東地中海の真珠？！北キプロス②ギルネハーバー

2018/09/24 - 2018/09/29

キプロス共和国(南キプロス)の公用語はギリシャ語。
でも北キプロスの公用語はトルコ語。
そして旧統治国イギリス…というより世界スタンダードの英語の3種類の言語があるので、厄介～！
（これも情報検索するのに面倒だった）

例えば都市名も、これから紹介する
「GIRNE (ギルネ)」はトルコ語の呼び方で
英語：Kirenia
ギリシャ語：Κερύνεια(ケリーニャ)

この後紹介する「FAMAGUSTA (ファマグスタ）」は英語
ギリシャ語：Αμμόχωστος(アモホストス)
トルコ語：Mağusa（マグサ）

と言うように同じ場所でも、固有名詞が錯綜しますがご了承下さい。

ギリシャ語でKIRENIA (キレニア)と呼ばれる名は、
紀元前12世紀、ギリシアのペロポネス半島から植民してこの町を築いたアカイア人が、故郷のキレニア山⛰️にちなんでつけたと言われています。(「キプロス島歴史散歩」澁澤幸子より引用)

…「地球の歩き方（トルコ）」には
名前の元となったのは「ローマ時代の港コリネウムだ。」
と、他にも諸説あり

エリア 北キプロス(キプロス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: カタール航空

ギルネに入り、海岸に当たったら道沿いに歩道ギリギリまで行くと、ホテルスタッフが迎えにきてくれました。

そして10㍍くらい歩くと……

可愛い入口が♪

２晩お世話になるBRITISH HOTELです。

名前からしてイギリス統治時代に建てられた古いホテルです。

その古さを物語るのがルームキー

この形のルームキーは…ラオス以来だわ(笑)

この辺はどこも古そうだったので、ある程度は想定内でした。

でも何と言っても立地が最高！
あとスタッフはみんな感じ良かったです。
(これ大事！)

食堂には古い風景画が飾られていて、重厚感ある佇まい。

きっと40年前位は(憶測)立派なホテルだったんだと思います。

キューバや、ハバロフスクのインツーリストホテルの雰囲気に似てる(笑)？！

ベッドカバーはワインレッド
ベランダの鍵もあったけど、鍵穴には入るけど、閉まらず(笑)

部屋にはセーフティボックスも無し
ティッシュも無し
(トイレにはトイレットペーパー有)
バスルーム(トイレ)の換気扇無し
壁は薄く、話し声筒抜け

エアコンは有り
ドライヤーも、言えば借りられます…が、借りたのがコンセントＢタイプで、部屋のコンセントにはBF タイプしか見当たらず使えませんでした。

朝食の野菜は、キュウリとトマトだけだったけど(笑)
オムレツとパン焼いてもらって、お腹いっぱいになったし
コーヒーはネスカフェだったので(アジアアルアル？！)２日目は、紅茶にしてもらいましたコーヒー

朝の風は、爽やかで気持ちいい

……が、何と言ってもロケーションが良くて、部屋には小さいけれどバルコニーが付いていて、ハーバービューなんです！

手前の黒いのはベランダの手摺りで、キレニア城が目の前の美しい景色♪♪

キレニア湾 海岸・海

もう目の前はヨットハーバー♪

お向かいのホテルの屋上も目の前(笑)

朝は屋上(４階)から、御来光を浴びました。
キレニア城から昇る太陽が綺麗でした。

聖ヒラリオン山も朝焼けで綺麗でした。

ホテルすぐ裏にある白い鐘楼のある建物は、歩き方には
「GIRNE Archangelos Mihail Ikon Muzesi( 十字架イコン博物館)」とあったけど、いつの話だろう？
今はただの廃屋にしか見えません……

↑赤いマークが、ホテルの場所。
何処にも歩いて行けてとても便利♪

ホテルの部屋から見えるツーリストインフォメーションはホテルからすぐそこ
早速地図を貰いました。

観光案内所 (キレニア港) 散歩・街歩き

【GIRNE LIMANI 】　
ギルネ港を見たら、「未承認国家の……」云々、怪しい国のイメージは一切無くなります！

風光明媚で、真っ青な空にヨットの数々で
地中海のリゾートそのまんまで素敵～！

港沿いの建物は、上に宿が入って1階はパブで、イギリスっぽい？！
今はレストランになっている海辺の建物は？
その昔はキャロブ(いなご豆)の倉庫だったらしいです。

キレニア湾 海岸・海

このハーバー沿いのレストランのギャルソンは、出稼ぎ外国人らしき人が多く
私達の席をサーブしたのはバングラデシュ人。

なんと、日本人見たの初めてだとか(笑)

確かに、東アジア人は殆ど見掛けませんでしたし、どこでも「ニーハオ！」と声を掛けられ、北キプロスでは一度も「こんにちは」と言われませんでした。

昔、中米旅行では「チノ、チーノ」と、すれ違う人に呼ばれ続け、ホ～ントにうんざりしましたが、
中国の人口は日本の10倍だし、土地も広大。
平たい顔族の東アジア人はみんな中国人に見えるのは仕方ないと思って、割り切ってます。
現に経済もパワーも強くなったし。
(だから、昨今多い日本称賛番組のような内容は、島国日本人を勘違いさせ、海外に出た時に落胆しそうな気が……)

ディナー食べたお店は↑
殆どがトルコ系スタッフで?、日本と言ったら
「広島や長崎の人達は、もう大丈夫なのかい？」と聞いてきて、今度はこっちがビックリしました。

レストランの脇では、旅行会社が、現地ツアーを募集してました。


港沿いの建物は、上に宿が入って1階はパブで、イギリスっぽい？！
今はレストランになっている海辺の建物は
その昔はキャロップ(いなご豆)の倉庫だったらしいです。