2018/09/08 - 2018/09/14
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kanta21さん
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事前に分かっていたとは言え、やはりリスボンは坂が多い・・。それも単調な上り下りではなく、波打つようなうねりも。到着早々は肉体的な疲労だけではなく、精神的にも疲労感がたまりました。しかし、街の情景はどこか我々に懐かしさを感じさせ、疲れを癒してくれます。最近、安全さからポルトガルはアイスランドと並んで観光客が激増。それは数日の滞在で十分実感することができました。一方で、昨年訪れたアイスランドよりははるかに物価が安く、食事も日本人には食材的にも味覚的にもとても馴染みやすいと思います。日本ではあまりお目にかからないポルトガルワインも、アレンテージョやヴィーニョベルデ、ドウロなど地方ごとに個性的なものを飲むことができます。
ということで、今回は2014年のポルトに続き、リスボンと周辺のポイントをレンタカーで巡ることにしました。
今回のプランは、リスボン3泊、オビドス1泊、エボラ1泊、リスボン1泊。リスボンを起点に2日目はシントラ日帰り旅行。オビドスからエボラに移動する際にマルヴァオンを訪問。
レンタカーの走行距離は2日で約630km。1日あたり300km。行程の2/3がリミット120kmの高速道路、そのほかも制限速度は概ね90kmと運転のストレスは少ない。Europcarレンタカーのオプションで1日あたり約250円で高速道路乗り放題、更にEuropecarのキャンペーン中で低価格でアップグレード、とちょっと良い思いをしました。
<ポルトガル備忘録>
・街中に落書きされてないものがないのでは、という印象
・リスボン朝の渋滞がひどい(都市部と郊外の交通量違いすぎ)
・都市部や観光地で駐車スペースの取り合いすごい、フリースペースまず見つからない
・市電の運転は普通にしっかり安全確認
・意外と順番待ちしっかりしてる
・車の運転マナー悪くないけど、街中で結構飛ばす
・結構譲り合う
・レストランの料理一皿意外と多くない
・食事は基本美味しい
・ガソリンはプリペイド式に注意
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ANA ブリュッセル航空 TAPポルトガル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回は成田発ブリュッセル行きで出国。
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リスボン近郊の空撮。丸い耕作地がたくさんありました。非効率な感じがしますが、いったい何を作っているのでしょうか・・。
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リスボン国際空港(ポルテラ空港)は非常にアクセスが良い郊外にあり、中心部に近いSao Sebastiao(サンセバスチャン)駅まで地下鉄20分で結んでいます。地下鉄は本数も多く、次の列車の到着予定時間も掲示板に出ていますので、待ち時間もほとんどストレスを感じることはありませんでした。
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車内はいくつかのパターンがありますが、一般的にはこのスタイル。
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初日から3連泊のVila Garden Guesthouse。
地下鉄Verde線(青色)Anjos駅から徒歩5分ほど。空港からは乗り換えを入れても35分ほどでした。入口の間口は狭いですが意外とわかりやすかったです。
出発前に調べた時には、最寄がVerde線Arroiosという駅になっていましたが、現在この駅は閉鎖中でした(2018年9月現在)。 -
とても落ち着いた感じのベッドルーム。
清潔感もあり、トランクを広げるスペースもありました。 -
機能的なバスルーム。バスタブもありました。
好みもありますが、自分にはドライヤーの風圧が強すぎず、弱すぎずでとてもいい具合でした。 -
ホテルで紹介されたカフェPortuguesaで朝食。
オレンジジュースは専用の機械でまる絞りしたもの。
パンを選んで、ハムとチーズを挟んだものにコーヒーがついて2.5ユーロとお得でした。
リスボンではこの生絞りオレンジジュースが一般的なもののようです。 -
Portuguesaへ向かう道すがら。
ふと見下ろすとこのような風景。町中にもちょっと歩くとこうした高低差があります。 -
朝顔が塀の上に群生!塀にはしっかりと落書きが・・。
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リスボンには数多くの長い階段がありました。近道ではありますが、なかなかの体力勝負です。
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下りは開けた景色を眺めながらなのでなかなか良い気分です。
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とにかくどこにでもされる落書きの大部分は意味不明なものが多いですが、多少センスを感じるものもあるにはありました。。
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地下鉄Intendente駅から10分ほどぶらぶら歩いてカトリック教会前の広場にたどり着きました。
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やや東側の開けた景色。遠方に4月25日橋がかすかに見えます。
リスボンはあらゆるところに視界が開ける場所があります。 -
サンジョルジュ城を眺めます。この場所から城へは徒歩圏内。
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こちらは落書きではありません。
路面電車に描かれていた広告。 -
最初に乗った路面電車28番線は結構混雑していたのでやむなく一番前に。
前乗り、後降りなので混雑していると車内移動に苦労します。
特に狭い道を走る28番線の運転手さんは、丁寧に周囲の確認をしながら運転していました。もっと雑に飛ばしているのかと思っていましたが。。。 -
Portas do Solの前で28番線からいったん下車。停留所の名前は定かでありませんが、人が多く視界の開けた広場がありますのですぐわかります。
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高台の広場で海の視界が開けたところに大型客船が見えました。
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Portas do Solの展望台からの風景。リスボンの雑多さと、色合いの統一具合がよくわかります。それにしても落書きはあらゆるところに。
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この落書きはよくできてます。描かせたのかもしれません。
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コメルシオ広場で28番線を降りて大道芸人のいるショッピング通りを歩いているとTypographiaというお店を発見。
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盛況な店内を除いてみるとパロディ系のTシャツを製造販売しているお店。オリジナリティが高くてみているだけで面白い上、値段もお得だったのでお土産にも、と何枚か購入。
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さきほどの通りを左に曲がると有名なサンタ・ジュスタのエレベーターがそびえたっていました。なかなかインパクトのある造りで興味はありましたが、乗るまでに30分以上かかることが分かって撤退しました・・。しばらく待っていましたが、エレベータ自体は連続して動かしているようには見えなかったです。
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ちょっとコメルシオ広場に戻ります。凱旋門の向こうには広場があり、夕日のタイミングで自撮りする人がたくさんいます。
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この広場から市電15号線に乗ってベレンの塔を目指します。
とは思ったものの、待てど暮らせど15番線がやってこない・・。我々の前には50人近く待っているので、場所を移動してバスで「ベレンの塔」の手前の「発見のモニュメント」まで移動することにしました。
帰りにわかったのですが、15番線は2両編成の大型車両で、50人くらいはスパッと乗れてしまう感じです。待ってた方がよかったかもしれません。 -
ジェロニモス修道院の近くのバス停を降りテージョ川の方向に5分ほど歩くと、視界に発見のモニュメントが入ります。周囲に高層な建物がないので目立ちます。
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ジェロニモス修道院とモニュメントの間には幹線道路があり横断はできません。
モニュメントのほぼ正面に地下道があり、ここから通りを渡ります。 -
地下道入り口付近から修道院を眺めます。
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何の意味もありませんが発見のモニュメントを横から撮影。一応10階建て相当の高さ高さがあり屋上にはオープンデッキもあります。それにしても観光客が多い・・。
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先頭のエンリケ航海王子以下はあらゆる旅行者の写真に納まりますので、今回は最後尾から撮影。文献によれば東側の最後尾はクリストバウン・ダ・ガマという航海士、ひとり手前がフランシスコ・ザビエルだそうです。一説によると先頭のエンリケ航海王子は船酔いが激しくて船には乗らなかったとか。
それにしても活き活きとした姿です。 -
晴天の青空に映えました。
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発見のモニュメントはエレベーターで最上階に登れます。最上階はビルの10回相当の高さで、非常に良い眺めですがスペースが狭いので自撮りの順番待ちが多いとイライラします。
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モニュメントのデッキからはこのような視界です(西側)。少し先にベレンの塔が見え大西洋が眼下に広がります。
ベレンの塔に向かって川沿いに遊歩道があるようです。 -
遊歩道はこのような感じですが、ベレンの塔直前でコの字に迂回します。塔まではゆっくり歩いて15分くらいでした。
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ベレンの塔の手前は広場になっており、観光客以外の方も思い思いの過ごし方をしていました。
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ベレンの塔はごらんのとおりの入場待ちで内部の見学は早々にあきらめました。
観光客多すぎです(人のことは言えませんが・・)。 -
市内中心部にもどります。
ベレンの塔から停留所方面にむかうため陸橋を渡ります。 -
ちょうど電車がやってまいりました。珍しく落書きがありません。。
このあたりは鉄道が走るため横断歩道はありません。 -
陸橋を渡り通りを渡ったあたりにピンク色の外壁がまぶしい建物が。
カメラを持っていると何故か引き付けられるもんがあるんですね。
ちょっと道がそれるのですが、カメラを持っている人はみなさん移動してました。 -
ジェロニモス修道院の内部見学はかなりの待ち時間でしたが、こちらの教会は待ち時間なく自由に入ることができます。
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こちらは修道院に併設の海洋博物館。イベント開催中で結構混んでいましたが、修道院に比べればチョロいもんです。
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こちらが修道院の入場待ち行列。反対側にも同じように列ができており、我々は外観と列を見ただけで観光した気分になり、やはり早々にあきらめました(笑)。
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リベイラ市場はベレン方面から市電15号線で市内に戻る途中にあり利便性はよいですが、とにかく人が多く、席の場所取りとお店の順番待ちに辟易としてしまい、カウンター式のレストランに入ってしまいました。韓国の某大手電機メーカーがスポンサーのワンメニュー式でしたが、飲み物はワインしかなく、食後に別の店でビールをいただきました。
ちなみにカウンターのレストランではワイン1杯がセット単価に含まれていますが、ありがたいことに飲み干すと勝手に追加で注いでくれました。 -
とにかく暑くてカラッとしているので、常にビールが恋しい状態です。
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リベイラ市場の裏手にあるケーブルカー、Elevador da Bicaに乗車。
建物の入り口にはScensor da Bicaとあります。
普通の建物の入り口を入るとケーブルカー乗り場。
まぁまぁの傾斜とはいえ、大した距離でもないのに時刻表がありました。
これがまた本数の少ないこと・・・。観光でなく、体力あれば歩いたほうが早いです。 -
ケーブルカーなので上からと下から同時に発進して、中間地点ですれ違います。
下から出発して建物から外に出ると観光客がたくさんカメラを構えてました。市電の撮影もそうですが、リスボンではプライバシーなし、です・・。
車両は先ほどのが本来の塗装で、こちらのものは落書きされた残念な車両です。
このセンス無い落書きなんとかなりませんかねぇ。 -
街中で見つけたろうそく屋さんのディスプレイ。なかなかインパクトありました。
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さて、完全に散歩モードに入った我々は東に向かいひたすら歩きました。
すると、Baixa-Chiado駅のあたりでショッピングモールを発見。地図で見たらすぐ横に、先ほど乗車をあきらめたサンタ・ジュスタのリフトがあるので目指してみました。 -
エレベーターを降りた人は、こちら側に向かってきますがエレベーターに向かっていく人も多く、我々も続きます。
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エレベーターの出口がありました。その先に展望台があります。
最上階の展望台は別途お金を支払う必要がありますが、この高さでも十分に堪能できます。サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験
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エレベーターの乗り場付近を上から撮影。夕方になって少し待っている人が減った感じです。
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サンタ・ジュスタ通りはまだ多くの人で賑わっています。
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展望台ではお決まりの南京錠・・。
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エレベーターの展望台横にあるレストランに降りる小径の壁にさりげなく張られたタイルには市電の絵が描かれていました。さすがにこの市電には落書きがありません。
サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験
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リスボン最初の夕食はLaurentina。正式な店名はLaurentina, O Rei do Bacalhau(バカリャウの王)と自称してしまうのが少し気になりましたが、なかなかの海外口コミ高評価で決めました。
多少の不安を覚えつつ、リスボン最初の夕食は名物干したら料理のLaurentinaに決定。ホテルから2㎞ほど徒歩で移動しおなかをすかせつつ19時に到着。
最寄り駅はSao Sebastiao駅、ゆっくり歩いて10分ほどの場所です。 -
こちらは大人数用の丸テーブル。50人ほどは入れる店内には既に3組のお客さん。
当日は、観光客っぽい方はその後我々含めて数組程度でした。
食事が終わった20時半頃で満席になっていました。
スタッフが丁寧でまとわりつかず、静かな雰囲気でなかなか気に入りました。 -
キャンドルに灯がともりディナーのスタートです。
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サラダもいただきました。バルサミコがたっぷりかかった、個人的には好みのものでした。思ったより量が多くなかったです。ポルトガル全体的にサラダ単品の量はそれほど多くない印象です。
食べ比べなかったのでわかりませんが、価格もそれほど高くなくメイン、サイド各1品でそこそこの満腹感でした。特にバカリャウレストランの目当てがなかったらお勧めです。 -
干しタラの料理は部位や調理方法でいくつか種類がありましたが、今回はベーシックなLaurentina Codというメニューをオーダーしてシェアしました。Bakeタイプで付け合わせにじゃがいも(どこに行ってもじゃがいもがついてくる・・)、オニオン、ゆで卵というところです。ガーリックが利いてとても美味しかったです。
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レストランを出ると、薄暗くなった空にリスボン空港へアプローチする航空機が飛んでました。
風向きにも寄りますが、リスボン空港に着陸する航空機では右側の窓側がお勧め。我々の場合は北側からのアプローチでしたが、滞在中は全部南からのアプローチでした。北側からだと曲線のきれいなヴァスコ・ダ・ガマ橋が左手遠方に見えます。 -
夜21時を過ぎて暗くなってきました。
本日はおとなしくホテルに帰ります。
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2018年 ポルトガルの旅
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