2018 春 関西･北陸 1/2 - 海の京都 満喫！- 大山崎山荘美術館 / 天橋立 / 伊根 / 夕日ヶ浦 / 舞鶴

2018/05/30 - 2018/06/02

2018冬 関西･東海に続いての関西/北陸旅行。東京を出発し 京都→福井と移動しながらの四泊五日のマイカー旅行。

旅行にはベストシーズンのこの時期、以前より行きたかった海の京都(京丹後半島)と存在感薄いけど気になる所もある福井への旅行です。

移動距離も約1,500kmと結構な距離でしたが、天気もよく楽しい旅となりました。

ここ数年で京都は10回以上訪問しているので、京都市内＆周辺のメジャー処はほぼ制覇していますが、海の京都は未開拓。

天橋立、伊根など魅力的な場所がたくさん！

まずは前半の初日から四日目のランチまでの京都編。

一日目）京都市内で夕食のみ
二日目）大山崎山荘美術館
三日目）丹後半島一周 (成相寺、伊根、立岩、夕日ヶ浦 etc.)
四日目）天橋立、舞鶴

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

到着日は 別件もあり、連れとは昼間は別行動。
夕方に待合わせして、予約していおいた「東華菜館」に。

この時期から床(ゆか)と呼ばれる川の上のベランダ上のスペースで食事を楽しめるテラス席サービスが始まったのですが、残念ながら小雨＆気温が低いので中の個室で。

この個室が中々歴史を感じる良い感じで、窓からは川も見え、天気も回復してきたので夕日に映える街中もきれいでした。

東華菜館 本店 グルメ・レストラン

こちらが頂いたコース料理。種類も多くてボリュームもあり、二人とも大満足。

味は 中華にしては少し優しい感じでしたが、逆にそのおかげで 途中胃もたれすることもなく美味しくいただけました！

雨も上がりせかっくなので、先斗町で床のあるバーで一杯だけ。

なかなか良い雰囲気でしたが、この日は風も冷たく半袖で長く座っているのはちょっと厳しい感じでした。。。

やっぱり少し暑いくらいの時期に川辺の涼を楽しむのがベストですね。

初日は早朝出発だったこともあり、早めにホテルに戻ることに。

宿泊はお気に入りの「ホテル日航プリンセス京都」

なにせ京都市内のど真ん中にあるのでアクセスが超便利。

ホスピタリティも一流です。

二日目の朝食はホテル内の和食レストラン「嵯峨野」。

バッフェスタイルもいいけど、落ち着いて和食の朝食も好きです。

バランス取れたメニューって感じで、健康的です。

この日も夕方まで所用で別行動。

夕方にアサヒビール大山崎山荘美術館で合流。

連れの目的は「William Morris展」。

展示作品数は多くはなかったですが、山荘自体がなかなか素敵な佇まいです。

ちなみに 阪急大山崎駅からも徒歩圏内ですが、途中から結構な坂道となるので足腰に自信がない方は無料の送迎バス利用された方が良いかもしれません。

本数は多くはないので、事前の確認お勧めします。

アサヒビール大山崎山荘美術館 美術館・博物館

広大な敷地にある別荘ですが、インテリアはレトロ感あふれてます。

大きな柱時計やオルゴールにステンドグラスと味ありますねー。

写真撮影ですが、展示会の作品類はNGでしたが 山荘自体の部屋や調度品は撮影可能でした。

雨上がり夕方の閉館一時間半ほど前だったので、全体的に空いていました。

建物自体も素敵ですが、庭も結構広いのでゆっくりと見ると二時間ぐらいかかるかもしれませんね。

夕食はホテルからすぐの日本酒にこだわる和食屋さん「一滴うるうる」さんに。

京都の知人と連れられてきて美味しかったので。

日本酒好きの連れは店主と日本酒談議で盛り上がってましたが、結構飲んで、最後はよく覚えてないみたい(笑)。

ここ料理も凄く美味しいのです。

特にポテトサラダは絶品です。

と、今回京都市内は食事中心で軽く流し、いよいよ明日から今回の旅の主目的の「海の京都」巡りです！

初日＆二日目はあまり天気は良くなかったけど、明日からは快晴との天気予報でバッチリですね。

三日目からは京都を起点にドライブ旅行スタート。まずは「海の京都編」のドライブルート概要。

京都市内を出発して、丹後半島を反時計回りで一周して宮津に宿泊。

翌日に天橋立観光後に 舞鶴まで移動。

最初に向かったのは天橋立の「斜め一文字観」が眺められる「成相山パノラマ展望台」。

成相寺の境内を通って山頂に向かうので、拝観料500円/人がかかります。

お寺の横を通過し、かなりの急こう配を車で登りますが 本当にかなりの坂なので、パワーのない車だと辛いかも。

おー、絶景です。

天橋立は見る場所によってずいぶん異なる景観となりますが、ここからは「斜め一文字」ですね。

遠くには今夜の宿「ホテル＆リゾート 京都宮津」も。

斜め一文字観は「天橋立笠松公園」からが一般的だと思いますが、車移動なら空いている＆圧倒的に高い所から望める こちらがお勧めですよ。

成相山 自然・景勝地

成相寺です。

山頂から天橋立を望んだ後に 改めて参拝。

結構古いお寺ですね。左 甚五郎作の竜の彫り物もありました。

駐車場へ戻る道端のお地蔵さんも なぜか微笑んでました。

成相寺 寺・神社・教会

伊根に到着！

伊根港すぐ近くにも駐車場はあるようですが、道の駅「舟屋の里伊根」で、上からの眺望で伊根湾全体をチェック。

こちらは伊根湾を見下ろせる山の中腹にあり、まず全体を把握するのには絶好のロケーションなのです。

それと こちらに駐車すれば駐車料金は無料です。ただし、伊根の街までは結構な階段を降りることになります。

帰りは当然登りますので、脚に自信はない方は 伊根港横の駐車場利用をお勧めします。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

伊根湾全体図。

確かに完全に囲まれていますね。これなら外海が荒れていても湾内は静かなのかも。

これが伊根の舟屋群ですね。

天気も良く遠くまできれいに見えます！

ズームアップでグーっと寄ってみましょう。

おー凄い！！

ちょうどお昼だし、早く降りてランチしながら近くから見たい！

ランチは「伊根で海鮮料理」と決めていたのですが、意外と海を眺めながら食事できるところが少ない。。。

ネットで調べて 評判がよそそうな「海宮 (わだつみ)」さんに。

かなりの人気店で予約なしでは厳しいかもとのことでしたが、運よくちょうど席が空きランチ頂けました。

それなりの値段でしたが、確かに美味しい！！

眺めも良いので美味しさ倍増って感じです。

こんな景色見ながら、美味しい食事できるなんて幸せ感じます！

食後に「せかっくだから海から見たいよね」と話していたら　お店の方が紹介してくれたのがこちら。

遊覧船とありますが、いわば水上観光タクシー。

湾内をぐるぐると周遊していて、携帯電話で申し込むと迎えに来てくれて湾内を一周して適当なところで降ろしてくれます。

だいたい30-40分くらいで一周する感じで、見所で止まってガイドしてくれます。

ハイシーズンになると かなり混むようですね。乗りたい方は時間に余裕を持って計画した方がよさそうです。

海面上からの眺め。

確かに海と一体化している。

左上は、よくテレビなどにも紹介されている典型的な舟屋。

右上は、ランチをしたところです。新しくてきれいですが、よくみると海とは一体化していません。

実は、現在は消防法？の関係で、一階が海と続いているような造りは新築では建てられないようです。

しかし、穏やかな水面です。天気も良く風もなかったのですが、外海が荒れていても伊根湾はとても穏やかな状態とのことです。

まあ、そうでなければあんな建物は無理でしょうね。

伊根も満喫したので ここからは、丹後半島を海沿いに景勝地ドライブ。

まずは「丹後松島」。

道沿いにある展望台から見ることができます。

確かになかなかの景色ですが、ちょっとスケール的には小規模な感じ。。。

こちらは「屏風岩」。

ちょっと時間が悪く思いっきり逆光となってしまいました。

ここも道路沿いの展望台から見えるのですが、かなり遠くから見る感じです。

屏風岩 自然・景勝地

「立岩」。

こちらはすぐ近くまで行くことができます。道の駅から歩いて行くこともできますが、川沿いの道を車で乗り入れもでき、目の前まで行くこともできます。

近くで見ると なかなかの迫力ですね。

風邪もなく海も穏やかでしたので、気持ち良かったです。

立岩海岸 自然・景勝地

「琴引浜」

しばらく前にテレビでも紹介されていて「きゅっきゅ！」となるか試しましたが、やり方が悪いのか鳴らず。

ただ靴の中が砂だらけになっただけでした。。。。残念！

琴引浜 自然・景勝地

そして日没に合わせて「夕日ヶ浦海岸」に。

天気も良いため、多くの写真愛好家が夕陽を撮ろうと準備中。

そして見事な夕陽の中で撮影できた「奇跡の一枚」。

日本じゃないみたいです！


ハワイの夕陽でも感動しましたが、それにも勝る素晴らしい夕陽でした。

さすが「夕陽ヶ浦」と名乗るだけありますね。

浜詰夕日ヶ浦温泉 温泉

更に海外感強い一枚を！

一枚目は20代カップル、こちらは50代カップルかなあ？

距離感が絶妙に年代を現してますよね。

皆さんはどう感じますか？

これも なんか物語作れそうな感じです。

今夜は夕食を済ませてからホテルチェックインです。

伺ったのは美浜町の海沿いのイタリアンレストラン「BAY COOK」さん。

なかなか素敵な外観です。

一階は厨房らしく、席は二階です。窓からは久美浜湾も見えます。

シーフードフライを頂きましたが、熱々でボリュームもあり大満足です！

BAY･COOK グルメ・レストラン

本日(三日目)の宿は ダイワホテルズの「ホテル＆リゾーツ 京都宮津」。

若狭湾を見下ろす丘の上にある大箱の観光ホテルですね。

素泊まりでしたが、温泉は気持ち良かったですし、部屋も広くて快適でした。

メルキュール京都宮津リゾート＆スパ 宿・ホテル

翌日(四日目)も快晴！

天橋立をしっかりと楽しむため、まずは「知恩院」に車を停めて、参拝。

いくつか駐車場あるようですが、こちらは終日600円/台 (2018/5月現在)ですので、知恩院参拝だけでなく、天橋立散策や天橋立ビューランドのリフトに乗るにも便利です。

天橋立と言えば「飛龍観」ですよね！

それをしっかりと見るためには、上から見ないといけません。

ということで天橋立ビューランドのリフト(850円/大人 往復)に乗ります。

運行開始直後の9時過ぎに乗ったのでスムーズに乗れましたが、ハイシーズンはかなりの待ち行列になるとのことです。

10分足らずで到着！

園内は遊園地らしく、若干ですが乗り物などもありますが 基本的には「有料展望台」という感じです。

天橋立ビューランド テーマパーク

おー、絵葉書の構図だ！

周りの人達もほぼ同様の反応＆写真撮影、そしてお決まりの股覗き！

天気も良かったので最高の眺めでしたが、やはり天橋立に来たらこの景観を観ないわけないはいかないでしょうね。

展望台での滞在時間は、少し広いので30分くらいでしょう。

遠くには昨日登った「成相山展望台」も。

上からの眺めも満喫したので、天橋立を実際に歩いてみることに。

天橋立 自然・景勝地

こちらも有名な「小天橋 廻旋橋」船が通る時には橋が回転をします。

北九州 門司にあった跳ね上げ式よりも　開閉が速いので効率的ですね。

反対まで行くには時間がかかりすぎるので、途中にある「天橋立神社」を参拝して戻ります。

時間がある方は歩き切るのも良いと思います。帰りは船で戻れるようですし。

丹後半島を満喫したので、舞鶴に。

横須賀と並ぶ重要な軍港だった港街ですね。

赤レンガ倉庫は横浜にもありますが、あちらはすっかりと観光地の公園となっていますが、こちらは当時の面影もあります。

ランチで名物の自衛隊カレーを頂きました。

美味しかったのですが、まあカレーですからねー。

北九州の門司の焼きカレーぐらいの特長がないと、今一つ印象には残りにくいです。。。

赤レンガ倉庫から徒歩で5分強にある「海上自衛隊北吸係留所」。

乗船はできないのですが、海上自衛隊保有の自衛艦をまじかで見ることができます。

迫力ありますねー。

海上自衛隊 舞鶴地方隊 名所・史跡

ということで「海の京都」満喫です！

伊根の風景、夕日ヶ浦の夕陽、日本三景 天橋立などを最高の天気の中で見ることができて最高でした！

この後は、後半の福井＆岐阜の北陸エリアに！
東尋坊、永平寺、平泉寺白山神社など これまた楽しみです。
後半の旅行記はこちらまで。