2017/11/20 - 2017/11/24
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マタローちゃんさん
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この旅行記のスケジュール
2017/11/22
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独立記念碑
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モスク
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昼食 貴州苑
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夕食 海運海鮮楼
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この旅行記スケジュールを元に
ビジネスクラスによるツアーでマレーシア旅行。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
二日目の朝を迎えましてござる。
朝食はホテルで摂るのでござるが、9階と34階のどちらでも良いとの事。
ちなみに34階を使うのは高い部屋に泊まっている人のみだそうで、
エレベーターで階ボタンを押す際に、
部屋のカードキーをかざさないと動きませぬ。
そんな訳で、まずは34階に行って参りし候。Sunway Putra Hotel Kuala Lumpur ホテル
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中は静かで眺望も良く、落ち着いた雰囲気にござる。
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9階に比べると品数が少ないとの事ござるが、
それでも拙者の好む物がまあまあござりました。
特に麺を見逃す事はござりませぬ。 -
まさかマレーシアでルイベを食せるとは思いもよらず。
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食後はヨーグルトにコーヒーにて候。
さて、食事の後は市内観光ですな。 -
まずは王宮(日本で言えば皇居)に参りし候。
ここで説明を聞き、拙者はその内容に多いに驚きましてござる。
まず、マレーシアという国はマレー半島の南部と、ボルネオ島の北部に、
合わせて13の州がござります。
その内、9の州にスルタンと呼ばれる国王候補が居りまする。
もとは細かい国に別れていた名残ですな。
現在の国王はムハンマド5世にござりまするが、何と国王は5年任期だそうな。
つまり国王になって5年経過すると宮殿を去り、新たな国王が即位する。
その国王は9人の中から順番に選ばれ、一周するのに45年が必要との事。
王位は世襲制にござるが、長男が継ぐわけでは無く、
子の中で一番優秀なのが選ばれる。
順番の前に国王候補が無くなると、順番が一つ飛ばされるとの事。
それゆえ、国王は政治に関わらず、日本のように二院制による議会があり、
首相が政治を行うというわけですな。王宮 イスタナ ネガラ 城・宮殿
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門の脇には衛兵がおり、彼らと写真を撮ることが出来まする。
なれど、多くの中国人観光客が順番など完全無視。
まともにまっていたら、写真など取れぬ状態にござります。 -
その後は独立記念広場に参りし候。
塔には、マレーシアで行われた大きな戦争。
つまり第一次大戦、第二次大戦、独立戦争の年代が刻まれてござった。 -
イギリスからの独立を記念して作られた像。
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その公園の脇に妙な植物を発見。竹のような茎が、途中から赤くなってござる。
このような物が、そこかしこに生えてござる。 -
次の観光地はモスク(イスラム教の寺院・礼拝堂)にござる。
-
ここを観光する際、女性はこのような物を被らなければなりませぬ。
色が違うのは腕を出しているか否か。
長袖を着ている人は黒、腕を出している人は紫を着てそれを隠すそうな。
ちなみに男性はそのままで良いのでござるが、
半ズボンの人は、脚部を隠すためにやはり紫を着るのでござる。 -
中は綺麗な作り。金曜日になるとイスラム教の人が一斉に集まり、
決まった時間に礼拝するそうな。 -
これがお寺で言う本堂なれど、日本のように仏像などは無く、
偶像を崇拝する習慣はありませぬ。神は心の中にあるそうな。
そして本堂は全て西側、
つまり聖地・エルサレムの方向を向くように作られてござる。 -
次に向かったのがクアラルンプール中央駅。
今は中心となる駅が移り、
ここは日に三本しか汽車(ディーゼル)が来ないそうな。クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅
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それなりに寂しい感じにござります。
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自動改札がありましたが、観光だという事で無料で入れましてござる。
-
この駅がメインで使われていた頃は複線だったようですが、
今は単線になっておりました。
向こうに見えるはセメントと積んだタンカー。
何故あのような妙な形をしているのかと問うと、
真ん中の下からセメントを出すためとの事。 -
駅の中で日本製の自動販売機を発見。
しかも日本語ですべて「売り切れ」となってござる。
やる気が全く感じられませぬな。
良く見ると値段は1リンギットのようでござるが、
計算すると27.1円となりもうす。本当にそんなに安いのでござろうか。 -
そのあとはムルデカ・スクエア(独立広場)にやって参りし候。
ここではいろいろなイベントが開催されるとの事。ムルデカ広場 広場・公園
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広場の脇には何とも歴史を感じる時計台がござった。
これはスルタン・アブドゥル・サマド・ビルと言いまする。
イギリス統治時代に連邦事務局としての役割を果たし、
現在は裁判所として利用されているそうな。スルタン アブドゥル サマド ビル (旧連邦事務局ビル) 現代・近代建築
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その後は、お決まりの買い物ツアーに付き合わされもうした。
そこは、貴金属を売っているお店にござるが、
妹がピアスを買って喜んでおりました。
まあ、リーズナブルな物もあったようですな。 -
昼食はガイドによると本場のマレー料理とのことにござる。
それゆえ、拙者も期待していたのでござりまするが・・・。 -
まず出てきたのが、殆ど味のしないスープ。
前日の物よりも臭みが無いだけましにござるが、具も殆どござりませぬ。 -
いきなり前日同じ、殆ど味のしないチャーハン。
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甘辛の野菜に甘辛の肉。
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こちらもまた似たような料理にござる。
-
かなり辛い麻婆豆腐。
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ホウレンソウのような物。なれど茎の部分は硬かったでござる。
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青椒肉絲にござりましょうか?。日本のは筍が入ってござるが、
こちらはピーマンと細切りの肉のみ。
とは申せ、今回の食事の中では一番良かったのがこちらにござります。 -
甘辛の餡がのったチキン。
何となく、どれもこれも似た感じに思えてなりませぬ。
これらはマレー料理ではなく、マレーシア式中華料理にござりましょう。
また、ビールも相変わらず高いので一本しか飲みませなんだ。
いまいち満足感が得られぬまま、今度は郊外に移動せし候。 -
で、着いた先がこちらバトゥ洞窟にござる。
ここはマレーシアに住む1割ほどのインド人が、
ヒンズー教の聖地としている所にござる。
平地に独立した断崖で囲まれた山がポツンとあり、
その中が洞窟となっているのでござる。
拙者の両親や、もう一組の夫婦はこれを観光するのは断念しました。バトゥ洞窟 寺院・教会
-
何せ272段におよぶ、この階段を自分で登る訳にござりますれば。
なれど、拙者と妹はせっかく来たのだから、登らぬという選択肢はござませぬ。
腹も膨れているので元気良く登りましてござる。 -
横から見ると階段がかなり急なのが解りまする。
手すりは一応あるものの、太すぎていざという時に掴みようがござりませぬ。
ここから落ちたら確実に命を落としますな。
親が登らなかったのは正解にござりまする。
で、ここには猿が多く生息しており、人間の食べ物をあてに生きてござる。
それゆえ、登る前には注意があり、
袋(コンビニのような)を持たないようにと言われましてござる。
袋を持っていると猿に奪われるとの事。
実際に写真を撮っている外国人の隙をついて、
足元の袋を奪おうとしている猿が居りました。
慌ててそれを取り返そうとした外国人と猿との奪い合いが面白うござりました。
ただ、日本猿とは違って穏やかなので、
目と目が合っても襲ってくることは無く、
逃げる事も無く、撫でたりも出来申した。
拙者は何も持っていないのに、
エサをくれと言わんばかりに袖を引っ張られましてござる。 -
さて、本題に戻りまする。272段を登ると洞窟の入り口に到着。
-
中は結構広くて、壁面には色んな像が飾られてござる。
奥にはさらに階段がござりました。 -
その階段を上ると終点にござる。
ここもそこそこ広さがあり、本堂のような建物の中には像がござりました。 -
洞窟ではあるものの、本来の横穴に加え、
こちらには竪穴も繋がっておりました。 -
上からの日が差した壁面は美しゅうござりました。
そして上からは常に水が滴り、天気が良くても雨のようにござる。
毎日降るスコールが時間を掛けて一日中滴り落ちているようですな。 -
戻る時に上から撮った写真にござるが、見事な眺めにござりました。
-
洞窟を観た後は、二つの工場見学に参りし候。
その一つ目は錫の工場にござる。
もともとクワラルンプールは錫が取れる事で発展した街にござれば。
錫は熱伝達率が非常に高く、
融点が低いため加工が比較的簡単で重宝な金属にござる。
なれど、重い割に柔らかいので他の金属と混ぜて補強するのが一般的だとの事。
錫工場に入ると、まず錫のカップを渡されまする。
そのカップは常温にござるが、
そこに冷たい水を注ぐと、いきなりカップが冷えるのござる。
これに驚きましてござる。そして一旦冷えると、ぬるくなり難い特徴がござる。
そのような物だから、値段も結構するのでござる。 -
奥にはその錫製のカップを何千個も重ねて作った巨大なツインタワーが。
工場を見学した後、ショールームに移動すると、 -
いきなり、錫製のバットマンがお出迎え。
大きさは全長20cmほどにござりまするが実に良く出来てござる。 -
そしてバットモービル。
-
スターウォーズのタイ・ファイター。
-
ミレニアムファルコン。
-
更にはこんなものまで。これらは結構な大きさにござりました。
そしてある物の前で拙者の足は完全に止まりましてござります。 -
錫製のアイアンマンにござる。全長は30cm弱くらい。
マーベルの商標が付いておりさらに限定1000個で、
裏にナンバリングしてござる。
余りの美しさに購入意欲を掻き立てられ値段を聞いてみると、
およそ54600円にござる。
その値段に一瞬驚いたものの、出来栄えと価値を考えると納得できまする。
買うか買うまいか迷っていると、これは重い事もあって持ち帰り出来ず、
あとで郵送するとの事。カードを使えば買う事も可能で、
後の価値の高騰を考えたら買って損は無い物の、
郵送という部分が不安なので、ここは断念せし候。 -
仕方ないので、代わりにこちら、アイアンマンのピンバッジを購入せし候。
こちらもマーベルの商標がついておりまするが、1000円にござる。
先ほどの値段を聞いた後のでのこれは、聊か情けなく成り申した。 -
何となくモヤモヤを抱えたまま次なるチョコレート工場へと出発せし候。
こちらが原料のカカオにござります。 -
工場では巨大なチョコレートのブロックを下のタンクに放り込んでおりました。
これを溶かして加工するとの事。 -
種類によっては、これで溶かしたりと。
-
出来上がったチョコレート。
-
奥では多くの種類のチョコレートがワゴンセール。
とは申せ、あまりリーズナブルな値段とは申せず。
その後はまた車で移動し、海鮮料理の夕食にござります。 -
場所はこちら。「海運海鮮楼」にござります。
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文字通り、海鮮料理にござります。
店内にはいけすがずらり。 -
いけすの一つには、
何と日本で絶滅危惧種に指定されている特別天然記念物のカブトガニが!
マレーシアではこれを食すのですな。驚き入り候。 -
まずは食事の際の恒例、地元のビールから。
-
出てきた料理がこんな感じ。
-
うーん・・・これらが海鮮ね・・・。
どうも野菜メインのようが気がいたしまする。
味もイマイチにござりました。
しかも、となりのテーブルには中国人の団体客が座っており、
彼らと全く同じ料理にござりました。
ビジネスクラスツアーなれど、料理は普通のツアーの人達と同じなのですな。
で、このお店、海辺の畔かと思いきや、 -
セランゴール川の畔にござる。
ここで敢えて日が沈むのを待ちながら夕食という訳にござる。クアラ セランゴール自然公園 サファリ・動物観察
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夕食を終えて辺りが暗くなると、レストランから徒歩で川沿いに移動。
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着いた先が船着き場で、ここでライフジャケットを装着。
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そしていささか安っぽい感じの遊覧船に皆で乗船。
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辺りはすっかり暗くなってござる。
しばらく川を遡上すると、船が停まりましてござる。
ガイドさんが川べりの木の方を指さし、フラッシュで写真を撮るように指示。 -
するとこんなのが映りましてござる。
これは白鷺にござる。夜になって巣に戻って休んでいるとの事。
フラッシュたいても動揺する事なく、そのまま大人しくしておりました。
さて、今回船にて川を遡上したのはセランゴール川名物、蛍観賞にござります。
マレーシアは暖かいため、この川では一年中蛍が見られるとの事。
ただ、見られる時間が午後7:30くらいから~10:00くらいまでで、
それ以降だと光らないし、雨や風の日でも光らないという。
なれど、我等は観る事が出来申した。
川の両側を覆い尽くす植物にくっついて、
何十万匹という蛍が光っているのでござる。
それは実に神秘的で、まるで星空を見ているようにござる。
ただ、残念な事に光が余りにも弱いのでござる。
日本の蛍は体長が5㎜程度あり、光も強いのでござりまするが、
こちらのは体長僅か2㎜ほどと小さいゆえ、光も弱い。
それでも、余りにも物凄い数が光っているので目でははっきりと見えまする。
なれど、カメラでは何度挑戦してもその光を捕える事はできませなんだ。
皆様にあの美しい光景をお見せできないのが残念でなりませぬ。
この後は再び車に揺られ、旅籠へと戻ったのでござります。
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