2018/9/16<br />この日はユジノサハリンスクを1日かけて巡ります。<br />ガガーリン公園でロシア人の休日を体感してみたり、郷土博物館で日本時代の南樺太に思いを馳せてみたり、鉄道博物館で日本の列車を眺めてみたり、お土産屋さんやスーパーに入って生活を体感してみたり・・・。<br /><br />ロシアの独特な文化、そしてその良さに気付くことが出来た、そんな感じの一日でした。<br /><br />●ベルカホテル<br />●ガガーリン公園<br />●サハリン州立郷土博物館<br />●鉄道歴史博物館<br />●ユジノサハリンスク街歩き<br />●ゲルメス・ルーシ<br /><br />【ロシアVISAの取得方法】<br />地球を駆けるテクニックvol1 | ロシアビザのいろはにほ～通常VISAとeVISAどっちも個人で取ってみた話～(https://4travel.jp/travelogue/11436553 )<br /><br />【旅行記】<br />地球の駆け抜け方4～北の大地のその先へ、サハリン紀行～<br />●Vol1 フェリーで行くサハリン！eVISAの取得から乗船まで。<br />(https://4travel.jp/travelogue/11434585 )<br />●Vol2 コルサコフ観光、列車でユジノサハリンスクへ。<br />(https://4travel.jp/travelogue/11434599 )<br />●Vol3 ユジノサハリンスク-サハリンの「今」を探る-<br />(↑本ページ)<br />●Vol4 最終日、コルサコフ稚内フェリーを使って帰京。<br />(https://4travel.jp/travelogue/11434605 )<br /><br />クリスマスの極東ロシア(ウラジオストク・ハバロフスク編)もどうぞ<br />→(https://4travel.jp/travelogue_group/9838 )

北の大地のその先へ、サハリン紀行～Vol3 ユジノサハリンスク-サハリンの「今」を探る-(地球の駆け抜け方4)

6いいね！

2018/09/14 - 2018/09/17

112位(同エリア41件中)

エリア

ユージノサハリンスク(ロシア)

朝食、バイキングでした。パンにはクリームのようなものが入っていて甘い。これはこれで悪くないけどたくさんは食べられないお年頃。他の食べ物もほぼほぼはずれはなくどれも美味しかったです！
これが泊まったベルカホテル。三ッ星ホテルですね。2泊で6000Rubはかかってないと思うのですが。日本の安めのビジネスホテルのような感覚。サッポロと最後まで迷いました・・・。
ユジノサハリンスク観光にスタートです。
最初に訪れたのは旧樺太庁。今はサハリン州立郷土博物館です。逆光・・・。
外にはこんな感じで日本の大砲や占守島で鹵獲された戦車なんかも展示されています。
お年寄り中心の日本人観光客のツアーも来ていました。
中に入ります。中は明治～昭和前期の日本チック。入ったところで入館料を払います。入館料100Rub、写真撮影する場合もう100Rubだったと記憶してます。
アイヌの時代から現代まで、時代別に展示がされていまして、樺太で見られる(？)動物のはく製なんかも展示されていました。
これは南樺太が日本領だった時代にロシアとの国境線に設置されていたモノらしいです。反対側はロシア、って書かれてます。
ユジノサハリンスクは日本領だった時代、豊原と呼ばれていました。ということもあり豊原市街全図とか、南樺太全図とか、コルサコフ～ユジノサハリンスクの鉄道の配線図なんかも展示されてました。
今の地図と照らし合わせながら見るとなかなか面白かったです。
郷土博物館を後にし、少し歩くとガガーリン公園につきます。市民の憩いの場のようで、ちょっとした遊園地も設置されていました。
写真は公園内を走る子供鉄道。かなり本格的な感じ。切符の販売から運行管理まで全部子供たちがやっているらしいですよ。
ちょっとした湖もあったり。
正面が子供鉄道の駅ですね。
散策しながら行きついたのがここ。
歩き方にも載っているゲルメス・ルーシというお土産屋さん。ロシアの民芸品を中心にいろいろ買うことが出来ます。
私もマトリョーシカとキーホルダー、今と昔のユジノサハリンスクが載っている写真集を購入。
観光地とは少し外れますが・・・。在ユジノサハリンスク日本国総領事館の建物です。この向かいにスーパーが2軒ありまして宿からも5分くらいで行けるので重宝しました。お土産にロシアビールとソビエトシャンパンを購入。ビール500ｍL缶で70Rubとか安い！
日本国総領事館から駅を目指します。
途中あった建物。劇場のようです。色々上映する作品がリストアップされてました。
旧豊原市役所。現在は何に使われているのでしょう。
ロシアっぽい四角い高層建築が並ぶ光景。
奥の山は完全に日本の山、って感じなのに建物が違うだけですごい違和感・・・。
駅前まで出てくるとレーニン像がお出迎え。
ソビエト崩壊の時に結構壊されたという話は聞いていますが、ここサハリンはそんなこともなく。
ユジノサハリンスク駅ですね。昨日は暗かったので良くわからなかったのですが大きい駅・・・。車とかバスもたくさん止まってますがほとんどが日本からのおさがり。10~15年前の日本車が中心に走ってるのでタイムスリップした感覚になります。
ユジノサハリンスク駅前に展示されているD51。これは終戦後に日本から輸入されたものらしいです。見分け方はハイフンの有無。D51の後にハイフンがついて番号が振られているのがサハリン向けらしいです。
鉄道歴史博物館は休館日でした(涙
仕方ないので外からちらっと観察だけ。右側にいる車両もかつては北海道を走っていて、サハリンに輸出されたものですね。
ユジノサハリンスクにも旧北海道拓殖銀行の支店があります。豊原支店、雰囲気は昨日の大泊支店とよく似ていますが、こちらは美術館として使われていることもありきれいな状態に保たれています。
お昼も食べないでぶらぶらしてたら疲れてしまったのでホテルに戻りました。時間は夕方だったので少し早目の晩ごはんということにしましょうか。
外出ても良かったのですが、地下のレストランは歩き方にも載っているロシア料理のレストランだったのでそこでいいか、と。ロシアの普通のレストランは頼んだものを取り分けるというよりかは1人1プレートのような文化のような感じを受けました。
とは言いつついろいろ食べたいので取り分けて食べることにした私たち。

まず初めにボルシチ。赤い色はビーツの色。日本で食べたことがなかったので基準が分からないのですがめっちゃおいしかったです。
それと魚介類の燻製盛り合わせみたいな。
凍った状態で出されてきました笑　お酒のおつまみにめっちゃ合う！
んでもってビーフストロガノフなんかも。見た目の割に味はすごくおいしい。日本で売ったら絶対流行ると思うんだけどなぁ・・・。
ロシア風水餃子のペリメニ。日本の水餃子に比べたら少し小ぶりで皮が厚め。若干ハーブのような風味を感じました。
この実験器具のような形の容器に入ってくるのはウォッカ。ロシア流で乾杯してから一気に流し込みます。喉が焼ける感覚、確かにこれはあったまるわ・・・。
あとロシアのスパークリングワインなんかも注文。ロシアってワインのイメージないですがソビエトシャンパンとか結構有名らしいです。帰国して飲みましたがおいしかったですし。
こんな感じで遅くまで居座って結構いろいろ飲み食いしましたが一人頭1500Rubとかで。もっと行くかなぁ？と思ってただけに意外。

食べ終わったら部屋に戻って早めのベッドインとなりました。

続く
地球の駆け抜け方4～北の大地のその先へ、サハリン紀行～Vol4 最終日、コルサコフ稚内フェリーを使って帰京。
(https://4travel.jp/travelogue/11434605 )