2018/09/13 - 2018/09/13
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mas98765さん
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聖イサク大聖堂からバスを使いながら「血の上の救世主教会」に行き、内部を見ました。その後地下鉄とバスでホテルに帰りました。この旅行記では、そうした話を書きます。「血の上の救世主教会」については、柱の位置をもとに感覚だけを頼りに自作したフロアマップを載せますので「どこにどんな絵があるか」という参考にどうぞ。それから、後ろの方に地下鉄やバスの雰囲気とアプリについての話を書きますので、教会に用がなくても公共交通機関に用がある方は参考にどうぞ。
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前の旅行記から続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11419003
19時50分頃、聖イサク大聖堂を後にしました。ネフスキー通りにさしかかるとバス停があってバスが止まっていました。今日はこの後「血の上の救世主教会」を見ます。歩いてもどうということはありませんが、明日の朝は早いのでできるだけ早く帰る必要があり、そのためには時間を節約しなければなりません。昨日パドロージニク(スイカのようなICカード)にたくさんお金を入れてしまったこともあり、バスに乗りこみました。
※バス停周辺の地図
https://goo.gl/maps/gDe2C3L8aLS2
(ネフスキー・プロスペクトがカーブを描いている右側にバス停のマークがあります) -
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19時53分、日本のバスと同様、このような機械にパドロージニクをかざして乗りこみました。 -
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降車ボタンを探しましたが、見当たりませんでした。バスは各停留所に止まってドアが開くようです。 -
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結局のところ、乗り込んだバス停の次のバス停がカザン大聖堂のあたり、つまり血の上の救世主教会に行くためのバス停でした。17時56分頃バスを降りました。写っているのが乗ったバスです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/r17pSX2Tc912
(ドム・クニギとカザン大聖堂の間にバス停のマークがあります) -
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血の上の救世主教会に向かいます。 -
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だいぶ近づいてきました。 -
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20時02分頃、教会の前にやってきました。以前の旅行記の説明のコピペですが、1881年に皇帝アレクサンドル2世が襲われて致命傷を負った場所に建てられた教会です。そのため、血の上の救世主教会という名前がついています。沼地なのに土台に杭を使わず、当時最先端だったコンクリートを使って作られています。ソ連の共産党時代は宗教禁止でじゃがいも倉庫として使われていましたが、1970年代から修復され、よみがえりました。内部はモザイク画で埋め尽くされています。
外観は昨日見ました。今日は中を見ます。出入口のある北側に回りました。 -
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チケット売り場の左側に自動券売機があったのですが、たしか100ルーブル札までしか使えなくて結局断念しました。この時間帯はチケット売り場にも人が並んでいなかったので「Один(一人)」と言って札を出し、即座にチケットをもらいました。先ほど見た聖イサク大聖堂と同じところが運営しているので、表面は同じデザインで、左の大きな写真を見ると聖イサク大聖堂のチケットをまた買ってしまったような感覚になります。 -
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裏面には「спас на крови(血の上の救世主)」と書かれています。 -
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20時08分、入口の機械にチケットをかざして進みました。 -
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血の上の救世主教会のフロアマップをインターネットで探したのですが、見つけることができませんでした。そこで、柱の位置などをもとに「このように感じました」という略図を自分で作ってみました。実際の縮尺とは異なります。この旅行記では、この略図をもとに「この位置にこのような絵がありました」というようなことを書いていきます。別の窓が開いて時々参照できた方が便利だと思い、別のサイトにも同じものをのせておきました。
https://ameblo.jp/forgetfulmasa/image-12417226175-14298413990.html
ちなみに周辺のGoogleマップはこちらです。ちなみにこの教会内部はストリートビューのような感じで様子を見ることができます。
https://goo.gl/maps/AvuFbFKP41q
教会内の絵について、事細かに書いてある文献を見つけることができませんでした。現地で購入した「スパス・ナ・クラヴィ」というガイドブックに一部の絵の説明があり、インターネットの様々なサイトにも絵の説明が散見されましたので、それらをもとに説明をつけます。ガイドブック、インターネットのどちらの情報なのかも併せて書きます。 -
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入口のドアを開けるとこのようなものが正面に見えます。これは略図のFの位置にある天蓋です。皇帝アレクサンドル2世が襲われて致命傷を負った場所に立てられています。 -
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略図のAの位置からEの方向を眺めたところです。 -
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一番上の絵にズームしたところです。「子供を祝福するキリスト」という絵です(ガイドブックより)。 -
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近づいて、上から2番目の絵を見上げたところです。 -
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略図のDのあたりから真上を見上げたところです。 -
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略図Eの様子です。 -
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同じ場所の祭壇部分(北側のイコンケース)をよく見たところです。 -
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あまりいい写真ではありませんが、それぞれのイコンの説明が図解されています。ポイントは中央のイコン(8)がアレクサンドル・ネフスキーだということです。 -
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北側のイコンケースの説明板があります。 -
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GのあたりからFの場所にある天蓋を見たところです。 -
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天蓋の上の部分です。 -
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天蓋の説明です。 -
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天蓋の下の部分です。たしか、正面からだとこれ以上近づけないようになっていました。 -
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GのあたりからJの方向を眺めたところです。 -
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その真ん中あたりの絵です。「栄光の中のキリスト」です(ガイドブックより)。 -
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その上の絵です。 -
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その上は中央ドームに続きます。 -
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一番下の主祭壇です。 -
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主祭壇の前にはこのようなものがありました。 -
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主祭壇中央の扉です。「王の門」というらしいです(インターネットより)。 -
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肝心の主祭壇の説明板を写真に撮り忘れてしまったようです。これは扉の右手の部分です。これらの絵は幸いガイドブックに載っていて、左が「救世主」、右が「冥府への降下」です。 -
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扉の左の部分です。右側は聖母子ですね。 -
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左上の部分です。 -
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扉の上の部分です。 -
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その中央の部分です。「最後の晩餐」ですね。 -
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右上の部分です。 -
略図のHからGにかけてのあたりで天井を見ると、こんな感じです。
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略図のIで上を見上げたところです。 -
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略図のHのあたりで上を見上げたところです。中央ドームの天井にあたり「全能者キリスト」が描かれています(ガイドブックより)。 -
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略図Gのあたりで上を見上げたところです。キリストのエルサレム入城の様子のようです(インターネットより)。 -
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略図Hのあたりの床です。床はモザイク細工でできています(ガイドブックより)。 -
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略図LのあたりからOの方向を眺めたところです。 -
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その上の部分の絵です。 -
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その下の部分です(近づいて上を見上げたところです)。天使に付き添われたキリストと、キリストの弟子たちに囲まれた聖母マリアが描かれているようです(インターネットより)。 -
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一番下の祭壇(南側のイコンケース)です。 -
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この祭壇の説明です。 -
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この説明にあるように、中央の絵は「Resurrection(キリストの復活)」です。 -
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略図Nのあたりで上を見上げたところです。 -
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略図のNのあたりからKの方向を眺めたところです。ピントがぼけてしまったため少しイラスト化しています。夜の時間帯、この教会はシャンデリアがあるものの、場所によってはかなり暗くて、持っていた2台の一方のカメラでは、かなりぶれてしまいました。いつもの通り、この旅行記の写真はところどころ編集ソフトで明るくしてあります。 -
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この中央にはこのような絵があります。「ナインのやもめの息子の誕生」という絵です(ガイドブックより)。 -
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略図Lのあたりから上を眺めたところです。 -
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略図Hのあたりから再びFの方向を眺めたところです。 -
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天蓋の部分で -
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その上の部分で -
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更にその上の部分で、先ほど見たエルサレム入城の絵です。 -
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更に視線を上に向けると先ほどの中央ドームの天井画が見えます。 -
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略図DのあたりからAの方向を眺めたところです。 -
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真ん中にはこのような絵が描かれています。 -
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略図Bのあたりから上を眺めたところです。 -
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略図HのあたりからCのあたりの壁を眺めたところです。 -
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下にはこのような絵があります。キリストが布教を行っている様子のようです(インターネットより)。 -
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上にはこのような絵があります。「水上を歩くキリスト」が描かれていて、助けを求めているのはペテロらしいです(インターネットより)。 -
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略図HのあたりからMのあたりの壁を眺めたところです。 -
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下にはこのような絵があります。左の部分が「羊飼いに現れた天使」で中央が「キリスト降誕」です(ガイドブックより)。 -
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上にはこのような絵があります。洗礼者ヨハネの絵があるようです(インターネットより)。 -
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略図GのあたりからBのところの壁を見たところです。 -
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その下側です。止血治癒を描いたもののようです(インターネットより)。 -
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その上と -
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その上の絵です。 -
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略図GのあたりからLの壁を見たところです。 -
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一番下にはこのような絵があります。「ヨセフの夢に現れた天使」という絵です(ガイドブックより)。 -
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その上の絵で -
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その上の絵です。 -
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略図IのあたりからDの壁を眺めたところです。 -
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その一番下と -
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真ん中と -
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その上の絵です。 -
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略図IのあたりからNの方向を眺めたところです。 -
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一番下の部分です。洗礼者ヨハネの母を訪ねる聖母マリアの様子らしいです(インターネットより)。 -
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真ん中と -
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上の絵です。 -
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略図Jの主祭壇の左側と -
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右側の部分です。 -
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同じく主祭壇の左の柱を手前から眺めたところで -
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同様に右の柱を手前から眺めたところです。受胎告知を受けたマリアの様子が描かれているようです(インターネットより)。 -
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略図KのあたりからFの方向を眺めたところです。 -
[88]
同じくKのあたりから眺めた天蓋の下の部分です。赤い十字架が見えます。この部分には、(悲劇の後に)再度敷設された舗装道路の一部と、皇帝殺害の時に血に染まった運河の欄干が聖遺物として復元されているそうです(ガイドブックより)。 -
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再び略図Gのあたりから眺めたFの天蓋の上のあたりの様子です。 -
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天蓋の左側の様子です。 -
そのうちの柱の部分の絵と
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奥のアーチの部分です。 -
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同様に天蓋の右側で -
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柱の部分と -
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アーチの部分です。 -
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略図BとAの間の北側の壁です。 -
このような絵があります。
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[98]
20時33分、見学を終えて外に出ました。出入口は同じです。 -
[99]
20時40分、ネフスキー通りまで戻りました。カザン大聖堂が見えています。 -
[100]
地下鉄とバスでホテルに戻ります。ネフスキー通りを歩き -
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老舗百貨店ゴスチーヌイ・ドヴォールに沿って -
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歩きました。 -
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20時46分、地下鉄の「ゴスチーヌイ・ドヴォール駅」に入りました。 -
[104]
路線番号の案内があります。これから乗ろうとしているのは3号線なので、間違いないことが確認できます。 -
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20時47分、改札機を通りました。 -
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スイカと同じ要領で、この黄色いセンサーにパドロージニクをかざすだけです。 -
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エスカレーターに乗って -
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ホームに下ります。 -
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20時50分、ホームにやってきました。明るく輝いた案内板が並んでいて、真ん中の部分には2号線がまっすぐの矢印とともに青地のサインで書かれています。両側は緑色で、それぞれの終点駅の名前がロシア語と英語で書かれています。色は「地球の歩き方」にある地下鉄路線図の色に対応しています。なお、持っていた「地球の歩き方」の路線図では「Primorskaya駅」が終点でしたが、そのような駅名は表示されていませんでした。 -
[110]
あらかじめ入れておいた「Yandex Metro」というアプリで見てみると、緑のラインの北側の終点は「Begovaya」となっていて、この名前は案内板にありました。ロシアでは地下鉄の駅が次々に建設されているようです。
ホームの両側は壁で覆われ、地下鉄が止まったときだけ扉が開くので、転落事故も飛び込みもありません。 -
[111]
地下鉄はすぐにやってきて、20時52分頃に乗りこみました。日本でもあるように、ドアの上には駅名が並んでおり、どこまで走ったかがランプで表示されています。 -
[112]
次の駅の名前は車内の電光掲示板にロシア語と英語で表示されました。車内アナウンスもロシア語と英語です。 -
[113]
20時59分、「Primorskaya駅」で地下鉄を降りました。 -
[114]
人の流れに沿って歩き -
[115]
エスカレーターに乗って -
[116]
上り、駅を出ました。
※プリモルスカヤ駅周辺の地図
https://goo.gl/maps/XMgRWtKiJEN2 -
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駅を出て西側のところに7番のバスが見えました。7番はホテルの前に行くことが分かっています。でも、信号待ちをしている間に発車してしまいました。昨日あいにくバス路線図を手に入れ損なってしまい、どこを何番のバスが走っているのかさっぱりわかりません。 -
[118]
そこで、日本の空港でレンタルしてきたWifiルータをオンにし、あらかじめ入れておいた「Yandex Transport」というアプリを起動してみました。バスの番号が地図上をうじゃうじゃ動きまわっていて、どこにどのバスがいるのか分かります。
なお、このアプリをダウンロードする際、このアプリは位置情報を送り続けるので注意というメッセージが出たので使用時のみ位置情報を許可としました。また、全く関係ない話ですが、ロシア旅行から帰国後に、普通の電波を使った通信が異常に遅くなり、このアプリのせいではないかと疑ってアンインストールしたのですが改善されず、iPhoneの店に行って見てもらったら、広告ブロックのアプリのVPNが働いているためだと分かり、それをやめたら正常に戻ったため、このアプリのせいではないことがわかりました。 -
[119]
上の部分にある「Search」をタップして目的地を指定しました。ウーバーの時と同様、地図上で指定できました。そして検索すると「K-162」という訳のわからないバスの番号が表示されました。でも地図の画面にそんな番号はないので「なんだこりゃ」と思っていると、目の前に「K-162」という表示のある小さなバスがやってきました。どうやら主な番号しか地図の画面には表示されないようです。 -
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文法的に正しいか怪しいロシア語で、入口に座っていた乗客に一か八か「идет до Прибалтийская? (プリバルチスカヤホテルに行きますか)」と尋ねてみると、意味は分かってもらえたようで「да(はい)」という答えが返ってきたので安心して乗りこみ、席につきました。そのうち隣の男性がつついてきて、運転手さんが呼んでいると教えてくれました。何だろうと思って立ちあがったところで気づきました。このバスにはパドロージニクの読み取り機がないため、そのまま席についてしまっていました。「Извините」と謝ってパドロージニクを差し出すと、運転手さんが自らハンディターミナルで読み取ってくれました。 -
[121]
現在地がアプリの地図上に表示されていて安心でした。 -
[122]
黄色く示されているメイン通りではなく裏道に回ったので心配でしたが、 -
[123]
ホテルの側面に曲がってきて、 -
[124]
21時22分、ホテルの入口近くのちょうどいいところで停車し、バスを降りました。やはり降車ボタンは見当たらず、バス停に必ず止まるようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/c7LxhBpuzzQ2 -
[125]
無事ホテルに帰りました。明日は早いので早めに寝ます。次はモスクワに向かいます。次の旅行記に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11422413
なお、旅行記の現在の目次はこちらです。
https://www2.hp-ez.com/hp/travelmasa/page23
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