「えちごツーデーパス」で行く新潟の鉄道満喫の旅　2019・01（パート１）

2019/01/05 - 2019/01/06

　ご覧戴きましてありがとうございます。
　2019年１月５日現在、JR東日本とえちごトキめき鉄道では「えちごツーデーパス」という割引切符を発売しています。
　この切符、2019年３月31日までの金土日祝日の連続した２日間、僅か2690円で新潟県内のほとんどの区間のJR東日本の鉄道路線、北越急行・えちごトキめき鉄道（妙高はねうまライン・日本海ひすいライン）の各鉄道路線の全区間の快速列車・普通列車の自由席が利用し放題となる切符です。具体的には新潟駅を中心とした場合、羽越本線では府屋、米坂線では小国、磐越西線では野沢、只見線では大白川、上越線では越後中里、飯山線では津南、えちごトキめき鉄道ではそれぞれ妙高高原ならびに市振までが有効となり、かなり広範囲に使えます。
　また別途特急券等を購入すれば、特急列車や別途料金を必要とする快速列車（快速らくらくトレイン・おはよう信越等）にも乗れます。さらに新潟～越後湯沢間に限り、新幹線の特急券を購入すれば上越新幹線にも乗れます。
　前置きが長くなりましたが、今回はその2019年１月５日と2019年１月６日の２日間、「えちごツーデーパス」を利用して新潟県内の鉄道を楽しんだ時の様子をご覧戴きます。
　４部構成での公開を予定しており、そのうち今回のパート１では直江津と長野県の妙高高原を結ぶえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインを利用した時の様子、上越妙高と新潟を結ぶ「しらゆき」という特急を利用した時の様子を中心に、他にも高田でのランチの様子、妙高市新井の町並みを散策した時の様子等もご覧戴きます。
　このように一部を除きいくらか鉄道以外の話も織り込んでいますので、鉄道に興味がない方もよろしければご覧戴けると幸いです。

　

エリア 新潟

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　時刻は10時25分頃、只今、上越妙高駅に来ています。
　今回は行程の都合上、ここからのスタートとなります。

　まずはえちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインを利用して新井まで向かいます。
　そのえちごトキめき鉄道ですが、北陸新幹線の長野～金沢間の開業に伴い、信越本線であった長野～直江津間のうち妙高高原～直江津間の運行をJR東日本から、北陸本線であった金沢～直江津間のうち市振～直江津間の運行をJR西日本から引き継いだ鉄道会社です。そのうち妙高高原～直江津間は「妙高はねうまライン」、市振～直江津間は「日本海ひすいライン」という路線名が付けられています。
　そのうち今回は妙高高原～直江津間の「妙高はねうまライン」を利用しました。
　ちなみに利用したのは上越妙高10時33分発普通列車新井行きです。

　改めてになりますが、今回はこちらの「えちごツーデーパス」という割引切符を利用します。

　この列車、十日町等内陸部を経由して六日町～犀潟間を結ぶ北越急行の車両が使用されていました。

　座席はこのように４人掛けのボックスシートと２人掛けのロングシートが配置されていました。

　新井駅には10時41分頃に到着しました。

　新井駅は市町村合併により新潟県妙高市に属するかたちになりましたが、その妙高市のうち新井駅周辺を軽く散策しました。
　まずは新井駅前の商店街からです。

　別の角度からももう１枚ご覧戴きます。

　続いて北国街道があった通り沿いの景色をご覧戴きます。

　こちらももう１枚ご覧戴きます。

　再び新井駅に戻りました。

　新井11時26分発普通列車直江津行きに乗り、今度は高田まで乗車します。

　今度はえちごトキめき鉄道の車両が使用されていますが、こちらは主に日本海ひすいラインを走る車両が使用され、２両編成のディーゼルカーでの運転でした。

　なお座席は片側２人掛け、もう片側は１人掛けの転換式クロスシートとなっていました。

　高田駅には11時43分頃に到着しました。

　高田では１時間程度の時間を設け、ランチを頂くことにしました。

　利用したのは高田駅からすぐのところに位置する「大国屋」というお店です。
　高田ターミナルホテルというホテルの中にある飲食店です。

　当日は１食1350円する「刺身御膳」を頂きました。
　ご飯・味噌汁の他、刺身（この日の場合、マグロの赤身・いか・たこ・帆立等）、茶碗蒸し、小鉢（この日は椎茸・なす等の和え物）、漬物の他…

　バイキングスタイルでサラダ・コーヒーを頂くことが出来ます。（食べ・飲み放題です。）

　再び高田駅です。

　高田からは12時46分発普通列車妙高高原行きに乗り、再び上越妙高まで向かいます。

　こちらはＥＴ１２７系という２両編成の車両が使用されていました。
　JR東日本のＥ１２７系という車両を引き継いだ車両で、その為、座席はロングシートのみでした。
　妙高はねうまラインの場合、基本的にはこの車両が使用されるようです。

　上越妙高には12時52分頃に到着しました。

　上越妙高からは13時07分発特急しらゆき５号新潟行きに乗り、一気に新潟まで向かいます。

　この特急しらゆきですが、北陸新幹線に接続して新潟と上越妙高又は新井を結ぶ特急列車です。
　Ｅ６５３系という車両が使用され、４両編成での運転でした。そのうち１・２号車は指定席、３・４号車は自由席で、グリーン車はありません。

　車内はこのように左右ともに２人掛けのリクライニングシートが並んでいました。

　直江津～長岡間のうち一部の区間では日本海の景色を眺めることが出来ます。

　新潟駅には15時06分頃に到着しました。

　ちなみに新潟駅ですが、2019年１月５日現在、在来線のうち半数以上のホームが高架化されていました。

　また一部のホームには上越新幹線との乗り換え改札口が設置され、新潟と山形県の酒田又は秋田県の秋田を特急いなほ等列車によっては階段等を使わず同じホーム向かい側に移動するのみで乗り換えができるようになりました。

　この後、新潟駅近くのホテルに入り、しばらく休憩しました。

　時刻は16時50分頃、再び新潟駅前に来ています。
　この後再び新潟の鉄道を楽しみましたが、何の列車に乗ったのかその先の様子は次回パート２以降で紹介します。
　ここまでご覧戴きましてありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• BTSさん 2019/02/08 08:41:58

  妙高はねうまラインを走る車両はバラエティー豊かですね！

  フロンティアさまへ
  
  おはようございます。
  「えちごツーデーパス」は、２日間乗れて2690円はメチャ安いですね。しかも、新潟県全域（大糸線は除く）をカバーしているので利用価値の高い企画切符かと思います。
  
  妙高はねうまラインに北越急行の車両が乗り入れているのは知っていましたが、日本海ひすいラインの車両が運用されているのは初めて知りました。オジサンは、糸魚川から直江津間を乗ったことがあります。座り心地が良かったのを記憶しています。
  
  新井駅・高田駅周辺は、以前は豪雪地帯といわれ「雁木通り」がありました。今はあるか分かりませんが…道路脇の残雪は凄いですね。ランチで召し上がった「刺身御膳」はリーズナブルで刺身の種類が多いですね。これは美味そう、オジサンも食べたいです。
  
  上越妙高から特急「しらゆき」に乗り、一気に新潟へ、静岡県同様に海に沿って横長県なので結構な距離がありますよね。新潟駅は高架工事が終わったようですね。目玉は、新幹線から在来線の特急「いなほ」と同じホームで乗り換えられる点でしょうか。
  
  話しは変わりますが、口コミを拝見しました。フロンティアさんが激怒するのもごもっともかと思います。オジサンもJR東海の回答にはイラっとしました。これが１流企業の回答なんですね。最悪です。
  
  オジサンは、JR東海に良い印象は持っていません。過去に東海道本線共和駅で認知症患者が線路に立入り走行してきた列車にはねられ、JR東海が遺族に対して、振替輸送費等の損害賠償を請求する訴訟を提起したからです。最高裁ではJR東海の敗訴が確定しました。当たり前のことなんですがね。なんでも訴訟を起こす企業は最低です。
  
  BTS

  フロンティアさん からの返信 2019/02/09 20:30:46

  Re: 妙高はねうまラインを走る車両はバラエティー豊かですね！

  　こんばんは。コメントありがとうございます。
  　BTSさんもおっしゃってますが、「えちごツーデーパス」は本当に安いと思います。大糸線だけはJR西日本の為、対象外ですが、以外の新潟県内の在来線はほぼ全て乗り放題で2670円だけでも安いのにこれが２日間この値段で利用出来るので大変ありがたいです。
  　僕自身は妙高はねうまラインに北越急行や日本海ひすいラインの車両が走るのは直前まで知りませんでした。今回の鉄道の旅にあたりひたすら時刻表をめくり、はじめてその存在を知りました。基本的にはＥＴ１２７系のロングシート車両ですので、違う車両が走るだけでも気分的には良いものです。
  　高田のランチは当初違う店の利用を予定していたのですが、駅から遠そうでしたので大黒屋にしました。
  　刺身の種類はそれなりにありましたが、日本海で鮪の赤身が出るのはビミョーに感じました。
  　東海道新幹線…というかJR東海のコメントについてのご意見もありがとうございました。
  　かなり辛口の内容の為、ドン引きされたら…と思いましたが、せめて一言言わないと気が済まなく投稿しました。
  　ついでに言うとお客様相談室に電話した際、（アナウンスの内容に不満がある場合）「車掌に直接言えば良いですか？」と聞いたところ、「発車に近い時の場合はお断りしています。」との返答でした。
  　この発言についてもかなり怒りを感じました。列車の安全運行に支障があることはわかりますが、そもそも苦情を言いたくなる放送をすることに問題があるのに…「お断りします」という言い方は何様のつもりでしょうか…と思いました。BTSさんに言って申し訳ないですが_(..)_
  　それと共和駅での人身事故での対応も随分酷かったですね。あの対応、実はJR東海に苦情を言おうかと思いました。言わなかったですが…
  　自己都合でないのに振替輸送の費用を払わされたから経費を請求したいと思ったのでしょうが、それを認知症の看護で大変な思いをされ、さらに不慮の自己で亡くなり非常に辛い思いをしている遺族に追い討ちをかける行為をするなんて本当に最低だと思います。
  　JR東海の敗訴が最高裁で確定したという話はBTSさんの話で知りましたが、よく最高裁まで争えたな…と思います。
  　これで返事を締めると後味が悪いので…気分を変える意味でも明日・明後日と青森県の弘前・八戸辺りに行ってきます。弘前城公園での雪燈籠祭りを見つつ、種差海岸辺りを散策できたら…と思います。
  
  トラベラーネーム　フロンティア