2018/08/17 - 2018/08/20
138位(同エリア1805件中)
いさをさん
サンクトペテルブルグで『ネフスキーフォーラムホテル』を出発し、次のホテル、『ルネッサンス・サンクトペテルブルク・バルチック・ホテル』へ。
エルミタージュ美術館やバレエ鑑賞など、古き良きロシアを楽しみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
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Uberで移動して、次のホテル『ルネッサンス・サンクトペテルブルク・バルチック・ホテル』へ。なぜか現金でしか決済できなかったけど。
ルネッサンス サンクトペテルブルグ バルティック ホテル ホテル
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ロビーを中心に部屋がある造りで、そこそこ明るい。
チェックインの時にホテルマンらしく(?)稼働率の話をしていたのですが、いまはベストシーズンじゃないの?と聞くと、一人はYESと答え、もう一人はいやいや冬の方がベストシーズンだよ!と。人によって解釈はいろいろですね(笑)
まだ早い時間でしたが、チェックインさせてくれたのでお部屋へ。 -
ちょっと時間の経過を感じるお部屋ですが、広さは十分。まずはお部屋紹介。
目の前が通りを挟んで住宅のためか、窓は高窓だけ。暗くはないけれど。 -
高窓から除くとイサアク大聖堂が見えました。夜になるといい感じのビューがありそうな予感。
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テレビや机も、一昔前の配置ではありますが、風情あるものたちです。
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クローゼットにはアイロンも。
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バスルーム。バスアメニティはルネッサンス独特の「TOKYO MILK」。こないだ妻が泊まったバルセロナのルネッサンスも同じでした。
全体的に年季の入った部屋ではありますが、けして悪くはない。というか、これ以上をサンクトペテルブルグで望むと、フォーシーズンズとかSOソフィテルとかになって、途端に値段が高くなるんですよね…。
なので、この値段なので、十分十分(っていうか、当時勤めていたホテルの従業員料金ですがw)。 -
エレベーターホール。真ん中が空いたこの形のホテルも何だか久しぶりだな。
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下を見下ろすとロビーと螺旋階段。
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地下にはフィットネスセンター。残念ながらプールはなし。
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ロビーにあるATM。ロシアで泊まったホテルにはほとんどATMがありました。
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その後ろ側には両替所も。
さて、ホテル探検も終わりましたし、外へ出ます。 -
何はともあれ、容量の切れたSIMを買いに行かねば、ということで、コンシェルジュデスクでSIMを買いたいと伝えて、教えてもらったネフスキー大通りまで歩きます。徒歩10分くらいありますが、お店やカフェなんかもあるので、楽しく歩けました。
ルネッサンスホテルからちょうど大通りまで歩いた角のところに携帯屋さんがあったので、空港で買ったSIMをトップアップできるかなと思ったら、別のメーカーだったので、買いなおすことに。まあ、買いなおすと言っても千円しないくらいだったので、別に構いませんが。まあ、今後は使い切らないように大きなデータはちゃんとホテルのWi-Fiでやり取りをしましょう。
そのまま隣にサブウェイがあったので、サクッとお昼ごはん。 -
さて、この日の予定であるペテルゴフへの観光に行きます。
エルミタージュ美術館の裏から船に乗り込みます(画像は着いた後の方だけど)。30分ほどで到着。船の後ろ側では外にも出られるのですが、なかなか気持ち良かった。 -
船の中ではグッズを売る人が説明。何言ってるか分からないけれど
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到着後、桟橋の先、遠くに見える建物、「夏の宮殿」と呼ばれる大きな建物と、巨大な噴水が。
ペテルゴフ宮殿(夏の庭園) 城・宮殿
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近づくとなかなかの迫力です。
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ワニの口を割く男
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ちょっと横にズレて見ると、建物の巨大さが伝わるでしょうか?ロシアはホント何でもデカい。
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金ピカの像たち
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写真的にはなかなか迫力のある空。
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ホント建物も迫力あるわ。
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ロシアは何でも大きいよね。
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という冗談はさておき、暑い。
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建物内のツアーとかに参加すれば涼しいと思うのですが、そちらは別料金だったりするこの庭園。行き帰りの船も当然、料金かかるので、割とお金かかるんスよね…。
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まあ、ココには建物というより巨大な庭園を見に来たので、別に良いのですが。
庭園にはリスもけっこういたりとか。 -
そして、もちろん「噴水公園」と言われるだけあって、至る所に噴水が。
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なかなかの迫力。
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暑すぎてアイス。観光地だけあって、ちょい高め。でも食べないとバテる。糖分糖分。
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道端の、これもちっちゃい噴水?
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噴水がトンネル状になっているところ、かからないように走り抜ける人たち。
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やっぱり庭園って良いですねぇ。
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何か像の台にコインを投げて乗せようとする人たち。せっかくなんで僕も投げてみましたが、そう簡単に乗るわけもなく。むしろ近くの子供にすぐに拾われて、また投げられてました(笑)
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これだけ広大だと、維持費もすごいんだろうなぁ。
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夏
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道。
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ちょっと曇ってきました。
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大きな人口の池も。ロシアのスケールは本当に凄まじい。これすら、ほんの一部なんですから
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さすがに端から端まで歩くと疲れました。でも、これでこそロシア、というものを体(の疲労)で感じることができて満足。
帰りの船ではうつらうつら。 -
帰りの船もエルミタージュの裏に着きます。今日も来てしまった広場。さすがに昨日は1時間もいたので、今日はさっさと退散。疲れてるしね。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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帰りのパティスリーでエクレアを買ってホテルに戻り、部屋のネスプレッソでコーヒー淹れて休憩。明るいけど、時間はもう19時過ぎ。晩御飯どうしようかなぁ…。
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なんかまだ腹の減り具合も微妙だし、とりあえずアペでも…というわけで、泊っているホテルの屋上にあるラウンジバーへ。さっぱりしたドリンク。
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そして席からはイサアク大聖堂がけっこう間近に。
ルネッサンス サンクトペテルブルグ バルティック ホテル ホテル
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野菜不足になりそうなので、罪悪感を払拭するためにサモサを注文。
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だんだんと席も埋まってきました。みんなこの時間を狙ってくるのね。
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見事なもんですなぁ。
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どんどん色濃くなっていく空。一方、ラウンジでは真っ赤なライトが炊かれています。
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野菜食べたら肉を食べたくなるのが人の性。鶏肉。
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1時間ほど食事をゆっくりと楽しみました。まだ10時だし、もうひとアクティビティくらいしたいところですが、昨日今日と、かなり歩き回ったので疲労が…。そのままハーブティーを頼んでリラックス。
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でも、そのまま部屋に戻るのもイヤだったので、ちょっとだけ外へ。っても100mくらい歩いただけだけど(笑) ずっと屋上から見てた夜の聖堂を見たくって。ライトアップされた姿は壮観。
聖イサアク大聖堂 寺院・教会
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翌朝はホテルで朝食。まあ、普通かな。朝は明るいのが好きなのですが、ここの朝食会場は奥まったところにあって暗いのが残念。
ルネッサンス サンクトペテルブルグ バルティック ホテル ホテル
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オムレツも作ってもらえます。古いホテルだけれど、ちゃんとしてますよ。
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コーヒーとフルーツ。フルーツは割と充実してました、
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これはホテルにあったポスター。出発が早い人はブレックファストボックスも承りますよ、とのこと。
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さて、6日目のスタートです。この日はこの旅のメインイベントの一つとも言えるエルミタージュ美術館へ。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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この3日間で何度も見た美しい建物。そりゃそのはず、元は宮殿ですものね。
チケットはwebであらかじめ買ってあるので、この正面玄関ではなく、建物の向こうの方から入ります。並ばずに入れて楽チン。 -
中へ入り、まずは一番有名な階段の広間へ。
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人の多さに辟易としつつ
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インスタグラマーな人たちなら、最高に映える階段ですね。自撮りはしないけれど
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なかなか人のいない瞬間を撮るにも一苦労。まあ、幸い一人で来ているので、ゆっくり見まわしつつ、撮りつつ。
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赤い部屋が最高にCOOLというかHOT
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金色の広間。しかし団体客の多いこと。
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とてつもなく大きな絵がかかった廊下…なのかな…?普通の部屋より大きいんですけれど。なんか自分が小人になった気がする。
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寄せ木で作られたという床。すごい。細かいし、精緻。
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見るものすべてが新鮮。とにかく建物が凄すぎて、美術館であることを忘れてしまいます。
ただ、ここで見とれている内に、ちょっと背中のあたりに違和感が。美術館ではリュックだめかなと思い、小さな肩掛けのボディバッグ的なものを持ってたのですが、なんか触られた?みたいな。バッグを見るとジッパーが開いてました。まあ、僕が閉め忘れた可能性もありますけど、もしかしたらスリだったのかなと。幸い、何も取られてはなかったというか、中身がギッチギチに詰まっていて自分でも取り出しにくいくらいだったので、何も取れなかったんだと思いますが。
ロシアでは唯一、治安に不安(?)を感じたシーンでした。みなさんもしっかり気を付けてください。
ちなみに、カバンは特にリュックでも、入館に問題なさそうでした。 -
あざとい感じの像。
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ホントあざとい。
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床の模様とかも結構見どころがあって、ゆっくり見て回ると時間がいくらあっても足りない。
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シャンデリアも部屋ごとに違っていて、上も下も見どころだらけです。
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中でも一番気に入ったのは孔雀石の間。
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金ピカとマラカイト(孔雀石)の組み合わせがとにかくゴージャス。
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謁見の間、だったかな?
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ドアノブまでこんなデザイン。
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2時間歩き回ってて疲れたので、館内のカフェで休憩。
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孔雀石の間再び。どれだけ見てても飽きない。
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こちらの椅子もすごい細工。
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煌びやかな部屋ばかりと思いきや、こんなシックな部屋も。
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質感もいろいろあって、この宮殿のインテリアを計画した人は何人くらいいるんだろう?
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柔らかな光に包まれた、優雅なお部屋。
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階段がなんとなくエッシャーぽいな、と思って。
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有名な孔雀時計。特別な時だけ動くらしい。
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この部屋も豪奢。
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階段好き。
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美術品も見ますよ。
「あれ~何か首刺さってない?」 -
「ちょ、見て見て、めっちゃ刺さってる、めっちゃ刺さってる」
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ダヴィンチの「リッタの聖母子」。
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広間
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ロシア正教会の礼拝所みたいな廊下。
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甲冑
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バッカスってこんな感じなのか…
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絵が大きい。
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ここだけ違和感を感じる、モノクロの柱。赤い毛氈が映えますね。
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この日はオーディオガイドを借りました。けっこうデカい(笑)
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足も限界に来たので、そろそろ出ます。ホテルを出てから6時間、カフェの休憩時間を除いてず~っと歩きっぱなしだったので。それなりにゆっくりと、でも見るべきところだけを見たつもりだったのですが、それでも5時間では全部見切れない。
お客さんは団体が多かったけれど、あの人たちはどれくらいの時間をここで過ごすのでしょう? 2、3時間とかじゃ全然楽しめない。
エルミタージュに行くときは、しっかりと時間を取っておくことをお勧めします。 -
さて、ディナーへ向かいます。サンクトペテルブルグで唯一予約したレストランへ。レストランがあるのは『SOソフィテル』ホテル。
ここは2017年くらいまで? Wホテルだったのです。ここがWのままなら、当時勤めてたホテルで、マリオットの従業員料金が使えたので泊まりたかったのですが…。
でも、さすがにアコーグループのモダンデザインホテル。Wのポップさはないですが、スタイリッシュさはソフィテルらしいもの。
一番好きなホテルブランドはWで、2番目がソフィテルなので、僕が嫌いな訳がない♪ -
で、レストランの入り口は外。『COCOCO』というモダンロシア料理(?)のお店です。ロゴの「C」がパックマンみたい(笑)
予約はルネッサンスホテルのコンシェルジュに、あらかじめメールでお願いしてました。 -
早い時間にも関わらず、店内は満席。お客さんもお洒落だけど、スタッフはもっとオサレw
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ノンアルコールのドリンクもお洒落
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やってきた一皿目。色白の手。
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と見せかけて、そういう皿だという。中身は普通にサーモンとワサビ、2種のムース。
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メニューによると、ロシアンタコ?
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タルト
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ロシアに来てまだ食べてなかったので、ピロシキを別途注文。う、美味い。
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ビーツとサーカシアチーズのサラダ。
ロシア料理 といえばビーツ、と言わんばかりの、チーズと合わせたサラダ。ビーツの赤って独特で良い。味も絶妙に複雑で。
?
チーズも、日本では聞いたこともない国、 チェルケシアという産地のもの。面積がこれだけあると、いろんな食文化が混ざっていて面白い。 -
「レニングラード風ラソーリニク」という、ここサンクトペテルブルグのかつての名前がつけられたスープ。
正直、何とも美味しくなさそうなイメージを持ってしまう料理名。麦が入ってるところとかも(笑) ?
でも、安定のチキンブロード(って言ったと思う。コンソメ、じゃないのね)のスープに、鶏のハツを入れたもの。少し薄めなところは、これこそロシア料理、という気がする。何て言うか、そこに歴史=食文化が感じられるような。単体として物凄く美味しい!って料理じゃないんだけれど、ココでこの料理を食べることに意味がある、そういう意味では、これもまた #ラグジュアリー な気がするのです。 -
料理名は「旅行者の朝食」。
?
何でも、ソ連時代にそういう名前の缶詰があったとか。名前の理由も聞いてはみたけど、イマイチ聞き取れず…。
組み合わせとしては、麦で作ったリゾット風のものと、タルタルステーキ。そういえば、今回は珍しく海外で生ものを結構食べてるなぁ。サーモンとかも。 -
鳥の玉子のようなチョコレート。中にはクランベリージュース。「飛び散るから、絶対に一口で食べてね!」と、ダチョウ倶楽部的な前フリをされたけど、ちゃんと一口でいきました(笑)
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キャラメル味のポップコーンと、トウモロコシのアイス。
「COCOCORN]と、店名も入ってるけど、わざわざこんな容器作ってるのかな? -
「ママの好きなお花」というタイトル。
鉢植を倒しちゃったみたいで、「後でお仕置きされるわね?」との、スタッフ(笑) 中身はチョコレートブラウニーで美味。 -
一番最後にグミみたいなの…味はまあ普通にキャラメル味なんですが、何が苦手って、またもや シュクレペティアン が着いてたこと…あのパチパチ君、ホントに世界的に流行ってるんですね…日本でももちろん、今年のバンコクでもあったし。毎回レストランで「苦手なもの」を聞かれた時にいい加減言うべきなのか…。少なくとも、モダン系のファインダイニングではそうかもしれない。
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事の途中で、隣のテーブルのご夫婦に写真撮ってくれない?と携帯を渡されたので撮ってあげたのですが、余りにも素敵なので、最後に自分のカメラでも撮らせて貰いました。
何かの記念日なのか、いや多分違うかな?何でもない日だけれど、テーブルにお花を飾ってたり、何とも仲睦まじい感じに、とても心温まりました? -
ディナーが終わったのが21時。
すぐ近くのイサアク大聖堂は22時まで開いているので、見学に行きます。聖イサアク大聖堂 寺院・教会
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古都だけあって、歴史と重みを感じる内部。
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ロシアらしい壮大さ。まるで劇場のようにも見えます。
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エルミタージュ美術館で見た孔雀石がこんなにも贅沢に使われています。
かつてのロシアというのは、文化、経済、資源、すべてが揃った稀有な国であったということがよく分かります。 -
ひとしきり内部を見た後、別料金ですが、大聖堂の上に上ります。階段辛い…
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ふぅ…やっと上ってきました。
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美しい夜景。
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カップルも絵になりますなぁ。
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沈み切ったばかりの残陽。
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見つめあうカップル。
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22時になると、遠くで花火が上がりました。なんとロマンチックなんでしょう。
一人だけど(笑)
この日はエルミタージュ→ファインダイニングでディナー→イサアク大聖堂で花火まで見る、という素晴らしい一日でした。 -
翌朝。朝ご飯どうしようかな、と思い、コンシェルジュに相談。ココかココがおすすめよ、といってもらった内の1軒へ。ホテル近くの『ストロガノフ』というお店です。なかなか良い雰囲気。ほかのお客さんいないけど。
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窓越しにイサアク大聖堂が。
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ロシアンブレックファスト(290ルーブル)で、肉入りのブリヌイ。粗いミンチにした肉がクリームと共に。美味しい。やっぱロシア料理って思ってたより美味いよ。
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帰りには、ホテルの隣にあるスーパーによってお土産を探したり。
なぜロシアの店舗って、こうやって地下にあるのが多いんだろう? -
さて、この日もエルミタージュ美術館へ。ネットで2日券を買っていたのですが、1日券と6ドルほどの差しかなかったですし。これから個人旅行で行く人は、二日券をおすすめします。
エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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今日も大階段は混雑。
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もう一度見たかった孔雀石のテーブル。
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さて、この日は旧館はそこそこに、新館の方へ行きます。旧館と違って、混雑はほぼゼロ。
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建物もこちらはすっきりとした印象。
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それにしても人少ないなぁ。みんな1日だけ、ほんの1、2時間しかいないから、旧館の方だけサクッと見ていくんでしょうね。もったいない。
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トイレの表示も光で作られていて、モダンな感じ。
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これは何だろう?ここにマティス?ダヴィンチ?とかって書いてあるけど。モダンアートの一種?
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覇王の卵…じゃなくて、イースターエッグ。
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新館に来た一番の目的はこれ、マティスの「赤」。
僕はWeb上がりなので、色分解はRGBなんですけど、この赤はかなり青い。青の上に塗り重ねてあるから当然ではあるのだけれど。こういう機微は、やっぱり実物を見ないと分かりませんね。 -
美術の教科書で見たことのあるやつ。
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踊るダンボー。
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外へ出ると、この旅初めての雨。結局このひ美術館にいたのは2時間くらいでした。昨日も歩き回ってるし疲れてるので。
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雨でドッと疲れが…。とりあえずホテルにいったん戻ろうかな、とおもったのですが、お昼の時間だったので、ホテルの目の前にあるお店でランチを。
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ちょっと地下になっている店内は、なかなか良い雰囲気。
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アルメニア料理のお店らしいのです。
ブドウの葉でミンチと米を包んだ、ドルマという料理。店名と同じだから、たぶんスペシャリテなんでしょう。マツンソース、というヨーグルトみたいなソースも一緒に。
ブドウの葉が固いかと思いきや、意外とそうでもなく、美味しくいただきました。疲れてるせいかあまり食欲もなかったし、お米も肉も一皿で食べてしまって、意外とお腹いっぱいに。割と高級店っぽい感じなのに、一皿しか食べなかった…(390ルーブル) -
ちょっと部屋に戻って休みます。ネスプレッソでコーヒー。
とりあえずサンクトペテルブルグで絶対に見たいもの、行きたいものは完了したし、どうしようかなぁ…結構体も疲れてるんだよなぁ…こういうとき、いつも泊ってるホテルだとプールでひたすらダラダラするんだけれど、あいにくこのルネッサンスホテルには意外にもプールがない。そしてスパもない。
仕方ないので、こういう時こそコンシェルジュに、スパに行きたいんだけど、と相談。ルネッサンス サンクトペテルブルグ バルティック ホテル ホテル
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まあ、オススメされたのは、昨日ディナーにも行った「SOソフィテル」なんだけれど(笑)
この日はこの後の予定もコンシェルジュに相談して決めていたので、施術の時間やなんかも考えてくれて、上手く予定を組めました。
ロビーを抜けて、地下にあるスパへ。ルネッサンスのスタッフはその辺りもちゃんと教えてくれました。 -
スパに到着。って、「bliss」のまま(笑) blissといえばWホテルのスパブランド。ソフィテルにリブランドしたはずなのに、これはまだ変わってないんですね。
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さて、スパの施術の時間まではまだ時間があるので、まずはプールへ。サイズとしては小さいし、窓もないけれど、そこはまあロシアですから…。綺麗な温水プールがあるだけで十分。
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チェアベッドでごろごろしたり、時折水に入ってみたり、kindleで読書したり、ひたすらまったり。やっぱり、僕の旅行にはこういう時間が必要です…。
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ゴロゴロしてたら、まだ施術の時間まで30分ほどあるのに、スタッフが来て「部屋が出来たよ」って。
「え?まだじゃない?」と言っても「いいからいいから」と。もうちょっとゆっくりしてからにしたいな~と思ってたけど、まあ、いいかと施術室へ。 -
綺麗な個室に、ちゃんとシャワーブースもついてます。
施術は軽くボディと、歩き回って疲れたフットマッサージを。60分で5,600ルーブルと、ホテルのスパとしては安い。まあ、ルーブル安のおかげだけれど。 -
個室にあったblissのボディクリーム。いつもWホテルから持って帰ってくる(笑)クリームと、香りも質感もまったく違う。Wもコレ置いてくれればいいのに…まあ、高いんだろうけど。
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施術はとても良かったです。ゆっくり休めて、心も体もリフレッシュ。ホテルスパもいいものですね。
施術後はまたプールでしばらくのんびり。ジャクージに入ったり、このソファを独り占めしたり。しかしこのソファ、間違いなくWのときと同じだな(笑) -
さて、夜は予定があるので、少しだけ小腹を満たしておきます。スーパーで買ったパンとコーヒーをホテルで。
ルネッサンス サンクトペテルブルグ バルティック ホテル ホテル
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その夜の予定にやってきました。マリインスキー劇場のバレエ。せっかくロシアに行くのだから、見たことないバレエくらい見てみようかなと。
ちなみに、モスクワのボリショイ劇場は8月はお休みでした…というわけで、サンクトペテルブルグのこちらで見ることに。マリインスキー劇場 劇場・ホール・ショー
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チケットは、ルネッサンスホテルのコンシェルジュに、あらかじめメールで依頼して取ってもらいました。
というのも、本来なら自分で公式サイトに行ってチケットを買えるのですが、なぜか、演目が「白鳥の湖」の、この数日間分は公式サイトで買えないようになってて。
一応、他のサイトも案内はされていたのですが、そこはロシア語しかなくって。というわけで、コンシェルジュにお願いした訳です。で、到着日にもらったチケットがこちら。まあ、結局そのロシア語のサイトで買ってるだけみたいですが(笑)
やり取りの最初は「一番安いチケットで」とお願いしたのですが、思ったより安かったので、
「じゃ、この予算内でもうちょっといい席ある?」という聞き方をして、もうちょっとだけ高い席にしました。 -
早めに着いたら、ドアオープンもまだだった。オープン後も開演まではしばらく時間があるので、まずはカフェへ。
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カフェもロシアっぽい雰囲気。
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軽いフードなんかもありましたが、小腹は満たしてしまったので、ハーブティーを。
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こちらは劇場の歴史なんかを展示してあるホール。
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のんびり飲んでから、そろそろ席に…の前に、ちょっと上の階の席に紛れ込んでみました。ほう、上から見るとこんな感じなのね。大きくはないけれど、重厚な空間。
さて、自分の席に行くか…と思ったら、さっきのカフェにストールを席に忘れたことに気づき、焦って戻る。幸い、スタッフに言うと「これ?」と、ちゃんと保管してくれてた。良かった~。ロシア人、親切。 -
そして、ルネッサンスのコンシェルジュが手配してくれた席がこちら。1Fの真ん中くらいの席です。
いやいや、素晴らしい席でした。なにがって、通路に面してて広いから。
何せ、見ての通りこの椅子は固い。バレエは休憩を挟んで3時間以上。この固くて
狭い椅子はかなり辛いのです。座り心地としては、タイの国鉄並です…。 -
下から見るとまた、重厚で豪壮。
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さて、いよいよ開幕です。もちろん、上演中は撮影禁止。
途中、休憩を挟んで約3時間。
「白鳥の湖」のストーリーはあらかじめネットで読んで行きましたが、バレエに馴染みのない僕には、その良さが分かるような分からんような。 -
レヴェランス、というらしい最後の挨拶。
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閉幕後、さらに黒鳥役の衣装で。
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さて、帰りますか。
初めてのバレエは…正直なところ、よく分からない(笑)
いや、みんな技術とかすごいとは思うんですよ。でも、やっぱりさテレビやビデオ、ネットなんかで、最高の役者たちの最高の演技とかを見てしまうと、当然ライブでは微妙にフラつくこともあるし、失敗することだってある。もちろん、それがライブの良さなんだけど、いまの僕の経験値のなさでは、そういう深さまで楽しめないんですよね。もっと見て経験値を上げれば、本当に楽しいんだろうな…。 -
時間は23時。まだまだ車も歩いてる人もかなりいます。
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マリインスキー劇場からルネッサンスホテルまでは1.2km、15分ほど。
コンシェルジュには「タクシー手配しようか? 歩けないこともないよ」って言われたので、のんびり歩くことに。一応、安全のためか、「川沿いを歩いた方がいい」ということだったので、この川沿いを歩いて帰ります。
幸い、特に危険な目に遭うこともなくホテルに辿り着きました。ちょっと空腹だったけど、このホテルは23時までしかルームサービスがなくて断念。さっさと寝ます。 -
翌朝。昨日コンシェルジュに聞いた朝食のお店たちの中から、近くの「Teplo」というお店へ。
テプロ 地元の料理
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サーモン入りのふわふわオムレツ。
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昨日の夜あんまり食べてないので、ブリヌイも。ふう、美味しかった。
中庭なので景色はないけれど、やっぱりテラスでの朝食は気持ちよい。 -
さて、ホテルに戻ってチェックアウト。モスクワに戻る新幹線の時間は15:00なので、それまで少しだけ観光します。といっても、
サンクトペテルブルグのモスク、通称「ブルーモスク」と呼ばれるところに。地下鉄が面倒なのでUberで行きます。サンクトペテルブルク モスク 寺院・教会
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今日もいい天気。
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入口の反対側。美しい。
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インスタではみんなこの門(?)で自撮りしてたけど、そういう趣味はないので、ダンボーさんにご登場いただきます。
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祈りの間。ちょうど人がいなかったので、撮らせてもらいました。
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良いなあ祈りの場というのは。
さて、まだ時間あるし、もう一か所、Uberを呼んで移動。Uberはこの旅でめちゃくちゃお世話になりました。 -
というわけで、次はシナゴーグ。つまりユダヤ教の礼拝所。
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これもまた美しい。
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2Fに上がってみた。
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静謐。
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キリスト教とはまた違うステンドグラス。
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いい階段。
すぐ近くにスーパーがあったので、お土産を物色。ばら撒き用のチョコレートを買ったり。サンクトペテルブルグのものらしいのですが、意外と美味しかった。 -
このシナゴーグはすぐ近くに、昨日バレエを見たマリインスキー劇場があります。なるほど、こんな色だったのね。エルミタージュといい、歴史的な建物にはこの色が多いのかな?
さて、ここから昨日は歩きましたが、今日は面倒なのでUber使ってホテルへ戻り、預けた荷物を受け取ってまたUberでモスクワ駅まで。マリインスキー劇場 劇場・ホール・ショー
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モスクワ駅。こういう大きな駅に立っていると、いまだにワクワク感と乗り遅れないようにというドキドキ感が交錯します(笑)
荷物検査なんかもあるので、お早めに。ちなみに、僕が駅に着いたのは出発の30分前で、実はそこそこにギリギリでした。とか言いながら、ハンバーガー買ってたけど。モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅
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ロシアの新幹線こと、サプサン号。
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帰りは1等車にしてみました。シートの形は変わらないけど、素材が革っぽくなったのかな。
ちなみに、初めてのロシアで一人旅だったので、荷物が見えるよう、置き場の近くに席を取ってます。 -
なんかこんなアメニティがありました。
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駅で買ったハンバーガーを、遅めの昼ご飯に食べる14:45。
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1等車ということで、1食付き。これが何時に配られるか分からなかったのでハンバーガーを買ったんですけどね。ちなみに配られたのは16時、動き出してから1時間後でした。
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機内食みたいなものですね。まあ、良くもなく悪くもなく。
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デザートも付いてました。
読書したり昼寝してたら、あっという間の4時間弱でモスクワに到着です。
旅も中盤になり、ちょっと疲れてスパまで行ってしまったので、モスクワではのんびりしよう。
でも、サンクトペテルブルグは本当に楽しかった。エルミタージュはもちろん素晴らしかったし、街並みや教会も良かった。やはり古都というのは良いものです。海外の方が京都に行きたがる気持ちというのは、こういう感じなんだろうな、と思います。ただ、もう少し良いホテルが安ければなぁ…というのが本音(ルネッサンスは前の職場の従業員料金だけれど(笑))
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この旅行記へのコメント (1)
-
- ももであさん 2018/11/25 19:13:10
- 挫折
- いさをさん
旅のお供にニャンボーが欲しくて意気揚々と
アキバへ向かったのですが...
あまりの高さに、¥390のカネゴンで妥協
してしまいました。
どうも調子が出ません (-_-)
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