2018/11/21 - 2018/11/23
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ノーーウォリーズさん
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2018年はコムローイ祭り・ロイクラトン・象祭りと1週間で3つのメジャーなお祭りが楽しめる年だったので、久々にタイへ行ってきました。この旅行記はチェンマイのロイクラトン編です(タイ北部ではイーペン祭りとも呼ばれています)。
ロイクラトン(タイ語の発音ではロイカトーン)とはタイ語で灯篭を流すという意味で、13世紀のスコタイが起源と言われています。クラトンを川に流すことで悪いものを水に流し身を清めようというのが本来の趣旨です。今ではタイ全土で行われていますが、チャンマイのそれは規模でもタイ一番ではないでしょうか。中でもグランドクラトンパレードは豪華絢爛で有名です。
ロイクラトンの時期にチェンマイに来る殆どの外国人は灯篭を空に打ち上げるコムローイ祭りが目的ですが、市内のロイクラトン(イーペン祭り)もローカルのタイ人を中心に非常に盛り上がります。ロイクラトンの開会式、ミスター・ミスコンテスト、伝統儀式、グランドクラトンパレードと主なイベントに参加しましたので、その様子を旅行記で紹介します。
チェンマイ コムローイ祭り(イーペンランナーカウボーイアーミー) にチケットなしで行ってみる
https://4travel.jp/travelogue/11428276
- 旅行の満足度
- 4.5
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これが、チェンマイのロイクラトン(イーペン祭り)の2018年スケジュール。ネット上でスケジュールはなかなか見つからなかったので、ここに載せておきます。拡大して見てください。日付は毎年違いますが、スケジュールは大体毎年同じ様だと思います。2018年は11月22日がロイクラトン当日で、チェンマイ市内では11月20日から11月23日の4日間に沢山のイベントが行われます。これとは別に11月22,23日チェンマイ郊外でコムローイ祭りが開催されます。私は11月21日から11月23日にチェンマイに滞在し、この中のメジャーなイベントに参加してきました。殆どのイベントが夜に開催されます。
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11月21日のターペー門前での開会式 Opening Ceremony for Chiang Mai Yee Peng Festival 2018、及びミスター・ミスコンテスト Mister and Miss Yee Peng Contest。夜7時から開始だったので、1時間前に行きましたが、席はすでに満席(無料の自由席)です。立ち見も溢れています。見た感じ外国人ばかりです。何とかVIP席の斜め後ろの立ち見最前列を確保できて眺めは抜群と思っていたのですが。。
ターペー門 建造物
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ダンサーが入場する通路を空けるよう開催側から開始直前に指示があり、そこに居た人達が前の方に溢れ出してきてそこから混乱状態に。目の前に多くの人が押しかけ、気が付けば最前列が中間くらいの位置に。。運営の拙さが目立ちます。気を取り直して、入場を見ます。
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メインダンサーの彼女、踊りの巧さと美貌を兼ね備えています。写真は黄色い花ビラの塊をつかんで、
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パーン!と散らします。どこに花ビラを隠し持っていたのか分かりませんが、踊りの途中でいつの間にか花ビラの塊を手に持っていて突然パーンとやります。何回かあったので、だんだんタイミングがつかめてきて、
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今度は、全員で花パーン!決定的瞬間が撮れました。
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オープニングのダンスが終わりお偉いさん登場。イベントお決まりのスピーチはタイ語なんで何を言っているのかも分からず聞き流します。ちなみに他のアナウンスは英語でもあります。
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見事なダンスショー。
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ミスター・ミスコンテストの始まり。20人程の美女が登場です。
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ミスがずらっと並んだ様子。壮観ですね。その後一人づつ短くスピーチします。「サワディチャーオ」、普通の女性のこんにちはは「サワディカー」なんで方言でしょうか。女性がタイ語を話すとかわいく聞こえます。
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ミスターも大集合。ミスターは30人程います。皆若くて10-20代前半位。男性のスピーチもありますが、見た目は男らしいのに話し方は皆やんわりしてギャップがあります。男性がタイ語を話してもかっこよく聞こえないですね。タイ語は女性向けの言葉なんでしょう。
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審査員の方々。左から2番目の女性が昨年のミスコン優勝者。沢山の観客が彼女にカメラ向けていたので、今では有名人なんでしょう。タイは国際結婚も多そうなんで、白人とのミックス(ハーフ)のタイ人も珍しくないんでしょう。参加者にもミックスは多いです。
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審査員以外にも、お気に入りがいれば個人的に直接花束を贈ることもできます。
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またダンスショー。ミスター・ミスコンテストとダンスを交互に繰り返します。ダンスは他にも沢山種類があったのですが、10人組みのダンサーは毎回同じでした。こんな調子で、ミスター・ミスコンテストは3時間続きます。この日は予選だけで、決勝戦は翌日でした。
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11月21日ホテルから撮ったロイクラトン前日のピン川の様子。きっとコムローイが沢山空に揚がっていると思っていたのですが、ひとつもありません。川にはクラトンが浮かんでいるのが見えますが、数はそんなに多くないです。政府がコムローイを打ち上げられる時間を厳しく管理していて、この日は禁止されているようです。なので前日の雰囲気は普段とあまり変わりませんが、川沿いのナイトクラブの爆音が深夜3時過ぎまで響いており、とても眠れる状態ではないです。ピン川沿いのホテルは眺めは良いですが、静かに寝たい人にはお勧めしません。
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2日目、11月22日ロイクラトン当日です。朝8時から伝統的なロイクラトンのセレモニー Worshiping rituals for house spirits, the White pagoda and Ping river がナワラット橋近くのチェンマイ県庁前であるので、前日殆ど寝ていませんが行ってみることに。こんな感じで、地元のタイ人がお祈りに集まります。
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ご馳走が並びます。まずは、食べ物に線香を立てて祈ります。
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そしてパゴダを飾り付けます。言葉の問題があり詳しい事は分かりません。この後、昼間ですがホテルに帰って寝ることにします。
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11月22日ロイクラトン当日の夜は、チェンマイ郊外のコムローイ祭りに行ってきました。これは下の旅行記にまとめています。
チェンマイ コムローイ祭り(イーペンランナーカウボーイアーミー) にチケットなしで行ってみる
https://4travel.jp/travelogue/11428276
この写真はコムローイ祭りから帰って来てから、再度ピン川に繰り出したときのものです。コムローイがピン川の上空に打ちあがっています。既に深夜12以降なので数は少ないですが、早い時間ならもっと沢山打ち上がっています(翌日見ました)。各自ばらばらに打ち上げるのでコムローイ祭りの様な沢山が同時の迫力はないですが、それでも参加する価値はあります。 -
ナワラット橋。ここではチェンマイ市内でのコムローイ打ち上げ場所で有名です。ピン川沿いは花火も沢山打ち上がります。禁止されているはずのロケット花火もあちこちで飛び廻り、爆弾が落ちた様な大きな音がするのもあります。お祭りらしく、とにかく騒がしいです。
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橋の上では多くの人がコムローイを打ち上げています。タイ人にとっては、ここは無料(コムローイ代は50B位)ですし、お気軽にコムローイ上げを楽しめるので人気です。
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露天も沢山並んでいて、コムローイやクラトンを売っています。コムローイ50B、クラトンは小さいので20B。クラトンはそのまま流してしまうのが勿体無い位、きちっとした作りです。
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ピン川沿いでは、クラトンを放つ多くの人が。
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ロイクラトンはタイ人の間では恋人の日です。一緒に流すことで永遠の絆が得られるとか。
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北部タイ特有の提灯が町中に飾られています。こうして、今日も夜遅くまで街は盛り上がっていました。そんな訳で今晩も眠れず、昼夜が逆転してしまいます。
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3日目、11月23日はロイクラトン翌日です。この日も早朝少し観光に出かけた後、暑い昼間は昼寝して夜に備えます。今日はグランドクラトンパレード Grand Kratong paradeと花火 Fireworksがメインイベントです。グランドクラトンパレードはターペー門 Tha Pae Gateからピン川沿いのチェンマイ県庁前 Municipality Officeまで2kmほどで行われます。やはり、花火も同時に見れるピン川沿いのナワラット橋 Nawarat Bridgeから県庁の間がベストポジションでしょう。夜7時開始ですがパレード終点まで来るのは1時間程かかりますので、終点では7時に行けば最前列が取れました。この場所は柵もあったので、この前の様に横入りされる事も無さそうで、良い場所でした。パレードが来る頃には何重もの人だかりが出来ていました。ブラスバンドの行進からパレードが始まります。
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タイ軍のグループが続きます。そうは言っても軍事パレードではないので整列した行進などではなく、リラックスした雰囲気です。
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タイの伝統的な衣装を着たグループが次々と登場します。これだけタイの伝統衣装を着ている人々を見られる機会はめったにないのでは。タイ好きにはたまりません。後ろには、ナワラット橋の明かりとピン川の上で打ち上げられたコムローイも僅かですが写っています。
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女性のグループ。手に持っているのはクラトン。
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そして派手に飾り付けられた大きな山車の登場です。このパレードでは山車の素晴らしさを競います。
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子供達が乗った山車。お人形みたいです。
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楽器隊。地味ですが、重要な役目です。
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インターナショナルチームも参加。これは中国チームでチャイナドレスを着たタイ人たち。
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アメリカチーム。ここは丁度アメリカ領事館の前なんで、周りに関係者も多く盛り上がっていました。
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日本チーム。誰にも笑顔がないのが印象に残りました。長いパレードお疲れなんでしょう。
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KrungThaiNext銀行の企業チーム。右側にいる左を向いた男性は名前は知りませんが芸能人です。タイに来てから彼のポスターを町中でよく見かけたので覚えていました。ポスターは若者って感じですが実際は少し年上に見えますね。
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象の山車。さすがに本物の象はパレードに参加していませんでしたが。
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グループ名はほぼ全てタイ語で書かれているので、何のグループかは殆どわかりません。これは分かった数少ないグループ。エアアジアですね。
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豪華絢爛の山車が多いんですが、これは地味目。
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シーク教徒のターバンみたいですが、これを被ったグループは多かったので、タイの伝統衣装なんでしょう。
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山車の上では微笑んで立っているだけのことが多いんですが、ダンスを踊っていることも。まさに桃源郷ですね。
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蝶の様に舞います。
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少数民族の衣装を着たグループ。
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タイの新国王も飾られています。2018年現在、新通貨は新国王のものに入れ替わりの最中です。
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山車の上に立っているのは選りすぐりの美男、美女ばかり。普段街中ではこんな人達に会ったことないんですが、どこにいるんでしょう。
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ムエタイグループ。
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イケメンばかりのグループ。どんな集まりなんでしょう。
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マイノリティもプライドパレードです。シドニーのマルディグラみたいです。
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ファランのグループ。
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3時間のパレードが終わりました。タイの伝統衣装、豪華絢爛の山車が沢山で見ごたえはありました。ただちょっとワンパターンな感じもして、タイにあまり興味がない人なら飽きてしまうかもしれません。
翌日11月24日の朝9時の飛行機でチェンマイを後にしました。コムローイを打ち上げる時間帯は飛行機は飛ばせませんので、11月22, 23日の夜7時以降の便は事前に全てキャンセルとなっていました。翌朝のチェンマイ空港では大混乱があるかと心配していましたが、杞憂に終わりました。空港では混乱などは見られず定刻どおり出発、無事帰国することができました。
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