2018/09/02 - 2018/09/02
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てくてくさん
この旅行記のスケジュール
2018/09/02
この旅行記スケジュールを元に
2018年の夏休みは、第二次世界大戦時に旧日本軍によって造られた泰緬鉄道を追い求めてタイに行ってきました。
去年夏のカンボジアの旅行を終え、さて来年はどこに行こうかと正月ごろから話していましたが、
私「泰緬鉄道乗りにタイは?」妻「拒否します」
妻「チェコとかヨーロッパは?」私「拒否します」
侃々諤々の議論の末、中間方面のネパール(毛色は全く違うけどタイとヨーロッパの間に位置するのは間違いない)辺りに傾き始めたところ、テレビでやっていた映画「戦場にかける橋」をお酒を飲みながら無理やり見せる。
妻「・・・」
そんな努力もあってようやく10年ぶりにタイ旅行ということに決まり、出発することとなりました。
本編はタイに来て二日目、朝早くから列車が通過するクワイ川鉄橋を見に鉄橋周辺をぶらぶらしました。
■日程
8/31 羽田空港
9/1 バンコク→ナムトック→カンチャナブリ
9/2 カンチャナブリ
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いつもの通りゆっくりと起きた妻とともに、バイクタクシーでクワイ川鉄橋に向かいます。
シュガー ケーン ゲスト ハウス 1 ホテル
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朝の7時半くらい、また街は静かです。
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降りてバイクタクシーの運転手をパシャリ。
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目の前にクワイ川鉄橋です。
クウェー川鉄橋 建造物
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バンコクに向かう上り方面の鉄路
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クワイ川鉄橋側、橋の手前に航空爆弾が2つ。恐らく白人向けのモニュメントだと思いますが、趣味が悪いです。
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東南アジアの犬はいいですね。自由に歩き回っています。
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反対側から見た鉄橋。
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イチオシ
川面に鉄橋が映っていますね。
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上り列車が来ました。
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このままだと列車に引かれちゃいますので我々も脇に逃げます。
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客車が通過します。
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タイ国鉄の車両は古いものが多く、これはペイントが剥がれていますね。
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通過していきました。
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鉄橋を渡ります。
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レールを見たら気付きました。4本になってますね。100cmの軌道の内側にもう一本。いろいろ考えましたが、強風対策で脱線防止のためなんでしょうか。
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悠々と流れるクワイ川
クウェー川 (クワイ川) 滝・河川・湖
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川向うに観音様がいる寺院がありますね
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お坊さんが歩いていました。
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反対側から見た鉄橋。
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クワイ川鉄橋の標識
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クウェー・ヤイ川駅の様子
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またお坊さんが歩いてきました。
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鉄橋を下から見上げます。
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鉄橋の脇にあった小屋に旭日旗が書かれていました。
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鉄橋の周囲で唯一みた旭日旗。あそこの国の人が見つけたら塗りつぶしされそう。
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鉄橋の脇に書かれていた「華軍碑」何なんでしょう?「華」ですから台湾系のようで、ボロボロになった中華民国国旗も掲げられています。
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モニュメントに、その脇に説明文。連合軍の一員であることを訴求しているのでしょうか、国民政府軍がここに来ていないのに理解できません。
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イチオシ
ここからの眺めはとてもいいかな。
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さっきから気になっていた寺院でお祭りをやっているようで、群衆が集まっていました。Guan Im Sutham寺院というところらしいです。
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境内を周ってみます。
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中華風の建物。華僑が造ったものでしょうか。総天然色の華やかな寺院です。
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中国の神様が並んでいます。
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蓮の花に観音様。
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これからのお祭りのためかこの階段の上に登れませんでした。
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造作は黄金の塊、かなり金満風味です。
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小学生が今回のお祭りで集まっているようです。
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遠くから見えた観音様。比較的新しいものに見えます。
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次々に参拝に来ています。子供は可愛らしいですね。見ていて微笑ましいです。
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そして美味しそうに朝食を取っています。こっちはまた何も食べていないのに・・・
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向こうに「孤軍墓」と書かれています。何なんでしょう。
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後から調べたら、ビルマ戦線(ミャンマー北部で日本軍と国民政府軍の戦闘が続いていた)の捕虜が泰緬鉄道建設に投入され、亡くなった兵士の墓だそうです。
国民政府軍は英米蘭豪と同じ連合軍なのに、連合軍捕虜の共同墓地に葬られていません。これって国民政府軍が分けたのか、アジア人労働者同様に白人様によるアジア人差別なのか、私には判りません。 -
ヘルメットを模したお墓。横には台湾の国旗(青天白日満地紅旗)。
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泰緬鉄道や第二次世界大戦の記述のほか、中国の天安門事件を糾弾する展示もありました。
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展示物があまり面白いものではないので、再び寺院境内に戻りました。
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黄金の周りに立つ白衣を着た少女ら。
大量に死刑囚を出したあの某宗教団体かと一瞬ドッキリ! -
寺院を出ました。なぜか外にあった侍の絵。
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鉄橋を渡り戻ります。
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反対側の線路を振り返ます。
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渡って鉄橋を眺めました。
クウェー川鉄橋 建造物
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この旅行記へのコメント (2)
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- arfaさん 2018/10/30 09:22:41
- 華軍碑
- おはようございます、arfaです。
華軍碑は私も初めて知りました。
ヘルメット型のお墓と共に次に行った時には訪問してみたい場所になりました。
華軍碑は最初はパーイなどと同様、国民党軍の雲南派遣軍が南京陥落でタイ北部に逃れてきた一部かもしれないなと思いましたが、亡くなった捕虜の慰霊碑なんですね。
そういえば捕虜以外にもタイやインドネシアでも労務者を雇って多くの人が亡くなっているはずですがその人たちの墓はどこにあるんでしょうね。
- てくてくさん からの返信 2018/10/30 10:31:47
- RE: 華軍碑
- afraさま
こんにちは。
引き続きコメントいただきありがとうございます。
そうなんですよ、私も今回の旅行で疑問に思っているところは。アジア人労務者のお墓ってどこなんでしょう。そこら辺の山中にまとめて葬られて今草むらになっているのでしょうか。慰霊碑は日本軍が造っていますけど、あれは単なる石碑でお墓ではないので。
白人様も自分たち白人兵士のお墓は綺麗にしていますが、同じように働いて亡くなっていった同盟国の中国人兵士や、アジア人労務者には全く関心もないようです。泰緬鉄道を取り上げて報道するマスコミも、白人の墓を写して満足のようで、それで尺が足りるのか、日本軍の悪行を伝えるのに見栄えがよくていいのか、それとも虫がうじゃうじゃいる山中に時間をかけてお墓を探しにいくのが嫌なのでしょうかね。日本軍兵士の墓地も含めてお墓がどこにあるか気になってきた。
てくてく
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