マレーシア珍道中　その4

2017/11/20 - 2017/11/24

ビジネスクラスのよるマレーシアツアー。

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

四日目の朝と成り申した。この日は帰国するだけにござる。
朝はゆっくりめに起きてレストランへと向かいましてござる。
前日の多民族が入り混じって混雑したレストランを避け、
やはり最後は落ち着いたラウンジでゆっくり朝食を摂ることに。

Sunway Putra Hotel Kuala Lumpur ホテル

朝から酒が飲みたくなる料理にござる。

9階と比べてこの34階はメニューが少ない物の、やはりどれも美味にござります。
食事をゆっくり楽しんだ後は、荷造りをしてチェックアウト。

後は車で一時間ほど走り、クワラルンプール国際空港へ到着せし候。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

出国後は、やはりモノレールにてゲートのある建物へ移動。

目的はお楽しみのラウンジを利用するためにござります。
さて、マレーシアのラウンジはどんなものかと。

プラザプレミアムラウンジ (クアラルンプール国際空港) 空港ラウンジ

中は余り広くは無いものの、それなりに落ち着いた空間にござる。

窓の外には、これから我らが搭乗する飛行機が見えましてござる。

早速、ビールを戴きましてござる。
ビールはカールスバーグで美味しゅうござった。
なれど料理はどれもマレーシアらしい甘い味付けにござる。
それゆえ、拙者の口にイマイチ合いませなんだ。

ここで暫し時間を潰した後は登場開始にござります。
ビジネスクラスゆえ、優先的に乗れるので一番前に行くと、
さらにその中でも序列がござりました。
ビジネスの中でも、VIP会員がまず優先搭乗なのだという。
別にその後でも殆ど時間的に変わりませぬが、
細かいところにまで差を付けるのが驚き。

席に着くと、離陸前にウエルカムドリンクがござりましたが、
アルコールは無しなのでこれはノーサンキュー。

離陸して巡航モードに移行すると、
直ぐにドリンクのサービスがあったのでビールを頼みましてござる。
来るときは夜中だったのでサービスはそれなりでしたが、
帰りは昼間なのでこのようなつまみが出ましてござる。
特にホタテが美味にござった。

暫くすると食事の時間だという。
洋食か和食かを選べるので、拙者は和食を希望せし候。
すると前菜から登場。

ちなみに、こちらが洋食の前菜
こちらも捨てがたかったですな。

和食の主菜がこちら。もう腹が大分膨れてござる。

最後にコーヒーとデザートにござる。
もう、腹は限界にござります。

食事が終わると、こんな行儀の悪い寝方をするマレー人を発見。
この人は目が覚めると、さらにカレーライスを所望してござった。
体が大きい人はやはり食べる量が違いまするな。

窓の外には上から見る雲海が広がって実に美しゅうござる。

太陽から離れるように飛んでいるため、
雲海はどんどん夕日に染まっていくのでござる。

飛行機は予定よりも30ほど早く到着したものの、
帰りの電車は人身事故などで遅れたため、
拙者は羽田から最寄駅までずっと立ったまま、
もみくちゃにされながら帰りましてござる。

こうしてビジネスクラスによる、
マレーシア・クアラルンプール4泊5日の旅が終わったのでござります。

追記。
ツアーの食事のまずさしょぼさやビールの値段の高さを思い出すと、
正直またマレーシアには行きたいとは思えず、
このあと一緒にマレーシアに行こうと約束をしていた友人に「もう二度と行きたくない」と断り申した。
食の恨みは深いのでござる。


○マレー料理と言いながらもマレーシア人口の60％であるマレー人が食しているマレー料理は一回も出なかった。毎回質素なマレーシア式中華料理だった。
それらはマレーシア料理ではあるがマレー料理ではない。
三泊四日中現地でポピュラーなマレー料理やインド料理は一回も提供されていない。（ホテル朝食ブッフェには少しあったかもしれないが・・・）
○海鮮料理と言いながら全然海鮮が出なかった。野菜ばかり。
○和食コースと言いながら盛り切りのしょぼい定食だった。

推測するに、このツアーは飛行機と宿だけが高級化されており、ツアーの中身と食事は数万円以下の格安旅行と同じ内容だったと思われまする。