2018/09/13 - 2018/09/13
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mas98765さん
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ツアーでロシアを訪れています。この日の午後はペテルゴフに行き、ピョートル大帝の夏の宮殿の下の公園(噴水庭園)を回りました。その後サンクトペテルブルクに戻り、イサク大聖堂の近くのレストランで夕食を食べました。この旅行記では、そうした話を書いていきます。
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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前の旅行記から続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11412813
ペテルゴフというところにあるピョートル大帝の夏の宮殿を訪れます。ただし、宮殿には入らず、庭園(「下の公園」といいます)を見ます。この庭園は、噴水がたくさんあることで有名です。なお、噴水は5月頃から9月頃までしかやっていないので、それ以外の期間は同じツアーでも違うところに行くようです。13時35分、昼食のレストランからバスに乗りこんで出発。 -
[2]
13時45分頃、エカテリーナ宮殿のあたりまで戻りました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/TRoWWkXQiPu -
[3]
13時51分、このような門が見えてきました(写真は車窓から撮ったためバスのフロントガラスか何かの文字が写りこんでいます)。「エジプト門」といいます。1829年にAdam Menelawsという人がエジプトの神殿からインスピレーションを得てデザインしました。ツァールスコエ・セローの入口に位置しています。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/Edp95UrDbwM2
(中央分離帯にエギペツキエ・ヴォロタと書かれているところです) -
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通りすぎた時、振り返って眺めました。ヒエログリフが表面に描かれていて本格的です。 -
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高速道路を走りました。このあたりの制限速度は時速110キロです。 -
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続いて一般道を走りました。 -
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14時32分、ペテルゴフ宮殿付近に到着し、駐車場でバスを降りて歩きました。土産物屋さんが並んでいました。ファストフード店もありました。
※ペテルゴフ宮殿周辺の地図
https://goo.gl/maps/QAYe2CfFuxB2 -
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例えばこのような店や -
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このような店があります。 -
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正面に見える建物に向かって歩いていきます。 -
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門があって、手前右手に地図がありました。赤丸が並んでいるところは禁止事項がイラストで描かれていたのですが、ピントがぼけてしまったので写真はありません。 -
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門の内側にも店があって、例えばこんなものが売られています。 -
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建物の前に来ました。建物というのは宮殿の一部分で、前方に細長く宮殿が延びています。 -
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左手にチケット売り場が並んでいます。 -
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正面に改札機があって -
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チケットをかざして入ります。ここもツアーなので団体入場となり、チケットは1人ずつもらえなかったので記念にできませんでした。ガイドさんにチケットをかざしてもらい、14時41分頃通過。 -
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入るとこんな感じで、右側には宮殿が続いていて -
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左側の前方を眺めると -
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噴水が並んでいます。右側に比べて左側が低くなっています。この高低差を利用して右側に貯めた水を左側に流し、細いノズルから噴射することで噴水が高く上がる仕組みです。人工的な動力を一切使っていないところが画期的です。こうした庭園のアイデアはピョートル大帝自身が考え、ピョートル大帝自身も工事に参加したと言われています。 -
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でもまずは左手前に折り返し、反対方向に進みました。 -
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写真撮影が失敗してしまいこれ以上修正できませんでしたが、14時47分にトイレに到着しました。広くて綺麗なトイレでした。 -
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14時54分頃、いよいよ噴水めぐりに出かけました。 -
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14時55分頃、このような噴水のところにやってきました(実際はこの位置の反対側からやってきました)。
なお、エカテリーナ宮殿ではガイドさんの説明をすっかり聞き流してしまった反省から、この庭園ではガイドさんの説明のキーワードを歩きスマホで打ち込んでいましたが、後からそれを見ても何のことかはっきり覚えておらず、結局ほとんど使い物になりませんでした。そこで、ペテルゴフ宮殿の公式サイトの英語の説明を参考にしながら説明を加えます。
※ペテルゴフ宮殿の公式サイト
https://en.peterhofmuseum.ru/
(左側の「PETERHOF」を選び「Fountains in the Lower Park」を選んで出てくるリストから該当の噴水の名前を選びます)
また、噴水の説明ページにある地図は分かりにくいので、噴水ごとにGoogleマップのリンクをつけます。
さて、この噴水は「Львиный каскад (リヴィニ・カスカド)」といって「ライオンの滝」という意味です。英語では「Lion Cascade」といいます。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/qHzfsWM79Uk -
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横から見たところです。 -
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列柱の両側に1頭ずつライオンの像があり、口から水が出ています。これがこの噴水の名前の由来です。初代の噴水はライオンが主役だったらしいのですが、壊れてしまったため解体され、噴水の名前はそのままにして、ライオンを列柱の両側に配置した噴水が新たにつくられました。なお、現在の噴水は2000年に復元されたものです。 -
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現在中心にあるのはこのような像です。横から見ると水をかぶって困っているように見えますが、それは目の錯覚で -
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真正面から見るとこのようになっていて、ヘリコン山(ギリシャにあります)の麓の水源の守護聖人であるAganippeの像です。 -
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噴水の前から通路の突き当たりを眺めると、赤い屋根の建物が見えます。 -
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これは「Hermitage」です。フランス語で「隠れ家」を意味するこの名前のついた建物は、当時珍しくありませんでした。エルミタージュ美術館の名前の由来もそうですし、エカテリーナ宮殿の庭園にもありました。「ライオンの噴水」は、このエルミタージュに合わせる形で造られたようです。
※Hermitage周辺の地図
https://goo.gl/maps/JmUSBMcr9Cq -
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Hermitageとは別の方向に歩いていくと -
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15時02分、このような噴水のところにやってきました。「Фонтан Ева (フォンタン・エヴァ)」といい「イヴの噴水」という意味です。英語では「Eve Fountain」といいます。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/e8kbXtzPNto -
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これは違う角度から見たところですが、噴水の中心にはイヴの像があります。公式サイトの説明によると、ピョートル大帝がヴェネツィアの彫刻家Giovanni Bonazzaに大理石像の作成を命じたところ、ドゥカーレ宮殿(ヴェネツィアにあります)にあったAntonio Rizzi の作品のレプリカをつくったのだそうです。イヴとセットで、後に訪れるアダム像もつくられました。人類の祖先であるアダムとイヴの像は、ロシア帝国の先祖であるピョートル大帝とエカテリーナ1世を暗示するものでもあるようです。噴水は像よりも後につくられました。
わたしの歩きスマホによるうろ覚えメモでは、ガイドさんの説明は少し違っていて、ピョートル大帝にプレゼントされた像の周りに噴水を造ったということだったように思います。それから第二次世界大戦では像を守るために地下に埋めたという話もあったかと思います。最古の噴水だということで、その点では公式サイトの説明とも一致しています。 -
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像は16本の水のジェットで囲まれています。 -
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また、噴水の周りにこのような建物があります。これは最近建てられたものでしょうが、18世紀に雨宿りの場所として噴水の周りにあずまやが建てられたようです。また、ガイドさんからは、ここが舞台になっていて劇やコンサート、あるいは着替えの場所だというような説明があったように思います。 -
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イヴの噴水を突っ切って反対側にまっすぐ歩きました。すると、前方に壺が並んだ場所が見えてきて、 -
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15時09分、運河にかかる橋のところにやってきました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/HeqdpEURHps
(斜め右上に走る運河と、フォンタン・エヴァから右下に延びる点線の交わったところです) -
[37]
反対側を眺めると、向こうにペテルゴフ宮殿が見えます。その手前で一際高く水を上げているのはサムソンの噴水で、後程近くで眺めます。 -
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運河の橋のところにある壺です。 -
[39]
更に道をまっすぐ進んでいくと -
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15時15分、このような噴水にやってきました。先ほどのイヴと対になっているアダムの噴水です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/8YGb2v4ehLs -
[41]
中心にはアダムの像があります。 -
[42]
アダムの噴水のところで方向転換して、北向きに進みました。 -
[43]
この公園ではリスを見かけました(写真がぼけてしまいました)。 -
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突き当たりは海でした。ここにはフィンランド湾が広がります。大抵のツアーではここで初めてフィンランド湾を見ることになり「向こうにフィンランドが見えるかも」と思ったりするでしょうが、フィンランドは見えません。それから、今回のツアーで泊まったホテルでは部屋からフィンランド湾が見えていました。 -
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海に向かって左側と -
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右側を眺めます(写真枚数節約のため真ん中の写真は割愛します)。さて、この位置で真ん中をよく見ると、 -
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トウモロコシのような形をした塔が建っています。「ラフタ・センター」といって、最近できたばかりのロシアで一番高い建物です(午前中バスの中でガイドさんが「トウモロコシ」と呼ばれているという話をしていたような、していないような)。高さは462mあります。ラフタというのは塔が建っている地区の名前です。当初はサンクトペテルブルクの中心に建設する予定だったらしいですが、世界遺産に登録されている歴史地区の景観を損なうということで反対運動があり、UNESCOからも勧告されてこの場所に移したようです。公式サイトによると2018年の10月に完成したばかりで、わたしが訪れた9月にはまだ完成していなかったことになります。1年以内にオープンするということで、サンクトペテルブルクの新たな観光名所となるはずです。
※公式サイト
http://lakhta.center/en/
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/M6YhGnYv7q12 -
[48]
このあたりに階段があって、海辺に降りることもできます。 -
[49]
海に向かって右手に少し歩いて行くと、このような像が立っていました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/LxhoqCKpDxk
(ブロンゾヴァヤ・スタトゥヤ(ブロンズ像の意味)と書かれているところです) -
[50]
三叉槍(トライデント)を持っているので、これはギリシャ神話のポセイドン(ローマ神話のネプチューン)ですね。 -
[51]
海に向かって右手に更に歩くと建物にぶつかるので、海の反対側に歩いて行くと -
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庭があります。ここにも噴水が見えます。 -
[53]
庭はきれいに手入れされ、花が咲いています。 -
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その一角に、このような場所がありました。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/t1xbVpZzryF2
(Fountains, benches crackersと書かれたところです) -
[55]
「どこかの石を踏むと噴水が上がってびしょ濡れになる」という設定のようですが、わたしたちのツアーはみなさん慎重派のようで、真ん中まで進み出る人はいませんでした。そのうち、誰かが足を一歩踏み入れただけで噴水が上がりました。 -
[56]
実は、ベンチの裏におじさんがいて、びしょ濡れになるタイミングで遠隔操作で噴水を出していました。 -
[57]
先ほどの建物の正面に回って見ると、こんな感じです。「モンプレジル」という建物です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/xhxFzKXPg2R2 -
[58]
ところ変わって15時31分、このような池の中に噴水がありました。「Фонтан Солнце (フォンタン・ソルンツェ)」といって「太陽の噴水」という意味です。英語では「Sun Fountain」といいます。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/uvLFoThKnSF2 -
[59]
放射状に飛び散る噴水があるだけでなく、その中心にヒマワリのような噴水があって、それが時計方向に回ります。この回転も水の力だけを利用しているそうです。
今回のツアーを予約してから見だしたNHKの「ロシアゴスキー」という語学番組があるのですが、10月からサンクトペテルブルクを舞台にした続編が始まり、先週ちょうどペテルゴフのこの噴水庭園のことをやっていました。今回ツアーで行かなかったところばかり取り上げられていましたが、別の場所に「お気に入りの噴水」というのがあって、カモが水面をくるくる回っている噴水ですが、その下側を覗くと、水の力で水車を垂直に回し、その回転をギヤで転換して上の部分を水平に回転させていました。この「太陽の噴水」も公式サイトの説明だと水車とギヤを使っているということなので、そういった仕組みで回転するのだと思います。 -
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噴水のデザインは凝っていて、放射状に噴水が飛んでいるところをよく見ると、イルカが口を開けています。 -
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「太陽の噴水」のあたりの歩道の様子です。きれいに整っていて、花が咲いています。 -
[62]
15時33分、このような像が立つ交差点にやってきました。この庭園を造った(そしてサンクトペテルブルクの町を造った)ピョートル大帝の像です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/7XkQkH28rN22
(フォンタン・ソルンツェとフォンタン・ドゥボクの間の道が十字に交わっているところです。ちなみにこの庭園内はGoogleのストリートビューに対応しているので、切り替えれば像の姿が見えます。) -
[63]
後ろ姿です。ピョートル大帝は海の方を向いています。 -
[64]
足元の裏側に穴があって、そこにコインを投げて入れるといいことがあると言われているらしいです。昨日夕食のレストランに向かう途中で見た猫のところもコインを投げる習慣があるということで、ロシアの人たちはコインを投げるゲームが好きなようですね。 -
[65]
15時35分、傍らのこのような噴水のところにやってきました。ロシア語では「Фонтан Дубок (フォンタン・ドゥボク)」といって「樫の木の噴水」という意味です。英語では「Oak Trick Fountain」といいます。作り物の「樫の木」の枝先から水が噴きだしています。周囲の「チューリップ」からも噴水が噴きだしています。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/UkZGjTQu4tn -
[66]
樫の木の噴水を挟んで、このようなベンチがあります。ここを歩くと、ベンチの裏側からたくさん水が飛んできてびしょ濡れになります。 -
ベンチの後ろの方にはいかにも怪しそうな隙間の開いた小屋があります。この中に人が隠れていて、噴水を操作しています。
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[68]
道に戻って南下します(海と反対方向に歩きます)。一見何の変哲もない道ですが、 -
[69]
両側にしかけがありそうです。ここは「Водяная дорога (ヴォジャナヤ・ダローガ)」といって「水の道」という意味です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/CLvHUdGmqCv
(左側にヴォジャナヤ・ダローガと書かれていますが実際は道路のところです) -
[70]
案内板があって、13時、14時、15時の3回、この道の両側から水が大量に噴きだします。現在15時40分なので、最終回も終わってしまいました。 -
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更に歩くと視界が開け、 -
[72]
道の両側にこのような噴水が見えます。ロシア語で「Римские фонтаны 」、英語で「Roman Foutains」、日本語で「ローマの噴水」です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/PggXEH9MBJK2
(下の「foutain Rome」の位置はずれていて上の「Roman fountains」の表記のある丸い広場が道路を挟んで線対称の位置にあります) -
[73]
進行方向(海の反対側に向かって)左手の噴水のところには「WC」のマークが書かれていて、トイレです。15時42分頃、ここでトイレ休憩となりました。 -
[74]
噴水は2段になっていて、それぞれが飾られています。上段には月桂冠があります。 -
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下段はガイドさんがネプチューンだと説明したように思います。公式サイトの説明では貝の飾りもあるようで、噴水の写真を拡大してみると上段と下段の間にありました。 -
[76]
こちらが進行方向右手のローマ噴水です。ローマ噴水は、バチカン(ローマ市内の独立国)のサンピエトロ大聖堂の前にある広場にある噴水に似ているため名づけられたようです。 -
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両側にローマの噴水が並んだところで正面を向くと、このようになっています。 -
[78]
15時51分頃集合して、先ほど正面に見えていたこのような噴水のところにやってきました。「Chessboard Cascade(チェスの滝)」です(公式サイトでは「Chessboard Hill Cascade」)。18世紀の半ばには既に黒と白のパターンで塗られていたことから、このような名前があります。過去に名前が変わっていて、もともとはピョートル大帝のアイデアにより、ロシアが攻略したスウェーデンの要塞の壊れた様子に似せてつくられ「廃墟の滝」というような名前だったようです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/WRZpkzEcd7q -
[79]
その後、一番上の穴の手前に翼のあるドラゴンがつくられ「ドラゴンの滝」という名前でも呼ばれました。自然のスロープを利用してつくられた滝で、ドラゴンが水を口から吐き出し、それが段を伝わって -
一番下の大きな穴のところに滝となって落ちるようになっています。
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両側には古代の神々の大理石像が並んでいます。 -
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斜めから見ると、こんな感じです。 -
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傍らに白黒写真がありました。第二次世界大戦に備え、大理石像は地中に埋められたようです。その後破壊された滝のチェスボードが復元され、大理石像は元に戻されたようです。 -
[84]
15時57分、温室宮殿(Большая Оранжерея ボリシャヤ・オランジェレヤ:「大温室」の意味)のところにやってきました。果物や野菜が栽培されていたようです。ホテルとしても利用されたようなことをガイドさんが言っていたような気がします。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/PkEYsBG3ymL2 -
[85]
花が咲いています。 -
[86]
この宮殿の手前に、このような噴水があります。「Фонтан Оранжерейный (フォンタン・オランジェレイニ)」といいます。公式サイトでは「Orangery Fountain "Triton"」となっており「トリトンの噴水」と呼べばいいでしょうか。噴水が高く上がっています。 -
[87]
噴水は、トリトンがこじ開けた海の怪物の口から上がっています。この噴水もピョートル大帝のアイデアでつくられました。トリトンはロシア海軍を表し、口を開けられた怪物はスウェーデン艦隊を表します。ピョートル大帝は、当時の強国スウェーデンに対する勝利がうれしくてたまらず、あちこちでアピールしています。 -
[88]
周囲には4匹のカメがいて、やはり水を噴きあげています。これらのカメはスウェーデンの同盟軍を表しています。 -
[89]
温室宮殿を改めて眺めます。アーチの形をしています。 -
[90]
またしばらく歩きました。 -
[91]
まだ早いですが、一部色づいた葉もありました。ロシアの秋は紅葉が美しく「黄金の秋」と呼ばれるそうです。 -
[92]
16時ちょうどに、クライマックスとなる宮殿の正面にやってきました。前方にいくつも噴水が見えています。近づくにつれて水しぶきが激しく飛んでくるようになり、カメラを服で覆いながら歩いたため、写真はありません。
今回の旅行では「ずっと雨」という直前の天気予報に反してこれまで傘を使わず、この後はずっと晴れました。でも、この場所に来た時初めて「身の危険」を感じ、傘をさそうかどうか迷いましたが、結局我慢しました。 -
[93]
雨宿りをする場所のような建物に入りましたが、それでも水しぶきが激しく飛んできました。 -
[94]
宮殿の前に一際高く上がっている噴水がありました。「Фонтан Самсон (フォンタン・サムソン)」といい、「Samson Fountain(サムソンの噴水)」のことです。晴れているとこの時間帯は正面に太陽があるため、こんな感じになってしまいます。 -
[95]
無理をして噴水の出所をよく見ると、先ほどの「トリトンの噴水」と同じようなつくりになっています。ここではキャラクターが少し違っていて「サムソンがライオンの口をこじ開けている」という設定ですが「ロシアがスウェーデンを打ち負かした」という同じ話を意味しています。 -
[96]
16時05分頃移動を開始し、サムソンの噴水の裏側に来ました。噴水が勢いよく上がっているのが分かります。高さは20mにもなるようです。 -
[97]
宮殿の前の階段を上ります。この部分のスロープに像が立ち並び、噴水があちこちで上がっています。「Большой каскад (ボリショイ・カスカド)」つまり「Grand Cascade(大滝)」です。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/qU2Vszdxzay -
[98]
階段を上りながらサムソンの噴水方面を振り返ります。 -
[99]
この像は土砂降りにあって困っているわけではありません。あちこちで噴水が噴きあがっているため、そのように見えるだけです。 -
[100]
更に上に上がります。 -
[101]
上の方まで上がりました。 -
[102]
手前に見える像はメドゥーサの首を持ったペルセウスですね。 -
[103]
16時09分、宮殿の前に上がりました。というより、わたしは途中で写真撮影に夢中になっていたため、ガイドさんがとっくにこの位置での説明を終えてしまっていました。 -
[104]
サムソンの噴水が勢いよく上がっていて、真ん中の辺りに虹が見えます。 -
[105]
少し離れて運河を見ます。 -
[106]
更に離れて全体を眺め、名残を惜しみます。 -
[107]
その左手の部分も写そうと思ったら、ガイドさんに続いてみなさんが立ち去ってしまいました。置いていかれては困るので先を急ぎます。 -
[108]
先ほどと同じ出入口のあたりにやってきて -
[109]
16時14分、出口から外に出ました。 -
[110]
最後にペテルゴフの地図の前で、今日通った経路についてガイドさんから説明を受けました。宮殿から見て右半分に噴水が集中しているので、大抵のツアーではそちらしか回らないようですが、今回は左半分も訪れたということでした。ガイドさんやその時の状況に応じて回る噴水が違うので「また来てください」ということでした。こら、そんなに度々来れるわけがないではないか。 -
[111]
バスに乗ってサンクトペテルブルクの中心に戻りました。17時22分、聖イサク大聖堂のあたりでバスを降り、歩いて近くのレストランに向かいました。 -
[112]
「コレソ」という名前のレストランです。
※周辺の地図
https://goo.gl/maps/Np8FQNEg4P62 -
[113]
メニューが掲げられていました(少しだけ写真を大きくのせますのでパソコンの場合はクリックで大きく見れます)。 -
[114]
車輪が入口の頭上にぶら下がっていました。 -
[115]
他のレストランもそうでしたが、ミネラルウオーターと紅茶またはコーヒーは無料でついてきました。 -
[116]
17時29分、サラダが出ました。 -
[117]
17時42分、今日のロシア料理「ペリメニ」が来ました。水餃子のようなものです。 -
[118]
ロシアの人はスメタナ(サワークリーム)をつけて食べるということで、試してみましたが、個人的にはそのまま食べた方が美味しく感じられました。というよう、餃子のタレとラー油が欲しかったです。 -
[119]
17時58分、デザートが出ました。 -
[120]
18時30分、外に出ました。たまたま駐車していた車を見て、ロシアでもドライブレコーダーが使われているのだと他の人と話しました。夕食の後、オプショナルツアーを申し込んだ人はバレエ(オペラかな)を見に行き、そうでない人はホテルに送ってもらいます。また、離団届に署名して「自己責任で行動します」と約束したわたしのような人は、ここで自由解散となります。
次は個人的に聖イサク大聖堂を見ます。
https://4travel.jp/travelogue/11417910
なお、最新の旅行記の目次はこちらです。
https://www2.hp-ez.com/hp/travelmasa/page23
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