2018/08/06 - 2018/08/06
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+mo2さん
アムステルダム国立美術館の2Fの17世紀のコレクションを集めた名誉の間に入ります。ここにはフェルメール、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホなどのオランダ絵画の傑作が並んでいます。
アムステルダム国立美術館【4】では、フェルメール、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホ、ハブリエル・メツーなどオランダ黄金期の風俗画など紹介します。
※HPから作品名等検索しましたが詳細不明なものもあります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
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ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」1658-60年頃
フェルメールの作品を4点所蔵するアムステルダム国立美術館は、この作品のことを「疑問の余地なく当美術館でもっとも魅力的な作品の一つ」としており「デルフトの眺望」「真珠の耳飾の少女」とともに、フェルメールのもっとも著名な作品の一つ。この秋、東京・上野の森美術館で開催される「フェルメール展」で来日中ですが、オランダで一足先に見ることができました。 -
ヨハネス・フェルメール「小路」1657 -58年頃
フェルメールの2点しか現存しない風景画のうちの1つ。 -
ヨハネス・フェルメール「恋文」1669-70年頃
この作品は、ブリュッセルにおける展覧会に貸し出し中の1971年9月24日に盗難に遭っています。2週間後に発見されましたが、盗難の際に木枠からカンバスをナイフで切り出して丸めて持ち歩いたため、周辺部の絵具が剥離してしまい、作品は深刻なダメージを蒙ったそうです。 -
ピーテル・デ・ホーホ「人の居る裏庭」1663-65年頃
ピーテル・デ・ホーホはヨハネス・フェルメールとほぼ同時代を同じデルフトで過ごし、フェルメールの作品にも影響を与えていることでも知られています。 -
ピーテル・デ・ホーホ「Man Handing a Letter to a Woman in the Entrance Hall of a House」1670年
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ピーテル・デ・ホーホ「リネンチェストのそばに立つ婦人たちのいる室内」1663年
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クヴィリング・ファン・ブレーケレンカム「仕立て屋の仕事場」1661年
レイデンの画家クヴィリング・ファン・ブレーケレンカムが描く人物は仕事中であることが多いそうです。 -
コルネーリス・ビスホップ「リンゴの皮を剥く娘」1667年
コルネーリス・ビスホップは、多才な画家で風俗画のほか、多くの歴史画や肖像画も描いていますが、本作はビスホップの風俗画のなかでも最も優れた出来栄えとされてきた作品です。
2007年の「アムステルダム国立美術館所蔵フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」(国立新美術館)や2016年の「フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」(森アーツセンターギャラリー)でも見た作品です。 -
ヤン・ステーン「自画像」1670年
ヤン・ステーンは、17世紀のバロック期に活躍したオランダ、ライデン生まれの画家。静物画、肖像画、歴史画、宗教画など様々なジャンルの作品を800ほど制作していますが、特に有名なのは農民を描いた風俗画で、酔っ払った人々の乱痴気騒ぎ、結婚式、ピクニック、意地悪をされて泣く子供の姿などをユーモラスに描いています。 -
ヤン・ステーン「Adolf and Catharina Croeser, 通称(デルフトの市長とその娘 )」1655年
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ヤン・ステーン「パン屋のアレント・オストワードと彼の妻カタリーナ・ケイザーワード」1658年
焼きたてのパンもって見せている夫婦とそれ後ろで見ている息子が描かれています。 -
ヤン・ステーン「オレンジ公の日」1660 - 1679年
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ヤン・ステーン「猫にダンスを教える子供」1660-79年
子供たちが、猫にショームという管楽器の音楽に合わせて踊ることを教えていますが、いう事を聞くわけがありません。嫌がる猫と周りで吠える犬が描かれています。 -
ヤン・ステーン「鸚鵡に餌をやる女、バックギャモンに興じる二人の男およびその他の人物のいる室内、通称(鸚鵡の鳥籠)」1665-68年頃
一見するとオランダの上流市民の日常を描いているように見えますが、それぞれの行為に寓意があるようです。 -
ヤン・ステーン「酔っぱらった男と女」1663-65年頃
いかがわしげな宿屋の一室で酩酊する一組の男女。宿屋の女将が衝立にかけてある男のマントを持ち去ろうとしています。 -
ヤン・ステーン「恋煩い(病気の婦人)」1663-66年頃
恋煩いに苦しむ若い娘と、それを診断する医師が描かれていますが、ステーンは本作以外にもアルテ・ピナコテーク所蔵の作品やマウリッツハイス美術館の作品など本主題の作品を数点残しています。 -
ヤン・ステーン「愉快な家族」1668年
一見、どこにでもある家の中での家族のワンシーンのように見えるが「この父にして、この子あり」と記されていることからもうかがわれるとおり、悪い習慣や行動はすぐに真似されてしまうものであるという寓意が理解できる作品となっています。 -
ヤン・ステーン「身じたくする女」1655-60年
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コルネリス・ファン・ハールレム「人間の堕落」1592年
コルネリス・ファン・ハールレム は、ハールレム出身の画家。ハールレムのマニエリスム派の主要なメンバーであり、主に肖像画や神話画、宗教画を描いています。 -
コルネリス・ファン・ハールレム「嬰児虐殺」1590年
嬰児虐殺は新約聖書の『マタイによる福音書』にあらわれるエピソードで、新しい王(イエス・キリストのこと)がベツレヘムに生まれたと聞いて怯えたユダヤの支配者ヘロデ大王がベツレヘムで2歳以下の男児を全て殺害させたとされる出来事。 -
コルネリス・ファン・ハールレム「化粧中のバト・シェバ」1594年
バト・シェバ(Bathsheba)は、古代イスラエルの王ダビデの妻でダビデの跡を継いで王となったソロモンの母。 -
バルトロメウス・スプランヘル「ヴィーナスとアドーニス」1585-90年頃
バルトロメウス・スプランヘルは、ブラバント公国の画家。北方マニエリスムの代表的な美術家。 -
ヘラルト・テル・ボルフ「ヘレナ・ヴァン・デル・シャルケ」1648年頃
子どものときの、ヘレナ・ヴァン・デル・シャルケの肖像画。ヘラルト・ヴァン・デル・シャルケとヨハンナ・バルドールの娘で、後にニコラース・エイチェルベルフの妻となっています。 -
ヘラルト・テル・ボルフ「三人が会話する室内 通称”父の叱責”」1654年頃
ヘラルト・テル・ボルフはフェルメールと同じ時代を生きたオランダの巨匠で肖像画家としても成功しています。 -
ヘラルト・テル・ボルフ「農民の格好をして座っている少女」1650-60年頃
農民の格好をして座っている若い女。おそらく、作者の義理の妹、ヘシーナ・テル・ボルフの肖像画で、右手には、何かが印刷された紙を持っています。 -
ヘラルト・テル・ボルフ「モーゼス・ファン・テル・ボルフのメモリアル肖像画」1667-69年
モーゼスは1667年に亡くなったオランダの画家で、テル・ボルフの弟。 -
ハブリエル・メツー「病気の子」1664-66年
ハブリエル・メツーはオランダの画家。 -
ハブリエル・メツー「Old Woman Meditating」1661-63年
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ハブリエル・メツー「猟師の贈り物」1658-61年頃
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ハブリエル・メツー「The Old Drinker」1661-63年
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ヘラルト・ドウ「自画像」1650年頃
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ヘラルト・ドウ「夜間学校」1623-65年
彼の秀でたロウソクの灯りに照らされた光景を描いた逸品。 -
カレル・デュジャルダン「The Regents of the Spinhuis and Nieuwe Werkhuis, Amsterdam」1669年
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(下左から)カレル・デュジャルダンの作品
「自画像」1662年
「Italian Landscape with Girl Milking a Goat」1652年
「Landscape with Two Donkeys, Goats and Pigs」1655年
「Muleteers at an Inn」1658-60年頃 -
カレル・デュジャルダン「山羊の乳を搾る娘のいるイタリアの風景」1652年
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カレル・デュジャルダン「Landscape with Two Donkeys, Goats and Pigs」1655年
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カレル・デュジャルダン「Muleteers at an Inn」1658-60年頃
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カレル・デュジャルダン「St Paul Healing the Cripple at Lystra」1663年
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ミハエル・スウェールツ「A Painter’s Studio」1646-50年頃
ミハエル・スウェールツ(Michael Sweerts)という17世紀の画家の作品が数多く展示されていました。 -
ミハエル・スウェールツ「Portrait of Joseph Deutz」1648-49年頃
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ミハエル・スウェールツ「Feeding the Hungry」1646-49年頃
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ミハエル・スウェールツ「Refreshing the Thirsty」1646-49年頃
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ミハエル・スウェールツ「Visiting the Sick」1646-49年頃
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ミハエル・スウェールツ「Clothing the Naked」1646-49年頃
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コルネリス・ファン・プーレンブルフ「Satyrs Spying on Nymphs」1627年頃
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(上)Moses van Uyttenbroeck「A Bathing Nymph Taken by Surprise by a Satyr」1630-35年頃
(下)コルネリス・ファン・プーレンブルフ「楽園からの追放」1646年頃 -
Moses van Uyttenbroeck「The Finding of Moses」1625-27年頃
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Gerard de Lairesse「Cleopatra’s Banquet」1675-80年頃
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