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《2018.Oct》Capter Ⅰ,16th 2day driving of visit to Post Office in GIFU&amp;TOYAMA,with view of the scarlet maple leaves.<br /><br />10月はじめに付き合ったオヤジ殿の生涯の趣味である旅行貯金。いつもならば数ヶ月のブランクを経て次回となるのですか、今月度のシフトで取れた休みが10月末の微妙な時期。どこか行先を探したものの予算や行程でしっくりくるものができない・・・。ならば~ということで決まった16回目の郵便局巡りの旅。前回回り切れなかった高山市・飛騨市と白川村を巡るものは色を付けなければかなり余裕が持てそうなもの。ならば少し位色付けしても良いかなということで温泉宿をリクエストします。加えて初訪問となる富山県数局を加えてアレンジした結果、いつもとは違う行程が組み上がりました。ただ目的地迄の空走距離を加えると2日間で約1,000kmを走る長丁場、どんなものになったのやら。それでは1日目の旅が始まります。<br /><br />平成30(2018)年10月30日火曜日<br />いつものようにガツガツ走るものではないという安心感から、のっけから寝坊をしてしまいました。バタバタと用意して1時間遅れで出発しました。雲の多い南淡海の空を見上げて一抹の不安を抱えて、通勤渋滞の中トロトロと走って行きます。でも瀬田東インターチェンジ付近では流れる状態となり、そのまま名神高速道路へと入って行きます。<br /><br />いつもならば名神高速道路区間で休憩を入れますが、遅れた部分を取り戻そうと頑張って走り、東海北陸自動車道長良川サービスエリアまでノンストップでした。<br /><br />上り線のみのサービスエリアなので、刃物の街関市の影響を受けており、多くのお土産が売られています。まだ旅が始まって数時間なのでお腹も空いていないことから一息入れて再び走り出します。そして小一時間ほど走って日本で一番標高の高い松ノ木峠パーキングエリアで一服とトイレ休憩を取り、いよいよ臨戦態勢に入ります。<br /><br />東海北陸自動車道飛騨清見インターチェンジで下りてすぐに今回の第1目的地である夏厩郵便局に到着します。大野郡清見村から平成の大合併によって高山市に編入されましたが、まあ広いこと。そんな新高山市エリアを走り、やはり旧清見村の三日町局へと向かいます。行きは旧道を走りましたが、次局のある荘川へは中部循環自動車道高山西インターチェンジを経由して荘川インターチェンジまで高速道路を走ります。<br /><br />その前にひと息入れるために道の駅ななもり清見に立ち寄ります。昼前ということもありそれなりの客数でしたが、小腹がすいたためなにか軽く食べようかと考えます。私的には五平餅なのですが、オヤジ殿のリクエストの明宝フランクフルトになりました。明宝地区エリアと近いこともあり、道の駅の名物としても挙げられているようなので2本オーダーします。ソーセージを焼いただけの素朴なものでしたが、それがまた美味しかったです♪<br /><br />小腹を満たして出発し、道の駅真ん前にある高山西インターチェンジへと向かいます。飛騨清見迄は無料区間でその後は有料となりますが、ナビによって一般道と高速を走れと意見が分かれ、所要時間差で考えようとするも飛騨清見インターチェンジで下りることが見た目時間のロスがあるように見え、そのまま東海北陸自動車道へと直進する行程を選択します。<br /><br />470円の通行料で17分早く着いたと自分に言い聞かせて到着した荘川黒谷簡易郵便局、ここも以前は荘川村でしたが今は高山市に編入されています。でも簡易郵便局とは言え歴史ある建物だったことから地元の実力者の方がされておられるようにも感じます。それを象徴するかように庭に植わっていた赤く染まった大きな紅葉の木がその存在感を示していたのが印象的でした。<br /><br />荘川黒谷局を後にして荘川局を目指します。この区間は旧村落内と言うことで距離もなくすぐに到着します。荘川局を済ませると旧白川村に繋がるルートを走ります。国道156号線、岐阜市から高岡市に至る道路ですが飛越峡合掌ラインの愛称とは裏腹に狭隘路が多くバイパス化された部分を除けば、その狭さと路線番号を掛けた〝イチコロ〟を彷彿させる様な道が現存しています。バイパス区間はそれなりに飛ばして狭隘区間でゆっくり走りを繰り返し、御母衣・鳩谷・小白川簡易と言う白川村三局を順にこなして行きます。高山市に編入せず大野郡白川村として残ったエリアがオヤジ殿が言う今回の目的地ではあったものの、もっとも奥まった場所にある小白川簡易郵便局から10分程の北上で富山県南砺市の二局回れることから、行程を組む際に私の独断で立ち寄ることを決めていました。県境を越えて新屋簡易・上平郵便局へと立ち寄り、本来のコースに戻ることにします。<br /><br />ここでもまたナビによって高速と一般道の選択が異なります。しかし行きに走った国道156号線は工事による片側交互通行が多く、待ち時間が長かったことから高速道路を走ることに決め、五箇山インターチェンジから白川郷インターチェンジ迄は高速道路を走り、国道156・360号線と言う景色は良いがまさに酷道の区間を走って、飛騨市へと入り河合元田簡易郵便局に到着します。上平郵便局から45kmを1時間で走行しましたが、高速を利用してなので景色を見ながらではあるもののその酷道ぶりはわかってもらえるレベルでしょう(汗)。<br /><br />とにもかくにも飛騨市に入り、ロッジ風の河合元田簡易局の局舎に感動を覚えつつ市街地を目指します。飛騨河合局に到着したのは既に15:44。なんとか走れるか~と向かった坂上郵便局でタイムアップとなりました。今日の実績が12局、朝寝坊した時間そのものが最後まで影響してしまいました(泣)。<br /><br />坂上郵便局を終えてすぐ近くの高山本線坂上駅に立ち寄ります。ただの無人駅ではあるのですが、今年7月の大雨によって不通となっている高山本線の岐阜県側の駅だと言うことでその様子を見てみたく訪れました。普通列車しか停車しない駅なので、特急ひだが飛騨古川駅で折り返し運転を行っている関係上、代行バスも高山や飛騨古川を始発としているものも多いのは事実です。実際に1日数本の普通列車は当駅での折り返し運転にはなってはいるものの、人影が見えない寂しい景色が広がっていました。高山・岐阜方面には走る列車もあれど、富山方面には現在は皆無の状態・・・。坂上駅を中心としてそれぞれの方向へと伸びて行く線路に心なしか寂しげな気持ちを感じてしまったのは私だけでしょうか?<br /><br />不通区間の景色をカメラに収め、私の温泉リクエストから決まった奥飛騨温泉郷栃尾温泉へと向かいます。どこまで行けるかを珍しく計算に入れなかったために宿まで60kmの道程があります。一旦飛騨市街まで南下してから国道41号線に入り、明日訪れる予定の袖川郵便局を通過して神岡町に入ります。日が暮れているために道の駅ではなくコンビニを検索して、ルート沿いのヤマザキデイリーストア神岡殿町店でコーヒータイムを取ることにします。<br /><br />その後も明日改めて走る道をひたすら走り、道の駅奥飛騨温泉郷上宝でひと息入れます。オートキャンプ場も併設されている大きな道の駅ですが、さすがにこの時間利用される方といえば仮眠を取るために駐車している位なもの。早々に切り上げて先を急ぐことにします。<br /><br />道の駅から5分かからない場所にある栃尾温泉の宿ですが、初日の最後に一ヶ所立ち寄りたい場所を挙げていました。新穂高の湯、奥飛騨温泉郷新平湯温泉入口にある蒲田川脇の露天風呂ですが、ここで今日(10月30日)まで紅葉のライトアップが行われており、それを見るために一旦宿を通り過ぎて走ります。10月の紅葉と言えば地元ではまだ早い時期ですが、さすがに山奥の地だけあって時期真っ盛りです。確かに紅葉がライトアップされているだけと言えばそうですが、施設内の紅葉とは訳が違いダイナミックな感じを受けました。ただ陽が落ちるとかなり冷え込む場所ゆえ長居することは出来ず、一通り見て撮ってを繰り返し車へと戻って来ます。<br /><br />いよいよ宿へと向かうはずが、道中もう一ヶ所神岡駐車場でも同じように紅葉のライトアップが行われており、そこにも立ち寄ります。そのうちにイラチのオヤジ殿が文句を言いはじめたので切り上げ、走ること3分で本日の宿である栃尾温泉民宿富久の湯に到着します。<br /><br />《 次編に続く》

CapⅠ,16th 2days driving to P.O,with view of the scarlet maple leaves.

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2018/10/30 - 2018/10/30

173位(同エリア1460件中)

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

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《2018.Oct》Capter Ⅰ,16th 2day driving of visit to Post Office in GIFU&TOYAMA,with view of the scarlet maple leaves.

10月はじめに付き合ったオヤジ殿の生涯の趣味である旅行貯金。いつもならば数ヶ月のブランクを経て次回となるのですか、今月度のシフトで取れた休みが10月末の微妙な時期。どこか行先を探したものの予算や行程でしっくりくるものができない・・・。ならば~ということで決まった16回目の郵便局巡りの旅。前回回り切れなかった高山市・飛騨市と白川村を巡るものは色を付けなければかなり余裕が持てそうなもの。ならば少し位色付けしても良いかなということで温泉宿をリクエストします。加えて初訪問となる富山県数局を加えてアレンジした結果、いつもとは違う行程が組み上がりました。ただ目的地迄の空走距離を加えると2日間で約1,000kmを走る長丁場、どんなものになったのやら。それでは1日目の旅が始まります。

平成30(2018)年10月30日火曜日
いつものようにガツガツ走るものではないという安心感から、のっけから寝坊をしてしまいました。バタバタと用意して1時間遅れで出発しました。雲の多い南淡海の空を見上げて一抹の不安を抱えて、通勤渋滞の中トロトロと走って行きます。でも瀬田東インターチェンジ付近では流れる状態となり、そのまま名神高速道路へと入って行きます。

いつもならば名神高速道路区間で休憩を入れますが、遅れた部分を取り戻そうと頑張って走り、東海北陸自動車道長良川サービスエリアまでノンストップでした。

上り線のみのサービスエリアなので、刃物の街関市の影響を受けており、多くのお土産が売られています。まだ旅が始まって数時間なのでお腹も空いていないことから一息入れて再び走り出します。そして小一時間ほど走って日本で一番標高の高い松ノ木峠パーキングエリアで一服とトイレ休憩を取り、いよいよ臨戦態勢に入ります。

東海北陸自動車道飛騨清見インターチェンジで下りてすぐに今回の第1目的地である夏厩郵便局に到着します。大野郡清見村から平成の大合併によって高山市に編入されましたが、まあ広いこと。そんな新高山市エリアを走り、やはり旧清見村の三日町局へと向かいます。行きは旧道を走りましたが、次局のある荘川へは中部循環自動車道高山西インターチェンジを経由して荘川インターチェンジまで高速道路を走ります。

その前にひと息入れるために道の駅ななもり清見に立ち寄ります。昼前ということもありそれなりの客数でしたが、小腹がすいたためなにか軽く食べようかと考えます。私的には五平餅なのですが、オヤジ殿のリクエストの明宝フランクフルトになりました。明宝地区エリアと近いこともあり、道の駅の名物としても挙げられているようなので2本オーダーします。ソーセージを焼いただけの素朴なものでしたが、それがまた美味しかったです♪

小腹を満たして出発し、道の駅真ん前にある高山西インターチェンジへと向かいます。飛騨清見迄は無料区間でその後は有料となりますが、ナビによって一般道と高速を走れと意見が分かれ、所要時間差で考えようとするも飛騨清見インターチェンジで下りることが見た目時間のロスがあるように見え、そのまま東海北陸自動車道へと直進する行程を選択します。

470円の通行料で17分早く着いたと自分に言い聞かせて到着した荘川黒谷簡易郵便局、ここも以前は荘川村でしたが今は高山市に編入されています。でも簡易郵便局とは言え歴史ある建物だったことから地元の実力者の方がされておられるようにも感じます。それを象徴するかように庭に植わっていた赤く染まった大きな紅葉の木がその存在感を示していたのが印象的でした。

荘川黒谷局を後にして荘川局を目指します。この区間は旧村落内と言うことで距離もなくすぐに到着します。荘川局を済ませると旧白川村に繋がるルートを走ります。国道156号線、岐阜市から高岡市に至る道路ですが飛越峡合掌ラインの愛称とは裏腹に狭隘路が多くバイパス化された部分を除けば、その狭さと路線番号を掛けた〝イチコロ〟を彷彿させる様な道が現存しています。バイパス区間はそれなりに飛ばして狭隘区間でゆっくり走りを繰り返し、御母衣・鳩谷・小白川簡易と言う白川村三局を順にこなして行きます。高山市に編入せず大野郡白川村として残ったエリアがオヤジ殿が言う今回の目的地ではあったものの、もっとも奥まった場所にある小白川簡易郵便局から10分程の北上で富山県南砺市の二局回れることから、行程を組む際に私の独断で立ち寄ることを決めていました。県境を越えて新屋簡易・上平郵便局へと立ち寄り、本来のコースに戻ることにします。

ここでもまたナビによって高速と一般道の選択が異なります。しかし行きに走った国道156号線は工事による片側交互通行が多く、待ち時間が長かったことから高速道路を走ることに決め、五箇山インターチェンジから白川郷インターチェンジ迄は高速道路を走り、国道156・360号線と言う景色は良いがまさに酷道の区間を走って、飛騨市へと入り河合元田簡易郵便局に到着します。上平郵便局から45kmを1時間で走行しましたが、高速を利用してなので景色を見ながらではあるもののその酷道ぶりはわかってもらえるレベルでしょう(汗)。

とにもかくにも飛騨市に入り、ロッジ風の河合元田簡易局の局舎に感動を覚えつつ市街地を目指します。飛騨河合局に到着したのは既に15:44。なんとか走れるか~と向かった坂上郵便局でタイムアップとなりました。今日の実績が12局、朝寝坊した時間そのものが最後まで影響してしまいました(泣)。

坂上郵便局を終えてすぐ近くの高山本線坂上駅に立ち寄ります。ただの無人駅ではあるのですが、今年7月の大雨によって不通となっている高山本線の岐阜県側の駅だと言うことでその様子を見てみたく訪れました。普通列車しか停車しない駅なので、特急ひだが飛騨古川駅で折り返し運転を行っている関係上、代行バスも高山や飛騨古川を始発としているものも多いのは事実です。実際に1日数本の普通列車は当駅での折り返し運転にはなってはいるものの、人影が見えない寂しい景色が広がっていました。高山・岐阜方面には走る列車もあれど、富山方面には現在は皆無の状態・・・。坂上駅を中心としてそれぞれの方向へと伸びて行く線路に心なしか寂しげな気持ちを感じてしまったのは私だけでしょうか?

不通区間の景色をカメラに収め、私の温泉リクエストから決まった奥飛騨温泉郷栃尾温泉へと向かいます。どこまで行けるかを珍しく計算に入れなかったために宿まで60kmの道程があります。一旦飛騨市街まで南下してから国道41号線に入り、明日訪れる予定の袖川郵便局を通過して神岡町に入ります。日が暮れているために道の駅ではなくコンビニを検索して、ルート沿いのヤマザキデイリーストア神岡殿町店でコーヒータイムを取ることにします。

その後も明日改めて走る道をひたすら走り、道の駅奥飛騨温泉郷上宝でひと息入れます。オートキャンプ場も併設されている大きな道の駅ですが、さすがにこの時間利用される方といえば仮眠を取るために駐車している位なもの。早々に切り上げて先を急ぐことにします。

道の駅から5分かからない場所にある栃尾温泉の宿ですが、初日の最後に一ヶ所立ち寄りたい場所を挙げていました。新穂高の湯、奥飛騨温泉郷新平湯温泉入口にある蒲田川脇の露天風呂ですが、ここで今日(10月30日)まで紅葉のライトアップが行われており、それを見るために一旦宿を通り過ぎて走ります。10月の紅葉と言えば地元ではまだ早い時期ですが、さすがに山奥の地だけあって時期真っ盛りです。確かに紅葉がライトアップされているだけと言えばそうですが、施設内の紅葉とは訳が違いダイナミックな感じを受けました。ただ陽が落ちるとかなり冷え込む場所ゆえ長居することは出来ず、一通り見て撮ってを繰り返し車へと戻って来ます。

いよいよ宿へと向かうはずが、道中もう一ヶ所神岡駐車場でも同じように紅葉のライトアップが行われており、そこにも立ち寄ります。そのうちにイラチのオヤジ殿が文句を言いはじめたので切り上げ、走ること3分で本日の宿である栃尾温泉民宿富久の湯に到着します。

《 次編に続く》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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