2018/08/15 - 2018/08/15
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kabakabachanさん
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バスで、8時に出発。アルメニアの国境へ行く。ますます農業、畜産の国という風情である。のどかな田園風景でもある。人口もそれほどなく、静かな田舎という感じである。高地から低地に下がってくる頃雨に降られたが、1時間半もすると国境のゲートが見え、トランクなどの荷物を下ろし、国境へ向かう。グルジアのバスはここまでで、お別れ。ガイドさんもアルメニアのガイドに引き継ぎ、お別れ。国境という大きな壁を認識した。パスポートコントロールで、パスポートに入国印を押してもらい、アルメニアに入国。ガイドさんが、新しいバスまで引率してくれた。出口のスーパーでお金の両替を実施。国が変わると通貨も変わるので、いろいろ気を遣う。滞在が2日半なので、多くは変える必要がない。貨幣単位は、ドラムである。一転して道路は、岩壁に囲まれている。平地からまた高地へ変化した。2時間近く走り、山岳道路を走り、3世紀建立のハフバット修道院を見学。本当に小さな教会であった。子供がちょうど洗礼を受けているときであった。当時は電気もないので、明り取りが天井に穴が開いており、これですべてに対応していた。地面には、大きな彫刻された墓石があり、そこに当時の権力者が埋葬されている。十字架の意味することを聞き、古代からの信仰は、地、体、天と三位一体であることが分かった。3世紀には、キリスト教を国教と定め今日に至っている。大変古い歴史である。お店には、アルメニア織の布地を使ったバックや、エプロンなど民族的商品が販売されていた。エプロンはかわいいので1枚購入。(孫の女の子は大変喜んでくれた。バックもあったの? これには参った)。そこを出て目に付くのは、対岸の垂直の岩肌に、無数の穴が開いている。これは攻め込まれたときに逃げた場所である。まだすべての調査が行われていないが、一つの穴からは、4200年前の靴が発見され、ほぼ今日のような靴であったとのこと。ロマンがよぎる。まだ見ぬいろいろなことがこれからも発見されるであろう。山間のレストランで昼食。いつものように、野菜、炒め物、鳥、豚などが出された。ワインを飲みながら、舌鼓を打つ。このレストランからの展望が最高で、遠くに何か噴火しているように見えたのは、銅山の煙突の煙で、採掘がまだ行われている。駐車場に出てみると、アンズの木が実をたわわにつけている。大きさは少し小さめである。各家庭には、必ずあり、食料の一部となっている。坂道を下っていくと、サナイン修道院に到着。ここでも露天がアルメニア織のものを中心に販売。ここでは、ソ連時代の天然ガスを燃料としたバスが走っていた。天井にガスボンベを数本積んで、これを燃料にして走っている。だいぶガタが来ているようであった。途中トイレ休憩で、小休止。さらに走って、セバン湖へ。コーカサスでは、最大の湖である。気温も涼しく、アルメニアの別荘地でもあるそうだ。ここにも修道院が二つそびえていた。階段500段ということもあり、下から眺めるにとどまった。若い二人が、頂上まで行き、お土産の写真を撮ってきた。一年ごとに体力が落ちていることを痛感した。アルメニアの人口は、300万人であるが、迫害を受けるたびに、国外脱出をして世界でのアルメニア人は800万人といわれている。何かさみしい民族であると思われた。迫害の歴史が、常に刻まれているようである。(写真は国境、さようならジョージア)
セバン湖を発ち、アルメニアの首都、エレヴァンへ向かう。アルメニア語のローマ字36文字は、西暦405年に発明されて利用されていたが、発音が複雑なことから、16~19世紀にかけて39文字まで拡大され、今日に至っている。
夕方で、退社時間とぶつかった模様で、市内では渋滞となった。のんびり進み、カスケード広場の近くまで行き、そこで下車。カスケード広場を横目で見ながら、夕食のレストランへ向かう。広場の公園の先には、階段状となって上のほうまで行けるようになっている。これを上り下りするのは大変なので、階段の裏側にはエスカレーターが、用意されているとのこと。その階段には、大勢の人がおり、観光名所である。途中を左に折れ、Lebanonというレストランで、いつものような前菜と、カレーライスを食べる。でも辛いカレーではなく甘いカレーであった。ちょっと物足りなかった。帰り道のカスケード広場は、ライトアップされ素晴らしい光景であった。時間がないのは残念。バスが止められるところまで歩いて乗車。古い都市ほど駐車スペースがないのは、致し方ない。カスケード広場の上のほうにホテルがあるので、ぐるりと回って、到着。今宵のホテルは、Radisson Blu Hotel, Yerevanである。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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トビシリの町を南下してアルメニアに向かう
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高地から低地へ
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農業国
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アルメニア国境へ
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出たところのスーパー
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再度高地へ。高地の岩場には穴が開いており、昔戦争の時に逃げ込んだ穴だそうだ
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パフバット修道院
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古びた修道院
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中では子供の洗礼が行われていた
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内部のつくり
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ガスがかかった風景
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サナイン修道院
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古びた修道院
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珍しく地図が
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お店では、アルメニア織のエプロンが販売されていた
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昼食会場のレストラン
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山間では、銅山の精錬所の煙突から煙が
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昼食の炒め物
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アンズがたわわになっていた
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サナイン修道院
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エレバンへ向かう道路は、修理中で片側通行
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セバン湖へ。張り出した島の高台に教会がある
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エレバンの夕刻の交通渋滞
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カスケード広場
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カスケード広場には大勢の人が
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きれいに整備されていた
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広場の銅像
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夕食レストランLebanon
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こじんまりとしたレストラン
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