2018/11/17 - 2018/11/18
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ノーーウォリーズさん
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2018年はコムローイ祭り(イーペンランナー)・ロイクラトン・象祭りと1週間で3つのメジャーなお祭りが楽しめる年だったので、久々にタイへ行ってきました。この旅行記はスリン象祭り(エレファント ラウンドアップ フェスティバル)編です。スリンでは毎年11月の第3週末の2日間にタイ全土から100頭以上の象が集められ、一同に磨かれた芸を披露します。それを見るために世界中から観光客が集まる一大祭典です。タイでは昔から人間が象を訓練して木材の運搬などの労働力に使ってきましたが、近年は観光客向けに芸をして生計を立てている象も多いそうです。
象祭りのチケット予約方法についてはネットでは色々情報が錯綜しており、2018年現在の購入方法は、スリンの観光局TAT?にメールして現金を振り込むことで事前予約できる様です(今後変更になる可能性があります)。今時ネットを使ってオンラインで予約できず海外送金も面倒そうなので、私はチケットの事前予約なしで、飛び込みでスリンの象祭りに参加してきました。2018年現在、当日券チケットは当日購入可能で、土日2日間に違う角度から2回象祭りを楽しむ事ができました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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タイの首都バンコクから開催地スリンへの移動は飛行機です。バンコクを土曜日当日に出発して祭りの開始時刻8:45までに着くには、値段は高いですが飛行機しかありません。スリンの町には空港はありませんが、車で1時間程のブリラムという場所まで飛ぶ事ができます。バンコクからブリラムまで空路で40分、NokAirかAirAsiaが飛んでいます(バスの場合は所要約6時間)。写真は着陸寸前のブリラムの様子、かつてこの辺りには野生の象がいたのでしょうが、今は農場ばかりでそんな雰囲気はありません。
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参考までに、これはタイ北部チェンマイ郊外の高速道路での「象の横断注意」の看板。もし象にぶつかったら車の方が壊されるでしょう。タイの森には今でも野生の象が住んでいますが、その数は激減しているそうです。数年前にバンコク郊外のカオヤイ国立公園に行った時も、何時間も車で探し回ってやっと野生の象を見つけた記憶があります。
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朝6時発のNokAirは7時前にはブリラム BuriRam空港に到着。LCCとしては珍しくNokAirはプロペラ機 Bombardier Q400 NextGenです。エアチケットは出発1ヶ月前程に予約して値段はB1300で、通常より少し高い程度。同時期に行われるコムローイ祭りのチェンマイ行きほど値上がってはいません。ブリラム空港からスリンの町までNokAirのシャトルバスを使います。シャトルバス代は別途B600と高いですが、タクシーも見当たらず他の移動手段はなさそうです。
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スリン中心地に着くなり、自転車タクシーに乗り換え象祭り会場に向かいます(B50)。会場は市内から3kmほど南に離れたスタジアム Si Narong Stadium。タイの田舎では未だに自転車タクシーが利用できます。
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8時半ごろにスタジアムの会場に到着、予約なしで来たのでここで当日券を買います。会場のレイアウトを良く分かっていませんが、ここの入口にはB300のチケットしか売っていません。どうも入口は東と西2か所あり、この西側はB300の現地人向けの観覧席しかない様です。反対の東側はB500とB1000の良い観覧席ですが、歩いて15分位かかるそうです。もし東側のチケットが売り切れなら困るので、1日目の土曜日は西側の現地人向けの席で観覧することにします。
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開始15分前の西側の観覧席の様子。東側は半分以上埋まっているのに西側は殆ど人がいません。西側は座席予約をすることはできず、先着順に上から席に案内されます。何故上からかと言うと、西側の座席上に屋根はありますが朝は日光を遮ることができず、上から徐々に日影になるからです。現地人は事前予約もせず、祭りが始まる頃にゆっくり来る様です。
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朝8:45の予定より15分ほど遅れて象祭り(英語ではエレファントラウンドアップ Elephant Roundup)が開始します。まずはVIPを乗せた象たちが入場して開会式セレモニーが行われます。セレモニー中の参加者はすべて東側の席に向いているので、西側の席からはすごく遠くて後ろ姿で全く撮影ができません。失敗したかな、、とこの時は思いますが。
スリン エレファント ラウンドアップ ショー 祭り・イベント
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次のショーは西側の観覧席のすぐそばで行われます。イサーン地域の歴史シーンを再現しています。
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両軍交えてのチャンバラ合戦。ショーの合間のアナウンスは英語もあるのですが、ショー中はタイ語しかなくて戦闘の背景は分かりません。
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続いて女性たちのタイの伝統ダンス。この暑い中、ダンスするのは大変でしょう。特に女性は日焼けも心配です。タイ女性にとって色白は命の次に大事でしょうから。
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ショーは一か所ではなく、広いスタジアム内で場所を変えて行われるので、いつもベストスポットという席はありません。ただセレモニーは東側に向けているので、これをしっかり見たければ東側の席が良いです。この時間になると現地人向けの西側の席も満席になってきます。気温30度以上、下の席は日光が当たりとても暑いので皆日傘をさしています。
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ようやく象によるショーの始まりです。まだ1-2歳の幼い象に大人が乗って走っての登場です。象使いは手にハンマーを持ち、これで象に指示をだします。これは子象がかわいそうに思えます。象使いと象は一心同体の関係とも言われますが、西洋圏の国からは虐待の疑いもかけられています。象祭りはそういう負の一面もあります。
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大人と子供の象の50頭以上がスタジアムを走り廻り圧巻です。会場は走った後の煙に包まれます。この時が一番沢山の象が登場しましたが、昔に比べると少ないのかと感じました。
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続いて正装をした大きな象の入場です。
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象による戦闘のパフォーマンス。もちろん、本当に戦っているのではなく、象使いが戦っている雰囲気を出すように指示しているだけですが。
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大勢の女性たちが登場して、再びセレモニーが開始されます。
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VIPを乗せた象と踊る女性たち。タイの昔からの豪華なセレモニーなんでしょう。しかし、またもや西側の席からはセレモニーは後ろ姿で良く見られず。。
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続いて一般人もグラウンドに降りて象と踊りに加わります。東側の席で参加したい人はタイミングよく出られる様に準備しておきましょう。
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セレモニーが終わると運動会の雰囲気になります。象による矢投げで風船を割る競技。
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「サワディカ~」女性のアナウンスで小象によるフラフープ。こんなに小さいのにしっかり訓練されています。どうやって訓練したのか想像もつきませんが。
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かわいいというより必死な表情の子象。
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続いて、象による絵描き。もちろん象使いによって指示されて人間が見て絵になるように訓練されたのでしょうが、お見事です。
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象によるサッカーゲーム。前までの訓練された見事な出来栄えと比較するとサッカーの出来は悪く、ゲームになっていません。犬と違い象は動く物を追う本能はないのでしょう。PK戦でボールをキックするのが精一杯です。
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象VS人間の綱引き。一頭の大きな大人の象と対峙するのは
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40人の人間たち。結果は象の圧勝です。
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そして2度目の戦闘シーンの再現。
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アナウンスで少し理解した限り、これはタイ対ベトナムの対決シーン。かつてベトナムがこの地を攻撃したことがある様です。スリンはタイ領ですが、カンボジア系のクメール住民は多く、タイ対クメールでは刺激的すぎるのでしょう。
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その当時に砲台があったのかは不明ですが、戦闘シーンは迫力のあるものです。
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最後に、100人以上の今日の祭りの出演者全員と象が入場して最後のセレモニーです。
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象は全部で何頭いたのでしょうか。恐らく50-100頭の間で、かつての何百頭の規模よりは減ったのかもしれません。それでもこれだけの沢山の象が集まってショーを演じるのは、ここスリンの象祭りだけではないでしょうか。
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象祭りのショーは正午ごろに終わります。ただこれだけが見どころではありません。周辺のテントではタイ文化の展示などが見られます。
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象はショーが終わっても観客を楽しませてくれます。観客は近くによって象に餌やお金をあげられます。象使いによってうまく指示され、餌は口の中へ、お金は上の象使いへ持って行かれます。
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グラウンドに降りる事もできて、残っている象の対決シーンを目の前で見られます。
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大きな口をあけて象どおしでキス?牙が目にあたって痛そうですが。象祭りのショーが終わったらそのまま帰るのではなく、しばらくスタジアムに残って象と触れ合うことをお勧めします。
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スタジアム周辺では沢山の屋台の店が並び、大勢の地元民で賑わっています。象のショーだけでなく、タイのお祭りの雰囲気も楽しめます。スリンで年一番のお祭りです。
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スリンの中心部では特別なイベントは行われてはなく普段どおりの雰囲気ですが、街中あちこちで象を見る事ができます。
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象の背中に乗ってスリンの町を一周できます。
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出発地点はスリンの鉄道駅、夜まで行われています。象はこの日は大忙しです。
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翌日2日目の日曜日の早朝7時、開始2時間前に象祭り会場のスタジアム東側に到着します。この日も象祭りが開催されます。この日は良い東側の席で観覧します。チケットは右端の小屋で売っており中央寄り半分がB1000、端の半分がB500です。
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事前予約はしていないので、当日券を買います。これが窓口で見せられた座席表。下の黒く塗り潰している席が事前予約された席、斜め線の席が当日販売済みの席です。確かに中央付近の一番良い席は予約済みですが、80%の席は予約されておらず、当日に選ぶ事ができます。他の象祭り情報では、ほぼすべて事前予約されているという内容が多かったのですが、2018年現在ではそれは正確ではなく当日券も売っています。ただしできるだけ早朝に買った方が良いです、8:45の開始時間には80%ほど席は埋まっていたので。象祭りは世界的に有名ですが、まだ地元向けのイベントです。もし今後チケットがThaiTicketMajor等で大規模に販売される事になれば、事前予約は必須でしょうが。
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できるだけ早く会場に行くことで良い事は他にもあります。象祭り会場では象がすでに開始を待っており、その象たちと戯れることができるからです。
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写真は象の雄叫びの瞬間、もちろんこの時は象使いが指示を出しています。過去ケニアやスリランカで野生の象サファリでの経験から、象は本来荒っぽい性格で、近づくのは非常に危険というイメージが私にはあります。しかし、ここスリンの象は大変飼いならされていて、近づいて触ったりすることも自由にできます。
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象使いにチップを払えば、こんな感じに象の鼻に乗って記念写真を撮ることもできます。
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小象とも触れ合えます。とても好奇心旺盛で向こうから人に絡んできます。とても可愛くて遊んであげます(遊んでもらいます)。
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しかし小象といっても、力は人間以上。鼻での鞭も重量感があります。調子に乗って遊んでいて、鼻で引っ張られて転んで怪我をする事もあるので、注意がいります。
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日曜日の象祭りのセレモニーが始まります。今日も天気は良く暑い日です。東側の席は日光が屋根に遮られて日影なので快適です。席は金持ちタイ人が中心にほぼ埋まり、外国人は日本人のツアーグループが目立ちます。何故か中国人はいません。
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セレモニー中の象に乗ったVIP。昨日は西側の席で観たのでセレモニー中は出演者の背中しか見られませんでしたが、今日は東側の席なのでばっちり正面から見られます。
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タイ女性のダンスパフォーマンス。他にもムエタイパフォーマンスがあります。昨日は逆光で写真が撮りにくかったのですが、今日は日の向きも良く撮りやすいです。やはり東側の席の方ががいろんな意味で良いです。
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象祭りのショーの内容は、基本的に2日とも同じです。日曜日の方が一部を省略されて30分ほど短い以外は、土曜日の内容と同じです。なので土日どちらか1日だけでも十分でしょう。また(私は参加していませんが)金曜日の朝には市内パレード、木曜日にはショーのリハーサルが同じスタジアムであるので、土日に都合がつかない場合は、こちらでも沢山の象を観る事ができます。
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住民たちに花吹雪で見送られる象たち。ショーが終わり午後1時発のバス(B400)でスリンを後にします。このバスは渋滞にはまりバンコクまで所要6時間のはずが9時間ほどかかりました。土曜の朝にバンコクを出発して日曜の夜にはバンコクに帰る2日間の弾丸のスリンの旅でしたが、象祭りは違う角度から2回見ることができました。
沢山の象達が芸を見事に演じていることが印象深く残った一方で、象がどの様な訓練を受けているのかは心配になりました。今後象をどう保護していくべきかも考えさせられる事になりました。
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