2018年12月-2019年1月　年末年始はパリで。16年振りのパリ満喫の旅（その３、'18カウントダウン）

2018/12/28 - 2019/01/06

2018年の年末年始。
３ヶ月前にトランジットでパリに立ち寄り半日だけ散策しましたが、やはりがっつりと観光しなければ、ということで、今年はパリで過ごすことにしました。
３ヶ月前の訪問を除けば、パリは実に16年振り。そのときの記憶はほとんどありません。
ということで、今回は定番スポットも巡りつつ、いつもどおりＢ級なグルメも堪能したいと思います。

12/28：羽田からANA直行便でパリへ。ラ･デファンス付近のホテルにチェックイン。
12/29：オペラ座付近を散策。映画で見たあの場所はこんな感じに変わり果ててました。
12/30：モンサンミッシェル観光。これはもはや教会要塞都市です。このシルエット、アレにそっくりです。
12/31：凱旋門、シャンゼリゼ通り、ピエール・エルメ、、、。ど定番を巡ります。カウントダウンはまさかの、、、。
1/1：ボナネ！新年一発目はアウトレット詣で。夜はエッフェル塔のシャンパンフラッシュに酔いしれます。
1/2：nevigoをフル活用。パリのあちこちを無節操に巡ります。
1/3：そろそろお土産を調達しないと。そして夕方からオルセーを目指すも、、、
1/4：オルセー再び。夕方は翌日早朝のフライトに備えて、空港近くのホテルにお引越し。
1/5：さよならパリ。帰国はフランクフルト経由で。

続いてその３。パリ３日目。
いよいよ大晦日。カウントダウンです。
カウントダウン会場の凱旋門では、黄色いベストのデモが行われるという予測も。
はてさて。

エリア パリ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

朝食。
昨日とほぼ同じのメニュー。
このホテル、キッチン用品が一式揃っているのは大変ありがたいのですが、フライパンがテフロン加工でないことだけが不満です。
どうやっても卵焼きがフライパンにくっついてしまいます。
根本的な対策を考えないと。

フレイザー スイート アルモニー パリ ラ デファンス ホテル

出発。
本日最初の目的地は凱旋門。
今晩のカウントダウンの会場です。
今日も相変わらずの曇り空ですがカウントダウンには関係ないですね。
天気も大丈夫そうです。

凱旋門 建造物

凱旋門から新凱旋門を望みます。
あっちの方角が、うちのホテルです。

逆側はシャンゼリゼ通り。
この人たち、何してるんでしょう？
イーサン・ハントやらハントを追うフランス警察やらに轢かれちゃいますよ。

轢かれちゃいますよー！！

凱旋門の周りには囲いが立てられ、今晩のカウントダウンの関係車両と思しき車が停まってました。

凱旋門を背に、シャンゼリゼ通りを歩きます。
振り返るとそこには凱旋門が。

シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き

黄色いベストのデモに備え、シャンゼリゼ通りに面した店舗は自衛しているところも多かったです。
この銀行はベニア板でガラスを割られないように防御。

ルイ･ヴィトンでは、ショーウィンドウを見せつつ、細かな金網で迎え撃つ体制です。

ルイ ヴィトン (シャンゼリゼ本店) ブランドショップ

フランクラン・D・ローズヴェルト駅から12号線でリュー・デュ・バック駅へ。
サンジェルマンも脇道に入ると、静かな通りになります。

歩くこと約10分。
目的地のパン屋です。

ポワラーヌ (サンジェルマンデプレ本店) パン屋

小さい店ながら、有名店らしく次から次へとお客さんが来ます。
店内はなかなかの混雑振り。
ここで、明日からの朝食のくるみパンとリンゴのタルトを購入です。

もう少しサンジェルマン付近を歩きます。
16年前にトカゲのネックレスを購入したアニエスbにも立ち寄り。

アニエスbのすぐそばにはピエール・エルメがあります。
お昼も過ぎ、だいぶお腹が空いてきたので、ここでクロワッサンを購入です。

ピエール エルメ (本店) スイーツ

無事にクロワッサンを購入したら、サン・シュルピス教会前の広場のベンチを陣取り、ほおばります。
うん、甘塩っぱくて美味しいです。

サン シュルピス広場 広場・公園

小腹を満たしたら、そこからすぐそばのシティファルマへ。
ちなみに私、パンも薬局もさほど興味がありません。
今後もちょいちょいパン屋や薬局に立ち寄るシーンが出てくるのですが、いずれも相方に引きずり回されているんだなぁと同情を以ってお読みいただけますと幸いです。

シティファルマ その他の店舗

さて、空腹も全開です。
navigoをフル活用し、バスに乗って昼食を食べに行きます。
こんなとき、ホテルが無料で貸し出してくれたスマホが大活躍です。
googlemapで目的地までの経路を調べると、メトロだけではなくバスルートも検索してくれます。
バス停の場所やバスの時刻表も教えてくれて、とても便利でした。
パケ代はホテル持ちなので、たくさん利用しても気になりません。

向かったのはマレ地区。ロジエ通りにあるChez Hannaというお店へ。
ここで食べるべきＢ級グルメといったら、何といってもピタでしょう。
生地の中に千切りされたたくさんの野菜と肉などの具材を詰め、それにヨーグルトソースをかけたイスラエルの料理です。
これは鶏肉のカレー味。超美味しかったです。
この旅行中に食べたものの中で、一番美味しかった気がします。

そしてこちらは、写真では分かりにくいですがファラフェルが入ったピタ。
ファラフェルは、ヒヨコ豆を使った一口サイズのコロッケ。
どちらかと言うとファラフェルの方が有名だと思います。
宗教上の理由から、もしくはベジタリアンで肉を食べられない方も、これなら楽しめると思います。
量もかなりボリューミーで、１つで十分満足すると思います。

続いて、ポルト・マイヨール広場前のLe Palais des Congres de Parisへ。
閑散としています。
先日のレ・キャトル・タンとは大違いです。
こちらの方が立地はいいと思うのに。
それとも、大晦日は軒並みお休みなんでしょうか。

目的地はこのスーパー。
今晩の食材の調達です。
年末だし、少しいいものを買おうかなと思ってやってきました。

レ ギャラリー グルマンド スーパー・コンビニ

帰りはバスで。
うちのホテル、メトロ駅もバス停もすぐそばで、とても便利です。

ホテルに戻ってきました。
今宵のメニューは、年末らしくラム肉のステーキです。
先日の反省を踏まえ、みじん切りの玉ねぎに肉を漬け込んで柔らかくするシャリアピンステーキにしてみました。
うん、肉も柔らかくて、玉ねぎがそのままソースとなって甘くて美味しい！
今年１年の無事を感謝しつつ、スパークリングワインで乾杯です。

フレイザー スイート アルモニー パリ ラ デファンス ホテル

そしてやっぱり日本人は大晦日は年越し蕎麦を食べないと。
このために、わざわざ日本から蕎麦を持ってきました。

さーて、年越しです。
凱旋門にいざ出陣です！
、、、、テレビ越しに。

ほら、黄色いベストとか人混みとかスリとか、イロイロ危ないでしょ？
それに寒いし。
ぶっちゃけ、お酒飲んだら再度出かけるのも面倒だし。

現地はどうやら気合の入った大勢の人がカウントダウンを待ち構えているようです。
私も、テレビの前で待ち構えています（ぬくぬくと）。

さすがパリ。
凱旋門はプロジェクションマッピングで彩られているみたいですね。
ニューイヤーになる瞬間が楽しみです！
これを見にパリに来たといっても過言ではありません。
（テレビ越しだけど）

23時20分。あと40分です。
いやが上にも盛り上がって参りました！
盛り上がって、参りました！

盛り上がって、、、、参り、、、

んんん、、、ふがっ！

、、、！！
あ、0時越してる！！
カウントダウンの瞬間、すっかり寝過ごしてしまったではないか！

テレビの向こうの人たちは大騒ぎしています。
私は大慌てしてます。
一体どんな素晴らしい演出だったのか、気になって仕方ありません。

そんな視聴者の願いを汲み取ってくれたのか、テレビがカウントダウンの瞬間を再放送してくれました。さすがパリ何とかテレビ。

プロジェクションマッピングが映し出される凱旋門。
人と人が手を取り合うことで平和な未来が生まれる、というようなメッセージでしょうか。

カウントダウンの瞬間は、指を折って観客を盛り上げていたようです。

そして0時になった瞬間、一斉に花火が打ち上げられます。
花火とライティング、音楽がシンクロして、とても明るくて派手です。
ラスベガスのカウントダウンに参加したことがありますが、それよりも花火の時間は長かったように思います。

こうして、念願だった凱旋門のカウントダウンも現地で無事体験することができました。
再放送万歳です。
よかったよかった。

その４に続きます。