自発的にガイドを申し出てくれたピート・相沢・Nimwes

2018/09/01 - 2018/09/05

チーク島のWenoに聳え立つ日本軍が建立した灯台とミクロネシア連邦国（ヤップ、チーク、ポンペイ、コスラエの４州）から集められた学業優秀な児童たちが学ぶイエズス会の運営するフランシス・ザビエル高等学校は1953年にミクロネシアにできた最初の４年制の高等学校を訪問。

1940年、教会用地だった場所に旧日本軍が通信センターとして建設したとのこと。
学年別の教室が幾つもあったが、この写真の教室の生徒達は、机と椅子がなく床に直接腰を下ろし座り勉強していました。理由を尋ねたところ、購入資金が不足しているので１教室のみ机と椅子が備えられているだけの現況。
Jica から派遣されている日本人の先生にも紹介されましたが、街から離れ一般の家庭人が生活をするるには不便なところなので単身赴任です、と、加えて、エリート校での指導に誇りをもっていることが言葉の節々から伝わりました。
Jica から医師が赴任することを切に願っているけれど、現在のところ、赴任志願者が皆無とのことで、無念さが伝わってきました。街から学校まで通学バスで女子生徒たちは送迎し、男子は全寮制で学校の宿舎生活とのこと。
街から学校までの道中は、私の言葉では十分説明できないほど荒れ果て、凸凹道です。速度も２０KM/hも出せないところが半分以上あります。対向車がくれば道を譲り、すれ違い過ぎるまで、互いに待機しています。この寛大さは、見倣うに値します。
学校に向かう道中、この境からあの山の麓まで、相沢家の家長である自分の土地、あそこからここまではSmithの親爺であるPaulusの土地と、、、この浜辺をリゾート開発しているのは森家、前回の投稿で囲いのウミガメの写真は、森家のリゾート地で撮ったもの。

さて、日本軍の遺した記念物となっている灯台は現在は登頂への道路が閉ざされていて、車では行けないとの説明された。

さてさて、サビエールとチークの人たちはザビエルのことを言うが、日本で廃校を余儀なくされた学校が沢山あると想うので、それらの机と椅子を学校へ寄贈できれば良いな、との想いが馳せる半日旅行であった。

続く、

エリア チュック（トラック）(ミクロネシア)

夜間女子学生を街へ送った後、学校へ帰るバス、
後にバスが故障して立ち往生したのニュースがあった。

森家が開発するリゾート地

リゾート地の一部

ウミガメの養育？

生態保護の対象かどうか知らないが、、、

サビエールの校舎