寒い季節は沖縄、2018,12(前編)。静岡からフライト、福州園にホテルなど。

2018/12/13 - 2018/12/13

　本州が寒い季節になると、とりわけ注目されるのが沖縄。11月～1月は、年末年始さえ外せば航空券なども案外割安で購入できたりする。
今回は、静岡からANAのプレミアムクラスで。那覇ではわずかな時間しかないので、福州園のみを見学。
あとは、宿泊したホテルの様子など。
　後編では路線バスを楽しみます。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　今回の出発はJR静岡駅から少し離れた静岡鉄道のターミナル。
商業施設セノバの一角に高速バスなどが発着するバスターミナルがある。
ちょうど、クリスマスデコレーションで華やか。

新静岡セノバ ショッピングモール

新静岡バスターミナル11：11発の便。
静岡空港の航空便に接続運転。
ここからの乗車は5名だったが、静岡駅で15名ほどの乗車。

静岡空港到着。12：10分。
静岡市内から東名高速を走るが、結構時間がかかる。

路線バス (しずてつジャストライン) 乗り物

バス車内は4列シート、トイレなし。

設備改修工事が続く静岡空港。
12月6日から一部供用が開始されたが、まだまだ工事が続いていた。
（12月末には施設工事も一段落しラウンジも開設されたとか・・・）

その時にオープンしたのが、三軒のテナントが出店するフードコート。

浜松餃子石松、東海軒冨士見そば、麺屋燕の三軒。
ちょうど中国便に搭乗の方々などで大混雑。
フードコートそれ自体は広くはないが、各所にテーブルや椅子などがあるので、それほど面倒ではない。むしろ、今までショップが限られていた静岡空港では歓迎すべき・・・

メニュー表。

オーダーしたのは、東海軒のえび天そば。
（飛行機に乗ればすぐに食事が出るのにね）
まあ、こんなもんでしょうかね。

国内線出発口。
出発時刻の40分前だが、空いている。

静岡空港 (富士山静岡空港) 空港

搭乗待合室。待合室は簡素でシンプルといったところか・・・
5番搭乗口から搭乗。

今日の搭乗機、B737-800、JA53AN。
この機材、札幌から飛んできた機材で、この先、那覇まで・・・

機内はプレミアムクラスが5名。幸い隣の席が空席でゆっくりできた。
普通席も50名程度、修学旅行や団体客と一緒にならなければ、この便は楽に過ごせる。

NH1263便、定刻13：15分発。
ほぼ定刻での出発。天気はあいにくの曇り空。富士山はおろか周囲の景色も楽しめない状況・・・

離陸後すぐ。新幹線の線路が続く。そう、静岡空港の直下には新幹線が走っていて、
リニア新幹線開業後は、ここに駅を設けるとか・・・

プレミアムクラスの食事。昼食の時間。
新千歳積み込みのお弁当タイプに味噌汁。ワインは白ワイン。

サバと春菊のご飯、三種の根菜にカニあんかけ・・・
青魚の感触がなんとも・・・ご飯も冷たいので・・・明らかにミスマッチ？

まあ、おかず類はこの程度でいつものレベルだけれども・・・

食後は紅茶で・・・
あとは、寝て過ごそうかと・・・
ところが、逆サイドに座っていた2名の方が飛行機マニア？のようで、客室乗務員たちと長時間世間話を始めてしまって・・・写真を出したり、ログを見せたり・・・
空いているので、業務には影響はないと思うが、同じフロアに乗っているものとしては必ずしも気持ちの良いものではない。

まあ、そういう状況もあってか、ドリンクの追加オーダー時に、お菓子の大量放出・・・
チョコにおかきにあられ・・・実際はこれよりさらに多くいただいたが・・・
ドリンクは季節限定マンゴージュース。

機内誌、翼の王国12月号。

サービスインフォメーション12月号。

その後、鹿児島県内も天候不良、沖縄も低い雲が・・・
着陸前の瀬長島の様子だけでも・・・
建設が続く那覇空港第二滑走路、右に滑走路部分。

瀬長島の奥に滑走路部分。
手前の海岸線、島の公園部分は定番の撮影スポット。新滑走路使用後は午前中がいいかな？

瀬長島の頂上付近。

瀬長島ホテルの奥に新滑走路

白が印象的なウミカジテラス、その先に新滑走路ができます。

那覇空港到着、おなじみのランと・・・・

この後は、路線バスで福州園へ。
リムジンバスやツアーバスは大賑わいだが、一般路線バスもいくつかの路線がある。
1階のバス乗り場を利用する。

那覇空港 空港

那覇空港から99系統のバスに乗車、農林中金前で降車し、少し戻った久茂地の信号を右へ。
福州園は那覇市70周年、福州市との友好都市10周年記念事業として建設されたもの。
大人200円、9：00～18：00

福州園 名所・史跡

福州市の資材、人達により建設されたもの。

福州の伝統的な塔。

本格的な中国建築が並ぶ。

水が豊富な庭園だが、訪問時が夕暮れで、天気も良くなかったので、印象はイマイチかな？

福州園に隣接するように建つ、孔子廟（久米至聖廟）。
中国からの帰化人が多く生活していた、ここ久米の地に建てられていた廟。
戦争により焼失してたが、2013年に再建されたもの。

拝観料などは無料だが、この日は時間が過ぎていて拝観はできなかった。
（9：00～17：00）

孔子廟からは道沿いをとまりんへ。港では久米島丸の到着。

とまりんは久米島や慶良間への拠点。
この階上部にあるのが今夜のホテル。

とまりん 乗り物

今夜のホテルは、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ。
久米島や慶良間への拠点として、また、気軽にリゾート気分が味わえるホテルとして、団体客の利用も多い大型ホテル。
この日はチェックインもフレンドリーで、客室への案内も適切で、各サイトで様々な評価がある中、快適でスムーズだった。

沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ 宿・ホテル

エレベーターホール。
エレベーターホールから客室に入るにはカードキーが必要。

今回は特にアップグレードもないので・・・
予約は禁煙シングル、ただ、このホテルはシングルがないので、ツインのシングルユースになる。
部屋はシティービュー。

部屋の広さはそれでも広め。

テレビにデスク回り。

調度類。

バスルーム。

アメニティ

コップ。

カードキーに部屋の案内書、宿泊メモなど。

今回は缶ビール付きのビジネスプラン。

夕食はホテル内のレストランで。
このホテルは繁華街にも近いのだが、街に出るのが煩わしくなった時、ここのレストランは気軽に利用できて便利。
店内も空いていて、港の夜景を見ながら心地よいひと時を過ごす。
まずは、泡盛をグラスで。

The Dining 暖琉満菜 グルメ・レストラン

いろいろ豪華なメニューが並ぶが、夕食時もオーダーできるのが琉球御膳。
ひととおりの沖縄料理が並び、ぜいたくを求めなければこれで十分。
おいしくいただきました。

メインのグルクンの唐揚げ。

〆はジューシーに沖縄そば。

静岡～那覇線を利用するメリットは、比較的空いていること。
乗り継げば石垣まで十分に行くことができるし・・・
静岡では天気が良ければ早めに空港に行き撮影を楽しむこともできる。
また、空港までのバラエティに富んだアクセスも面白い。
SFCやJGC修行など、ただただ飛行機に乗るのもいいけど、利用機会の少ない路線も含めて楽しんでみてはいかが・・・