2018/09/16 - 2018/09/16
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たびたびさん
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今日は、一日かけて岸和田だんじり祭りを楽しみます。
ところで、岸和田だんじり祭りの魅力ってなんでしょうねえ。操舵機能のないだんじりを一気に方向転換させる「やりまわし」が醍醐味というとおり、それは確かにすごいです。大屋根の上に乗った大工方が両手で持ったうちわで集団を指示するんですが、回りはじめると大工方は内側の屋根から大ジャンプをして外側の屋根に飛び移る。危険をものともせずに躍動する姿はかっこよくて見事なんですが、それはやっぱり全体のチームワークの象徴でしかないかも。引き手たちやそれを先導する露払い的な人たちまで含めてのこれだけの大集団。この大集団が海潮のような流れとなってウワーッと走って行く。その塊りの熱さがすごいんですね。一人一人が主人公といったありきたりな表現ですけど、とにかく一人一人がチームワークを大事にして一体となって動かないとだんじりは成り立たない。
つまり。。それぞれがそれぞれの持ち場をしっかりこなすからこそのだんじり。小さな力が結集して大きなことが成し遂げられる。それを見せてくれる、感じさせてくれるのがこの祭りのだいご味だったように思います。
だんじりには派手な演出はありません。言ってみれば、ただ、疾走するだけ。そのシンプルさゆえにそのだいご味がじんわりストレートに伝わってくるのかもしれません。
けんか祭りと異名をとる激しさや祭りの事故で亡くなる人が出ただとか。とかく、怖いイメージもつきまとう祭りではありますが、やっぱり基本は純粋な思いとか魅力があるからこその伝統。
日がな一日、祭りの熱気に酔わされて。これからしばらく、この余韻が続くのも仕方ないかなと思います。
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岸和田は今回が二回目。見覚えのある岸和田駅前に到着です。
それなりに土地勘が残っていますから、気持ちには少し余裕がありますよ~ -
大通りの方から城に向かいますが、まだ露店も準備中。人も少ないですね。
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イチオシ
規模はさほどではないんですが、岸和田城に到着。お堀と天守閣の端正な姿がいいですよね。
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午前9時30分から岸城神社の「宮入り」が行なわれるので、だんじりの入ってくるお堀の一角に陣取って、だんじりを待ちます。
パラパラと先払いが走ってくると -
その後を追いかけて、綱を引いた大集団がやってくる。
紺のチャンチャンコに白い股引がまぶしいです。 -
地車の屋根に乗っているのは、大工方。祭りの主役たちで、主屋根に1人、後屋根に3人が乗っているのが基本形です。
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後ろから見るポジションになってしまいましたが、このアングルもなかなか美しい。町名旗・幟がキリッと締めています。
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ザワザワザワ~
集団が行ってしまいました。 -
幟だけが帰ってきましたが、ちょっと意味は分かりません。
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ここでポジションを変えて。ここなら正面から見えますよね。
次の集団です。 -
こちらも最初はパラパラなんですが、
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綱を引く大集団が現れると
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ほどなく地車が見えてくる。
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ここで角を曲がるんですが、スピードは出ていないので、静かなもの。大工方はむしろ静かに立っていて、躍動感といったものはありません。
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前が詰まっているので、ちょっと休憩。少しづつ進んでいきます。
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ここでもまた幟が帰ってきましたね。
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次の集団です。
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まといをもっている人もいます。
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そして、大集団。
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角を曲がりつつも
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ゆっくりと進んでいくの繰り返しです。
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さて、また次の集団。
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ここの大工方は上下とも白。
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すっくと立った大工方は
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お尻もきゅっと締まって格好いいです。
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次の集団です。
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先払いに続いて
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大集団。
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説明によると引手は500人くらいいるそうですが、
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そこまででもないような。
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ただ、想像していたよりはずっと大勢です。
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このあたりでだんだん目が慣れてきたかな。
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駆け足の大集団はいいにしても
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イチオシ
この大きさの地車を引くだけなら、本当はこんなに人は要らないような気もしますが、
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たぶん、スピードを出す時に必要なんでしょう。
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ここではそのスピードは求められていないし、その馬力は活かされていませんね。
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この大工方もまだまだ予行練習の感じです。
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それにしてもいい天気。見物人も余裕の面持ちです。
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また、ポジションを変えてみました。
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ここは角を曲がり切った直線コース。
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ゆっくり進んで、余裕です。
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先払いはそれなりに走っているんですが、
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だんだんと
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人数が増えてくる後の集団には余裕がある。
気を抜いているわけではないんでしょうが、ちょっと力を持て余し気味です。 -
大工方も
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先が詰まって、ここで待ち合わせ。
まだまだ本番という感じではありません。 -
宮入りに向けて進んでいくという、あくまで静かな行軍です。
宮入も見どころの一つだったはずなんですが、こんな感じだったんですか。 -
それなら、ここは私も慌てることはない。
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イチオシ
順番にやってくる集団を
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ゆっくり眺めるでいいでしょう。
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それでも、ちょこっと大工方が例のポーズをしてくれる場面もあるので
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それが気を紛らわせてくれたりします。
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この後屋根に乗っているのは、主屋根に乗っている大工方に何かあった時の控えなんだそう。指揮を執るのは主屋根に乗った一人なんですね。
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女性陣は綱は引きませんがそれなりにサポート。
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子供たちは将来の担い手。
町内全体の団結力を育んでいる意味もあるでしょう。 -
ところで、岸和田のだんじりを支えるのは「三郷」。町方、浜方、村方です。
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町方は、「五町」とも称される南町、本町、堺町、(魚屋町)、北町。
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浜方 は、「浜七町」とも称される中町、大工町、中之濱町、紙屋町、大手町、中北町、大北町。
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村方は、 五軒屋町、宮本町、(野田町)、上町、南上町、(岸城町)。
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宮入りは村方から行われます。
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岸和田のだんじりといえば、けんか祭りともいわれる激しい祭り。
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私の中ではのぼせもんの祭りといわれる博多の山笠と双璧です。
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山笠は山を引いて、そのスピード、タイムを競うので熱くなるのは当然なんですが、
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しかし、岸和田のだんじりはそういう競争ではない。
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あくまで、それぞれのだんじりが自らのパーフォーマンスをどれだけ高められるかにしのぎを削るんですね。
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前回来た時に、だんじり会館で地元の高校生の三人組がお囃子の練習をしているのに遭遇しました。
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太鼓に鐘を思い切り打ち鳴らしてどっかんどっかんやっていましたが、
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なんというか、子供の時から普通の日常的な遊びのようにやってきて、もうお囃子をやっていること自体が生活の一部のように体に染みついているような印象を受けました。
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だんじり会館では、太い丸たんぼうのようなバチを叩き下ろすスタイルは太鼓の音を極限まで大きくするため。
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大集団の端の方まで音が届くようにするためなんだとかの説明もありました。
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三人のお囃子なのに、ものすごい迫力だった一方で、
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それを軽々と
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楽しくやっている姿を見て、
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これは本番にいつかは来てみたいと強く思ったもの。
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そこからだいぶ年数が流れてしまいましたが、
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今回やっと念願がかなったものなんですよね。
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まだ、その熱い祭りの片りんは
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あんまり分かりませんが、
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今日は一日たっぷり時間を使って、
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その熱い祭りの
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本当のところを
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見てやろうと思います。
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イチオシ
まあ、この場面は祭りの序章。
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ここでは、
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皆さん余力を持って
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祭りの本番に備えているといったところでしょう。
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この和やかな雰囲気が
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どんな風に変わっていくのか。
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楽しみではあります。
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天気もいいし、
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今日は最高。
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申し分ない条件ですからね。
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ここで、またポジションを移動して。
これはがんこ岸和田五風荘。 -
今は、がんこ寿司のお店が入っていますが、これは、岸和田城二の曲輪の新御茶屋、薬草園の跡地に旧寺田財閥当主家別邸として建設された建物を引き継いだもの。門から中を覗くだけでも、緑の濃い松の植栽などその威風堂々とした構えが素晴らしいです。
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お堀の角っこにあって、ここからだと岸和田城の天守閣を同じ目線のように眺められる絶好のロケーションです。
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地車と
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イチオシ
天守閣のコラボ。
いいじゃないですか。
この大工方はまだ若いんでしょう。止まっている屋根の上で、繰り返し繰り返し体の動きを確認している。こちらにも祭りの前の緊張感が伝わってきます。 -
さっきの赤い着物の大工方。ちょっと年配の風ですが、こちらは落ち着いたもの。渋くていい味出してますね。
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イチオシ
待機している中でも笛の音は絶えることなく続いています。
それぞれ役割はありますね。 -
ここで、少し場を離れて。
三の丸神社は、岸和田城から市街地に少し入ったところにある小さな神社。
南北朝時代、楠木正成の一族である和田正儀が岸和田城の守護のため城中に創建したとされるのが始まり。ちなみに、明治維新ごろまでは、だんじり祭りの宮入りは、岸城神社ではなくここだったとか。 -
しかし、境内は人っ子一人いない。参道には両側に赤い燈籠が建って、それなりの構えはしているのですが、残念ながら静かそのものでした。
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では、岸城神社の方に戻ります。
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鳥居の前では宮入りを待つ集団。
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地車を境内の方に向けて、
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これで準備完了。
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そこから、皆さんぞろぞろと境内に入ってきて、
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代表者がお参り。
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今日一日の無事を祈ります。
なるほど、宮入り自体はなかなかあっさりしています。 -
宮入を確認したので、ここからは、例によって少し街の散策です。
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旧泉州銀行本店は、大通り沿いに花崗岩張りの外壁が長く続く建物。昭和34年、建築家、村野籐吾の設計により建てられました。銀行の本店にしても、これだけ大きな建物が本当に必要だったのかというほど大きい。今でも現役だと思いますが、今の感覚でいうと窓が少なくて閉鎖的な印象を持ってしまうかなとは思います。
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自泉会館は、ユニチカの前身の一つである岸和田紡績創設者の寺田甚与茂に贈られた慰労金を基にして、社長を継いだ長男の寺田甚吉が昭和7年に建設した寺田財閥の倶楽部。
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建物は、渡辺節の設計による近世スパニッシュ様式。
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前庭には、寺田甚与茂の銅像が置かれていて、岸和田の華やかなりし頃に思いを馳せる意味もあるように思います。
繊維産業は日本の機関車だった産業。そういう見方でみると、日本の経済を引っ張っていた気概が感じられると思います。 -
旧紀州街道に入って、これは円成寺。
信濃国住人で、俗名加藤則政という武士が数々の武功を残したものの、主人が没すると発心し、剃髪得度。ここで浄土真宗の布教を始めたのがはじまりといいます。ただ、この門前周辺の雰囲気がすばらしく、岸和田の古い町並みを代表する景観となっています。 -
吉田松陰の逗留地は、細い通りにぽつんと案内板が建っているだけのところ。
説明によれば、大坂沿岸の警備状況を視察するために岸和田を訪れたのだそう。塩屋平衛門宅に滞在し、外国船に対する海防が手薄であることを繰り返し説いていたということ。松陰は思想家ではなく、実務家。海防を実際に目で確かめたり、具体的な対策として考えていた姿が想像されました。 -
本徳寺は、岸和田市街の寺町みたいなエリア。案内板があって、それによると明智光秀の実子、南国梵珪が建立。南国梵珪が描かせた明智光秀肖像画と位牌を所蔵しています。
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境内は立ち入り禁止みたいでしたが、関係者が出入りするのに一緒させてもらって中へ。工事中の本堂と松の植え込みをちょろっと拝見しました。
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さて、岸和田市内には名物のくるみ餅のお店が何軒もあって、みかさやもその一つ。夏場に「くるみ氷」というのがあるので、それにしてみました。
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シロップの白い氷の下からくるみ餅と白玉が現れますとそのハーモニーは絶品。以前、堺のかん袋で食べたのを思い出しました。かき氷としては、私的には、今でももしかしたら日本で一番おいしいと思っているかん袋のくるみ餅。その味を思い出すくらいおいしさ。ここのご主人はもう4代目で、初代は堺の方で修業をしていたんだとか。かん袋の味も知らず知らずしみこんでいるのかもしれません。
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魚庄蒲鉾店は、岸和田の下町といったところにある正直、みすぼらしい店舗。しかし、中ではおばあちゃんが一生懸命天ぷらを揚げていて、だんぢりの日ということもあって、大勢の人が集まっていました。
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タコのをいただきましたが、見事なきつね色に揚がった天ぷらは熱々。でも、意外に味は淡白。あれこれ手を加えない自然体の天ぷらです。
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市街から少し離れて。
浜工業公園は、岸和田の海岸部の公園。広さはかなりあると思うのですが、ほとんどは松林と駐車場で占拠されていて、この公園を楽しむといった感じではありません。特に、直近の暴風雨で松林の倒木が目立っていて、かなりの被害を受けている。しばらくは、荒地みたいなことになってしまうのではないかと心配しました。 -
岸和田の近代的な一角を形作ったアクアヴェルデ岸和田は、岸和田旧港地区の約19.5haを再開発した一帯。浪切ホールやショッピングモールのベイサイドモールなど、大型の施設が悠々と建っています。そしてそれだけではなく、海岸部に出ると旧港の景色が美しく残されていて、独特の海辺の開放感がある。一日でもゆっくり楽しめる場所になっています。
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そして、これが中心施設の一つ、岸和田市立浪切ホール。
イベントホールなど建物は巨大。一方で軒を大きく張り出した設計から、この軒下が広場のように使えるのが特徴。軒下に多くの人が集まって、一休みしていました。いろんな活用ができている施設です。 -
ところで、ここからは街並みの方がよく見渡せて。。
おー、だんじりの大集団ですよ~ -
イチオシ
なんですかあ。これはすごい。
近くに寄ってみてみましょう。 -
ほー。
大集団がまるで海潮のような流れとなってウワーッと走って行く。
今朝見た時の集団は変な話、無意味に人数が多いだけのような感じもなくはなかったんですが、なるほどこういうことだったんですか。この人数がいてこその迫力。地車が圧倒的な大集団に包み込まれながらも、その大集団をリードして一つにまとめていく。他と競って云々ではなくて、この大集団を一つのまとまりとして美しく制御していく。それこそが見どころ。素晴らしいじゃないですか。 -
お。これがやり回しですね。
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さすが本番。
スピードを落とすことなく、カーブを曲がりきる。 -
大集団をしっかり制御しているがゆえにできる芸当です。
なるほどー。 -
一人一人は小さな力でも
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それが集まって
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大きな力を発揮する。なるほどー。その熱さが少しずつ分かってきましたよ~
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交差点に近づくと、機をはかって
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ギアアップ。
そーれー -
イチオシ
トップスピードになって交差点に突っ込みます。
大工方も煽る、煽る。 -
そーれー。
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無事に回りきって、いい感じ。かっこいいです。華がありますよ~
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次の集団です。
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そーれー、
-
そーれー。
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ここが見せ所。
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イチオシ
まで引っ張る集団と後ろは方向を考えてブレーキとなる集団。
そのバランスがとっても重要です。 -
うーん、
-
すごいすごい。
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こういうことだったんですね。
ここは広い通りだし、少し離れていれば安全。その熱気を確かに感じさせてもらいました。
やっと気持ちがおさまった感じ。ここらでお昼にしましょうか。 -
再び移動して、岸和田カンカンベイサイドモールの方へ。ここは、アクアヴェルデ岸和田の巨大なショッピングモールです。
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祭りの期間中で人は多いんですが、施設も大きいのでそれなりに余裕があります。
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緩くカーブした通路や建物と建物の間の空間なども含めて、賑やかさが演出されているし、これはいい。家族連れとかゆっくり楽しめる施設だと思います。
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ショッピングモールを抜けた先は、こんな景色。
かつての港の景色がそのままうまく生かされて開放感ある景観が残されています。
ここに立つと岸和田が海に面した交通の便利な場所だったことに改めて気が付かされる。ユニチカの前身、岸和田紡績のこととか岸和田が繁栄した歴史にも思いを馳せられるように思います。 -
さて、ノースショアは、岸和田カンカンベイサイドモールの海側に面した広いスペースの店舗。ハワイのノースショアのことだと思いますが、年内はメローなBGとサーフィンのビデオも映されます。
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これがいただいたサンドイッチ。野菜がギュッと詰まって見るからに迫力満点。それにサラダも付いて、野菜ばかりといった感じもしなくはありませんが、まあそれがウリ。ただ、袋にあまりにもしっかり入りすぎていて、意外にちょっと食べにくいのはご愛嬌でしょうか。
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カンカンベイサイドモールを出るとだんじりが疾走中。観客もぎっしりなので、遠くからちらり拝見して、別の場所を探しましょう。
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成協信用組合岸和田支店の方に移動しました。この建物は、赤いレンガと白い花崗岩のツートンカラー。大正8年に、旧四十三銀行として建てられました。ツートンカラーから、設計者は東京駅を設計した辰野金吾ではないかという説もあるようですが、まあ微かに似ていなくもないという感じ。窓の鉄格子のの部分がちょっと古びていて、それで建物全体が傷んでいる印象になっているのが残念です。
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ここで路地から出てくるだんじりを待ち構えます。
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大工方が屋根の上で飛んでますね。
カーブを曲がる時、カーブの内側の屋根から外側の屋根に飛び移ります。
だんじりは疾走していますから、高い屋根の上はかなり揺れていると思いますけど、そんなのお構いなし。ここが見せ場と果敢に飛び跳ねます。 -
無事に飛び移って、
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決まりましたね。どうだ。見たかあって感じでしょうか。
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だんじりが次々出てきますよ~
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狭い路地から出てきた解放感もあるのかも。
引き手も思い切り力を込めています。 -
先導の集団がかけてきて
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地車が見えてくる。
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大工方が身構えて、またしてもジャンプ。
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イチオシ
ハイ、決まりましたね。
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ドドドドドー。
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次のだんじりです。
この大工方は肩から大きく手を上下に揺らして、いいリズム。
それそれ。 -
そーれー。
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ジャンプ一番。お見事です。
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ここに来るまでにもう何度かやり回しをやってきて、もう余裕が出ている感じです。
岸和田の街全部を祭りの舞台にして、縦横無尽。熱い心意気が伝わってきます。 -
別の路地ではこんな具合。さすがに疾走はできませんが、町の隅々に活気を振りまきます。お囃子が鳴り響いて、これもいいですね。
さて、だんじりは夜の方もまた一興ということ。では、ここらでいったん退散して、ちょっと気になっていた水間寺へ向かいます。 -
水間寺へは、貝塚経由、水間鉄道で。終着駅からちょっと歩いて到着です。
通称は水間観音で、新西国三十三箇所第4番札所。天平年間に聖武天皇の勅願により行基が創建したと伝わります。 -
現在の堂宇は江戸時代の再建ですが、本堂に三重塔も備える本格的な構え。
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この三重塔は井原西鶴の日本永代蔵にも記載されたということ。もう日が暮れかかっていましたが、美しいシルエットが印象的でした。
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水間観音の奥の方には水間公園というところがあるんですが、意外に山を登るし歩きます。行きついた先にはこんもりとした芝生の丘。
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傍らに赤い鐘楼がありますが、これは特に謂れなし。それよりも、お夏・清十郎の恋物語に関係する愛染橋の方が見どころです。
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貝塚駅に戻って、これは感田神社。もう日が暮れていましたが、山門は開いていて問題なし。
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江戸時代の前期には本格的な社殿が造営され、領主である卜半家の帰依を得たといいます。山門から社殿も含めて、全体として、神社というよりお寺といった感じ。鳥居の前にずらりと並んだ燈籠も印象的です。
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貝塚市街のもう一つは、願泉寺。浄土真宗本願寺派のお寺。想像以上の大寺ですねえ。
始まりは行基が建てた庵寺ですが、その後、石山本願寺下の寺内町となったり、豊臣秀吉から朱印状を受けたりと華麗な歴史。周囲は高い塀が巡り、山門のいかめしさも含めて、そうした歴史が今でもそこそこ匂う大寺です。 -
晩飯はナポリという貝塚駅前商店街入り口の洋食屋さん。
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いや、何気なく入ったのですが、ここのオムライス最高です。鳥肉のしっかりしたうまみとやや大きめに切った玉ねぎの甘さをソースの炒めご飯がうまくまとめている。なんか、こんなうまいオムライスこれまで食べたことあったけなあ。どうしても思い出せないくらい。貝塚にきたら、ここに寄らない手はないと思います。
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さて、すっかり夜になってしまいましたが、岸和田駅前です。
夜の部が始まったようです。赤い提灯に飾りつけられた地車。 -
昼間の動から
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静の世界といいたいところですが、
-
やっぱり熱気はそのままのような。
-
駅前の方向転換とか力いっぱいやらないとできません。
一方、夜は夜でやってくる観光客がどんどん増えているし、駅前は大混雑ですよ~ -
商店街の方に移動して、
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こちらはしずしず。
-
商店街を出たところの
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方向転換が見どころでしたか。
実は、タカをくくってギリギリ間近で見ていた私。 -
この後、だんじりの集団に接触して、吹っ飛ばされることに。見事にあおむけにひっくり返りました。けがをしなかったのは幸いでしたが、大事なカメラを大破してしまいました。ちょっと調子に乗ってました。だんじりを甘く見てはいけません。
さて、だんじりの一日はこれでおしまい。明日は高野山に向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ハイペリオンさん 2019/04/26 13:53:23
- 私の地元の祭りです
- この旅は私の旅行記に投票していただきまして
誠にありがとうございます。
投票していただいたので久しぶりに覗いて見た
ら私の地元の祭りを取り上げて下さっていて、
嬉しくなって書き込みさせていただきました。
現在は東京住まいですが、生まれ育ちが岸和田
です。もっとも育ったところは祭りが行われて
いるところから山の方に行った周囲が田んぼだ
らけの田舎なのですが。
私の住んでいたあたりは10月にだんじり祭りが
ありまして、稲穂が揺れる中を走るだんじりも
なかなか風情があっていいものですよ。メジャ
ーな岸和田祭りは、引き子も同じはっぴを着て、
ある程度年長の男がほとんどですが、私たちの
あたりでは、小学生から大人まで、男も女も思
い思いの格好で引っ張っています。
それでもちょっとした坂道になると中々動かな
くて、手がしびれるくらい必死に引っ張ります。
それでも動かないと「何やっとんじゃ、引かん
かい!ごるらあ!!」と2ちゃんの罵倒合戦が紳
士的の会話に思えるほどめちゃくちゃ怒られる
んです。
一見無駄に人が多い感じですが、ある程度のス
ピードを維持しながら走るにはあれくらいの人
数が必要みたいですね。
それと、休憩で止まっているときに近くで見て
いただきたかったですね。飾られている彫り物
がなかなか見事で、大阪夏の陣や源平合戦など
の模様が彫られているんですよ。
カメラ、災難でした。得にカーブなんかでは引
き子がいきなり吹っ飛んできてぶつかるといっ
たことはしょっちゅうです。
昔は道路事情が悪く、毎年のようにどこかで死
者が出いました。そうなるとその町の責任者は
警察に呼び出され、外に聞こえるくらいのどえ
らい剣幕で怒られ、2~3年引かせてもらえな
かったこともありました。
以上、嬉しくなっていろいろ語らせていただき
ました。
失礼します。
- たびたびさん からの返信 2019/04/26 14:13:20
- RE: 私の地元の祭りです
- ハイペリオンさん、コメントありがとうございます。
さすが実体験がおありなだけに、ほのぼのとしただんじりのリアルな情景が目に浮かんできました。岸和田は、カーネーションの街としても名を上げましたが、私が前回伺ったのはその頃です。その前には千里の方にも住んでいたことがあったりするので、それなりに大阪への気持ちはあるのですが、生まれ育った方に比べればささやかなもの。甲子園球場の野球観戦でいっぺんに好きになってしまった阪神を応援して、せいぜいの慰みにしているくらいです。
たびたび
-
- salsaladyさん 2019/04/25 09:56:05
- 男のロマン!だんじり祭~
- ☆数年前ですが~夫の実家から京橋で乗り換えて見物に行った記憶があります。
☆こちらは青空の下、勇壮な姿が見られましたね。我々の時はアーケードの中をあり得ないスピードでかーぶを曲がったり、(いつもぶつけられるのか角を削られている家も有り、保険を掛けてるそうで)時にはけが人も出る勇ましい祭りでした。
☆安全第一の世の中では考えられない男粋な姿ですが厳しいよね~see you~
- たびたびさん からの返信 2019/04/25 13:54:23
- RE: 男のロマン!だんじり祭?
- そうですか。
そういう意味だと私は危険を感じることもなく。。というか、最後、夜の祭りでしたが、引き手にぶつかって体が吹っ飛んでしまって、カメラがバラバラになってしまうという事故に遭いました。それは離れてみていなかったこちらが悪いんでしょうが、ただ、本当は、私はそれなりに離れて見ていたんですが、別のおばさんがしつこく引き手に迫っていて、そのおばさんが私の方にふっとばされてきて、私はそれに巻き込まれたということ。おばさんは私がいたのでむしろ被害が少なかったようでしたが、私はあまりに見事にふっとばされて放心状態。本来なら、そのおばさんに文句を言いたいところだったんですがね。
だんじりは、やっぱり見ている方もやっぱり相当気を付けないと。大怪我をしなかったのを良しと考えないといけないかもしれません。
たびたび
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