2018/10/07 - 2018/10/10
10726位(同エリア32012件中)
jokaさん
二日目後半。
予想をはるかに上回る最高の縦走路だった東鎌尾根を歩き、岳人の憧れ、槍ヶ岳登頂を果たしたものの時刻はまだ10時半。まだまだ時間はあるので南岳まで行って大キレット見物へと出かけましょう。
槍ヶ岳から大喰岳、中岳、南岳という3000m峰四座を繋ぐこの稜線は日本屈指の天空トレイルで、実は計画段階で一番楽しみにしていたルートでもあります。
ではでは、いざ出陣!
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10時26分、槍の穂先から戻ってきました。
槍ヶ岳 自然・景勝地
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お腹ペコペコなので10時半開店のキッチン槍へ。
槍ヶ岳山荘 宿・ホテル
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メニューは意外に少なめ。
どれにしようかな♪ -
とりあえずおでんと生ビールを。
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かんぱ~い♪
山小屋ではあまり見かけることのない麻婆ナス丼に興味津々でしたが、隣の方が食べていたカレーライスがあまりに美味しそうだったので -
ドン!
山小屋でこれだけの具沢山はとても貴重。
べらぼーに旨かった♪
ご馳走様でした。 -
食後売店コーナーでお土産を物色。
が、小屋締めまであと一か月を切ったこの時期、品揃えはかなりさみしくなっていました。
もちろん、お目当ての手ぬぐいは全滅…… -
Tシャツもピンクの二枚を残すのみ。
品数豊富な7、8月にピンクを購入した人はこの光景を見て何を思うのでしょうか……
けっきょく昔(50年以上前)槍ヶ岳に登ったという会社の社長用に山バッジを購入しただけでした。
当時は現在のように梯子が無く、鎖だけだったとのこと。
わたしには無理だったでしょうね。 -
ビールを飲んでしまい、気分はすっかりお昼寝モード…
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が、それではあまりにもったいないので無理やり気持ちを奮い立たせてテントに戻り出かける準備をします。
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サコッシュに500mlのナルゲンボトル(水)と行動食、拳よりも小さく収納したペラペラジャケットを入れて出発。
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が、南斜面のテン場を下りたところでふと気づく。
「テント場の使用サイトを申告してない!」
せっかく下った道を登り返して小屋に戻りました。 -
受付のおねえさんに伝えるとこんな貫禄あるテント設営許可札をもらいました。
カッコいい!
ちなみにこのおねえさんは、今回の山行での“笑顔の素敵な山小屋のおねえさん”ランキング堂々の第2位!
どうでもいいですね…… -
あらためて奥穂高岳方面へ出発。
11時20分です。 -
南斜面に広がるテント場。
実数以上にたくさん張れそうに見えます。
満席になったらかなりの賑わいになりそうです。 -
荒涼とした大喰岳を目の前にするこの雰囲気もなかなか素晴らしい。
小屋が目に入らない分、より高山気分が味わえそうです。 -
テント場からググっと下げてのここから登り返し。
まだビールが残っていて、ちょっとふらふらしながら歩いています。 -
振り返るとこの景色。
槍ヶ岳山荘、なかなかすごい所に建てたもんです。 -
そろそろ大喰岳山頂付近のはずですが…
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キャンプ禁止の看板があるのも納得。のっぺり広がる大喰岳山頂付近はついテントを張りたくなるロケーションです。
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どこが山頂なのかさっぱりわかりません。
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というわけでけっきょく素通り。中岳を目指します。
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やっぱり目立つ常念岳。
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この槍ヶ岳から南岳へと続く稜線は、山登りを趣味とする人以外にはまったくと言っていいほど認知されていませんが、実は日本屈指の天空トレイル。
どこまでを一つの山とカウントするかで微妙に順位は変動しますが、先ほど通過した大喰岳(3101m)が日本第10位、これから向かう中岳(3084m)が第12位、その先の南岳(3033m)が第18位の標高を誇ります。
ちなみに槍ヶ岳(3180m)は第5位です。 -
梯子は苦手です。
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12時1分、中岳登頂。
中岳 自然・景勝地
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歩いてきた稜線を振り返る。
頭だけでも存在感抜群です。
殺生ヒュッテも見切れています。 -
これから向かう南岳方面。
その先の穂高連峰のごつさが際立っています。 -
ここで一旦思い切り下ります。
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こののっぺりとした感じがたまりません。
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もっと見晴らしのいい場所もカッコいい稜線もたくさんあるけれど、このだだっ広い岩ゴロ斜面がこのコースの雰囲気を一番よく表している気がします。
荒涼としていながら穏やか。
手前の平らな石の上では男性がお昼寝中。 -
槍ヶ岳以南のこの3000m超のトレイルは完全な森林限界で行けども行けども岩だらけの世界。
他ではなかなか体験できない贅沢なルートです。 -
中央の槍ヶ岳~大喰岳~左端の中岳、と歩いてきた稜線が一目で見渡せます。
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ホールドはしっかりしているものの左側がずっと下まで切れ落ちているので、高所恐怖症のわたしにはけっこう怖い場所でした。
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荒涼とした道を行く。
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12時38分、天狗原稜線分岐。
帰りはこのまま来た道を戻るか、ここで天狗原に降りてグリーンバンド経由で戻るか迷っています。 -
最後のピーク、南岳はすぐそこ。
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もう少し。
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12時49分、南岳山頂(3033m)通過。
南岳 自然・景勝地
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小屋とその先に続く穂高連峰が見えてきました。
ガスが上がってきてます… -
12時54分、南岳小屋に着きました。
南岳小屋 宿・ホテル
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久々にペプシコーラを飲みました。
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さて、大キレット見物に行きましょう。
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目の前のごつい岩が大キレットの展望台、獅子鼻岩です。
ちょっとした岩場を通って向かいます。 -
到着!
が、ガスってますね…
30分遅かったか……大キレット 自然・景勝地
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足元の激下りが大キレットのスタート地点。
出足からそれなりの高度感があります。 -
時間が経つにつれてガスがどんどん上がってきました。
これはこれで迫力ある風景だけど、せっかくならクリアな姿も見ておきたかったな。 -
南岳小屋に戻ります。
こちら側までガスってきてる… -
南岳小屋の大キレットコース案内。
高度感にさえ耐えられれば何とかなるような気がしないでもない気がしてきた。
いつか、ひょっとしたらひょっとするかもしれません… -
これから帰るかもしれないコース。
コースタイムで4時間40分。
実際には3時間程度で行けるだろうから槍ヶ岳山荘にも16時前後には着けると思うけど、ガスってたら意味ないし。
どうしようかな?
13時10分、南岳小屋を出発。 -
う~ん、やっぱりピストンかな。
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できればガスに先行したいところですが、ピストンを選択したためあまり急いでも時間が余り過ぎてしまう。
まあ、のんびりと行きましょう。 -
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西側からの激しい侵攻を3000m級の稜線が食い止めてます。
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14時1分、中岳まで戻ってきました。
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躍動感が半端ない!
まるで生きているかのようです。
手を伸ばせば触れそう。 -
やっとガスを振り切れました。
これだったら天狗原経由で帰ってもよかったかも… -
ここの下りで久々に人とすれ違いました。
ガスがひどくなければこれから大キレットに向かうとのこと。
ここからだと早くても取り付きは15時前後。明るいうちに大キレットを通過するのは難しいはずですが、二度目の挑戦とのことで本人は涼しい顔でした。
凄いな… -
けっきょくこの槍ヶ岳~南岳の往復の間に見かけたのは全部で20名弱でした。
人混み嫌いなわたしには天国のようなコースです。 -
大喰岳山頂付近。
またもや山頂を見つけられずにそのまま下りようかと思っていたところ、ふと振り向くとずいぶん後方にそれらしき場所を発見!
危うくまた行き過ぎるところでした。 -
14時31分、大喰岳山頂(3101m)。
この方が座っていなければ気付かなかった可能性大です。
ポップな字体の山頂標識がラブリー♪大喰岳 自然・景勝地
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いざ、槍ヶ岳山荘へ帰還しましょう。
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テント場が見えてきました。
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けっこう賑わってます。
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最後の急斜面。
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すでに7割がた埋まっています。
目の前には先ほどまでいた大喰岳が。 -
14時53分、槍ヶ岳山荘に戻ってきました。
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小屋前のテラスで乾杯♪
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穂先はまだまだ賑わっています。
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中央右側のオレンジ(とネイビー)のテントがマイホーム。
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日が傾いて山荘の陰に入ると、テラスもかなり冷え込みます。
それでも16時半頃まで、本読んだり景色眺めたりして過ごしました。 -
16時55分、ほぼ一番乗りで夕食へ。
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槍ヶ岳山荘の定番夕食メニューはハンバーグ。おかずの味も分量も山小屋基準でごくごく普通。
昼に食べた槍カレーが美味しかっただけにちょっぴり期待外れです。
それでも10時半過ぎにカレーを食べて以来行動食しか口にしていなかったため、ご飯は三杯いただきましたが… -
10分で食事を終えてフロント前へ。
明日もいい天気のようです。
玄関前には『本日テント場満席になりました』の看板が。
明日は平日だというのにさすがの人気ぶりです。 -
予約してあったお弁当を受け取りました。
ずいぶん立派な袋に入っています。さすが!
しかもお茶付きです。
これは期待できますね。 -
小屋の外へ出ると東の空が赤く染まり始めていました。
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西に目を向けるともう少しで日の入りの様子。
時計を見ると17時20分。
ちなみにこの日の槍ヶ岳での日没は17時34分です。 -
夕陽が地平線にかかる直前、ひときわ明るく輝いた瞬間です。
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ゆっくりと沈み始めました。
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残念ながら槍ヶ岳は赤く染まらず。
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すでに半分沈んでいます。
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本体は見えなくなりましたが、まだこれだけ明るい。
実はこのとき17時31分。計算上は日没前です。
太陽は雲の向こうに姿を消しただけで、まだ地平線上にあります。 -
雲の配置がアート作品のよう。
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写メでは伝えきれない素晴らしい色合いでした♪
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17時35分、ほんとの日没直後。
いいもの見させていただきました。
感謝、感謝です。 -
テントに戻りました。
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暮れなずむ槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘。
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テントを出て、もう一度小屋近くへお散歩。
18時前になっても西の空には薄っすらと明かりが残っていました。 -
南斜面のテント村は大盛況。
巨大な大喰岳を眼前にしながらの一夜も悪くないですね。 -
対する北斜面のテント場はサイト数が圧倒的に少ないので、南斜面を見た後では少し寂しくみえます。
中央のオレンジがマイテント。 -
時刻は18時ちょうど。この数分後、完全に暗くなりました。
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本を読んだあと、19時前には就寝。
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旅行記グループ
2018年10月表銀座
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