2018/10/07 - 2018/10/10
13683位(同エリア31901件中)
jokaさん
3日目
本日は槍ヶ岳山荘のテント場から西鎌尾根を下りて双六小屋で幕営。
それから昨年の北アルプス縦走時に二度もチャンスがありながら、二度とも楽な巻道コースを選んでしまい登れなかった双六岳と三俣蓮華岳を目指す予定です。
余裕があればこれまた昨年行きそびれた鷲羽池まで足を延ばすのもありかも。
あと三俣山荘のオムライスも忘れずに!
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本日も特に急ぐ必要がないので4時15分に起床。
昨日夕食後に受け取った弁当で朝食。 -
ひとかたまりの巨大なおこわが入っていました。
味良し、腹もち良しのなかなか優秀な山小屋弁当ですが、欲を言うならもう一品あるとベター。 -
5時過ぎには穂先へ登るヘッドライトがちらほらと。
槍ヶ岳 自然・景勝地
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食後、テントの中でスマホの自撮り画面を見ながらコンタクトと格闘すること20分あまり。なんとか装着に成功しました。
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5時37分、テント撤収完了。
日の出まであと4分です。 -
ザックを担いで小屋前に移動して日の出を待ちます。
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が、日の出予定時刻を過ぎてもまだ太陽は顔を出さず。
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5時48分、やっと雲の彼方からご来光です。
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小屋前からだと槍ヶ岳は逆行気味でほぼシルエットだけになります。
赤く染まる姿が見たいなら、ヒュッテ大槍辺りから眺めるのがベストかもしれません。 -
熱球のような日の出でした。
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小屋にも朝陽が燦燦と。
槍ヶ岳山荘 宿・ホテル
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これから向かう西鎌尾根方面。
槍ヶ岳から南岳に至る巨大な稜線の陰になった部分の先にはしっかりと朝陽が降り注いでいます。 -
6時5分、槍ヶ岳山荘をあとにします。
陰の中を進むのでけっこう寒い。 -
6時34分、千丈乗越着。
振り返ると大槍(右)と小槍(左)の共演。
小槍の存在感が凄い! -
西鎌尾根は東鎌尾根に比べるとアップダウンの少ない穏やかな道ですが、とにかく足元がずーーーっとザレていて滑りやすいのでとても神経を遣います。
東鎌尾根の豪快な登り下りの方がわたしには向いているかな。 -
ただアップダウンが少ないので、これから進む尾根が遠くまで見渡せるという利点はありますね。
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日光ゾーンまであと少し。
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槍ヶ岳もだいぶ遠ざかりました。
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ここも傾斜自体はなんてことないのですが、とにかくズルズル滑るので慎重に慎重に。
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7時7分、やっと光の中に。
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振り向くと槍の肩から太陽が顔をのぞかせていました。
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右手前に鷲羽岳、その奥に水晶岳が見えています。
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本日も素晴らしい天気に恵まれました。
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7時29分、左俣乗越。
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左俣岳への登り返し。
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硫黄ノ頭。
左に見える頭の平らな樅沢岳西峰を下ったところに本日の幕営予定地、双六小屋があります。 -
8時4分、硫黄乗越通過。
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槍ヶ岳から南に伸びる稜線。
真ん中あたりの大きくえぐれた大キレット手前まで昨日は往復しました。
その右には北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳からジャンダルムを経て西穂高岳。
前穂は奥穂の陰に隠れて見えませんね。 -
最後のひと踏ん張り。
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振り向けば歩いてきた西鎌尾根が一望のもとに。
ほんの2時間半前まであのとんがりの肩にいたとは信じられません。 -
8時35分、樅沢岳(2755m)山頂。なぜか山頂標識は1m低い…
標識のてっぺんの右側が三俣蓮華岳。グッと下ると三俣山荘の赤い屋根が見えます。そこから登り返して画面右端が鷲羽岳です。
三俣山荘の向こうには雲ノ平の生みの親、祖父岳が、さらにその奥には憧れの薬師岳がそびえています。樅沢岳 自然・景勝地
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あとはここを下るだけ。
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見えてきました。
小屋の左に広がる広大なスペースがテント場です。
さすがにこの時間ではまだガラガラの様子。 -
8時55分、双六小屋に着きました。
前半のザレザレ道で時間をかけ過ぎてしまったため、予定より遅めの到着です。双六小屋 宿・ホテル
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まずは受付でテント場の申し込み。
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なかなか気が利いてます。
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これだけのカラーバリエーションは珍しい。
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ついでに早めの昼食タイム。
昨年の北アルプス縦走では行きと帰りの二回立ち寄り(行きは昼食のみ、帰りはテント泊)カルビ丼と五目ラーメンを食べているので、それ以外のものを試してみよう。
散々迷った挙句、ビールはやめておきました。
オトナだね!えらいっ!! -
山菜うどんです。
美味しくいただきました。 -
本日は三連休最終日。
この三連休で営業終了の小屋も多く、また営業を続ける小屋も規模を縮小しながらになります。
ここ双六小屋でも、小屋前で本日下山するスタッフ(女の子三人)が小屋主らしき方と別れを惜しんでいました。 -
テント場はまだガラガラで場所も選び放題。
小屋からあまり離れていない所にサクッと設営。 -
本日も上天気なのでシュラフを干したままでサコッシュ下げて出発。
サコッシュの中身は昨日と同じく500mlのナルゲンボトル(水)、行動食少々、拳大に収納したペラペラジャケットです。 -
9時55分、双六小屋裏から伸びる登山道へ。
画面右上へと登っていきます。 -
写メではわかりづらいですがかなりの急斜面。
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巻道との分岐点。
昨年の北アルプス縦走の際には巻道コースを選択しました。
今回はもちろん双六岳方面へと向かいます。 -
北鎌尾根~槍ヶ岳~穂高連峰に至る稜線がばっちり。
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と、こんな晴天にもかかわらず雷鳥出現!
快晴続きなので今回は会えないだろうと思ってました。 -
しばらく道を先導してくれたあとハイマツの茂みに消えていきました。
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急斜面を登り切ると山上とは思えないほどの平坦地が現れました。
笠ヶ岳の頭がのぞいています。
おにぎりのような特徴ある山容で北アルプス南部のどこにいても目に付く山です。 -
Road to 双六岳
2800mを超えているとは思えないほど穏やかな稜線。
素晴らしい♪ -
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山頂直前、ほんの少しだけ傾斜が急になります。
それでもなお穏やか。 -
10時38分、双六岳山頂(2860m)
双六岳 自然・景勝地
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これから進む道。
稜線を辿り目の前のピークのすぐ右奥にちょこっと見えているのが三俣蓮華岳。
いったん下って登り返した白い大きなピークが鷲羽岳。鞍部にある三俣山荘は稜線の陰になって見えません。
鷲羽岳の右奥には裏銀座の雄、野口五郎岳。左に進めば画面中央辺りに一際高い水晶岳。その左奥には立山と剱岳が小さく出ています。 -
今回の旅のテーマである槍ヶ岳をバックに。
滞在5分ほどで山頂をあとにしました。 -
10時53分、中道稜線分岐。
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振り返ると中道を登ってくる二人連れが。
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前方には黒部五郎岳(画面左端)から薬師岳(画面右端)に至る尾根道。
昨年薬師岳手前の薬師峠キャンプ場まで歩いたルートです。後半シャリバテでヘロヘロになった苦い思い出があります。 -
丸山への登り。
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なかなかの急登です。
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笠ヶ岳へと続く稜線。
パッと見では槍ヶ岳と間違えそうです。 -
こちらが槍ヶ岳方面。
本日歩いてきた道のりを振り返る。 -
山頂までもう少し。
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11時28分、三俣蓮華岳山頂(2841m)
三俣蓮華岳 自然・景勝地
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標識の先には黒部五郎岳。
いい山だったな~♪
機会があれば今度は逆向きに歩いてみたいルートです。 -
画面左には薬師岳の巨大な山容。その右の雲に巻かれているのが大日岳で、さらに右の山頂の平らな山が奥大日岳です。剱岳と大汝山がその右隣りに小さく見えます。
右手前のピークは雲ノ平のボス祖父岳。画面右手で一番高いのが水晶岳で、その稜線を左に進んだ先にある白い山が赤牛岳。
水晶岳から赤牛岳を経て黒部ダムへと至るルートは読売新道と呼ばれ、登りで使った場合、コースタイムで10時間近く山小屋もエスケープルートもない過酷な道として知られています。
昨日計画を変更して進むかどうか迷ったルートです。
これだけの上天気なら行けばよかったかな…… -
広い三俣蓮華岳山頂には標識がたくさん。
というのも、名前からもわかるようにここは富山、長野、岐阜三県の県境なので、それぞれの県が立てているんだと思います。三俣蓮華岳 自然・景勝地
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ざれっざれの急斜面を下ります。
コースタイム5分前後の短い距離ですが、去年は下から見上げて気力が萎えて断念しました。
そのくらい急なうえに滑りやすい道です。 -
あっという間に巻道コースとの合流点に下りてきました。
ここから見上げるとやっぱりどえらい登りだなあ… -
双六岳、三俣蓮華岳を登り、昨年の忘れ物は回収できたのでここで引き返してもいいのですが、せっかくなので三俣山荘まで足を延ばすことにしました。
オムライス♪オムライス♪ -
この風景、懐かしい…
“I’m home!” -
これまで経験した中でも指折りの雰囲気のいいテント場です。
いつかまた張れる日が来るといいな。 -
まだまだ空いています。
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ハイマツのアーチを1、2分くぐっていくと
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布団干しの真っ最中。
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12時4分、三俣山荘到着です。
三俣山荘 宿・ホテル
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ここの二階にある展望食堂は、わたしが最も好きな山小屋の食堂です。
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見よ!この素晴らしきメニューの数々を!!
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展望食堂前からの眺め。
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あちゃ~、オムライス売り切れだ…
今年の新メニュージビエもみじ丼も……
が、“カツトッピング200円”の文字で途端に元気回復。
これだけ山奥の小屋食で、しかもランチメニューで揚げ物とはなんたる贅沢!
去年はメニューになかった気がします。 -
注文を済ませて待ちに待った乾杯♪
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食堂には客はわたし一人だけ。
あとの二人は、小屋に長期滞在しているアジアからの研究者らしき人と未来の三代目小屋主候補さん。
三代目さん曰く「ゼリーと卵焼きが得意なの♪」だとか。
お母さんの素晴らしい味を引き継ぎ、小屋の厨房を守る準備は着々と進んでいるようで安心しました。 -
そんなこんなでカツカレーの出来上がり!
200円でこのトッピングは安すぎでしょ。らっきょまでついてるし。
味はもちろん文句なし!
展望食堂最高です♪ -
会社の同僚であり山仲間でもあるNさんのお土産に、小屋オリジナルブレンドのコーヒーを買いました。
コーヒーサイフォンのあるカウンターからは北鎌尾根を従える槍ヶ岳が一望です。 -
食後のティータイム。
お茶はこだわりの茶葉から淹れ、3分蒸らす本格派。
ケーキはモンブランを選択。
お茶を飲んでいると小屋の賄い時間となり、スタッフ全員で大盛パスタを食べていました。その際、小屋のスタッフがしみじみと口にした「今日はほんとに天国みたいな一日だね…」という一言がなぜか心に響きました。 -
大満足……
けっきょく40分ほど食堂で過ごしました。
ふだん3分で食べ終えて席を立つわたしにしては異例の長さです。 -
食後、一階受付前の掲示板で明日の天気などを確認。
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満喫しました。
本当にいい小屋だと思います。 -
北鎌尾根と布団畑
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小屋に着くまでは鷲羽岳往復&鷲羽池往復もありかな、と思っていましたが、今回の旅のテーマの一つである“ゆったり、のんびり”を思い出して踏みとどまりました。
これだけの天気に恵まれるのも珍しいので、「やっぱり行っておけば…」とも思うけれど、展望食堂を満喫できたので良しとしよう。
12時50分、三俣山荘をあとにします。 -
ビールで足取りが重い。というか昼寝したい…
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必ずまた来るよ!
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立ちはだかる三俣蓮華岳。
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稜線コースをピストンすることも考えたけれど、睡魔に負けて巻道コースを戻ることにしました。
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雄大なカール地形の中を歩いて行きます。
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ここで鷲羽岳ともさようなら。
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前回も苦しめられた激登り。
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稜線コースとの合流点まで戻ってきました。
双六小屋近辺でスマホの電波が届くのはこの合流点付近のみ。
知り合いにメール打ったり、会社に電話したりしました。
さっきまで無風・カンカン照りだったのに、立ち止まった瞬間陽が陰って冷たい風が吹きつけてきます。半袖姿だったのでガタガタ震えながら電波を探してウロウロ。
本気で風邪をひくかと思いました。
けっきょくトータル20分ほど費やしました。 -
ようやく用事を終えて、体を温めるためにも飛ばし気味で下り始めます。
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が、動き始めた途端、風が止み、太陽が再び顔をのぞかせました。
まあ、こんなもんです… -
14時54分、双六小屋に帰還。
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テントは多少増えてるかな?
それでも15張程度。
シュラフに入って本を読んでたらいつの間にかウトウト。 -
17時前に目を覚ますとけっこうな風の音。
念のためアンカー用の石をサイズアップしてみました。 -
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小屋に移動して夕食。
なんと双六小屋では20時まで軽食の注文が可能。14時前後で終了する小屋が大半なことを考えると破格のサービスです。
予約していなくても思い立った時いつでも食事ができるというのはとても助かります。 -
食事できるなら外のベンチで寒さ我慢するくらいなんでもないさ、と思ってたら、小屋のおねえさんが「中で食べますか。外にしますか」と。
おおっ!玄関の片隅にイートインスペースがあるじゃないか!
知らなかった…
一つは二人掛け、もう一つに至っては下駄箱がカウンター代わりという極小スペースだけど、存在するだけでありがたい。 -
去年の北アルプス縦走時、夕暮れの外ベンチで異様な寒気と震えに耐えながら五目ラーメンを食べる際、ここの存在を知っていたら……
今思えばあの時の身体の芯からの止めようのないおこりは、10月の白馬岳を小雨と強風の中、半袖&ハーフ丈のパンツで登り続けて低体温症一歩手前に陥った時とおんなじだったような気がします。
けっこうなピンチでした… -
今年も双六小屋の夕食は五目ラーメンです。
メニュー(特にドリンク類)の豊富さと営業時間の長さが最高の双六小屋ですが、食事の味に関しては全般的にもうひと頑張りできるのではないかと秘かに思っています…… -
食事を終えてテント場に戻るとちょうど日の入りの時間帯。遠くの空が薄っすらと赤らんでいました。
双六小屋は東西を山に挟まれているため、きれいな日の出や日没を観るにはどちらかの山頂方面に登る必要があります。 -
少しウイスキーを飲んであと、18時半頃就寝…
のはずが、まったく眠れない!
昨年あたりから山で寝付けなくなってしまい、睡眠導入剤を服用するようになりました。
とはいえ毎度毎度というのもなにかしらに負けてるようで気分が悪いので、今日は思い切って飲まずに横になっているのです。 -
が、1、2分ウトウトすることはあってもそこ止まり。
天井見る→右の壁見る→左の壁見る→天井見る→…という不毛な動作を繰り返すうちに0時を過ぎてしまいました。
早めに見切りをつけて眠剤を飲んでしまえばよかったのですが、今となってはもはや手遅れ。
これから服用すると寝過ごす可能性があるので、ほぼ一睡もしないまま朝を迎えることとなりました……
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