2018/08/06 - 2018/08/06
213位(同エリア2856件中)
+mo2さん
アムステルダム国立美術館の旅行記(コレクションの紹介)第6弾の静物画などです。オランダ黄金時代に、静物画は織物などの質感や写実的な光の効果を詳細に描きだす、画家にとって自身の技量を存分に見せつけることができるジャンルでした。ヘダ・ウィレム・クラースやピーテル・クラースの静物画やバルタザール・ファン・デル・アストの花を中心に描く静物画など。素晴らしい作品が続きます。
※HPから作品名等検索しましたが詳細不明なものもあります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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ヘダ・ウィレム・クラース「鍍金した酒杯のある静物」1635年
17世紀オランダ絵画黄金期におけるモノクローム・バンケッチェ(モノクローム風の晩餐図)の最大の画家のひとりヘダ・ウィレム・クラースの代表作。 -
「鍍金した酒杯のある静物」(部分拡大)
机に敷かれた白地の布(ナプキン)の上に置かれるワインが入るグラス、倒れるグラス、水差し、銀・鍍金器、皮が剥かれたレモンなどが極めて高度な技術により、非常に緻密で写実的に描かれています。 -
ピーテル・クラース「七面鳥のパイのある静物」1627年
ウィレム・クラース・ヘダと共にハールレムで活動した画家。両者とも朝食図で知られていますが、ピーテル・クラースの初期の作品は非常に色彩豊かです。 -
ピーテル・クラース「Vanitas Still Life with the Spinario」1628年
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ウィレム・カルフ「銀の水差しの静物中」1656年
ウィレム・カルフはオランダの静物画画家。ロッテルダム出身ですがドルトレヒトで修業後、パリへ行きその後豪華な静物画を描くようになりアムステルダムで活躍しています。 -
ヤン・ダヴィス・デ・へーム「果物と花のある静物」1660-70年
ヤン・ダヴィス・デ・ヘームは、17世紀のオランダで活躍した画家。
豊かな色彩と精密さが際立つ静物画で知られています。 -
アドリアーン・コールテ「アスパラガスのある静物」1697年
アドリアーン・コールテはオランダの画家。比較的小さな静物画で知られています。 -
アドリアーン・コールテ
(上)「Three Peaches on a Stone Plinth」1705年
(下)「A Sprig of Gooseberries on a Stone Plinth」1699年 -
アドリアーン・コールテ「Shells on a Stone Plinth」1698年
コールテの生涯についてはほとんど情報はありませんが、ミデルブルフで1683年頃から1707年頃まで活躍したことが記録に残っています。60点あまりの作品が現存しており、マウリッツハイス美術館にも数点ありました。 -
ヤン・アセリン「威嚇する白鳥」
アセリンの代表作のひとつ。巣を守ろうとする白鳥を描いているが、この作品はオランダ独立のシンボルとなりました。 -
メルヒオール・ドンデクーテル「The Raven Robbed of the Feathers He Wore to Adorn Himself 」1671年
メルヒオール・ ドンデクーテル(Melchior d'Hondecoeter)は、祖父も父も風景画や動物画を描いた画家ですが、彼自身は狩猟や獲物などを配した狩猟静物画、風景を背景とする鳥類の絵など特定の主題だけに取り組み続けています。 -
メルヒオール・ドンデクーテル
(左)「A Hunter’s Bag near a Tree Stump with a Magpie, Known as ‘The Contemplative Magpie’」1678年頃
(右)「A Hunter’s Bag on a Terrace」1678年頃 -
メルヒオール・ドンデクーテル「水辺のペリカンと様々な鳥たち」1680年
通称「浮かぶ羽」 -
ヤン・ヴェーニクス「Hunting and Fruit Still Life next to a Garden Vase, with a Monkey, Dog and two Doves」1714年
ヤン・ヴェーニクス(Jan Weenix)は画家ヤン・ハプティスト・ヴェーニクスの子として生まれています。またメルヒオール・ドンデクーテルは従兄弟にあたります。 -
(左)Jan Davidsz. de Heem「Vivat Oraenge」1667-72年頃
(右)Jan de Baen (作と伝わる)「The Corpses of the De Witt Brothers」1672-75年頃 -
アドリアーン・ファン・ユトレヒト「静物」1644年
アントワープ出身の画家アドリアーン・ファン・ユトレヒトの代表作。 -
ヤン・ブリューゲル(子)「Still Life with Flowers in a Glass」1625-30年頃
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バルタザール・ファン・デル・アスト「果実と花」1620-21年
バルタザール・ファン・デル・アスト(Balthasar van der Ast)は、静物画で知られているオランダの画家。 -
バルタザール・ファン・デル・アスト「花のある静物」1625-30年
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Jacob Marrel「Still Life with a Vase of Flowers and a Dead Frog」1634年
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Jan van Mekeren (attributed to)「Cabinet」1695-1710年頃
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「Four-poster bed」1715-20 年頃
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ヘンドリック・アーフェルカンプ「スケートをする人がいる冬景色」1608年頃
17世紀オランダ画派最初の風景画家の一人であるアーフェルカンプは、冬のオランダの風景画を得意としています。 -
ヘンドリック・アーフェルカンプ「Enjoying the Ice near a Town」1620年頃
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(左) Het Jonge Moriaanshooft (の作と伝えられる)「Pair of vases」1685-90年頃
(右)「Lidded jar」1670-85年頃
オランダのデルフトおよびその近辺で、16世紀から生産されている陶器 -
Het Moriaanshooft「Two dishes」1685-90年頃
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(左) De Metaale Pot「Cooler with two bottles」1695-1715年頃
(右) De Metaale Pot「Pair of garden vases」1691-1724年頃 -
(左)De Metaale Pot (の作と伝えられる)「Decorative object」1680-90年頃
(中央)「ヴァイオリン」1705-10年頃
見事なデルフト陶器 -
De Metaale Pot (の作と伝えられる)「花の塔」1692-1700年頃他
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中国や日本の伊万里などから影響を受けた東洋的なデザインです。
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Artus Quellinus「グレイハウンド犬」1657年
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