行くぜ、東北！ 「週末パス」で行く東北旅 ④(終) (野蒜～石巻～古川～東京)

2018/03/25 - 2018/03/25

ご覧いただきありがとうございます。

前回の旅行記では、「あの日の東北」を知るというテーマの元、旧野蒜駅にある東松島市震災復興伝承館を訪れました。

そこでは、震災の被害状況をありのままに受け止めました。また、東北が1日でも早く復興しようと頑張っている姿も目にしました。

今回の旅行記では、野蒜から石巻経由で東京へと帰ります。

旅の終わりが近づくと切なくなるのは私だけでしょうか...？

前回までの旅行記はこちら
① (東京～仙台) http://4travel.jp/travelogue/11407641
② (仙台～利府) http://4travel.jp/travelogue/11410072
③ (利府～野蒜) http://4travel.jp/travelogue/11410407


[スケジュール]
保谷→池袋 (西武池袋線)
池袋→赤羽 (埼京線)
赤羽→仙台 (東北本線)
仙台→利府 (東北本線・利府支線)
利府→野蒜 (東北本線利府支線・仙石東北ライン)
---↑前回までの旅行記で紹介-----

野蒜→石巻 (仙石東北ライン)
石巻→小牛田 (石巻線)
小牛田→古川 (陸羽東線)
古川→東京 (東北新幹線)

エリア 石巻(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旧野蒜駅にある東松島市震災復興伝承館を訪れ、新野蒜駅に戻ります。

野蒜駅の駅名標と、ホーム、奥には海も見えます。

あの日は黒い大きな濁流が押し寄せてきた事でしょう....

この景色をしっかりと目に焼き付けて帰路につきます。

乗車するのは、またもや仙石東北ラインの車両です。これに乗って石巻に向かいます。

野蒜駅 駅

途中、高台(高架)となっている部分から海を見ることができます。

この辺りも津波の被害を受けたのでしょうか...

津波が遡上していった川も、今となっては穏やかな流れです。

しばらく進むと、ポツンと高い緑色の建物が見えてきます。

これは航空自衛隊松島基地の管制塔です。

3.11では松島基地も甚大な被害を受けました。

航空自衛隊松島基地の最寄駅、矢本駅です。

駅名標には、航空祭のブルーインパルスの写真が使われています。

矢本駅 駅

<ブルーインパルスとは？>
ブルーインパルスとは、航空自衛隊のアクロバット飛行チームの名です。主に航空祭やイベント等で曲技飛行を披露しています。(1964年の東京オリンピックで空に五輪の輪を描いたのもブルーインパルスです。)
ブルーインパルスが所属している基地は松島基地ですが、松島基地は津波の被害を大きく受け、戦闘機等も巻き込まれてしまいました。しかし、偶然にも、ブルーインパルスは九州へ飛来していたので、難を逃れる事が出来たのです。
現在は、ブルーインパルスも松島基地に帰還し、被災された方々を勇気付ける為に日々、飛行を続けています。
(一部出展:Wikipedia)

石巻で石巻線に乗り換えます。

ここからは非電化区間です。

石巻駅 駅

主に陸羽西線を走る車両なのか、車体に「最上川ライン」という表示が...

石巻とかは最上川関係ないんですけどね(笑)

乗るのはキハ110系。

2日間の旅の疲れなのか、睡魔が襲ってきました。

畑の中を突っ走る石巻線、とてもローカルな感じで良かったです。
(ほとんど寝てしまいましたが...)

石巻線終点の小牛田駅に到着。

この駅名、意外と難読でして、最初は「こうしだ」と呼んでいました(汗)

正しくは「こごた」です。

一旦駅の外に出て、駅舎を撮影。

改札を入り直すとここで事件が起こります。

トイレでゆっくりと用を足していたのですが、ふと腕時計を見ると、発車時刻に...

急いで、ホームへダッシュ....
(しっかりと後処理はしています...)

小牛田駅 駅

なんとか間に合いました(汗)

接続する東北本線が若干遅れていたようで、接続待ちをしていました。

もし、遅れがなかったら...と考えるとゾッとします。

皆さんも、駅でトイレに行く際は、次の列車の発車時刻を要確認です()

(写真は古川駅到着後撮影。)

古川駅に到着。

古川駅には、東北新幹線と陸羽東線が乗り入れます。

古川駅のあるのは古川市ではなく、大崎市です。
※誰得な豆知識 (笑)

古川駅の駅舎を撮影。

古川駅は、東北新幹線と陸羽東線が十字架のように交わっています。

乗り換え時間があるので、またしても未訪問スターバックスへ。

今回は古川駅から徒歩10分ほどのところにあるスターバックス古川店へ。

近くにはイオンもあり、便利なところです。

今回はコーヒーとスコーンを調達。新幹線の中で食べるおやつにします。

古川駅に戻ってきました。

これから新幹線でいよいよ東京に帰ります。

発車標に「東京」の文字があると、旅が終わるんだなぁと思ってしまいます。

隣駅のくりこま高原は、週末パスの使える北限の駅です。盛岡や新青森の方までは週末パスは使えません。

やってきたのは、JR東日本、東北新幹線のE5系。時速320kmで走行する東北新幹線の主力車両です。

はやぶさ112号で終点東京まで乗車します。

はやぶさ号は、古川(通過列車あり)、仙台と止まると、次は大宮まで止まりません。

今回の乗車も普通席。

フットレストにコンセントも付いています。

はやぶさ号といったら、320km/h運転。今回は、320km/hまでとは行きませんでしたが、早いスピードで駆け抜けていました。

終点、東京に到着。

帰ってきた感がすごいです。

東京駅 駅

先ほどまで乗車していた列車は、回送として車庫に入るようです。

新幹線のターミナル駅でもある東京駅には、たくさんの新幹線がひっきりなしに到着しています。

E5系の側面を撮影。

北海道新幹線のJR北海道のh5系も見てみたいですが、相当のレア車両らしいです。

E5系は本当に鼻が長いですね～

東海道新幹線のn700系より長いです。

東北復興応援ポスターみたいなものが....

鳥があしらわれていますね。

もう１つの東北新幹線の主力車両、E2系の並びです。

E2系は、主にやまびこ号等で使用されています。

丸の内側に出てきました。

この夜景は何度見ても落ち着きます。

東京駅のレンガ駅舎もライトアップ。

東京駅から山手線、西武池袋線を乗り継いで帰りました...

今回の旅は、初めての東北地方、そして、東日本大震災についてより深く知れた良い旅となりました。

旅をすることも１つの支援だと思うのでこれからも旅をして行きたいですね。

今回の週末パスシリーズをご覧いただきありがとうございました。