りたところで、待ち受けていたガイドに全員が止められて、長話が始まりました。

  • この小屋は、昔のこの辺りの漁師さんの家の一例として、ここに持って来られたのだとか。<br />この周辺はタラが沢山獲れていて、塩漬け、天日干ししたものを樽に詰めて、本国、フランスへ送っていました。<br />フランスはカトリックの宗教上の理由で肉を避けて魚を食べる日があり、保存の聞くタラの消費は多かったのだそう。

    この小屋は、昔のこの辺りの漁師さんの家の一例として、ここに持って来られたのだとか。
    この周辺はタラが沢山獲れていて、塩漬け、天日干ししたものを樽に詰めて、本国、フランスへ送っていました。
    フランスはカトリックの宗教上の理由で肉を避けて魚を食べる日があり、保存の聞くタラの消費は多かったのだそう。

  • やっと説明が終わり、苔で覆われた屋根の小屋へ…<br /><br />っと、ここでもガイドが説明していて、あまり観光時間を取れない私達に取っては、ありがたいような、ありがたくないような…<br />あまり時間がないので、説明は半分くらいで逃げ出します。<br />

    やっと説明が終わり、苔で覆われた屋根の小屋へ…

    っと、ここでもガイドが説明していて、あまり観光時間を取れない私達に取っては、ありがたいような、ありがたくないような…
    あまり時間がないので、説明は半分くらいで逃げ出します。

  • 小屋の周辺は広い草原でギースが沢山いました。<br />ここから、5分くらいしか離れていない、ルイスバーグの町は晴れていたのに、ここは霧に包まれています。

    小屋の周辺は広い草原でギースが沢山いました。
    ここから、5分くらいしか離れていない、ルイスバーグの町は晴れていたのに、ここは霧に包まれています。

  • 向こうに要塞に入る門が見えています。

    向こうに要塞に入る門が見えています。

  • 皆と一緒に門の方へと歩いていきます。

    皆と一緒に門の方へと歩いていきます。

  • ここから先は、誰でも入れる訳ではないぞ!!<br /><br />って、とほほ…<br />ここでも通行止めかい!?<br /><br />で、また長い説明が始まりました。<br /><br />お願い、そんなにあちこちで止めないで。<br />私達には、あんまり時間がないの…

    イチオシ

    ここから先は、誰でも入れる訳ではないぞ!!

    って、とほほ…
    ここでも通行止めかい!?

    で、また長い説明が始まりました。

    お願い、そんなにあちこちで止めないで。
    私達には、あんまり時間がないの…

  • やっと説明も終わり、通してもらえました。

    やっと説明も終わり、通してもらえました。

  • 次の観光客を待つ門番の後姿<br />しばし、休息…って感じ?

    次の観光客を待つ門番の後姿
    しばし、休息…って感じ?

  • 一つ目の門を通ると、もう一つ門があり、ちょうど川がある、守りやすい場所を選んで、要塞都市の門を構えています。<br />その川に橋が架かっていますが、この橋は、門の向こう側にあるのを降ろすと、引き上げられるようになっています。<br />で、この向こうの内側の右手の方は半ドーム型にして、敵が攻めて来にくいようにしています。

    一つ目の門を通ると、もう一つ門があり、ちょうど川がある、守りやすい場所を選んで、要塞都市の門を構えています。
    その川に橋が架かっていますが、この橋は、門の向こう側にあるのを降ろすと、引き上げられるようになっています。
    で、この向こうの内側の右手の方は半ドーム型にして、敵が攻めて来にくいようにしています。

  • 門は、扉を閉めた後、上に引き上げているのを降ろして、頑丈にしてあります。

    イチオシ

    門は、扉を閉めた後、上に引き上げているのを降ろして、頑丈にしてあります。

  • 二つ目の門を通ってすぐのあたりの建物の中

    二つ目の門を通ってすぐのあたりの建物の中

  • ベッドが並んでいて、暖炉とテーブルがあるので、門番達の部屋なのかな?

    ベッドが並んでいて、暖炉とテーブルがあるので、門番達の部屋なのかな?

  • 1713年、フランス海軍は、冬に凍らず、守りやすい港を造る為に、この土地を選びました。<br />なので、当然、海に面しているのですが、とても穏やかな海です。

    1713年、フランス海軍は、冬に凍らず、守りやすい港を造る為に、この土地を選びました。
    なので、当然、海に面しているのですが、とても穏やかな海です。

  • そのフランス海軍の冬季港を建設した南西海岸にそって、要塞都市の建設を始め、ここをルイブールと名付けました。

    そのフランス海軍の冬季港を建設した南西海岸にそって、要塞都市の建設を始め、ここをルイブールと名付けました。

  • あ、このトンネルはなんだろね?

    あ、このトンネルはなんだろね?

  • 興味津々に進んでいくと、反対側へ<br />

    興味津々に進んでいくと、反対側へ

  • ん!?<br />トンネルを抜けると、広い草原が広がっていました。

    ん!?
    トンネルを抜けると、広い草原が広がっていました。

  • ここは、要塞都市の外側になるのかな?<br />なるほど…<br />戦争中、罠を仕掛ける時とかに使ったり、逃げ道にもなるみたいです。

    ここは、要塞都市の外側になるのかな?
    なるほど…
    戦争中、罠を仕掛ける時とかに使ったり、逃げ道にもなるみたいです。

  • トンネルを引き返して、中に戻ってきました。<br />あっちの上の方の人の多い方へ行ってみましょうか。

    トンネルを引き返して、中に戻ってきました。
    あっちの上の方の人の多い方へ行ってみましょうか。

  • 外に向けて大砲台

    外に向けて大砲台

  • ここに来るまでに、プリンスエドワード島とか、他の地域でも沢山の大砲台を観て来たので、もう見慣れてきてしまいましたが…

    イチオシ

    ここに来るまでに、プリンスエドワード島とか、他の地域でも沢山の大砲台を観て来たので、もう見慣れてきてしまいましたが…

  • ここは、他の場所よりも大砲台の数が多く、何台もずらりと並んでいて、その昔、この要塞都市が、どれだけ重要な場所だったのかを物語るかのようです。

    ここは、他の場所よりも大砲台の数が多く、何台もずらりと並んでいて、その昔、この要塞都市が、どれだけ重要な場所だったのかを物語るかのようです。

  • どれどれ?<br />ここから、ちょっと外を狙ってみましょうか。<br />あー、外って言っても、まだ内側だね。

    どれどれ?
    ここから、ちょっと外を狙ってみましょうか。
    あー、外って言っても、まだ内側だね。

  • 地面に埋もれるようにして、低く建物が建っています。

    地面に埋もれるようにして、低く建物が建っています。

  • 横から見ると、かなり埋まっていて背が低く見えるけど、正面から見ると、結構高い建物でした。<br />これらの建物は爆破のリスクをミニマムに押さえる為に、こういう低い造りにしていて、そのお陰で、18世紀の石造りの壁が、ほぼ、そのままで残っているのだとか。

    イチオシ

    横から見ると、かなり埋まっていて背が低く見えるけど、正面から見ると、結構高い建物でした。
    これらの建物は爆破のリスクをミニマムに押さえる為に、こういう低い造りにしていて、そのお陰で、18世紀の石造りの壁が、ほぼ、そのままで残っているのだとか。

  • 屋根の上にはユリの紋章(fleur-de-lis )

    屋根の上にはユリの紋章(fleur-de-lis )

  • ところで、英語では、Fortress of Louisbourg(ルイスバーグ要塞)と言いますが、フランス語だと、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)と言います。

    ところで、英語では、Fortress of Louisbourg(ルイスバーグ要塞)と言いますが、フランス語だと、Forteresse de Louisbourg(ルイブール要塞)と言います。

  • 現在、ケープブルトン・アイランドといわれている地域は、17世紀初期の頃、Île royale(イル・ロワイヤル/ロワイヤル島)と呼ばれ、フランス人達によって開拓されていた土地でした。

    現在、ケープブルトン・アイランドといわれている地域は、17世紀初期の頃、Île royale(イル・ロワイヤル/ロワイヤル島)と呼ばれ、フランス人達によって開拓されていた土地でした。

  • 1745年にあったイギリス軍の第一次包囲の前夜になって、やっと、このルイブール要塞都市の建設が完成したのだとか…

    イチオシ

    1745年にあったイギリス軍の第一次包囲の前夜になって、やっと、このルイブール要塞都市の建設が完成したのだとか…

  • 霧で視界が悪いですが、左側の海の前に黄色っぽい門みたいなのがあり、右手の方に要塞都市の建物が沢山あります。

    イチオシ

    霧で視界が悪いですが、左側の海の前に黄色っぽい門みたいなのがあり、右手の方に要塞都市の建物が沢山あります。

  • 海の前にある門 Porte Frédérick も立派だけど…<br />えーっと…<br />どこから見ましょうか?<br />限られた時間しかないので、取り敢えず、一番の見所を最初に押さえておかないと。<br />一番の見所ってどこ?<br />やっぱり、王がいた場所、Bastion du Roi なんじゃない?

    イチオシ

    海の前にある門 Porte Frédérick も立派だけど…
    えーっと…
    どこから見ましょうか?
    限られた時間しかないので、取り敢えず、一番の見所を最初に押さえておかないと。
    一番の見所ってどこ?
    やっぱり、王がいた場所、Bastion du Roi なんじゃない?

  • って訳で、Porte Frédérick の門まで行く、ひとつ手前の角を曲がり、その途中にある左右の建物を見学しながら、Bastion du Roi まで歩いて行くことに。

    って訳で、Porte Frédérick の門まで行く、ひとつ手前の角を曲がり、その途中にある左右の建物を見学しながら、Bastion du Roi まで歩いて行くことに。

  • 建物の中に入ろうとしたら、出てくるご婦人が下を指差して<br />「上の巣から落ちてきて動けない雛達がいるから踏まないようにしてあげてね」って。

    建物の中に入ろうとしたら、出てくるご婦人が下を指差して
    「上の巣から落ちてきて動けない雛達がいるから踏まないようにしてあげてね」って。

  • 見ると、あっちにも、こっちにも、動けなくなった雛たちが…<br />君たち、頑張って生き延びてね。<br /><br />(続く)

    見ると、あっちにも、こっちにも、動けなくなった雛たちが…
    君たち、頑張って生き延びてね。

    (続く)

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この旅行記へのコメント (2)

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  • M-koku1さん 2019/02/17 07:40:02
    書き込みが 消えました 
    もう一度書く気力があるかどうかわからないけれど 
    頑張ってみます

    おかしいですよね
    ログインしてみているのに
    投稿するに ポチっとしたら
    ログインしてません って出て ログイン画面になって 再ログインしたら 
    ページがありませんって 

    私の書いたコメントは どこへ?

    さて先ほど書いたのは 
    カナダではLouisbourg でもアメリカにあるのは 沢山のLouisvilleです
    ブルグは町で ビルは村と考えれば 
    カナダのほうが大きな町が多かったんではないかと思われます
    アメリカの田舎 カナダの都会 という感じかな 
    あんなに大きな(復元したのが 小さめだったとは思えないぐらい)城塞 
    すごいですね

    次の旅行記の城塞の中で パパさん しっかり捕まっていましたね
    張り切りガイドさんの多い なんだかほほえましい観光地 
    日本であまり知られていない気がします

    森の番人さんの旅行記には
    日本で知られていないところが沢山取り上げられているので とても面白いですね

    ではまた次を楽しみに
    Mより

    森の番人

    森の番人さん からの返信 2019/02/18 15:04:55
    RE: 書き込みが 消えました 
    Mさん、こんばんは。
    いつも、ありがとうございます。
    しかも、今回は書き直してくださったんですね。
    私も、書いたコメントが消えてしまった事がありますが、書き直すのって、とても大変なので、本当に恐縮です。ありがとうございます!!

    アメリカには、沢山のLouisvilleがあるんですね。
    アメリカ内でのフランス系の移民については、あまり詳しくないのですが、カリブ海諸国にもフランス植民地だった場所があるので、アメリカにあっても不思議ではないですよね。
    そういう町も、いつか周ってみたいです。
    でも、ルイブール要塞は、思っていた以上に見応えがあって、魅力的な町だったのは確かです。

    > 次の旅行記の城塞の中で パパさん しっかり捕まっていましたね
    > 張り切りガイドさんの多い なんだかほほえましい観光地 

    ハハ、そうなんです。旦那、がっしりとガイドに捕まってました。
    でも、ルイブール要塞だけに限らず、ノバスコシア州は、どこでもガイドの知識量が多く、丁寧に説明してくれる人が多い印象だったので、観光業に力を入れているんだなぁって感じました。

    > 日本であまり知られていない気がします

    ルイブール要塞は、確かに、日本ではあまり知られていないのかもしれませんね。
    っていうか、ルイブール要塞だけに限らず、ノバスコシア州自体、ほとんど知られていないような気がします。

    > 森の番人さんの旅行記には
    > 日本で知られていないところが沢山取り上げられているので とても面白いですね

    そう言っていただけて、ありがたいです。
    もう、長いこと日本には住んでいないし、行ってもいないので、日本からの旅行先とかはよくわからないのですが、去年の夏の旅行は、日本的だけでなく、カナダにいても、かなりマイナーな場所ばかりをドライブして周ったって感じでしたので…
    でも、思っていた以上に収穫があったというか、楽しい旅行でした!!
    知名度は低くても、すごく良い場所はまだまだ沢山あるもんですね。

    ところで、今頃になって、バンクーバーにもスノウストームがやってきて、先週は学校閉鎖、職場も閉鎖、今も雪が残った状態で、毎日、天気予報を確認しています。

    森の番人

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