2017/08/18 - 2017/08/22
959位(同エリア4568件中)
maayさん
3都市巡りの旅の最後はプラハ。
様々な歴史の渦に巻き込まれ翻弄され、それでも沈まず今に至る古都。
この年にプラハを訪れた理由は、
アルフォンス・ムハの「プラハ叙事詩」
プラハに向かうエネルギーを与えてくれた。
プラハにようやく呼ばれた気がした。
市民会館のガイドツアーと
スメタナホールでのコンサートについて。
Ⅰ街
Ⅱブルタヴァ
Ⅲプラハ市民会館とミュシャ
Ⅳヴィシェフラド
Ⅴ宿
- 旅行の満足度
- 5.0
-
アールヌーボー様式の美しい建物,
1911年に完成したプラハ市民会館。
このスメタナホールでコンサートを聴くことも今回の旅の目的。 -
ガイドツアーで見学が出来るコンサートホール以外の部屋へ。
「市長の間」は、ムハの作品。
この部屋は、コンサート前にコーヒーなどを戴いていた部屋。 -
ここは、ちょっとお酒でも戴いて
談笑する部屋のよう。 -
なんて繊細なテーブル。。
-
部屋の中に噴水。
-
あるもの一つ一つが
美しく美しく創られている。 -
こんな所も・・。
-
天井も。
-
「美」が
全てのものに宿っています。 -
美しい床の装飾。
-
ここからお酒が頂けたそうです。
壁紙もなんて素敵。 -
部屋が隣り合って連続しています。
また違った雰囲気の美しい部屋。 -
ラジエーターを覆う板さえ美しい。
-
カクテルを頂きながら
カードでも。 -
うっとりします。
-
小さなホールもあります。
-
さて、いよいよ
ムハの創った「市長の間」です。
アルフォンス・ムハは、
1860年モラヴィアに生まれました。 -
パリでサラ・ベルナールのポスターを描き、一躍有名となったムハ。
クリスマスの時期の急な注文に、手の空いている職人がいず、
無名の34才のムハに、急遽仕事が依頼されたそう。
その作品がサラに気に入られ、以後、サラのポスターは、いつもムハが描いて、ムハは時の寵児になる。
フランスで有名になったので、フランス語読みのミュシャ で有名に。 -
天井画「スラヴの連帯」
大空に飛翔する鷲のシルエット。
それを取り囲むスラヴの人々の輪。 -
「自力Ⅰ(思春期)」
30代、40代は、活躍の場がアメリカにまで広がるムハ。
しかし、40代の終わりにスメタナの「我が祖国」をボストン交響楽団で聴き、「スラヴ叙事詩」制作の意欲を高めたという。 -
1910年 50才でボヘミアに戻り
最初の仕事が
この「プラハ市民会館」 -
8つのチェコ史に名を残す人々の絵が
円形ドームや天井を支えるために壁の隅にある、
ペンデンティヴという部分に描かれています。
左の大きな絵は、「自力 Ⅱ」 -
「自力Ⅲ(犠牲)」
1918年 「プラハ市民会館」は
チェコ共和国の独立宣言の舞台となり、
チェコ国家の象徴としての役割を果たしたという。 -
8つの絵に8つの徳を
歴史上の人物に例えて描いている。 -
「英知ープシュミシュル朝のエリシュカ」
-
「戦う魂ーヤン・ジシュカ」
-
「公正ー教父ヤン・フス」
-
「想像力ーペルシュテイナのヤン」
-
「誠実ーヤン・アーモス・コメンスキー」
-
「独立ーポシュブラディのイジー王」
-
「堅固ードゥペーのロハーチ」
-
「警護ーホット家の人々」
-
そしてこの、孔雀の羽の刺繍を施したカーテンの見事さ。
-
1922年、62才のムハは
家族とともにアメリカからチェコに帰国し、
スビロフ城のアトリエで【スラヴ叙事詩】の制作に打ち込んでいく。 -
素敵
-
壁際の棚にも。
ここを創り上げたのは、50代のムハ。
チェコの民主化が進み
チェコは独立し、平和で美しい時代。。 -
チェコに帰国したムハは、
1931年にヴィート教会のステンドグラスの制作など、まさにチェコの心の英雄。 -
【スラヴ叙事詩】のモデルには、村の人々を使ったという。
普通の人々が、ムハの絵の中でポーズをとり、歴史のひとこまを演じている。
パリやアメリカでの華やかな創作生活とは、随分と違う。 -
スラヴの美しい人々をモデルにスラヴの歴史を描いたムハ。
1939年にチェコスロヴァキアにに侵攻してきたナチスドイツが、
78才になったチェコの人々の心の英雄を見逃すことがなかった。。 -
前年に肺炎を患っていた高齢のムハは、
ゲシュタポによる拘束、尋問に体を保たせることが出来なかった…。
釈放はされたが、肺炎が悪化し
二ヶ月後に7月14日にプラハで亡くなります。
その後、チェコは再び暗黒の時代へ。。
絵は人々によって布で覆われ隠され…失われること無く時代を生き抜いていくことができた。
そして、現代の私たちの目の前にあらわれる…。
ただ、美しいだけではない凄さ…。 -
昨年の7月より
この「プラハ市民会館」で2019年1月半ばまで
スラヴ叙事詩が展示されているそうです。 -
「スメタナホール」
-
チェコフィルの演奏の映像で
何度か見てきたあこがれのホール。 -
夜、コンサートで再度訪れました。
美しい音響と素晴らしい演奏に感激…。 -
帰りにホールの下にあるビアホールでお食事。
-
素敵なレストランでした!
-
ライトアップされた市民会館。
-
今は平和な美しいプラハ。。
-
プラハ叙事詩から
「聖アトス山」 -
プラハ叙事詩 最後の作品
「スラヴ民族の賛歌」
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この旅行記へのコメント (2)
-
- mistralさん 2020/06/18 20:48:06
- プラハの過ごし方。
- maayさん
こんばんは。
先日は城壁を辿る寄せ集めの旅行記にご投票を
ありがとうございました。
maayさんのプラハの旅行記、拝見させていただきました。
同じ過ごし方をされていて、なんだか嬉しかったです。
市民会館のガイドツアーに参加!
ミュヒャの担当した部屋を見学して、孔雀の刺繍の施された
ゴージャスな緞帳を堪能!
夜には市民会館でのコンサート。
思い出してみると、プラハの街は格別だったと今でも思います。
ミュシャの生涯、スラブ叙事詩にも触れられ
読み応えある旅行記でした。
まだまだ終わりの見えないウィルスとの共存生活、
お互い安心して旅立てる日まで
健康に気をつけて過ごしましょう。
mistral
- maayさん からの返信 2020/06/18 23:01:18
- Re: プラハの過ごし方。
- mistralさん
こんばんは。
いつもありがとうごさまいます。
城壁を巡る旅行記、面白かったです。ヨーロッパは、様々な見方で旅ができる魅力を感じさせていただきました!
そして、プラハの旅にいいね、をありがとうございました。
同じ旅をされていたんですね!何度も映像で見た市民会館を訪れることができ、感激でした。
プラハの持っている歴史の流れは凄いですね。。
ざひ再訪したいですが、いつになるのでしょうか…。
プラハの地で「プラハ叙事詩」を見たいものです。
なかなか旅に出られないですが…、健康第一で、頑張っていきましょうね。ありがとうございます!
maay
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