バナナなどの南洋の果物、海洋の産物を含め、自然資源に恵まれているカロリン諸島の一部であ４州からなるミクロネシア連邦国。行政府が置かれ首都となっているChuuk島（ドイツ語の発音がtrukと聞こえ、トラック島と日本海軍の間で広まったとのこと）。高知から明治時代に移り住んだ実業家、森子弁の子孫、と公民権運動で挫折し渡った藤沢市からの相沢庄太郎の３世、それぞれの血を受け継ぎ、ミクロネシアの発展を願う人が声を掛け合い、私を取り囲み、日本と縁が深いミクロネシアの歴史と現況の日本からの支援を取り上げ、チーク島の現況を説明してくれた。<br />自然の生態系、特に海洋生物を保護しながら、島の発展を進めるには観光立国にするのが最短だろうとの意見で一致した。<br />政府もそのような展望を抱き、Air Nuiginiに1億ドルを負担し、日本とチークの直行便を週２便就航させるにいたったとのことであり、日本からの観光客を増やす為には、現在のチークに不足しているもの、不十分なものは何か議論するに至り、<br />日本人観光客を迎える旅行業を開始することで意見が一致した。<br />既存の会社に政府から認可を受けなければ、正当にお客の安全を保障出来ない旨、認可を受けた企業は、公共交通機関や宿泊業を営むの代理取扱の資格を公的に有するので利益を得られる旨を含め、説明した。<br />相沢家、森家の子孫達は、ハワイや米国本土で何らかの学科の学士資格まで取得している教育を授けられたものたちであり、動きが速い。<br />一昨日届いた知らせでは、すでに認可を受けたとのこと。<br />島の大半を所有する資産家たち故、彼らは島々を含め、Jet Ski, 貨客船、Glass bottom boat, Scuba diving 器具等々を所有する。<br />ミクロネシア連邦国の文化を個別に捉えときに、特徴をもった魅力として観光客への差別化を計れるのか？<br />すでに、南太平洋の諸島（ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア、マリアナ、マーシャル）の文化として、ハワイ、タヒチ、グアム、フィリピン等々の施設で踊りや音楽を披露しているので殆どの観光客には、民族衣装と言語の差違ほどしか、分からないと思う。<br />珊瑚礁に囲まれた碧い海、我々日本人の観光には、旅行経費が安価で安全であれば、どこでも同じと映る。<br /><br />そこで、チーク島への旅行は、「旅とは何か？」,　を常に念頭に置く旅人には有意義な旅をする眼に見えない素材を探して貰うしかないようだ。<br /><br />日本人の先祖を持つ子孫たちで構成されている国、しかし、日本語を解せる人は日本からの派遣組。<br />予算の配分が無く、未だに引き揚げられていない海底に眠る戦艦、戦闘機、戦車、人骨の探求に価値を見いだせるか？<br /><br />食に、日本色が引き継がれていることはこの度の旅で分かったこと。<br />魚介類の冷水による流水洗浄をし、食するので生食は摂取許容範囲だ。<br />漁業については専業の漁師達は極小のようだ。日本の鰹、マグロなどの漁業権を売り国家財政の一部を賄っている、との駐日ミクロネシア連邦の大使館の書記官曰く。<br /><br />海辺はプラスティック、食品の容器の廃棄物で溢れていて汚い。国を挙げての清掃には率先する政治家がいない。<br />時間が恐ろしく掛かるだろう。<br /><br />続く<br /><br />

トラック島民からTourism Evangelist として助力を求められる、

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2018/09/01 - 2018/09/05

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バナナなどの南洋の果物、海洋の産物を含め、自然資源に恵まれているカロリン諸島の一部であ４州からなるミクロネシア連邦国。行政府が置かれ首都となっているChuuk島（ドイツ語の発音がtrukと聞こえ、トラック島と日本海軍の間で広まったとのこと）。高知から明治時代に移り住んだ実業家、森子弁の子孫、と公民権運動で挫折し渡った藤沢市からの相沢庄太郎の３世、それぞれの血を受け継ぎ、ミクロネシアの発展を願う人が声を掛け合い、私を取り囲み、日本と縁が深いミクロネシアの歴史と現況の日本からの支援を取り上げ、チーク島の現況を説明してくれた。
自然の生態系、特に海洋生物を保護しながら、島の発展を進めるには観光立国にするのが最短だろうとの意見で一致した。
政府もそのような展望を抱き、Air Nuiginiに1億ドルを負担し、日本とチークの直行便を週２便就航させるにいたったとのことであり、日本からの観光客を増やす為には、現在のチークに不足しているもの、不十分なものは何か議論するに至り、
日本人観光客を迎える旅行業を開始することで意見が一致した。
既存の会社に政府から認可を受けなければ、正当にお客の安全を保障出来ない旨、認可を受けた企業は、公共交通機関や宿泊業を営むの代理取扱の資格を公的に有するので利益を得られる旨を含め、説明した。
相沢家、森家の子孫達は、ハワイや米国本土で何らかの学科の学士資格まで取得している教育を授けられたものたちであり、動きが速い。
一昨日届いた知らせでは、すでに認可を受けたとのこと。
島の大半を所有する資産家たち故、彼らは島々を含め、Jet Ski, 貨客船、Glass bottom boat, Scuba diving 器具等々を所有する。
ミクロネシア連邦国の文化を個別に捉えときに、特徴をもった魅力として観光客への差別化を計れるのか？
すでに、南太平洋の諸島（ミクロネシア、メラネシア、ポリネシア、マリアナ、マーシャル）の文化として、ハワイ、タヒチ、グアム、フィリピン等々の施設で踊りや音楽を披露しているので殆どの観光客には、民族衣装と言語の差違ほどしか、分からないと思う。
珊瑚礁に囲まれた碧い海、我々日本人の観光には、旅行経費が安価で安全であれば、どこでも同じと映る。

そこで、チーク島への旅行は、「旅とは何か？」,　を常に念頭に置く旅人には有意義な旅をする眼に見えない素材を探して貰うしかないようだ。

日本人の先祖を持つ子孫たちで構成されている国、しかし、日本語を解せる人は日本からの派遣組。
予算の配分が無く、未だに引き揚げられていない海底に眠る戦艦、戦闘機、戦車、人骨の探求に価値を見いだせるか？

食に、日本色が引き継がれていることはこの度の旅で分かったこと。
魚介類の冷水による流水洗浄をし、食するので生食は摂取許容範囲だ。
漁業については専業の漁師達は極小のようだ。日本の鰹、マグロなどの漁業権を売り国家財政の一部を賄っている、との駐日ミクロネシア連邦の大使館の書記官曰く。

海辺はプラスティック、食品の容器の廃棄物で溢れていて汚い。国を挙げての清掃には率先する政治家がいない。
時間が恐ろしく掛かるだろう。

続く