吉野旅行記(ブログ) 一覧に戻る
奈良県吉野郡下市町下市(しもいち)は、古くから吉野山への玄関口として賑わったところで、戦国時代にはすでに町場がつくられ、市が立っていました。<br /><br />下市の地名は、吉野川の中州にあった千股里の市と対を成す呼び名として付けられたもので、千股里の上市に対して下市と呼ばれるようになりました。<br /><br />厳しい山間地ゆえに大量のお金を持ち歩けなかったという事情があった下市では、元禄年間(1688年~1704年)には日本で最初の商業手形として知られる「下市札」が発行され、活発な商業活動が行われる市場町として大いに繁栄しました。<br /><br />下市の地名を一躍有名にしたのは、延享4年(1747年)に人形浄瑠璃で初演され、翌年には歌舞伎化された『義経千本桜』の三段目、「すし屋の段」に登場する「釣瓶鮨」と呼ばれる鮨屋で、今も「つるべすし弥助」として営業されています。

2018 下市散歩

16いいね!

2018/06/14 - 2018/06/14

293位(同エリア842件中)

0

50

nao

naoさん

奈良県吉野郡下市町下市(しもいち)は、古くから吉野山への玄関口として賑わったところで、戦国時代にはすでに町場がつくられ、市が立っていました。

下市の地名は、吉野川の中州にあった千股里の市と対を成す呼び名として付けられたもので、千股里の上市に対して下市と呼ばれるようになりました。

厳しい山間地ゆえに大量のお金を持ち歩けなかったという事情があった下市では、元禄年間(1688年~1704年)には日本で最初の商業手形として知られる「下市札」が発行され、活発な商業活動が行われる市場町として大いに繁栄しました。

下市の地名を一躍有名にしたのは、延享4年(1747年)に人形浄瑠璃で初演され、翌年には歌舞伎化された『義経千本桜』の三段目、「すし屋の段」に登場する「釣瓶鮨」と呼ばれる鮨屋で、今も「つるべすし弥助」として営業されています。

同行者
一人旅
交通手段
自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 下市にやって来ました。

    下市にやって来ました。

  • 国道309号線沿いのバス停の前にある、下市町商工会の駐車場に車を停めさせてもらって、下市の町歩きに向かいます。<br /><br />ちなみに、下市町商工会の1階は「札の辻ステーション」と呼ばれる下市のアンテナショップになっていて、天然酵母パンのお店のほか、下市伝統の木工品や農産物などが販売されています。

    国道309号線沿いのバス停の前にある、下市町商工会の駐車場に車を停めさせてもらって、下市の町歩きに向かいます。

    ちなみに、下市町商工会の1階は「札の辻ステーション」と呼ばれる下市のアンテナショップになっていて、天然酵母パンのお店のほか、下市伝統の木工品や農産物などが販売されています。

  • こちらの町家は、一方は入母屋屋根、もう一方は切妻屋根になっています。

    こちらの町家は、一方は入母屋屋根、もう一方は切妻屋根になっています。

  • 名栗加工の外格子をめぐらせた町家です。

    名栗加工の外格子をめぐらせた町家です。

  • こちらは林業会社の事務所のようです。

    こちらは林業会社の事務所のようです。

  • こちらの町家は造り酒屋さんです。

    こちらの町家は造り酒屋さんです。

  • 秋野川に架かる問屋橋を渡って、左岸へ向かいます。

    秋野川に架かる問屋橋を渡って、左岸へ向かいます。

  • 下市町の汚水桝の蓋。<br /><br />町章の周りに町の花「マツバボタン」を配し、さらに外側に特産品の割り箸をデザインしたものだそうです。

    下市町の汚水桝の蓋。

    町章の周りに町の花「マツバボタン」を配し、さらに外側に特産品の割り箸をデザインしたものだそうです。

  • 黒漆喰塗の壁に開けた虫籠窓を、白漆喰で縁取りした町家です。<br /><br />白黒のコントラストが外観にメリハリをつけています。

    黒漆喰塗の壁に開けた虫籠窓を、白漆喰で縁取りした町家です。

    白黒のコントラストが外観にメリハリをつけています。

  • 秋野川左岸の町並みです。

    秋野川左岸の町並みです。

  • 主屋から大きく下屋を下ろした町家です。

    主屋から大きく下屋を下ろした町家です。

  • 軒下を鉢植えの花で飾っている町家です。

    軒下を鉢植えの花で飾っている町家です。

  • こちらの町家は、金物の持ち送りで下屋を支えておられます。

    こちらの町家は、金物の持ち送りで下屋を支えておられます。

  • 消防用ホース格納箱が設置されていますが、個人で用意されているんでしょうか・・・。

    消防用ホース格納箱が設置されていますが、個人で用意されているんでしょうか・・・。

  • 秋野川添いの光景です。

    秋野川添いの光景です。

  • 町並みの家々は、秋野川に背中を見せています。

    町並みの家々は、秋野川に背中を見せています。

  • こちらの町家は、2階の窓を開けると危なくないんでしょうか。<br /><br />内側に腰壁があればいいんですが・・・。

    こちらの町家は、2階の窓を開けると危なくないんでしょうか。

    内側に腰壁があればいいんですが・・・。

  • 2階に全面ガラス窓を入れた町家です。

    2階に全面ガラス窓を入れた町家です。

  • こちらの町家にポスターが貼られているように、下市八幡神社でも無事に夏の暑さを乗り越えて、無病息災を願う茅の輪くぐりが行われているようです。

    こちらの町家にポスターが貼られているように、下市八幡神社でも無事に夏の暑さを乗り越えて、無病息災を願う茅の輪くぐりが行われているようです。

  • 宮前橋のたもとに立てられた天照皇大神宮と町内安全の彫り込みのある常夜燈。<br /><br />では、橋を渡って右岸の国道309号線へ戻ります。

    宮前橋のたもとに立てられた天照皇大神宮と町内安全の彫り込みのある常夜燈。

    では、橋を渡って右岸の国道309号線へ戻ります。

  • 玄関先にかわいいお地蔵さまが佇んでいます。

    玄関先にかわいいお地蔵さまが佇んでいます。

  • 板を斜め張りにした戸がやけに目に付きます・・・。

    板を斜め張りにした戸がやけに目に付きます・・・。

  • こちらが茅の輪くぐりのポスターが貼られていた下市八幡神社の参道です。<br /><br />この昭和メトロの町家も趣があって良いですね。

    こちらが茅の輪くぐりのポスターが貼られていた下市八幡神社の参道です。

    この昭和メトロの町家も趣があって良いですね。

  • 「図書教育用品」。<br />昔はこういう言い方をしていたんですね。

    「図書教育用品」。
    昔はこういう言い方をしていたんですね。

  • 目の前にバス停のある町家です。

    目の前にバス停のある町家です。

  • 浅黄色の町家は文房具屋さんのようです。

    浅黄色の町家は文房具屋さんのようです。

  • こちらは呉服屋さんです。

    こちらは呉服屋さんです。

  • 大きな建物の割に、小さな玄関戸が付けられた町家です。

    大きな建物の割に、小さな玄関戸が付けられた町家です。

  • 道路形状に合わせて角を切り落とした町家です。

    道路形状に合わせて角を切り落とした町家です。

  • 煙出しの越屋根のある町家です。

    煙出しの越屋根のある町家です。

  • 大きな窓が開けられた町家です。<br /><br />どうやら4軒続きの長屋のようです。

    大きな窓が開けられた町家です。

    どうやら4軒続きの長屋のようです。

  • 秋野川右岸の町並みです。

    秋野川右岸の町並みです。

  • 秋野川越しに見た町並みです。

    秋野川越しに見た町並みです。

  • こちらの町家は、吉野葛を使った和菓子屋さんの御本家のようです。

    こちらの町家は、吉野葛を使った和菓子屋さんの御本家のようです。

  • 秋野川に向けてたくさんの窓を開けた町家です。<br /><br />たくさん窓が開いているので見晴らしは良さそうです。

    秋野川に向けてたくさんの窓を開けた町家です。

    たくさん窓が開いているので見晴らしは良さそうです。

  • では、国道309号線を外れた所に広がる、下市の町並みを歩きます。<br /><br />看板の文字が外されていますが、文字跡から察するに元は呉服屋さんだったようです。

    では、国道309号線を外れた所に広がる、下市の町並みを歩きます。

    看板の文字が外されていますが、文字跡から察するに元は呉服屋さんだったようです。

  • 外壁を黒漆喰で塗った町家です。

    外壁を黒漆喰で塗った町家です。

  • 下市の町並みです。<br /><br />先の方に「つるべすし弥助」さんが見えています。

    下市の町並みです。

    先の方に「つるべすし弥助」さんが見えています。

  • 「つるべすし弥助」さんです。

    「つるべすし弥助」さんです。

  • 延享4年(1747年)に人形浄瑠璃で初演され、翌年には歌舞伎化された『義経千本桜』は人気演目の一つですが、その三段目「すし屋の段」に「釣瓶鮨」の名で登場する鮨屋がこちらの「つるべすし弥助」さんで・・・

    延享4年(1747年)に人形浄瑠璃で初演され、翌年には歌舞伎化された『義経千本桜』は人気演目の一つですが、その三段目「すし屋の段」に「釣瓶鮨」の名で登場する鮨屋がこちらの「つるべすし弥助」さんで・・・

  • それがきっかけで、下市の地名は全国に知れ渡るところとなります。

    それがきっかけで、下市の地名は全国に知れ渡るところとなります。

  • そんな伝統を誇る「つるべすし弥助」さんは・・・

    そんな伝統を誇る「つるべすし弥助」さんは・・・

  • 今も地元吉野川で獲れる鮎など、地産の食材にこだわった料理旅館として営業されています。

    今も地元吉野川で獲れる鮎など、地産の食材にこだわった料理旅館として営業されています。

  • 朱色の外壁に風情を添える丸い下地窓。

    朱色の外壁に風情を添える丸い下地窓。

  • 客間に設けられた手すりは・・・

    客間に設けられた手すりは・・・

  • 名栗加工の木材で組み上げられています。

    名栗加工の木材で組み上げられています。

  • では、「つるべすし弥助」さんを後にして・・・

    では、「つるべすし弥助」さんを後にして・・・

  • 下市町商工会の駐車場へ車をとりに向かいます。

    下市町商工会の駐車場へ車をとりに向かいます。

  • 国道309号線に戻って来ました。

    国道309号線に戻って来ました。

  • さて、下市町商工会までもう少しです。

    さて、下市町商工会までもう少しです。

この旅行記のタグ

関連タグ

16いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP